オンリーイベントの開催、というものは非常に難しいものであります。
サークルがちゃんと集まってくれるか、一般さんが来て下さるか。
ある程度の人が来なければ、せっかくのイベントも寂しいものになり、盛り上がりにも欠けたものになってしまいます。
せっかくの「イベント」ですから、賑わいが必要であるように思います。

賑わいをもたらずにはどうすんべか。
参加者を増やす為「告知」が重要になってきます。
チラシを作って、イベントやお店に撒きます。といっても、撒けばいいわけじゃない。効率的に撒かないと費用もかさみます。
チラシだって1枚換算5〜20円、決して安くない金額です。後述しますが大抵のオンリーイベントは普通に頑張っても、平均5〜10万円の赤字です。黒字イベントなんてごく稀です。
赤字を減らす為にもチラシ配布をいかに少なくして、最大の効果(サークル・一般の参加増)を狙うわけですが、匙加減も難しいです。

スタッフ内部の統制も難しいです。
信頼を置いていたスタッフが実は造反者だったという例は枚挙に暇がありません。(ちなみにそのスタッフは、知り合いの他サークルを巻き込み、当該ジャンルの他サークルにオンリーイベントに参加しないよう促した形跡あり)

収支的にも厳しいです。
個人主催のイベントの収支は大抵赤字です。
収入はサークル参加費用、一般参加費用。
支出はチラシ代、会場レンタル代、パンフ印刷費用。他にも備品・小道具代、お手伝いスタッフへのお弁当代(ボランティアでやってくれてるんでこのくらいは持たないと。)などの費用がかかります。

都産貿60sp(1sp3500円)、一般300人(カタログ代500円)と仮定すると
収入は60x3500=210000 300x500=150000 総合計36万円

一方支出はといいますと・・・
チラシ10,000枚(表1面カラー)100,000円
会場費(椅子・机など使用料も含む)240,000円
パンフ印刷費用(500部、20ページとして) 80,000円
お弁当代、その他備品費用 40,000円
総合計は46万円。

酒の入った人間の計算なんで非常にアバウトですが、ざっと計算した限り12万円の赤字かと。
無論、チラシをカラー⇒モノクロにして経費節約を図る事もできますが、見栄えが悪くなるので一般・サークル参加減に繋がる可能性もあります。
サークル・一般の参加費用値上げで収支均衡を図ろうとしても、参加者減に繋がりかねません。

じゃあその赤字はどっから出るのか?
そりゃあ決まってます。主催個人が被ります。
だから余程財力のある人、10万20万持つ覚悟のある人じゃないとイベント主催なんて勤まりません。

サークルさんは複数のイベントに参加したり、通販・店舗で売ったり、コミケもあります。良い作品ならば買い手が付きますから最終的にはつぎ込んだ額を回収できるでしょう(良い作品なら、ですが)
しかし、イベンターはどんな良いイベントであっても、そのイベント一回こっきりでしか投資を回収できる事ができないわけです。
そういう意味では、サークルよりイベンターの方が、構造的に赤字になりやすい体質と言えましょう。
サークル参加はし易いけど、イベンターはやりづらい、とも言えましょうか。

まあ、サークルも売れない時はつらいわけだし。イベンターとは別の意味での苦しさがあるとは思いますが。


そんなイベンターにとっては苦しい状況下。
精力的に数々のイベントを実施、成功させている団体「SDF」
男性向けジャンルのオンリー中心ですが、彼らの精力的な活動ぶりには敬意を表したいと思います。(他にもケットコムさんも精力的かな)

SDF主催前川氏がブログを開設しました。
現時点ではイベント論的なことを述べられておりますが、やはり多くのイベントを成功させた実績と自信の裏打ちか、その言葉には重みと含蓄が含まれているように思います。
今後個人でイベントを開きたいとお考えの諸兄には、前川ブログは必見ですね。

あ、大阪の男性向けオールジャンル「comic cmmunication」より当選通知のメールが来ました。
これでコミコミ参加確定だそうです。
スペースは判り次第お知らせしていきます。
(コミコミも1000spもの規模で個人運営だもんなあ・・・すごいよなあ・・・)