STRIKE HOLE

【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系と電波評論の二本立てです。 基本的に同人イベント関連の評論は真面目、他の評論は不真面目な傾向があります。同人評論のカテゴリーの内容以外はアフォ評論という事で斜め読みをお願いしますw

2013年02月

2/24 名古屋市開催東方オンリー「幻想郷サミット」

名古屋の東方ジャンルは、他の地域ではなかなか見られぬ、異様なまでの熱気を感じる。
名古屋のオールジャンル同人誌即売会「コミックライブin名古屋」では、数年前から、東方が最大級勢力として君臨している。
勿論、ヘタリアや黒バスといった旬のジャンルに抜かれる事もあるが、それでも、総参加サークルの1〜2割は常時占めており、その勢力も、数年来安定している。

また、東方のコスプレイヤーも多く、オタ店の集う大須の街では、地元の理解も大きそうだが、コスプレイヤーも闊歩。今日も幽々子さまを大須で見かけたw
勿論、普段の即売会でも、名古屋が元々コスプレイヤーの盛んな土地柄という事も相乗効果となっていようが、東方コスは非常に多い。
また、クラブイベントやライブイベントが盛んなのも、この地の特徴だ。確認できるだけでも年数回以上は、市内どこかしらで、これらのイベントが開かれているようだ。

しかしながら、こと「東方オンリー」という部分になると、名古屋は他地域の後塵を拝していた。
名古屋では「東方名月祭」や「東方絢文禄」などの東方オンリーが開催され、200sp台を集め安定している。
しかしながら、九州「大9州東方祭」(600sp台)は元より、広島「東方椰麟祭」(300sp前後)にもかわされる。
これだけ東方の盛んな土地柄であるにも関わらず、である。
名古屋並びに東海地方の人口、加えて当地の熱気も考えると、大9州に迫る規模のサークル数を集めても、本来不思議は無いはずなのだが…

東方の熱気や人口の割には、オンリーの規模は小さめ。
その理由としては、会場容量の問題が大きいだろう。
かつて他のオンリーで用いた「ガイシフォーラム」は150spが限界、名古屋駅近くの「ウインクあいち」も350spが限度だろう。
1000spまでなら何とか行けそうな、大9州会場・西日本総合展示場とは、比ぶべくもない。
東方の熱気に対応し得る適切な会場が、他地域に比べ見当たらなかった、というべきだろうか。
実際、4月開催の「東方名華祭」は、名古屋臨海部の大会場・ポートメッセ名古屋に会場を移し開催。併設の東方キャラオンリーと合わせ400sp規模が集っている。

今回開催された「幻想郷サミット」は、名古屋の東方熱気に対応し得る会場が不足しがちで、即売会/会場側が、当地の東方熱気を充分吸収し切れていない状況。そんな中、新たなアプローチとして開催された東方オンリー、という文脈にて私は捉えている。

会場の「名古屋国際会議場」も、これまで即売会会場としては殆ど用いられてこなかった。
一応、「コミティアin名古屋」が利用していたが、これは落ち着いた雰囲気の即売会。
東方のような熱気が異様なジャンルで、果たして耐えられるのか?
名古屋の即売会関係者にとっても大きな「挑戦」だったようで、とある古参のスタッフ氏は、今日を無事に終えれば今後にも繋がる、と気合い充分だった。

しかし一番のチャレンジャーは、主催氏ご本人だろう。
主催氏は、他のオンリーイベントでスタッフとしての経験は積んできたものの、主催としてはこのイベントの立ち上げが「初めて」である。
そして、利用する会場も、東方オンリーとしては「初めて」の体験…。
そして、「初めて」開催のイベントが、200spと大きい規模のオンリーイベント…
何の実績も無い、初めて主催に挑む人間が、いきなり200sp規模のイベントを営むという、極めて異例の展開だ。

サークルだって、言っちゃ悪いが海のものとも山のものとも分からぬ主催に、身を委ねるのも勇気がいる。
様子見で、参加を控えるサークルもいておかしくはない。
初主催の人間は、実績面や信頼性の部分で、どうしても、ハンディを抱える。
もしサークル集めに失敗したら、あの広い会場だ。会場代だって、決して馬鹿にならない。大赤字必死だ。
主催が抱えるリスクは極めて大きい。余程の覚悟が無ければ、主催として名乗りは上げられない筈だ。
正直、よくこの会場この規模で、立つ気になったな…というのが私の本音だ。

STRIKE HOLEがサークル参戦を決意したのは、主催氏のそういう「覚悟」を感じたからである。
余り大した協力はできなかったが、イベント運営の都合上【参加サークル以外のチラシ配布が不可】であったニコニコ超会議内「東方不敗小町」で、チラシ配布を主催に代わり受け持った事もある。

主催氏も、主催初心者たるハンディキャップを、積極的に告知を図る事で跳ね退けた。
昨年4月以降、全国各地津々浦々の東方オンリーでチラシを配布。日本全国殆ど全ての東方オンリーや男性向けオールジャンルを網羅した。
これに比肩する告知努力を行った即売会は、広島「東方椰麟祭」や京都「文々新聞。友の会」ぐらいだろうか。
これらの即売会同様、主催初心者たるハンディを、猛烈な告知努力でカバーした、という構図だ。
加えて、名古屋における東方の熱気も、主催には追い風となっていよう。
結果、今回の「幻想郷サミット」は、プチオンリーを含め、219サークル・227spのサークルを集め、無事に結果を残せた。

