STRIKE HOLE

同人関係者に役立つ補助金の申請を支援します。補助金申請通らなかった方は、ご相談ください!採択される確率を、確実に上げます。 サークルとしては、同人誌即売会・アニメ聖地町おこしの評論中心にやっています。 【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系とアホ評論の二本立てです。

2012年01月

12月24日「男の娘☆セミナー 〜商標権の新たな運用法、可能性を探る〜」参加レポート

12月24日、私は、江東区内で開催された「男の娘☆セミナー 〜商標権の新たな運用法、可能性を探る〜」に出席させていただいた。
このセミナーの講師/司会者は、同人誌即売会「男の娘☆」を定期開催する、イベント主催団体「モノリス」の主催氏。
先日当ブログでも取り上げたが、氏は、「男の娘☆〜」の名称を、イベント名としての使用目的で、商標として登録した。
この件について巷で反発もしくは不安視する声が上がっており、説明の場を設ける事でこれに対応したと言えよう。
氏が同居している、江東区内の政治活動家・猪上一生氏の活動報告会の「第二部」としての扱いで、急遽開催する運びとなった。

ただ、そういう構図であることが充分伝わらなかったのは、このイベントに課せられた反省点の一つである。
例えば、猪上氏の活動報告目当てで参加した支援者からは、第二部で商標登録の話になるとは知らなかった、とのコメントが上がった。
一方、モノリス側の告知も、猪上氏の活動報告会の第二部として開催する事が明言されておらず、告知としては不充分。
商標登録セミナー目当てで参加した方は、いざ会場に行ってみて、会場に「猪上一生活動報告会」としか書いてなかったから、戸惑った方も少なくない。

更に申せば、第一部の猪上氏活動報告会と、第二部の商標登録セミナーとの間に、インターバルを挟むべきであったと思う。
第一部/第二部通算すると2時間半に及び、ぶっ通しにしても長すぎる。
それに、第一部と第二部とを明確に分ける事を通じ、第二部目当ての方への案内が分かりやすくなる効果もある。
この点も、反省点の一つと心得る。

イベント構成への苦言はこのぐらいにして、イベント内容そのものの推移に触れる。
第一部は、猪上氏の政治活動報告会。詳細は割愛するが、氏が江東区議選に出馬する経緯、そして結果(残念ながら落選)、今後の政治活動の方針等が語られた。

続いて第二部が、モノリス代表(「男の娘☆〜」主催)による商標登録セミナー。
これが始まる頃までには、何故か【コミティア】や【クリエイション】の代表氏や、【コミケット準備会】の最高幹部クラスの方など、【同人界隈の大御所】な方々が加わる。
マスコミ関係者も出席され、10人強の小規模セミナーにも関わらず錚々たる面々が揃う。
(同人界隈の大御所方が出席された背景には、この商標登録の一件、モノリスも加盟している「全国同人誌即売会主催者連絡会」内部でも物議を醸していたらしく、それが影響していると考えられる)

「男の娘☆セミナー」プレゼンテーションの内容は、「男の娘☆〜」公式サイト内に「男の娘☆セミナー1 〜商標権の新たな運用法、可能性を探る〜」http://otokonoko.monolis.jp/seminar/01.phpと題したページがあり、こちらをご参照いただきたい。

モノリス側の主張としては、商標登録の目的として、彼らと敵対するイベント主催が居り、モノリス主催イベントへの運営妨害が行われていおり、それに対抗すべく商標登録を行ったとの由。
モノリスと仲の悪いと思しき他のイベント主催が、似た名前のイベントを開催した事が、仲のこじれた原因か?
そこで自分のイベントを守る為に、商標登録を行ったとの事だ。
本当にイベント妨害が為されたかについては、敵対団体も反論を掲げており、言い分も真っ向食い違うので、事実関係の判断は【留保】する。
但し、自己が用いるネーミングを守る事を動機として商標を登録する方は、決して少なくない。
イベント妨害が本当なのか、只の考え過ぎなのかは分からないが、「自己の用いる名前を守る」という部分は、商標登録を取る動機としては、普通に有り得る真っ当な動機だ。

また、商標権者にはライセンス(商標の使用権)の許諾を行う権利が認められている。
この場合、商標権者は有償の使用料を取りライセンスを与えるのが通例だが、モノリスは「お金を取らない」…すなわち無償で許諾するとの事だ。
金銭を目的とせず、あくまでイベント名としての「男の娘☆〜」を守りたい目的である事が、この事からも裏付けられよう。

商標登録の動機としては、それなりに理解はできる。
過去のブログでも述べた事の繰り返しになるが、モノリスが「男の娘☆」の商標を取得する事そのものについては、私は正当性があると見なし、肯定の立場を取りたい。

ただ、モノリスが掲げる商標権の運用ポリシーには、いささかの不安と疑問が残る。

>1、当団体と過去にトラブルを起こした団体及び個人への使用は許諾しておりません。
>2、同人誌ファン及びコスプレファンの混乱を避けるため、第三者が主催するイベントでの無断使用は許諾しておりません。

上記2項目に該当しないものは、商標権の続く限り、「許諾フリー」としている。
上記要件に該当しないものは、原則許諾する意向だ。
許諾フリーの構想も、私は支持するものである。

