名古屋を代表する同人誌即売会「コミックライブin名古屋」への訪問は、5〜6年ぶりだろうか。
昔は時折足を運んだが、最近は足が遠のいてしまった。
「おでかけライブin名古屋」は、現在おおよそ1000sp弱の規模で、月1回のペースにて開催されている同人誌即売会である。
昔は1500〜2000sp規模なので、昔に比べると規模は落ちたが、地方即売会衰退の流れもあり、致し方ない部分もある。
寧ろ、1000sp弱の規模を毎月続ける事のできる、名古屋同人界のパワーこそが驚異である。
元々、12月の「コミックライブ」は、12月16日の開催予定だった。
マギオンリー「千夜一夜Nagoya」、戦国無双・戦国BASARA中心 戦国時代物全般オンリー「恐惶謹言 尾張」、そして黒●スオンリーとの併催、という形式での開催予定だった。
しかしながら、昨今の黒●ス関連イベントに対しての、広範な脅迫事件の影響は、このイベントにも及んでしまった…
結果、12月16日はイベント開催自体を中止。
黒●スオンリー自体は代替日も用意できず完全中止。コミックライブ及び、マギオンリー・戦国時代オンリー「恐惶謹言 尾張」のみ、12月24日に振り替えて開催する事となった。
そこで私は、「東方晴天祭」で岡山に赴いた帰り道に名古屋がある事、加えて気の毒な目に遭った名古屋の即売会を応援したいとの思い、この二点が動機となり、「コミックライブin名古屋」に急遽、立ち寄る事を決意した。
ジャンル傾向は、最大勢力は東方の30。名古屋は相変わらず東方の勢力が大きい。(とは言え、目前にコミケを控え絶対数は小さいが)
次いでポケモン25、ボカロ20。諸般の事情で伏せ字とする(お察し下さい)のジャンルが16。そしてイナイレ12、ヘタリア10、といった具合。
名古屋の「コミックライブ」に参加したのは久々だが、頒布物の傾向が、以前とは大幅に変化している。
「本が無い ラミカばかり」という地方即売会にありがちな評は、数年前から囁かれてはいた。
ただ、私は「コミックライブin名古屋」に関しては、コピー誌中心だが本も探せば普通にあるだろ?何言ってんだ?と違和感があった。
それが、数年前の話である。
今回参加しての印象としては、「本を探す事自体が難しい」…そういう印象だ。
特に、伏せ字表記の(お察し下さい)のジャンルや、ボカロスペースなどは、本出してるサークルが全く見当たらず…
流石に、東方ジャンル当たりは、本のサークル多いだろうと思い漁ったが、殆ど見かけなかった。
正直、他の地方の「おでかけライブ」の方が、本を求めやすい環境だと感じた。
頒布物で多いのは、いつも通りラミカ・アクセサリー等の小物類。
ただ、この即売会で特徴的に目立った頒布物は、実は【色紙】だったりする。
他のジャンルも、色紙頒布サークルは多いが、特に、東方でその傾向が強かった。
(東方サークルに色紙率高かった事や、前日の「晴天祭」にも参加したサークルさんが、自作の色紙を強調したディスプレイだったことがその理由となろう)
色紙サークルは、おしなべてレベルの高い方が多かった。まあ、一枚絵での勝負で、単価も高めだから、イラスト巧くなきゃ厳しいのだろうが…
色紙を求める買い手のニーズが強く、それにサークルも合わせているのだろう。
参加者層としては、一般は学生が多い。地方即売会にありがちの傾向だ。
一方、サークルの年齢はもう少し高く、本も出せそうな年齢層/画力の方も少なくは無い。にもかかわらず本が少ないのは、色紙の例同様、購買層のニーズに合わせてるからのような気もする。
今回、非常に残念だった事は、その規模である。
私の「コミックライブin名古屋」の印象は、暫減傾向にはあるものの、1000前後で踏みとどまってくれたイメージ。
しかしながら、今回は戦国オンリー56、マギ36を加えても500弱に満たない規模。
普段は1ホール全面利用も、今回は半面のみの利用にとどまった。
黒バスの抜けた穴もあろうが、それを差し引いても少ない。
コミケ前だから減少という声もある。それが一因たる事は否定しないが、12月のコミックライブは大凡この時期で固定されている事、地方の即売会はコミケ前でも影響が小さい事、加えて冬休みなので学生の参加が見込めるプラス要因もある。
コミケ前という時期設定は主因にはならないだろう。
となるとやはり、黒●ス絡みになる急な日程変更、これが大きいではなかろうか。
急な変更により参加を見合わせた方も少なくないはずだ。
また、当初開催予定だった黒●スオンリーは、黒●ス人気を考慮すると、私の見立てでは、名古屋なら推定100〜200は集まる筈だ。
このサークル数を締め出さざるを得なかった事も、会場の規模縮減に拍車を掛けた。
今回の一連の黒●ス騒動が、このような形で地方の即売会にも影響を及ぼしている。
これが今、我々同人者を取り巻く現実の一端である。
模倣犯でも構わない。一人でも良いから、一刻も早く誰かしらお縄に付かないと、今のこの流れを変えることは難しいのだろう。(勿論最終的には全員捕まるべきだが…!)
