STRIKE HOLE

【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系と電波評論の二本立てです。 基本的に同人イベント関連の評論は真面目、他の評論は不真面目な傾向があります。同人評論のカテゴリーの内容以外はアフォ評論という事で斜め読みをお願いしますw

2018年の回顧、2019年の抱負

毎年の恒例ですが…新年を迎えるに当たりSTRIKE HOLEでは、「抱負」的な意味合いで、今年一年の活動目標を記しております。
その前に、前年打ち立てた活動目標の、達成度合いもチェックしております。
前年の達成度合いも踏まえつつ、今年の目標を定める、といった具合です。

これやると、少し身が引き締まります。
活動に迷いが生じた時にも、その年に定めた活動目標に戻ることで、今後の方向性が自然と見えてきます。
目標を設定するとしないとでは、気持ちの入り方が全然違います。少なくとも、一年をダラダラ過ごすことは無くなったと思ってます。

もちろん、目標を達成できる時も達成できない時もありますが…結果はどっちかというと二の次です。
目標設定により、一年をより有意義に過ごせる。その点を重んじての目標設定です。

では、早速前年の達成度合をチェックしてみましょう。続きを読む

2018年を振り返って

初春のお慶びをお祝い申し上げます。
皆様方にとって、新しい年が佳き年となりますことを、お祈り申し上げます。

旧年も、皆様方には大変お世話になりました。
サークル「STRIKE HOLE」は、多くの皆様よりご厚誼・ご支援をいただきつつ、楽しみつつ活動させていただくことができました。
これも皆様方からのご支援・ご協力のお陰です。新年を迎えるに当たって、まずは皆様方に、篤く御礼を申し上げます。

というわけで、2018年も終わりました。
STRIKE HOLE恒例・一年を振り返っての私的十大ニュースを語ることで、2018年を振り返ってみたいと思います。続きを読む

サークル「みるく☆きゃらめる」冬コミ新刊『同人誌の母 田中(赤桐)圭子さんINTERVIEW』を拝読して

サークル「みるく☆きゃらめる」の吉本たいまつ氏は、これまでも『同人誌印刷のあけぼの』を刊行するなど、同人誌印刷業の「歴史」を研究し続けている。
文献研究に加え、時に応じ印刷業界の「キーマン」となるべき方々へのインタビューも実施。これらの手法を通じて「歴史」を掘り下げ、その成果を世に問うている。

筆者も、「同人誌即売会開催史」をテーマに研究を続けているが、アプローチは大きく異なる。
インタビュー等口伝を通じた歴史究明には比較的消極的で、時に応じインタビューも辞さない吉本氏の手法とは、対称性を感じる。

(口伝の必要性を完全に否定するわけではないが、記憶違いや盛られた内容等もあるので慎重に扱いたいところ。口伝の前に、文献史料を集めて足場を固める方が先決、とも考えている。だからこそ、ひたすらにコミケカタログを中心とした即売会情報の掲載内容を蓄積し続けた)

歴史に迫る切り口にしても、筆者は「文献史料から同人誌即売会開催の歴史を読み取る」という方向性。これに対し吉本氏は「同人印刷業の歴史」を掘り下げるという方向性だ。

筆者と吉本氏とでは、アプローチも切り口も異なるが、それで良いとも思う。
むしろ異なる手法だからこそ、それぞれが違った「歴史」を見出す。
お互いの成果を上手く合体させることで、研究もより進化していくだろう。

今回、吉本氏が著した『同人誌の母 田中(赤桐)圭子さんINTERVIEW』は、『コミックシティ』で知られる赤ブーブー通信社(法人名:ケイ・コーポレーション)・田中圭子社長への独占インタビューだ。
田中社長が同人印刷業に携わっておられた経緯もあり、吉本氏のこれまでの活動「同人印刷業の歴史」研究の延長線上的な部分もあるだろうが、筆者の研究する「同人誌即売会開催史」との関連性も高い。当サークル的には、冬コミ最注目の書誌。早速目を通した。


◆◆目次
1.2003年『東洋経済』掲載・田中社長取材記事について
2.単なるインタビューにとどまらない、吉本氏の調査力
3.何故ヘマやらかした『コミックシティ』が、今存続し得ているのか
4.当サークル刊行物『同人誌即売会開催史(1990年代)』との整合性
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2018/11/24 香川県観音寺市開催・結城友奈は勇者であるオンリー『勇者部満開』参加レポート

当サークルは、アニメ「聖地」町おこし、いわゆるコンテンツツーリズムの研究を進めている。
全国各地の事例を集め、分析を加えつつ、町おこしの「成功法則」を模索し続けている。

2014年に放映されたアニメ「結城友奈は勇者である」(通称「ゆゆゆ」)は、香川県観音寺市が舞台。
2016年初頭、観音寺市は、国から地方創生関係交付金の助成を受け、これを財源に「アニメ町おこし」目的の補正予算を計上。以後、観音寺市の取組は逐次展開されていく。
当方も「地方創生の交付金を活用しての町おこし」という部分に興味を抱き、観音寺市研究を本格化した。

実は、観音寺研究を本格的に始めた2017年1月までは、当サークルは『結城友奈は勇者である』という作品を名前だけしか存じ上げなかった。
ところが、僅か1週間で「沼」に転落。猛烈なスピードで関連作品まで漁りはじめ、2017年2月の観音寺イベントを、どこに出しても恥ずかしい「ゆゆゆ廃人」として迎えることとなったw

もちろんそれ以後は、関連作品も含め一通りチェック。
観音寺でオンリーイベントがあれば、欠かさず参加し続けている。


◆◆目次
1.同人誌即売会主催「SDF」の聖地開催イベント
2.参考リンク:過去参加の『勇者部満開』参加レポート
3.開催前日「前夜祭」からbar「ワカマツヤ」
4.謎の「第二会場」って何さ
5.サークル数倍増!果たしてサークルとしての売れ行きは…?
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2018/11/18 大阪開催/実用書特化の同人誌即売会『銭けっと』参加レポート