但し問題は、その条件に該当するか否かを、誰が判断するのか?である。
特に、1の条件は主観的な判断になりがちだ。

これは質疑応答でも出た疑問だが、「男の娘☆〜」を使う側が「嫌がらせ」目的かどうか、誰が判断するか?という問いに、モノリスの主催氏自身が判断するとの回答があった。
しかしそれは、仮にモノリスに対し邪な気持ちを持たぬ者が、モノリス主催氏の判断により「悪意有り」と見なされてしまう可能性を含む。
邪な気持ちを抱く者が使用を拒絶されるのならともかく、邪でないものが主催氏の判断で拒絶される…一種の「冤罪」の危険を含む。
(実際、モノリス側と他イベント側とで言い分が異なる事例も発生している事も鑑みると、有り得ない話でもないと思う)

これが「男の娘」の語を用いたイベントの開催に、萎縮を呼ぶのではないかとの懸念が指摘されるも、指摘者の懸念を払拭しきれなかった印象。
指摘者の懸念を払拭するには、【客観的な判断を担保】し【冤罪の危険を防ぐ】為の改善が必要、と感じた。
それが為されない限り、主催氏が恣意的に許諾権・禁止権を繰り出すのでは?との懸念を払拭することは、難しいのではないか。

また、「禁止権を最小限に」とのポリシーを出されているが、その範囲がどこまでなのかが不明瞭である。

商標権の基本をもう一度おさらいする。
商標権者たるモノリス主催氏は、商標「男の娘☆」の使用権(=自身の使用)及び許諾権(=他人の使用の許諾)、そして(他者使用に対する)禁止権を有している。
これらはモノリス主催氏に認められるべき権利である。

但し、禁止権の範囲は、類似の用途並びに類似の名称にも、認められている。
類似の名称に、禁止権を設定するのかどうか?
もっと言えば、「☆」を取った、(同人界隈で浸透しつつある単語)「男の娘」という単語を用いたイベント名にも、類似商標だからと、禁止権を発動するのか?
この件に懸念を示す方々の多くは、これを心配しているのではないか。
これに明確な回答が無い限り、モノリスへの懸念や反発を払拭する事は難しいと思う。

そもそも「男の娘」という単語は、昨今においては、一部界隈のみとは言え、それなりに用いられ定着しつつある単語=「慣用表現」である。
商標法においても、慣用表現は、禁止権対象からの除外が定められている。
イベント名に「男の娘」(☆が入らない)が含まれているだけでは、禁止権は行使できないと思われる。
(「男の娘」が慣用表現に当たらないとの説もあるが、ならば☆の付かない「男の娘」で商標登録を申請すればよい。慣用表現に当たらないのなら、申請は通る可能性が高いはずだから。)

世間が心配する「男の娘」(☆無し)への禁止権の行使は、現状であっても既に不可能と考える。
(ユウメディア主催「だって男の娘だもんっ!」が商標登録通っている事実は、「男の娘」と入るだけで禁止権は出せない事の裏付けでもある)
だからお前らが騒いだり心配したり問題視したりしなくても大丈夫だ、問題ない。これが私の立場である。
ただ、世の中の全員が商標制度を理解している訳じゃない。いまいちよくわからない…という方も少なくない。
知らないからこそ、不安視し心配になる、という部分もある。
そこで私は、主催氏自らが、「男の娘」とだけでは禁止権を行使しない(できない)、と明言される事をお勧めしたい。そうすることにより、世間の反発は収束できると考えるからだ。

尚、セミナーの質疑にこんなやり取りがあるのだが…

>『男の娘☆』で商標をとられていますが、☆のつかない「男の娘フェス」については権利を主張されるのですか?

>「男の娘☆フェスティバル」というイベントを開催してるので、「男の娘フェス」という名称は、流石に名前が被せすぎだと思います。

これについて、モノリス側が何とかしたい気持ちは分かる。モノリス側が物申すのも当然の権利だろう。
しかし、「男の娘☆」と☆が付いていない以上、商標制度を盾に禁止権を発動する事は不可能。
この事例に関しては、話し合い等、商標制度に依らない方策を以て当たるべきと考える。


最後に、私の疑問をもう一つだけ申し上げたい。

今回のセミナー中で、再三再四「話し合いをしましょう」という訴えが繰り返される。
しかしながら、今回のセミナー中、特定団体を明示し、彼らからの脅迫電話等妨害行為があった、などとして経緯説明を行っている。
その真偽の判断は留保するが(実際対立団体側と主張が相反しているし)、問題は【名指しする必要性があるのか】という事。
ボカして語っても良かったのではないか?

名指しする事は、名指しされた側からすれば、「喧嘩売ってる」となる。
モノリス側と、名指しされたイベント側との関係は、これまで以上に悪化するだろう。
これまで以上に、話し合いがしづらくなるのではないか。

正直、こうして名指しする行動は、話し合いを諦めたかのようにも見える。
話し合いを主張される方が、話し合いを諦めるかのような行動は、言行の不一致とも捉えられかねない。
その辺り、言行の整合性を見直してみても、損はしないはずだ。


商標権を取得する事自体は、その名前でイベントを営む以上、決して否定されるべきものではない。
但し、類似商標に当たる、☆なし「男の娘」の語の使用が禁止されるのでは?との疑念が、今回の騒動の根幹だ。

