ガタケット活性化策について論じるこのシリーズも、随分長くなってしまった。
前回中編では、ガタケット活性化には、若年層対策・年長者対策、この二本柱を両立させるべき、と申し上げた。
若年層対策について具体策を述べ、年長者対策について2点述べたところで、前回記事は終了した。
今回は、年長者対策の残った部分を提言し、最後に当記事のメインテーマに外れた所感を、アットランダムに語りたい。
【ガタケット活性化の具体策(年長者対策)】
★(1)(2)は前回記事参照願います
(3)【コスプレスペース以外】でスペースを埋める努力を
…昨年2月に刊行した拙書「STRIKE HOLE同人即売会漫遊記」において、ガタケットもご紹介させて頂いた。
その中で、委託参加サークルの多さや、コスプレイヤー勢力の増大が、直接参加サークルのフラストレーションを呼ぶ危険性を指摘した。
委託サークルは、当時200近く参加しており、質量共に豊富。
委託ブース入場に整理券を配布するほどの人気で、買い手の目が直接参加サークルに向かない事を懸念した。
ただ、例の参加呼びかけ前の委託参加数は60程度(呼びかけ後に183サークルに上昇したが)。委託サークルが急減し状況も変わっている中、昔の話を持ち出すのも適さない。この件については当面様子見とさせていただく。
もう一つの懸念点・コスプレ勢力の増大については、以前論じた時と、余り状況は変わっていないようだ。
実際、「ガタケットはコスプレ偏重ではないのか?」という意見もQ&Aには見られた。
ただ、コスプレ登録者についての正確な数字は把握していないが、見た限り、言われている程に数が増えている訳ではないようにも見える。
では、コスプレイヤー数が言われるほどの増え方でもないのに、何故コスプレ偏重だ勢力増大だという話になるのか。
ガタケットも、他の地方即売会同様にサークル参加数は減少している。
サークルが減れば、その分館内のスペースに「空白」が生まれる。
その空いたスペースは、通常コスプレスペースとして充当される。
だが、コスプレスペースが広くなると、コスプレイヤーもそこに滞留しがちとなる。
広いコスプレスペースにレイヤーが溜まっていると、コスプレイヤーの実際の数は関係なしに、そこが賑わっているかのように見える。
コスプレ勢力が増大しているかのように錯覚してしまう。
コスプレイヤーも、滞留できる場所が広ければ、ついその場に長居してしまう。サークルスペースに立ち寄らず、コスプレスペースに張り付きの構図だ。
サークルから見れば、コスプレイヤーは、コスプレスペースに貼り付いて自分達と関わりを持とうとしない集団に見える。
コスプレスペースが広ければ広いほど、コスプレイヤーがより増大しているかのように感じ、居心地も悪くなる。
サークルは、「コスプレイヤーはサークルに目を向けてくれない」と感じ、レイヤーに不満を募らせる。そしてそれは、最後はイベントに対しての不満へと進化する。
「コス禁ガタケット開催」を求める声は、その延長線上のものと捉えて良いだろう。
このサークルの不満を解消する為には、イベント会場内においての、コスプレスペースを狭める事が必要となる。
とは言え、元々サークル数が減少しており、どうしても空きスペースが生まれてしまう。
空きスペースがあれば、自然にそれはコスプレスペース化するだろう。
運営側がコスプレスペースと定めなくとも、それは写真撮影可のスペースとしないだけの話。フリースペースである以上、コスプレイヤーらの溜まり場になるだろう。
通路幅やサークル島を広く取るなど、配置を工夫して、サークルスペースを広くし空きスペースを減らす。そういう手法もあるが、ガタケットもベテラン主催だ。その程度当然やっていると思う。
サークルが減る中、配置で工夫しても賄い切れずスペースが空いてしまう。そう考えるべきだろう。
となると空くスペースは、他の方法で埋めるしかない。
具体的には、「特別企画」や「併設即売会の開催」といった方法が考えられる。
7月1日のガタケットでは、大御所的存在の漫画家・平野耕太氏の原画展が実施されることになった。
今回のガタケの片が付いてもいない内から次回の企画発表…というタイミングに異論はあるが、それは置いておく。