当サークルは、「コンテンツツーリズム取組事例集」シリーズに代表されるが、同人誌ベースではあるものの、実際のビジネス利用にも耐え得る内容の実学系書誌を刊行し続けている。
過去には、ふるさと納税の返礼品にフィギュアを投入することでも知られる某市の市議会にて、市政関係者に当サークルの本が出回ったという話も聞こえてきた。とある自然豊かな町では、商工会関係者に当サークルの書誌が出回っていた、という話も聞いた。
この手の話は時折聞こえてくるので、当サークルの書誌がどこの聖地に出回っているのか?その全容を把握することは、正直申し上げてけっこう困難だw

以前、「アニメ聖地巡礼“本”即売会」にサークル出店した時も感じたことだが、サークル頒布物の性質上、専門性の高い同人誌即売会ならば、たとえ参加者が少なくとも訓練されてる連中ばかりなので反応は良い。
言わば、サークルと一般参加者との「ニーズのマッチング」が図れている、ということ。
実用書系の即売会があれば、良い反応を貰えるのではないか?という期待感はある。

とは言え、都内で開催されるこの手の即売会は、最近人気高騰の『技術書典』に代表されるように、IT系などの「技術書」をメインとしたものが多い。
当サークルの書誌は、実用書ではあるが商業系であり、技術書とは言い難い。さすがに『技術書典』は厳しかろうw
何か良い即売会はないかと模索している中、9月大阪開催の『こみっく☆トレジャー』にて、『銭けっと』主催氏が当サークルへお越しになり、参加しないかとお誘いをいただいた。
当サークルの頒布物ならば、『銭けっと』のコンセプトとも合致するだろう。そう考え、足を運ぶことにした。


◆◆目次
1.やはり理系偏重の傾向
2.銭けっと・当日の様子
3.『銭けっと』総括続きを読む

2018/11/11 都内・Tactics/Key作品オンリー「BrightSeason29」参加レポート

えーすいません、この記事書いて気付いたのでが、先ずはお詫びをば…
冬コミ新刊「同人誌即売会開催史(1990年代)」本文p33にこんなこと書いてました。

「なお、1999年までの段階では(中略)SDFも、まだ即売会の世界に顔を出してはいない。」

うん、これは「コミケットカタログ」による即売会開催事情を調べた限りでは、確かにそうではあります。しかし標題の、SDF主催「BrightSeason」について調べると…

2000/07/02(日)会場:大田区産業プラザPio1F大展示ホール
ONE中心Tactics/Key系only同人誌即売会「BrightSeason6in東京」


という記録が、ケットコムに残ってるではありませんか(汗)
当時は勢いのあった頃。開催ペースも相当短いでしょうが、それでも初回は流石に2000年よか手前でしょう…恐らく上記発言は、事実を調べ足りなかったがゆえのミステイクになるでしょう。恐らく、そこの部分をべた塗り修正して本をお出しする形になるでしょう。まだまだ自分も調べ足りないです…反省し、お詫びを申し上げます…

というわけで本日は、SDF主催のTactics/Key作品オンリー「BrightSeason」参加レポートです。

◆◆目次◆◆
1.「BrightSeason」とは
2.人数は少ないものの、和気藹々とした「BrightSeason」
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スタジオYOUの「個人主催潰し」という定説は、本当に真実か

同人誌即売会主催企業「スタジオYOU」は、今でこそだいぶ撤退傾向が続いてはいるが、全国にネットワークを有する点が特徴的だ。
現存する即売会だけを見ても、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地で同人誌即売会を展開している。

筆者は、来たる冬コミにて、1990年代における同人誌即売会開催の歴史を研究しての成果物「同人誌即売会開催史(1990年代)」の刊行を予定している。
発刊に先立ち、1990年代における「スタジオYOU」の活動状況も、当然調べている。

1989年に「コミックライブ」を立ち上げ同人誌即売会の世界に参入した「スタジオYOU」は、1990〜1992年にPCゲームオンリー「パソケット」を全国的に展開。そこで培った全国を網羅するネットワークを活かし、1994年以降、同人誌即売会「おでかけライブ」の全国展開を本格化させた。

この全国展開に関して、こういう話が囁かれている。

「スタジオYOUは、各地で個人主催を潰していった/駆逐していった」

イオンモール等大規模ショッピングモールの全国展開で、当地における旧来からの商店街が廃れていった様になぞらえて語る方もいる。
だが待ってほしい。その定説は、果たして本当なのか?

筆者は、「同人誌即売会開催史(1990年代)」の執筆にあたり、1990年代同人誌即売会の動向を、47都道府県単位で整理・研究した。
その研究過程を経れば経るほど、定説とされてきた「スタジオYOUによる個人主催潰し」はどこまで本当なのか?という疑問が膨れ上がってきたのだ。以下、筆者なりに当時の事情を精査・考察し、筆者が抱いた疑問について詳述したい。


◆◆目次◆◆
1.同人誌即売会の「ライフサイクル」〜同人誌即売会の寿命を考える〜
2.1990年代の同人誌即売会は「国盗り物語」
3.個人主催の即売会減少「真の理由」とは
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同人イベント評論のポリシーとしては、「否定的な事は極力抑えて前向きな提言を目指す」「男性向け・女性向けの枠、地方・都会の枠に囚われない評論を目指す」の2点を常に念頭に置く所存です。
コンテンツツーリズム・アニメ聖地町おこしの研究・評論も時折やります。
どうぞ宜しくお願い致します。

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