実際には、「同人イベント開催」を目的とした商標登録だから、例えば同人誌等で「男の娘」は無論、「男の娘☆」としても、禁止の対象外だ。
イベントにしても、☆なしの「男の娘」なら、原則禁止の対象外(※)だ。☆付の「男の娘☆」は当然禁止対象だ。
もっとも、普通に商標法を解釈すれば、その結論に至るので、今更「男の娘」が使えなくなるのでは?なんて心配、する必要すら無いのだが…
ただ、商標権者がそう明言すれば、人々の不安も収まり、この騒動も終焉に至るとも思う。


(※)蛇足で少々。☆無し「男の娘」は、基本的に使用禁止の対象外だが、☆無しでも禁止できるケースも若干存在する。
当該商標登録のページを確認すれば何となく分かろうが、今回の「男の娘☆」は、図形として登録されている所謂「図形商標」である。
類似商標への禁止権も、名称の類似というよりは寧ろ図形の類似に対し、発動されるべきものである。
例えば、イベント名で☆無し「男の娘」であっても、ロゴデザインが似ていたりとかすれば、モノリス側も禁止権を発動できるであろう。

【架空】12/32 UPFG東村光オンリーイベント「ウニステージは流行らない」参加レポート

【お断り】この記事は、【架空】の同人誌即売会参加レポートです。ネタです。でっち上げの創作です。

なぜこんな事を私がせねばならぬのか?

先日私は、日本が世界に誇るマジキチサークルの一つ「UPFG」http://upfg.lullsound.com/の代表・東村光氏から、このような最終通告を頂戴した。

>これ以上の軍事的掘削を避けたくば、全面降伏し貴様のブログにて架空の東村オンリー体験記を捏造し、全盛期のプラウダを超える礼懺記事を掲載せよ!!


東村氏は、私の尻の穴を虎視眈々と狙っている人物であるw
「軍事的掘削」とは、私の尻を掘る事を意味する…!

★参考リンク
「花羅VSupfg 仁義(恥も外聞も)無き戦い」(太田たこす様編) http://togetter.com/li/220804
「STRIKE HOLE花羅氏とUPFG東村氏との尻穴を巡るウグイスバレーの死闘」(消隠様編) http://togetter.com/li/220805

私も、自分の尻の安寧を保ちたいw
それに、私は【生粋のストライカー】である。ストライカーはストライカーでも、【アナルストライカー】だが何かw
これは、私のブログのアカウントが、「analstrike」であることからも、容易にご理解いただけよう!
このブログアカウントを持つ身として、掘る側になれども、掘られる側に回る訳にはいかない。
ストライカーとしての誇りにかけても、東村氏に、私の尻を犯されるわけにはいかない…!

こうして私は、UPFG東村氏の圧力に屈し、架空の【オンリーイベント体験記】を記す事になった次第であるw



という訳でSTRIKE HOLEは、冬コミ翌日の2011年12月32日、UPFG代表・東村光氏オンリーイベント「ウニステージは流行らない」にサークル参加させていただいた。
場所は、東村氏の地盤である「ウグイスバレー」こと鶯谷。鶯谷駅から徒歩3分30秒の、アクセス至便の会場である。
サークル参加数は、約70サークル。中には、大手等名の知れたサークルも含まれている。
冬コミ翌日に関わらず、よくこれだけ集まったものだ。
但し、その大半は、東村氏の圧力に屈し、嫌々【強制徴用】させられた気の毒な方々ばかりであるw

しかし、参加サークルの殆どが、開場時間にたどり着けない。
私は10分遅刻で済んだが、人によっては3時間半遅刻されたサークルさんもいらっしゃった。
これは、いわゆる「東呪」…東村氏の呪いにより、交通機関がマヒしてしまったがためであるw
東村氏のはた迷惑さを、改めて痛感した次第である。


東村氏のはた迷惑さは、これだけに留まらない。
会場入り口が、恐ろしいまでに牛歩である。50m近い列が形成されるも、ちっとも進まない。列に並んでから入り口に辿り着くまでに、実に33分30秒もかかっている。
これは一体どういう事か?
その謎は、入り口にようやく着いた瞬間に判明し、そして私は卒倒したw

入場受付の所には、コピーされた紙が大量に並んでいる。
参加者はカタログ代を払い、その紙を一枚ずつ取り、2つ折りにしてホッチキスで留める…
…東村氏、どや顔で「参加者の皆さんにも製本体験を満喫させてやる」とか意味不明な妄言を吐く。
この男、どうやらカタログ製本を参加者自身にさせている。
私は、余りに革命的なカタログ頒布方法に涙を禁じ得ず…もはや青龍刀を持ち上げる気すら失せたw

ようやく入場を終え、サークル設営へ。
だが、東村氏は我が尻穴を隙あらば犯さんとする御仁。一瞬たりとも気が抜けない。
私は、必死に尻に力を入れ東村氏の襲撃に備えつつ、設営を整えた。

設営を終え、サークルスペースに陣取ると、会場の雰囲気を彩るBGMが聞こえてくる。
だが、そのBGMは、UPFGの名実共に糞作品とも言える「排便幻想合同企画」http://upfg.lullsound.com/portal/release/2010/1006271.htmlの作品。
以前も紹介したが、上質の東方アレンジ曲に、「排便」をテーマにした残念な歌詞が彩る作品だ。

♪Own Common rail! High bent through!(う●こ漏れる…排便する…)

会場内にTOTOと流れる、う●こをテーマとした歌詞、そして曲…
…もう嫌だこんな即売会w

東村氏オンリーという「主題」からすると、主題に沿ったBGMではあるものの、一方で、私を大変残念な気持ちにさせたのも事実であるw
その後も、館内アナウンスで、東村氏のプレゼンやアジ演説が突然始まったりもするが、最早イチイチ突っ込むのも面倒なので放置するw