こういう展示企画は、スペースを埋める事は勿論、ヒラコーなら行ってみっぺとばかりに、参加を促す効果もある。
音を出さないので、サークル頒布の邪魔にもならない。
こういう類の企画ものでスペースを埋めつつ、参加者増を狙いたい。
アニソンライブだの声優トークライブだのも、Q&Aでは「不要」との声もあったが、スペースの穴埋め・参加者増の両効果により、決して不要とは思わない。
但し、即売会頒布時間中はNGだ。
大音響だから、どうしても参加者の目も、サークル作品からライブに向かってしまう。サークル作品頒布の邪魔となる。
ライブ系はアフターイベントに回す、程度の配慮は欲しいところだ。
11月25日のガタケットは、4月1日に開催したばかりの東方オンリー「新潟東方祭」が、急遽ガタケット内にて開催される事に。
新潟東方祭側が、ガタケ救済の意味も込め開催を決めたようだ。
これも、新潟東方祭にある程度スペースを分け与えれば、空きスペースを埋める効果もある。
また、東方クラスタを呼び込めるので、参加者増も期待できる。
但し、新潟東方祭は音を出す企画が少なくない。先のライブの話同様、頒布時間中に音が出れば、そっちに注意が行き、頒布の邪魔に。サークルに余計な不満を与える。
てか、頒布の時間内にそれやったら、東方祭主催氏は、私の浣腸系大技「スクリュー一輪挿し」で尻の穴が抉られ、天国と地獄を同時に味わう事ぐらいは覚悟すべきだw
…最後変な文言入れてしまったが、他には「コミティア新潟」をガタケ内で併催する方法も考えられる。
コミティア新潟は100sp程度。ガタケの空きスペースを埋めるに手頃な規模だ。
一つの会場に集約する事で、経費の節減にもなる。
以上のような工夫を重ね、スペースを埋める。
念のため申し上げるが、コスプレスペースを【無くせ】と申している訳ではない。今のままだと【コスプレスペースが広すぎるから是正せよ】と申し上げている。
コスプレスペースがもう少し狭く収まれば、コスプレイヤーの滞留者が減る。見かけ上だが、コスプレイヤー優遇だとかコスプレイヤー勢力に圧迫されるだとか、そんな印象はサークルも抱きにくくなる。
それは、サークルの居心地の向上、ひいてはリピーター率の向上に繋がる。
そこを見据えての提言たることをご理解いただきたい。
【GCP(ガタケットコスプレパーク)をどう評価するか】
新潟の中心部・繁華街に立地する万代バスターミナル。
ここから程近い所に、コスプレ撮影専用スタジオ「ガタケットコスプレパーク」(以下略称「GCP」と表記)がある。
ガタケットが、コスプレ偏重である事を示す根拠として位置付ける向きも多いが、果たしてそうだろうか。
企業経営の観点からすると、GCPの設置は、これまで即売会事業と店舗事業を営んできたガタケットの、新事業展開・事業多角化の一環として捉えられる。
事業多角化については、無関連な分野の多角化よりも、関連した分野の多角化の方が、既存の経営資源を流用できるので、事業展開も容易。シナジー効果が発揮し易い。
ガタケットに関して言えば、これまで培ってきた即売会運営の中で得られたコスプレ対応のノウハウを、コスプレスタジオ事業に転用可能であり、無理の無い多角化である。
多角化を企業が進めるメリットは色々あるが、大きなメリットは「潰しが利く」という事。
一つの事業がコケても、他の事業でカバーできれば、業績の悪化は緩和できる。
ダメージを食らっても、そのダメージを最小限に抑える事が出来るので、倒産等のリスクもその分低くなる。
ガタケットに関して言えば、即売会事業の減収(サークル数の減少から想定可能)を補うべく、新規事業としてのコスプレスタジオ事業を立ち上げ、新たな収入の柱にしよう。
そういう狙いがあったと思われる。
即売会事業だけではジリ貧。企業としての存続も怪しくなる。これを打破したいとする思いは、理解できる。
そして、企業としての存続が難しければ、即売会事業も継続不可能である。
つまりGCPは、ガタケットという企業の新たな収入源とすることにより、企業としてガタケットの存続、そして即売会としてのガタケットの存続をも図る新規事業と言える。
GCPは、コスプレ偏重化の為に在るのではない。即売会存続の為に存在するのである。
