STRIKE HOLE

【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系と電波評論の二本立てです。 基本的に同人イベント関連の評論は真面目、他の評論は不真面目な傾向があります。同人評論のカテゴリーの内容以外はアフォ評論という事で斜め読みをお願いしますw

2012年09月

半年ぶりの新刊!新刊は、イベントレポート本最新作と、政治評論本に挑戦!

STRIKE HOLEでは、9/30福岡市開催オールジャンル同人誌即売会「Comic Stream」にて、以下2点の新刊を刊行致します。
半年ぶりの新刊となりますが、皆様宜しければ、是非お立ち寄りの上、ご購入いただければ幸いです。

●「STRIKE HOLE同人誌即売会見聞録2012」(400円)
 オフセ・40p。いつもの即売会レポート本・最新刊です!
 2012年4月以降に来訪した即売会をレポートしております。
 「全国制覇」を目標に、未訪問県の即売会に足を運んでいる関係上、地方のオールジャンル即売会のご紹介が多めです。予めご了承ください。

●「新生党/日本新党/新党さきがけ 全議員軌跡」(200円予定)
 コピー本です。STRIKE HOLE初の政治評論本
 泡沫候補中心・選挙オンリー「我は唯一神」で刊行予定でしたが、原稿が大方出来上がったので、福岡初売りに前倒しします。
 1993年の「新党ブーム」牽引役となった「新生党」「日本新党」「新党さきがけ」の3党に所属していた全ての議員の動向を追います。特に日本新党は、与野党両方の有力幹部に、地方自治体首長に、幅広く人材を輩出しており、案外馬鹿に出来ない影響を今の政界に与えた存在だったかも。

「Comic Stream」はスペース【F−10】となります。
皆さまのお越しをお待ち申しあげております。

なお、「Comic Stream」後は、11月の「我は唯一神」「文々新聞。友の会」「コミティア」など、東京・関西のイベントを中心に、上記作品を刊行予定です。
宜しければ是非、当サークルに足をお運びいただけますようお願い申し上げる次第です。

8/19 福島県郡山市「SUPER ADVENTURES」

夏コミも終わって間もない8月19日、私は、福島県郡山市で開催されし、東北最大級規模のオールジャンル同人誌即売会「SUPER ADVENTURES」にサークル参加させていただいた。

主催は、福島県内を地盤に、定期的に同人誌即売会を開いている「ADV企画」。
「ADVENTURES」の名を冠した同人誌即売会を、県内各所…いわき・福島・会津若松・郡山で開催している。
他、県内各地でのコスプレイベントの開催にも、積極的である。
言わば、福島を地盤に、地域に根ざした同人誌即売会を営んでいる団体と言えよう。

今回の「SUPER ADVENTURES」は、普段の即売会「ADVENTURES」の拡大版とも言えるものであり、規模も数倍。
郡山市の見本市会場「ビッグパレットふくしま」を舞台に開催される即売会。東北を代表する即売会の一つである。

ところが、2011年3月11日の東日本大震災。そして、これに伴う浜通りの福島第一原発の事故は、この即売会にも大きな影響を及ぼした。
会場の「ビッグパレットふくしま」は、原発事故対応の避難所として接収され、この会場での即売会開催は不可となった。
「SUPER ADVENTURES」は、他の代替会場を用意し開催を継続する事となった。

その後、仮設住宅の整備も進み、避難所としての接収も終了。(但し今でも避難自治体の役場機能はビッグパレットに残る)
会場の整備に要する作業等も経て、ようやく2012年6月から、「SUPER ADVENTURES」はビッグパレットふくしまでの即売会開催に至った。
今回の「SUPER ADVENTURES」は、震災後2回目となる、ビッグパレットふくしまでの復活開催。
8月19日という日は、夏コミ一週間後だから、売り手は夏コミ売れ残りの在庫を捌ける。また、お盆の帰省時期とも重なる為、福島への帰省者も参加しやすい日程。
震災前から、この8月のイベントは、拡大版としての位置付けたる「SUPER ADVENTURES」の中でも、最も規模の大きいイベントと聞いていた。