本部では、この東村オンリーの記念品として、東村氏の「毛髪」が頒布されていた。
これが何故か大人気…
元々東村氏の頭皮の毛量が少なく、頒布できる量に限りがあるという事情もあろうが、早々に東村氏の毛髪は売り切れ。
本部には「毛髪完売」の立て看板と、そして頭髪どころか陰毛まで引っこ抜かれ、上も下も【丸坊主】となり寂しそうに佇む東村氏の姿がそこにはあった。
この冬空、毛なしは寒かろう。氏は今こそ、東方Projectヒロインの一人【東風谷早苗】の陰毛を頭皮に植毛し、新たな毛を得ていただきたいものである。

今回特筆すべき運営上の取り組みをご紹介する。
それは、公衆衛生の増進…すなわち【排便申請制度】の徹底である。
東村氏は、かねてより排便をする際には公共機関に排便したい旨を申請し、承認を得てから排便をする、いわゆる「排便申請制度」の導入を主張している人物である。
今回のオンリーイベントでは、この「排便申請制度」が導入されており、全参加者は排便承認を本部で受けてからではないと、トイレで大をする事ができない。
トイレ(大)の個室に入るに当たっては、個室前に陣取るスタッフに排便承認書を提示してからでないと、個室に入る事ができない。

書類申請を忘れ漏れそうになった参加者が、事後申請するから個室に入れてくれと懇願する。
だが、スタッフに「却下だ!そこら辺で漏らしたまえ!」と冷徹に言い放たれる。
その時の、半泣きになった参加者の表情を、私は忘れる事ができなかった。
…なんと酷い即売会であろうか!w

それでも何とか即売会会期中、東村氏に尻を犯されることもなく、15時25分、即売会は無事終了した。
だが、参加者は「定時待機」との事でその場に全員足止めされる。
三時半になったら、全員一斉に「サンジハン!」と叫ばなくてはならない。

2人ほど、待ちきれずフライングで「サンジハン!」と叫ぶ輩が居たが、「三時半以外の「サンジハン!」は【不正サンジハン】である!犯罪だ!」との事で、彼らは黒服スタッフにより別室に連行された。
そしてその後、この人物の姿を見た者はいないw

そして定時、三時半の到来。
皆が一斉に、堰を切ったが如く「サンジハン!」と絶叫。
その「サンジハン!」の嵐が、東村氏オンリー終了の合図となった。


纏めると、今回の東村氏オンリー「ウニステージは流行らない」は、東村氏を題材としたオンリーイベントらしく、随所に東村氏ならではの残念さが光った、トホホな即売会であった。
この手の残念なトホホ即売会に対しては、STRIKE HOLEとしては青龍刀を振りかざし、主催を処断するのが通例である。
だが、このオンリーは、余りに残念過ぎた。
その酷さの度合いは、私から青龍刀を振りかざす気力すらも奪い取ったのであるw
恐るべし東村氏オンリー…そして、恐るべしUPFG…!

こうして、東村氏ならびにUPFGは、同人世界において、皆の記憶にのこる「伝説」を築き上げ、同人の【黒歴史】の一ページに名を刻む事となったのであったwww


【終わりに】
今回の架空即売会体験記においては、Twitter上で呟かれた【東村氏オンリーあるある】シリーズの呟きを参考にさせていただいた。
皆様の呟きが、今回の記事の原動力となった。
皆様方からの示唆のつぶやきに、心からの感謝の意を述べ、お礼の言葉に代えさせていただきたい。


1/15 東方オンリー「鹿児島神楽祭」

九州は、東方同人が盛んな土地柄である。
「大9州東方祭」は600spで、東方オンリーとしては例大祭・紅楼夢に次ぐ第三位の規模だ。遠征組も決して少なくは無いが、それでも半数は九州島内のサークルだ。
大9州以外でも、NPO法人Project Arbalestの主催した「東方久遠境」も多数の参加者を集め、佐世保・長崎・久留米で開催している。
熊本の「幻想肥後之祭典」も、昨年開催時は100spの大台を突破。今年は現時点で昨年実績を超過し、今月末の締切までにどれだけのサークルが集うかが楽しみなぐらいだ。

…と九州で賑わいを見せ成功した東方オンリーを列挙したが、これまでの開催は、長崎県・熊本県・福岡県と、やや北側に偏っているきらいがある。

ならば、南九州はどうなのか。
一昨年ぐらいから感じていた事だが、私は、鹿児島で東方オンリーやっても良いのでは?と思い始めていた。
鹿児島は、「DREAM MARKET」「Drink Bar」といったオールジャンルの同人誌即売会が、昔から定期的に開催され、開催規模も三桁超え。同人の盛んな地域である。
また、大9州東方祭でも、鹿児島からのサークル参加数は二桁の数字。一定数は居る。
そういう部分を考慮すると、鹿児島で東方オンリーやったとしても、一定のサークルを集められる。充分戦える。そう私は見ていた。

そして遂に、昨年夏の時点で、鹿児島初の東方オンリー「鹿児島神楽祭」の開催が発表された。
私がほぼ皆勤で参加する関西の同人誌即売会「こみっく☆トレジャー」と同日だったため、結構悩んだ。
ただ、鹿児島初の東方オンリーというまたとない機会だ。次があるかは分からない…トレジャーはいつでも行ける…!
断腸の思いで、私は「トレジャー」を断念し、鹿児島神楽祭を選んだ。