しかし、新規事業立ち上げには、投資が必要だ。
新潟市商工会議所のデータベースhttp://www.niigata-cci.or.jp/db/search/detail/id/13677によると、特例有限会社ガタケットの資本金は300万円。改正前の旧会社法における、有限会社の最低資本金額そのままである。
この資本金だけで投資額を賄えない。金融機関からの借入金にて、投資額を賄っている。
Q&Aによると、借入金返済を含めて収支はトントンとのことであり、借入金の返済が滞る最悪の事態は回避できているものの、期待していた収入の増加には至っていないようだ。
折角借金や投資してまで立ち上げたGCPだ。
GCPには、十分な利益を上げて貰わなければ、投資した甲斐がない。
ガタケット存続の為にも、GCPの活用と増収が求められると思う。
…とは言え、GCPの利用状況・利用実績を把握しているわけでも無ければ、GCPをこの目で見た訳でもない。
正直、私に具体的なGCP活用の提言を為す能力は無い。
もっとGCPに詳しい方に、その役割は譲りたい。
ただ、GCPを見た某イベント関係者は、音楽機材が設置されているのを見て、ライブとかに使えそうだと漏らしていた。
オタク系のクラブイベントだとか同人ライブだとか、コスプレ撮影に囚われずに様々なイベントを誘致。GCPの稼働率を上げる事が、GCP増収への道ではないかという気がする。
GCPの稼働率を上げる具体策があれば、皆様是非ご提言いただきたい。GCPの業績向上もまた、ガタケット安定の為に必要な要素だ。
【最後に】
ガタケットへの提言について、これまで四回の記事で長々書き記した。
ガタケットの存続に向けた道は、正直簡単なものではない。
参加しての「支援」も、今回だけだと一時しのぎにしかならない。今後の継続性も求められる。
今後ガタケットに対し何ができるか。どういう貢献ができるか。
ガタケットを応援したい!という意欲をお持ちの皆様方には、今後もそれを考え続けていただきたい。
当ブログの記事が、ガタケットの今後の支援や安定化を考える上での、一つの参考材料となれば幸いである。
前回中編では、ガタケット活性化には、若年層対策・年長者対策、この二本柱を両立させるべき、と申し上げた。
若年層対策について具体策を述べ、年長者対策について2点述べたところで、前回記事は終了した。
今回は、年長者対策の残った部分を提言し、最後に当記事のメインテーマに外れた所感を、アットランダムに語りたい。
【ガタケット活性化の具体策(年長者対策)】
★(1)(2)は前回記事参照願います
(3)【コスプレスペース以外】でスペースを埋める努力を
…昨年2月に刊行した拙書「STRIKE HOLE同人即売会漫遊記」において、ガタケットもご紹介させて頂いた。
その中で、委託参加サークルの多さや、コスプレイヤー勢力の増大が、直接参加サークルのフラストレーションを呼ぶ危険性を指摘した。
委託サークルは、当時200近く参加しており、質量共に豊富。
委託ブース入場に整理券を配布するほどの人気で、買い手の目が直接参加サークルに向かない事を懸念した。
ただ、例の参加呼びかけ前の委託参加数は60程度(呼びかけ後に183サークルに上昇したが)。委託サークルが急減し状況も変わっている中、昔の話を持ち出すのも適さない。この件については当面様子見とさせていただく。
もう一つの懸念点・コスプレ勢力の増大については、以前論じた時と、余り状況は変わっていないようだ。
実際、「ガタケットはコスプレ偏重ではないのか?」という意見もQ&Aには見られた。
ただ、コスプレ登録者についての正確な数字は把握していないが、見た限り、言われている程に数が増えている訳ではないようにも見える。
では、コスプレイヤー数が言われるほどの増え方でもないのに、何故コスプレ偏重だ勢力増大だという話になるのか。
ガタケットも、他の地方即売会同様にサークル参加数は減少している。
サークルが減れば、その分館内のスペースに「空白」が生まれる。
その空いたスペースは、通常コスプレスペースとして充当される。
だが、コスプレスペースが広くなると、コスプレイヤーもそこに滞留しがちとなる。