一刻も早い犯人の検挙を望みたい。
余談だが今回、コスプレイヤーも全然気にならなかったレベルだった。
名古屋のコミックライブは、コスプレイヤーが多すぎてサークルが圧倒させられるレベルなのだが…
普段のコミックライブと異なる様相は、ある意味異常事態とも言えようが、これも、急な日程変更が影響しているのかもしれない。
昔は時折足を運んだが、最近は足が遠のいてしまった。
「おでかけライブin名古屋」は、現在おおよそ1000sp弱の規模で、月1回のペースにて開催されている同人誌即売会である。
昔は1500〜2000sp規模なので、昔に比べると規模は落ちたが、地方即売会衰退の流れもあり、致し方ない部分もある。
寧ろ、1000sp弱の規模を毎月続ける事のできる、名古屋同人界のパワーこそが驚異である。
元々、12月の「コミックライブ」は、12月16日の開催予定だった。
マギオンリー「千夜一夜Nagoya」、戦国無双・戦国BASARA中心 戦国時代物全般オンリー「恐惶謹言 尾張」、そして黒●スオンリーとの併催、という形式での開催予定だった。
しかしながら、昨今の黒●ス関連イベントに対しての、広範な脅迫事件の影響は、このイベントにも及んでしまった…
結果、12月16日はイベント開催自体を中止。
黒●スオンリー自体は代替日も用意できず完全中止。コミックライブ及び、マギオンリー・戦国時代オンリー「恐惶謹言 尾張」のみ、12月24日に振り替えて開催する事となった。
そこで私は、「東方晴天祭」で岡山に赴いた帰り道に名古屋がある事、加えて気の毒な目に遭った名古屋の即売会を応援したいとの思い、この二点が動機となり、「コミックライブin名古屋」に急遽、立ち寄る事を決意した。
ジャンル傾向は、最大勢力は東方の30。名古屋は相変わらず東方の勢力が大きい。(とは言え、目前にコミケを控え絶対数は小さいが)
次いでポケモン25、ボカロ20。諸般の事情で伏せ字とする(お察し下さい)のジャンルが16。そしてイナイレ12、ヘタリア10、といった具合。
名古屋の「コミックライブ」に参加したのは久々だが、頒布物の傾向が、以前とは大幅に変化している。
「本が無い ラミカばかり」という地方即売会にありがちな評は、数年前から囁かれてはいた。
ただ、私は「コミックライブin名古屋」に関しては、コピー誌中心だが本も探せば普通にあるだろ?何言ってんだ?と違和感があった。
それが、数年前の話である。
今回参加しての印象としては、「本を探す事自体が難しい」…そういう印象だ。
特に、伏せ字表記の(お察し下さい)のジャンルや、ボカロスペースなどは、本出してるサークルが全く見当たらず…
流石に、東方ジャンル当たりは、本のサークル多いだろうと思い漁ったが、殆ど見かけなかった。
正直、他の地方の「おでかけライブ」の方が、本を求めやすい環境だと感じた。
頒布物で多いのは、いつも通りラミカ・アクセサリー等の小物類。
ただ、この即売会で特徴的に目立った頒布物は、実は【色紙】だったりする。
他のジャンルも、色紙頒布サークルは多いが、特に、東方でその傾向が強かった。
(東方サークルに色紙率高かった事や、前日の「晴天祭」にも参加したサークルさんが、自作の色紙を強調したディスプレイだったことがその理由となろう)
色紙サークルは、おしなべてレベルの高い方が多かった。まあ、一枚絵での勝負で、単価も高めだから、イラスト巧くなきゃ厳しいのだろうが…
色紙を求める買い手のニーズが強く、それにサークルも合わせているのだろう。
参加者層としては、一般は学生が多い。地方即売会にありがちの傾向だ。
一方、サークルの年齢はもう少し高く、本も出せそうな年齢層/画力の方も少なくは無い。にもかかわらず本が少ないのは、色紙の例同様、購買層のニーズに合わせてるからのような気もする。
今回、非常に残念だった事は、その規模である。
私の「コミックライブin名古屋」の印象は、暫減傾向にはあるものの、1000前後で踏みとどまってくれたイメージ。
しかしながら、今回は戦国オンリー56、マギ36を加えても500弱に満たない規模。
普段は1ホール全面利用も、今回は半面のみの利用にとどまった。
黒バスの抜けた穴もあろうが、それを差し引いても少ない。
コミケ前だから減少という声もある。それが一因たる事は否定しないが、12月のコミックライブは大凡この時期で固定されている事、地方の即売会はコミケ前でも影響が小さい事、加えて冬休みなので学生の参加が見込めるプラス要因もある。
コミケ前という時期設定は主因にはならないだろう。
となるとやはり、黒●ス絡みになる急な日程変更、これが大きいではなかろうか。
急な変更により参加を見合わせた方も少なくないはずだ。
また、当初開催予定だった黒●スオンリーは、黒●ス人気を考慮すると、私の見立てでは、名古屋なら推定100〜200は集まる筈だ。
このサークル数を締め出さざるを得なかった事も、会場の規模縮減に拍車を掛けた。
今回の一連の黒●ス騒動が、このような形で地方の即売会にも影響を及ぼしている。
これが今、我々同人者を取り巻く現実の一端である。
模倣犯でも構わない。一人でも良いから、一刻も早く誰かしらお縄に付かないと、今のこの流れを変えることは難しいのだろう。(勿論最終的には全員捕まるべきだが…!)
一刻も早い犯人の検挙を望みたい。
余談だが今回、コスプレイヤーも全然気にならなかったレベルだった。
名古屋のコミックライブは、コスプレイヤーが多すぎてサークルが圧倒させられるレベルなのだが…
普段のコミックライブと異なる様相は、ある意味異常事態とも言えようが、これも、急な日程変更が影響しているのかもしれない。