鹿児島神楽祭の参加サークル数は、約60。多過ぎとは言えないが、少なくもなく、それなりにサークルも集まったように思う。
九州からの遠征者も多い「こみっく☆トレジャー」とバッティング、九州サークルがトレジャーに吸い取られた事を考えると、充分健闘したと思う。
全国どこの東方オンリーでもお見かけする遠征クラスタのサークルさんもいる。地元鹿児島のサークルさんもいる。ただ、意外に多く目に付いたのは、福岡から遠征参加するサークルさんだったり。
(実際の比率はどれぐらいなのだろう?主催さん教えて下さいw)

会場は、西南戦争の舞台でもある【城山】が眼前に迫る「宝山ホール」。
アクセス的には、市電【朝日通電停】から徒歩5分。繁華街「天文館」にも徒歩圏内で、便利なロケーションである。

チラシ配布やサークル設営等準備を整え、11時に開場。
一般参加の初動待機列は100人ぐらいであろうか。
東方オンリーにしては少なく、サークル的にはどれだけ自分の所に足を運んでいただけるか、不安に思ったものであるw

ただ、一般参加も初動に集中していた訳ではなく、時間が経ってから来訪される方も多かった模様。
サークル通路は幅が狭かった事もあるが(「ろ」「は」間の通路幅が本気で狭かったかも)、通路の血栓はしょっちゅう。
往来に不便を感じるレベルの混雑が、閉会1時間前の14時頃まで続いた。

本部の運営スタッフに聞いてみた所、300刷ったカタログは12時前には完売。
その後も来訪者が絶えなかった事から、私の見立てでは、最終的に、500〜600人は参加したと推察する。
最近は余り見かけはしないが、地域で初めて東方オンリーが開催されると、地元買い手の期待感も高いのか、サークル数の10倍程度が訪れる「殺伐即売会」となる傾向がある。
(この傾向は、大9州前身の博多東方祭や東方椰鱗祭、御射宮司祭、東方四国祭等枚挙に暇がない)
鹿児島初の東方オンリーである「鹿児島神楽祭」も、その傾向に沿った人出であった模様だ。

一般参加者の参加層は、当たり前だが、地元鹿児島の方が多い。
但し、一部九州他県から遠征された「強者」もいらっしゃる。
(九州県外はトレジャーバッティングの影響か、殆どお見かけしなかった)
年齢的には、高校生から大学生ぐらいの若い男性が多い印象。
女性参加者は少なく、全体の1割ちょっとだろうか。他の東方オンリーに比べても、女性参加者が少なく、いささか意外。
また、会場内外では、参加者が持ち込んだと思しき、でかもふ霊夢・でかもふ魔理沙が徘徊し、東方オンリーとしての楽しさに彩りを添えた。

コスプレイヤーは余りお見かけしないか?とも思ったが、混雑対策も兼ねてるのだろうが、(サークルさん以外の)コス開始は12時からとして、少し時間をずらしている。
時間が過ぎれば過ぎるほどに、レイヤーさんも増えていった印象がある。
即売会の閉会は15時だが、15時以降17時までをコスプレ撮影タイムとし、サークル机撤収後広くなった空間を、レイヤー用に提供している。
会場の宝山ホールは、決して広い会場ではない。時差を設け、狭い会場でもサークル頒布とコスプレとを両立させようと、工夫の跡が見られる。

ただ、申し訳ないのだが、スタッフの皆様は一生懸命頑張ってはいたものの、経験の浅さも見え隠れする。(鹿児島は即売会数も少ないから仕方ないかもだが)
例えば、サークル案内。宅配搬入こそ案内したものの、宅配搬出については言及がされていなかった。
サークルから突っ込みを食らったのだろうか?当日会場内で宅配搬出やりますよ、とアナウンスに追われていた。
搬入と搬出は、サークルに案内すべき最重要事項の一つであり、これに抜けがあった事は、少し詰めが甘かったと言わざるを得ない。
これも経験不足ゆえ、致し方ないところか。
次があるなら、今回の経験が活かされ、そこら辺も改善されるだろう。

逆に彼らの成長という観点からすると、神楽祭の「次回」があっても良いと思う。
今回実績から、参加者は計算できるし、今回の経験が生き、より良きオンリーになることも期待できるであろうから。


【蛇足】

最近目に付くのは、東方オンリーとしては成功しても、その東方オンリー主催と、開催地域の地元イベント主催との仲が宜しくない…という事態。決して少なくはないと思う。
既存イベンターの新規参入者への警戒心、成功する東方オンリーへの嫉妬心等、様々な理由が想定されるだろう。
ただ少なくとも、既存イベンターにすれば、「余所者がやってきた」的な心理状態にはなりがちだ。
私見だが、既存イベンターと東方主催とは、【低迷する地方の同人世界を「共に盛り上げる同志」】であるべきと考える。
本来は、互いに協力し合い、地元を盛り上げる【パートナー】たるべきなのだが、残念ながら、互いにいがみ合う地域も存在する、それが現実だ。
地元のイベント主催を敵に回しても、東方オンリー側も得はしない。何とかして関係構築を図るべきところだ。