広いコスプレスペースにレイヤーが溜まっていると、コスプレイヤーの実際の数は関係なしに、そこが賑わっているかのように見える。
コスプレ勢力が増大しているかのように錯覚してしまう。
コスプレイヤーも、滞留できる場所が広ければ、ついその場に長居してしまう。サークルスペースに立ち寄らず、コスプレスペースに張り付きの構図だ。
サークルから見れば、コスプレイヤーは、コスプレスペースに貼り付いて自分達と関わりを持とうとしない集団に見える。
コスプレスペースが広ければ広いほど、コスプレイヤーがより増大しているかのように感じ、居心地も悪くなる。
サークルは、「コスプレイヤーはサークルに目を向けてくれない」と感じ、レイヤーに不満を募らせる。そしてそれは、最後はイベントに対しての不満へと進化する。
「コス禁ガタケット開催」を求める声は、その延長線上のものと捉えて良いだろう。
このサークルの不満を解消する為には、イベント会場内においての、コスプレスペースを狭める事が必要となる。
とは言え、元々サークル数が減少しており、どうしても空きスペースが生まれてしまう。
空きスペースがあれば、自然にそれはコスプレスペース化するだろう。
運営側がコスプレスペースと定めなくとも、それは写真撮影可のスペースとしないだけの話。フリースペースである以上、コスプレイヤーらの溜まり場になるだろう。
通路幅やサークル島を広く取るなど、配置を工夫して、サークルスペースを広くし空きスペースを減らす。そういう手法もあるが、ガタケットもベテラン主催だ。その程度当然やっていると思う。
サークルが減る中、配置で工夫しても賄い切れずスペースが空いてしまう。そう考えるべきだろう。
となると空くスペースは、他の方法で埋めるしかない。
具体的には、「特別企画」や「併設即売会の開催」といった方法が考えられる。
7月1日のガタケットでは、大御所的存在の漫画家・平野耕太氏の原画展が実施されることになった。
今回のガタケの片が付いてもいない内から次回の企画発表…というタイミングに異論はあるが、それは置いておく。
こういう展示企画は、スペースを埋める事は勿論、ヒラコーなら行ってみっぺとばかりに、参加を促す効果もある。
音を出さないので、サークル頒布の邪魔にもならない。
こういう類の企画ものでスペースを埋めつつ、参加者増を狙いたい。
アニソンライブだの声優トークライブだのも、Q&Aでは「不要」との声もあったが、スペースの穴埋め・参加者増の両効果により、決して不要とは思わない。
但し、即売会頒布時間中はNGだ。
大音響だから、どうしても参加者の目も、サークル作品からライブに向かってしまう。サークル作品頒布の邪魔となる。
ライブ系はアフターイベントに回す、程度の配慮は欲しいところだ。
11月25日のガタケットは、4月1日に開催したばかりの東方オンリー「新潟東方祭」が、急遽ガタケット内にて開催される事に。
新潟東方祭側が、ガタケ救済の意味も込め開催を決めたようだ。
これも、新潟東方祭にある程度スペースを分け与えれば、空きスペースを埋める効果もある。
また、東方クラスタを呼び込めるので、参加者増も期待できる。
但し、新潟東方祭は音を出す企画が少なくない。先のライブの話同様、頒布時間中に音が出れば、そっちに注意が行き、頒布の邪魔に。サークルに余計な不満を与える。
てか、頒布の時間内にそれやったら、東方祭主催氏は、私の浣腸系大技「スクリュー一輪挿し」で尻の穴が抉られ、天国と地獄を同時に味わう事ぐらいは覚悟すべきだw
…最後変な文言入れてしまったが、他には「コミティア新潟」をガタケ内で併催する方法も考えられる。
コミティア新潟は100sp程度。ガタケの空きスペースを埋めるに手頃な規模だ。
一つの会場に集約する事で、経費の節減にもなる。
以上のような工夫を重ね、スペースを埋める。
念のため申し上げるが、コスプレスペースを【無くせ】と申している訳ではない。今のままだと【コスプレスペースが広すぎるから是正せよ】と申し上げている。
コスプレスペースがもう少し狭く収まれば、コスプレイヤーの滞留者が減る。見かけ上だが、コスプレイヤー優遇だとかコスプレイヤー勢力に圧迫されるだとか、そんな印象はサークルも抱きにくくなる。