今回は、340sp規模。普段の「ADVENTURES」は50〜100spと小規模だから、「SUPER ADVENTURES」の規模の大きさが引き立つ。
以前に比べ減ったとも言われてはいるが、それでもこの規模は、東北随一である。

ジャンル傾向は、この「ADVENTURES」系イベント、創作サークルの勢力が、極めて強い。
この「SUPER ADVENTURES」においても、創作は30と最大手。
但し、他ジャンルも、黒子のバスケ26、忍たま22、イナイレ22…と僅差で続く。
以前他の「ADVENTURES」でお見かけしたような、圧倒的な創作の隆盛は無い。ジャンルが適度に分散できている印象だ。
他ジャンルは、ポケモン16、ヘタリア16、東方14、マギ10、うたプリ9、BASARA9、ボカロ8…と言った所。

尚、「SUPER ADVENTURES」は、搬入数の多い所中心に、【壁配置希望サークル】を募っており、壁配置は多ジャンル混成だ。
今回、ジャンル毎のスペース数集計において、【壁配置サークルは集計から除外】している点も付け加えて申し上げたい。
そりゃあ何処とは言わねえが、東方メインのサークルが6spで参加してる事例もあり、東方なんかはプラス6しても良いだろうが…
ただ壁サークルは、総じて搬入量が多い。ジャンルも複数跨る所多く集計もしにくいので、今回壁サークルは、集計の数字から除外している。

頒布物も、グッズ有り同人誌あり多種多様。
コミケ等都内のイベントに参加する年長者も多く参加しており、参加者の平均年齢を底上げしている。逆に言えば、年長者でも疎外感無く参加可能な環境と言える。
夏コミ在庫の頒布が多いせいかもしれないが、グッズに偏っていないあたりが、他の地方即売会との違いであろうか。
参加者も、流石に女性参加者が圧倒的だが、男性参加者も2〜3割とそこそこおり、男性陣もアウェイ感を持たずに済む。
老若男女誰でも違和感なく溶け込める所や、その地域を代表する総合イベントとしての風格は、福岡ヤフードームの「コミックシティ」に近い雰囲気だ。(まあ規模は違うけど…)
サークル参加者としては多くの来訪者に恵まれ、そして買い手としては魅力的なサークルに恵まれ、売り手買い手両面から「参加し甲斐のある即売会」だったと感じた。

面白い特徴としては、チラシ置き場には、全国各地の地方即売会のチラシが設置されている事。
地域密着で頑張る即売会同士の、横の繋がりや共助の精神があるのだろうか。
設置されたチラシは、島根の花鳥風月、鹿児島「Drink Bar」、12/23岡山ドームのオンリーイベント複合の即売会、新潟のガタケットなど。
特に島根の「花鳥風月」は、イベントカタログの余りを頒布したり、被災県在住者の委託参加費用を無料にする等、被災県への取り組みの熱心さが目立つ。

カタログを見て親切だな…と感じたことは、巻末に時刻表が掲載されているのだが、公共交通機関の案内が充実していること。
会場のビッグパレットふくしまへは、JR郡山駅からバス20分。バスの本数はそこそこあるが、運行頻度が極端に偏っている点が要注意。(30分の間に4本出ることもあれば、2時間空くことも)
今回、カタログ巻末に帰りのバスの時刻表が掲載されており、公共交通機関利用組としては、これを元に撤収時間を計れば良い。地味に助けになる情報提供であった。
また、県内各地からの遠征者向けに、郡山駅からのJR時刻表も掲載していた。
汽車の運行本数も決して多いとは言えない福島県だ。
こういう情報提供は、親切でありがたい。