今回、「鹿児島神楽祭」では、地元の有力イベント「Drink bar」がカタログに広告を出稿。
チラシ置き場には、「イベント名未定(仮)」さん(かごしま県民交流センター1月29日開催)のチラシも置いてある。
交換広告やチラシ配布は、関係構築の第一歩であるが、そこに至らない地域も少なくない。
関係構築の第一歩を築けている事は、神楽祭の良き点の一つとして取り上げても良いだろう。
もし今後も開催される予定をお持ちならば、地元イベントと上手く協力関係を築ければ、安定開催への足場固めになると思う。

1/9「COMIC NETWORK LAMBDAX佐賀」

1月8日は、大阪開催コミックシティ、ならびにボカロ鏡音プチオンリー「かがぺろ!」に参加したが、私はその後、針路を西に取った。
STRIKE HOLE同人誌即売会全国全都道府県制覇の一環として、「COMIC NETWORK LAMBDAX佐賀」に参加する為である。

コミックネットワークに関しては、過去に様々な粗相をやらかした事もあり、私の態度や論調は、他の即売会に比べ相当に厳しいものであった。
主催に対し、「即売会主催を引退せよ」レベルの発言を飛ばした事もあるぐらいだ。
だが、今回「COMIC NETWORK LAMBDAX佐賀」に参加して、この即売会に関しては応援し賞賛しても良い。そう思わせるだけの「場」づくりができた即売会であったと思う。

勿論、過去から再三再四再五再六…と口が酸っぱくなり過ぎるまでに指摘され続けてきた、コミックネットワークの悪いところはそのままである(苦笑)
例えば告知チラシ/申込書がお店や他イベントに置かれていないとか、WEBが用意されておらずケットコム等でも告知ができないとか。
昔から言われ続けてきたのに、全然改善されない。多分、今後も改善されることは無いだろう。
ただそれでも、今回の佐賀に参加しての感想としては、「地元の若い人々の同人交流の場」として機能している事を鑑み、良即売会と感じている。

会場は、佐賀駅からバス10分の、佐賀市文化会館。
佐賀駅からは10分に1本のペースでバスが運行しており、アクセスの便は決して悪くない。

参加サークルは、60sp規模。
但し、西九州では過去の慣例のようだが、(普通は1sp=机半分だが)1sp=机1つとして割り当てている。
このイベントでも同様に、1sp=机1つである。
だから60spとは言え、机60=通常即売会の120sp分が並んでいる。
そういう配置上の特徴もあって、会場内はサークル机で埋まり、空きスペース少なく混雑している印象。

地方即売会に参加し記事にする時、必ず記すのが、【ジャンル傾向】だが、これは実は結構書きにくい(汗)
コミックライブ等のようにジャンル別に色分けした配置図を出していない、という事情もあるが、それに増して、様々なジャンルの作品を同時平行で頒布する、所謂「よろず」サークルが多かった事も理由となろうか。
ジャンルノンセクションのサークルが極めて多かった、という事である。
ただ、ボカロと東方だけは、参加サークルを集計してみた。
ボカロの扱いは10以上に対し、東方扱ってたところは2〜3ぐらい。
地方即売会の傾向として、【ボカロ<<東方】の地域が大半ではあるものの、地域によっては、ボカロが東方を凌ぐ地域もある。佐賀もそのタイプのようだ。

頒布物傾向は…ラミカは多いがシールも多い。
参加年齢層としては、中高生クラスの若い世代が多いが、このことと頒布物の傾向とは、決して無関係ではないと思う。

九州はコスプレが盛んな土地柄だが、佐賀に関しては、コスは多くもなく少なくもなく。
九州にしては少ない?とも感じたものだが、サークル側との勢力的なバランスは取れていたと思う。
コス勢力が強くなりすぎ、サークルが居づらくなる、といった現象は起こらずに済んでいる。

総じて見て、今回参加した「COMIC NETWORK LAMBDAX佐賀」は、サークルも相応に集まっており、地元佐賀の若い世代の交流の場として機能している即売会、と位置付けられる。
コミックネットワークは、過去色々やらかした前歴もあり、正直、余り期待はしていなかった。
ただ、今回はきっちりマトモに即売会運営が出来ていたようで、私の予想は「良い意味で」裏切られたようだ。

過去の佐賀のデータが手元にないので断言はできないが、他の方のお話を聞くに限り、佐賀は年々参加者が増えているとの事。
そうであれば、地方即売会の中でも元気な即売会という事で、今後の発展にも期待したいものである。
今後も、地元の若者たちの場を維持し続けていただける事を期待したい。


最後に、コミックネットワークの改善点を書いておく。
過去聞き入れられた事は皆無なので、余り期待はしていないが、一応挙げておく。

1・島札やポップの使い回しに工夫を

何度も継続開催しており、同じものを使い回す事は否定するものではない。
ただ、使い回し過ぎで紙がボロボロだったり皺が酷かったり…劣化が激しすぎて見栄えが良くない。
何度も使う物なら、ラミネート加工でもすれば、紙をじかに用いるよりは、遥かに劣化が防げて良いのでは?