それは、サークルの居心地の向上、ひいてはリピーター率の向上に繋がる。
そこを見据えての提言たることをご理解いただきたい。
【GCP(ガタケットコスプレパーク)をどう評価するか】
新潟の中心部・繁華街に立地する万代バスターミナル。
ここから程近い所に、コスプレ撮影専用スタジオ「ガタケットコスプレパーク」(以下略称「GCP」と表記)がある。
ガタケットが、コスプレ偏重である事を示す根拠として位置付ける向きも多いが、果たしてそうだろうか。
企業経営の観点からすると、GCPの設置は、これまで即売会事業と店舗事業を営んできたガタケットの、新事業展開・事業多角化の一環として捉えられる。
事業多角化については、無関連な分野の多角化よりも、関連した分野の多角化の方が、既存の経営資源を流用できるので、事業展開も容易。シナジー効果が発揮し易い。
ガタケットに関して言えば、これまで培ってきた即売会運営の中で得られたコスプレ対応のノウハウを、コスプレスタジオ事業に転用可能であり、無理の無い多角化である。
多角化を企業が進めるメリットは色々あるが、大きなメリットは「潰しが利く」という事。
一つの事業がコケても、他の事業でカバーできれば、業績の悪化は緩和できる。
ダメージを食らっても、そのダメージを最小限に抑える事が出来るので、倒産等のリスクもその分低くなる。
ガタケットに関して言えば、即売会事業の減収(サークル数の減少から想定可能)を補うべく、新規事業としてのコスプレスタジオ事業を立ち上げ、新たな収入の柱にしよう。
そういう狙いがあったと思われる。
即売会事業だけではジリ貧。企業としての存続も怪しくなる。これを打破したいとする思いは、理解できる。
そして、企業としての存続が難しければ、即売会事業も継続不可能である。
つまりGCPは、ガタケットという企業の新たな収入源とすることにより、企業としてガタケットの存続、そして即売会としてのガタケットの存続をも図る新規事業と言える。
GCPは、コスプレ偏重化の為に在るのではない。即売会存続の為に存在するのである。
しかし、新規事業立ち上げには、投資が必要だ。
新潟市商工会議所のデータベースhttp://www.niigata-cci.or.jp/db/search/detail/id/13677によると、特例有限会社ガタケットの資本金は300万円。改正前の旧会社法における、有限会社の最低資本金額そのままである。
この資本金だけで投資額を賄えない。金融機関からの借入金にて、投資額を賄っている。
Q&Aによると、借入金返済を含めて収支はトントンとのことであり、借入金の返済が滞る最悪の事態は回避できているものの、期待していた収入の増加には至っていないようだ。
折角借金や投資してまで立ち上げたGCPだ。
GCPには、十分な利益を上げて貰わなければ、投資した甲斐がない。
ガタケット存続の為にも、GCPの活用と増収が求められると思う。
…とは言え、GCPの利用状況・利用実績を把握しているわけでも無ければ、GCPをこの目で見た訳でもない。
正直、私に具体的なGCP活用の提言を為す能力は無い。
もっとGCPに詳しい方に、その役割は譲りたい。
ただ、GCPを見た某イベント関係者は、音楽機材が設置されているのを見て、ライブとかに使えそうだと漏らしていた。
オタク系のクラブイベントだとか同人ライブだとか、コスプレ撮影に囚われずに様々なイベントを誘致。GCPの稼働率を上げる事が、GCP増収への道ではないかという気がする。
GCPの稼働率を上げる具体策があれば、皆様是非ご提言いただきたい。GCPの業績向上もまた、ガタケット安定の為に必要な要素だ。
【最後に】
ガタケットへの提言について、これまで四回の記事で長々書き記した。
ガタケットの存続に向けた道は、正直簡単なものではない。
参加しての「支援」も、今回だけだと一時しのぎにしかならない。今後の継続性も求められる。
今後ガタケットに対し何ができるか。どういう貢献ができるか。
ガタケットを応援したい!という意欲をお持ちの皆様方には、今後もそれを考え続けていただきたい。
当ブログの記事が、ガタケットの今後の支援や安定化を考える上での、一つの参考材料となれば幸いである。