会場における供食機能の充実も、この即売会の特徴であろうか。
会場そばには「仮設店舗」のコンビニエンスストアもある(近隣には避難民の仮設住宅もあるので、避難民向けだろうが)。ここで食料を調達しても良い。
ただ、個人的には、会場内の屋台がオススメ。
福島の復興を祈願しての「福興カレー」が200円、フランクフルト100円、唐揚げ200円と相場より安く、つい採算を心配してしまうほど。
お店の周りには飲食ブースも設けられ、そこで注文した食事を摂る事ができる。
安価で福島の味が楽しめる、親切な企画である。


こうしてビッグパレット復帰「第二戦」となる「SUPER ADVENTURES」は、盛況の内に幕を閉じた。
東日本大震災という困難を乗り越え、福島と共に歩み続けるこの即売会が無事に終わった事は、震災からの復興を願う立場としては喜ばしい限りである。
主催ADV企画は、今後もこの「ビッグパレットふくしま」を舞台に、「SUPER ADVENTURES」の開催のみならず、創作オンリーの復活開催、また幾つかのオンリーイベントを開催させる等、これまでビッグパレットを使えなかった鬱憤を晴らす(?)かの如く、即売会の開催に積極的な模様だ。
これらのオンリーを通じ、福島同人界の活性化に努めていただくと共に、震災を乗り越え頑張り続ける姿を見せて欲しい。そう私は願っている。

最後に一つだけ、この「SUPER ADVENTURES」参加に当たっての注意事項を申し上げたい。
イベント終了時間は15時30分。
…となれば、15時30分までは頒布OKと考えるのが、普通だろう。
だが、この【15時30分は、サークルが撤収を終了すべき時間】でもある。サークル案内にも、そう記載されている。
この地域ならではのローカルルールだが、福島県外の人間がサークル参加するのならば、その点には是非ご留意いただきたいものである。

現に、県外から遠征した某サークルは、それを知らず15時30分から撤収を始め、撤収に時間を要した事もあり、早く会場を返却したい主催側と、トラブルになりかけたようだ。

勿論、第一義には、サークル案内をきっちり読まなかった某サークルの責となる事は言うまでも無い。
当該サークルに対しては、「貴様はサークル案内ちゃんと読んどけ!この淫らなオスブタがっ!」と青龍刀による折檻調教ショーを予定しているw
ただ、イベント主催側のアナウンスも、サークル案内に一行書いてあっただけであり、充分な告知とは言い難い。

そもそもこの【イベント終了時間=撤収終了時間】というルールは、他の地域には存在しない、福島ならではの【ローカルルール】である。
(他即売会は、普通、イベント終了時間を過ぎてからの撤収だ)

「郷に入っては郷に従え」との諺もある。
ルールの設定は、主催の専決事項。主催が定めたルールについては、ローカルルール含め、当然従うべきだとは思う。

ただ、「ADVENTURES」は、県外の告知にも積極的。コミケ・コミティア等他の有力即売会でも告知を図り、サークルを集めている。
他県でサークルを募りながら、他県と異なるルールを定める以上、他県からの参加者にそのルールを周知させるのもまた、主催の務めであると思う。
例えば、館内アナウンスで15時30分撤収への協力を呼びかける。サークル案内中においても15時30分撤収の旨の表記が、分かりやすくなるように強調する。
サークル案内に一文書くだけでは、件のサークルのように「ちゃんと読まない」淫らなオスブタも、絶対に出てくる。
率直申し上げて、今回の案内表記だと、不充分である。

粗相を冒した当該サークルには、私が責任持ってお仕置きの折檻調教を果たす事を、お約束したいw
だから主催側には、このルールが県外からの遠征者には馴染みの薄いローカルルールである事を理解いただいた上で、県外参加者等初参加の方にもそのルールを浸透させる工夫を図っていただけるよう、お願い申し上げる次第である。
そして、今後「SUPER ADVENTURES」等ADV企画主催イベントへの参加をお考えの皆様には、イベント終了時間は頒布終了時間でもあるが、同時に撤収終了時間である。その事をご留意の上、撤収終了時間の遵守にご協力をいただきたいものである。
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