2・館内BGM
これは主催氏の趣味っぽい雰囲気が漂うのだが(笑)…何でこんなに1980年代アニメのテーマソングのオンパレードなんすかw
私の世代ならともかく、このイベントの参加層を考えるとミスマッチな気がする…

3・公式サイトはやはりあった方が…

即売会を開くのなら、サークルや一般が参加しないと話にならない。
でも、ネットワークはお店でチラシを撒かず、公式サイトも無い。…我々が参加するに、情報が不足し過ぎている。
開催情報を知るには、口コミか、九州在住サークルのサークルインフォメーションか、他のコミックネットワークイベントに参加してそこで情報を仕入れるかしかない。
開催情報を掴む時点で難易度が高い。それがコミックネットワークの現状だ。

やはり公式サイトをこさえ情報発信を行う。チラシをお店や他イベントで撒く。そういう告知努力が、参加者を集めるに当たり、実行して欲しい事である。
そしてそれは、コミックネットワークの安定・継続開催を必ずや助ける筈だ。

最後に、今回佐賀に参加して仕入れた、2012年のコミックネットワーク開催情報をここに記す。

長崎…4/8、6/10
熊本…2/5、4/1
佐賀…3/11、5/6

佐賀は佐賀市文化会館、熊本は熊本市流通情報会館、長崎は長崎県総合福祉センターでの開催と思われる。(2〜4月は確定、5月以降は日程のみの記載)
この情報が、皆様の参加の助けになれば幸いである。

1/8 ボーカロイド鏡音オンリー「かがぺろ!」

1月7日、私はインテックス大阪開催・関西最大級規模の同人誌即売会「コミックシティ」を訪問した。
今回のお目当ては、コミックシティ内のプチオンリーとして開催された、ボーカロイド 鏡音リン・鏡音レンプチオンリー「かがぺろ!」である。

「かがぺろ!」はどう考えても、【鏡音ぺろぺろ】の略であるw
世間では【あずにゃんぺろぺろ】を唱える向きが多いわけだが、鏡音クラスタの皆さんも、決して負けてはいない。
主催並びに参加者の熱意により、イベント内に間借りしたプチオンリーとしての位置付けながらも、単独開催のオンリーイベント顔負けの充実したイベントに昇華した即売会。私はそう捉えている。

「かがぺろ!」の参加規模は74サークル86sp。プチオンリーとしては相当に規模が大きい。
シティ参加のボカロサークルは全てひっくるめ、170sp程度だろう。
ボカロ参加サークルの過半数を占める一大勢力だ。
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震災に屈せず頑張る即売会「ADVENTURESin福島」

12月25日、私は福島を地盤に精力的に開催を続ける同人誌即売会「ADVENTURESin福島33」http://www.adv-kikaku.com/に一般参加した。
「ADVENTURES」はいわき・郡山・福島・会津と福島県内各地で、定期的に開催を続けている。
東日本大震災の影響で何回かは中止に追い込まれるも、それでもなお、頑張って開催を継続している即売会だ。
震災に屈せず頑張る即売会とも言えよう。

私が一人行ったところで、どこまで助けになるかは微妙だが、震災に負けず頑張る即売会を応援したい!との願いを込め参加を決めた。
(本当はサークル参加したかったが…調整付かず一般参加に。サークル参加はまた別の機会に。)

会場は、福島駅からバスで約10分のところにある、福島市青少年会館。
会場は研修室を利用しているが、30〜50spが適切な広さにも関わらず、72spも押し込んでおり、通路でのすれ違いに難儀する場面も。
コスプレ撮影を野外可とするなど、混雑緩和の工夫を図ってはいるものの、それでも元々が狭いのでやはり大変だw
過去のADVENTURESを見ると、体育館使ったり、他の部屋も使ったりもしていたようだが、流石に体育館は規模的に広過ぎだし寒そうだし。他の部屋を使っても広過ぎになるかもしれない。帯に短したすきに長し…この選択しかなかったのかもしれない。

ジャンル傾向を見ると、創作が26spと圧倒的勢力、全体の1/3を占める。
それに続くのはヘタリア・ポケモン4、東方・ボカロ・銀魂3。…創作の比率が圧倒的過ぎるw
過去には、県内で創作オンリーが開催された事もあるし、創作の盛んな土地柄と言えよう。

加えて一点指摘すると、「ADVENTURES」は、コミティアでの告知に力を入れている。
過去創作オンリーを営んでいた頃の名残かもしれないが、ADVENTURESは、コミティアでは全spにチラシを撒いている。
コミティアでの熱心な告知の賜物で、創作サークルを上手く呼び込めているのかもしれない。
創作サークルが多いからティアに告知しているのか、ティアに告知しているから創作サークルが多いのか。鶏と卵の話よろしく、どちらが先かは分かりかねるが、いずれにせよ、コミティアとADVENTURESの親和性は高そうだ。

頒布物の傾向としては、小物のグッズが多い印象。
創作サークルはアクセサリー系が多めか。
地方の即売会のグッズ頒布は、ラミカや便箋が多いが、ADVENTURESのサークルは、ティッシュ、カレンダー、コースター等バラエティーに富んでいる。

その一方、頒布物の同人誌率は、他の地域と比べても少ない印象。
見た目、同人誌出してるサークルは2〜3割で、本を出すサークルが少ないと言われる地方即売会の中でも特に同人誌率が低い。
但し、ADVENTURESは、年間委託という年スパンで委託参加のできる制度があり、広く委託サークルを募っている。
委託の同人誌は、質量共に充実。私もここで大量に同人誌を購入したw
委託サークルで同人誌を多く集め、直参サークルに不足しがちな同人誌の成分を、委託の充実が補っている構図だ。

スタッフは3〜5人ぐらいと少なめ?
会場が狭い事もあり、少人数でも何とか回せているが、少しいっぱいいっぱいの印象。
ただ、この日がクリスマスという事もあろうか。スタッフも、サンタ帽かぶって一生懸命スタッフ業務を頑張っていた事は触れておきたい。
また、コスプレ背景もクリスマス風味。サンタの衣装の赤色、クリスマスツリーの緑色を基調とした背景で、季節感が演出されている。

ADVENTURESの定番企画「イラストコンテスト」は今回も健在。
入賞者は次回以降のカタログ表紙に起用とするシステムだが、参加者のレベルはおしなべて高い。

総じて見て、100spを切る小じんまりとした規模ながらも、賑わいがあり、スタッフも一生懸命頑張る良即売会であったと言えよう。
ADVENTURESは、福島を地盤としているが、震災の爪痕も決して軽くはなく、震災後はいくつもの即売会を中止と決断した。
特に郡山のADVENTURESは、会場が避難自治体の拠点として接収され開催が危ぶまれるも、別会場を探し開催、と震災にも決して屈しない。
大変な目に遭う中、同人の灯火を絶やさず頑張るその姿には、感嘆の念を覚えずにはいられない。
今後も震災に負けず、地元福島の貴重な同人者の場を守り続けていただけることを願いたい。

2012年 STRIKE HOLEの抱負

いよいよ、2012年が始まりました。
皆様、今年もSTRIKE HOLEを宜しくお願い致します。

前回記事では、「10大ニュース」形式をもって、2011年を回顧してみました。
今回記事では、2012年の【抱負】について語りたいと考えております。


【2012年抱負】

1.資格試験合格
 3年越しの挑戦だし、もうそろそろ合格したいものです。
あとは最終の結果待ちですが、きっちり決めたいところ。
不合格だったら、気持ちを切り替え、もう一年頑張ります。
何れにせよ、この勉強を通じ得たことが、何らかの形でSTRIKE HOLEの記事内容に反映されることがあるかも…しれません。

2.コンテンツツーリズムを本腰入れて研究
 コンテンツツーリズムとは、平たく言えば、【アニメやマンガを通じた地域観光の振興】です。(正確には、アニメやマンガ以外のコンテンツも含まれますが)
 今後の私の人生の足しになるかもしれないと考えて、北海道大・山村高淑准教授の著書を中心に、何冊か研究書を読み始めております。
 もしかしたら、ここで学んだ事が、今後のSTRIKE HOLEの主張に反映されるかも…しれません。

3.即売会探訪全国全都道府県制覇を目指す
 残り10県を切り、いよいよ即売会行脚全国制覇への道もクライマックス…!
 今月は鹿児島と佐賀を予定。3月には熊本を検討。手薄な九州を攻めつつ、県数を減らします。全県制覇には、多分来年まで掛かりそうまあ…でも今年中に完了を目標とはしたいですね。

4.STRIKE HOLEの【電波評論】部門を強化w
 同人誌即売会評論はいつも通りですが、今年は【電波評論】も頑張りたいです。UPFGや暗黒通信団と言った馬鹿サークルの【残念な評論】に負けない残念な評論を著したいですねw
 資格試験勉強中に考案し活用した、【変態暗記術】などのマジキチ勉強法も世に広めたいものですw


2012年の抱負としてはこんなところでしょうか?

さて、ここで2011年の抱負を、昨年記事から引っ張り出してきます。

>批判にせよ賞賛にせよ、それを糧に人間は成長するもの、と私は考えている。主催も人間だから、当然、ここでの「人間」は「主催」と置き換えられる。
>主催が成長すれば、即売会も成長する。即売会が成長すれば、同人界が活性化する。そして同人界の活性化は、当ブログの究極目的の一つである。

>そしてこれは私の2011年の抱負となるが、何らかの成長に繋がる「気付かせ役」としてのブログを、そして「読者にとって得る物のあるブログ」を目指して参りたいと考えている。

上記が、2011年年頭における私の抱負でしたが、2011年を振り返り、果たしてそれがどこまで実現し得たか…となると甚だ疑問です。
まだまだ修行が足りないなあとも思います。
そこで、2012年も、これを引き続き抱負にしたいと思います。

まあ、いずれにしても、STRIKE HOLEは、真面目な評論やったり、おバカな評論やったり。色々チャレンジしていって、評論界隈で異彩を放つアホサークルでありたいなあと思ってます。
皆様、今年一年宜しくお願い致します。

謹賀新年+2011年私的十大ニュース

新春のお慶びを申し上げます。
昨年一年間、皆様には大変お世話になりました。
本年も「STRIKE HOLE」をお引き立ていただきたくお願い申し上げます。

2011年を振り返りますと、様々な事がございました。
決して良い事ばかりでは無かったと思いますが、同時に、皆様方からのご支援に対し特に感謝の気持ちを抱いた年であったとも言えます。
多くの皆様に支えていただき、自分という人間が成り立っている事。自分の同人活動が成り立っている事。それを強く実感した年でした。
この場をお借りして、ご支援ご声援をいただいた皆様方に、心からの感謝を。

という訳で、先ずは2011年を振り返る意味を込め、私的十大ニュースを。続きを読む
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花羅

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同人イベント評論のポリシーとしては、「否定的な事は極力抑えて前向きな提言を目指す」「男性向け・女性向けの枠、地方・都会の枠に囚われない評論を目指す」の2点を常に念頭に置く所存です。
コンテンツツーリズム・アニメ聖地町おこしの研究・評論も時折やります。
どうぞ宜しくお願い致します。

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