後は当日の運営だが…先述した名古屋同人界の「今後」を見据えた古参スタッフのお手伝いもあった。
また、古参スタッフ並びに主催氏自身の、これまでのスタッフとしての経験の中で培われた「人脈」もあり、多くの優秀かつ経験豊富なスタッフが、お手伝いとして参戦した。
脇を固めるスタッフに優秀な方が多かった事もあり、大過無くイベントは終了した。
無事にこの会場でのオンリーを終えた事は、今後この会場を即売会として利用できる目処が付いた、という事。極めて意義深い成果である。

主催も、力を尽くしてくれたスタッフに、感謝しなければならない。
主催氏の努力と熱意は、特筆すべきものではあるが、主催氏一人ではイベントは成り立たない。
皆の力をお借りしたからこそ、今日この日を迎えられる事に、思いを馳せていただきたい。

ただ、当日はスタッフの力もあり形にはできたものの、イベント開催「以前」の部分…主催自身の職掌となる範囲に、反省点が目立ったとは思う。
多分他のスタッフから、後で反省会の時に突っ込まれるだろうからw、ここでは余り深く触れないつもりだが…

一つは、新刊見本誌提出の基準が曖昧だった事。
要項には、「今日初売りのもの」と謳いつつ「これまで見本誌チェックを受けてないもの」ともある。
これだと、私のように前週の「御射宮司祭」(このイベントは見本誌チェック無し)で新刊出している者はどうするのか?。
案内文の内容が矛盾しているので、今後は統一性を心がけていただきたい。

POPを事前に用意してなかったのか、全量手書きで対応していた点も、反省材料だ。
当日スタッフが必死に手書きPOPを作成して対応していたが、文字も細く見えにくい。
某スタッフの描いた、フランちゃんのイラスト付本部POPは味があって良かったが…とは言え、スタッフ達に余計な負担をかけているのは事実だろう。
ここも反省点だろう。

この辺りは、初主催ゆえの経験の無さが災いしているように思う。
主催経験を重ねた人間ならば、もう少し上手に対応できたと思う。
回を重ねればまた違うだろうし、次回以降改まる事に期待したい。

(POPに関しては、他のイベントがどう貼っているか研究いただく事もお勧めする。他のイベントをスタッフとしてお手伝いするのも良いが、たまにはスタッフの立場を離れ、一般ないしサークルの立場で、運営から一歩離れてイベントを眺めてみてはどうだろうか?違った「気付き」が生まれる筈だ。)


当日の概況を、簡単に申し上げたい。

初動の待機列は、おおよそ500人ぐらいだろうか。
名古屋での東方の熱気に加え、当地での単独開催の東方オンリーは久々という事もあり、一般参加者の期待も、心なしか高そうだ。
とは言え来場者が初動に集中する訳でもなく、14時30分の終了まで入れ替わり立ち替わりの来場。遠征組などが、少し遅めに訪れているのだろうか。
国際会議場「白鳥ホール」は、200spを収容し得るキャパシティの大きな箱であるにも関わらず、常時人で充満し、盛況だった。

会場外には、【イベントアピールボード】という企画が。
主催として告知業務に力を注いだ主催氏ならではの発想、と言えようか。
ボードにポスターやチラシを貼り、視覚的にアピールできる点が、他イベントの主催にとっては有り難い。
大9州東方祭などは、「スタッフ募集!」のポスターまで貼っていたw
勿論、チラシ置き場や主催によるイベントアピールタイムも健在で、これらと併用する事で、更なる告知効果を図れるだろう。

会場内を見渡すと、様々な地域の東方オンリーでチラシを撒いた成果だろうが、遠征サークルも少なくない。よくお会いするサークルさんが、あちこちにいらっしゃるw
だが、地元在住のサークルも、結構多いなとも感じた。
理由の一つとして、色紙を頒布する【色紙サークル】が多く目に付いた事が挙げられる。
昨年末、「コミックライブin名古屋」に参加した時、私は色紙サークルの多さを指摘した。色紙が、一つのトレンドなのだろう。
今回の「幻想郷サミット」の色紙サークルも、「コミックライブin名古屋」の傾向を継いでいると考えるのが自然だろう。
色紙サークルの多さは、地元サークルの多さを示している、とも言えよう。

13時に入ると、「音楽サークルアピールタイム」という事で、コスプレ広場の一角を借りて、そこでアピールする形式。
自身作品のアピールに工夫を要するであろう音楽サークルに、作品をアピールできる場を設けるという趣旨だ。
バイオリンやピアノの生演奏あり、レコーディングされた作品をそのまま流すサークルさんあり、アピール形態は様々だ。
ただ、その場で生演奏できるサークルは、人が集まり非常に盛り上がるが、それ故に、逆に「その場で演奏できなきゃ駄目なの?」と錯覚しそう。
生演奏じゃないサークルさんにとっては、かえって敷居が高くなってしまうかもしれない。
尚、音響はほぼ完璧だった。会場内に生演奏が流れても、BGMレベルの音量で、頒布への影響も無い。音響担当スタッフが常駐し、ボリュームの微調整を図っていたのが大きかった模様だ。

14時過ぎには、イベント合同の合同誌+クリアファイルの頒布。
一時長蛇の列ができ、急遽頒布箇所を移す一幕も。
内容は、早苗・妖夢両プチオンリー参加サークルから、原稿を集めての記念合同誌。
主催が、プチオンリー参加サークルに、献本分を配り歩いていたw

こうして「幻想郷サミット」は、無事にかつ盛況の内に幕を閉じた。
主催が初心者たる事が災いし、細かい部分で粗が多々あったのは否定しない。
しかし、それを差し引いても、初主催で200sp規模を成功させたのはたいしたもの。
日頃からの努力が実ったと言えよう。

次回は来年2月開催予定。
今回上がるであろう反省点を踏まえ、更にパワーアップした「幻想郷サミット」を見せてほしいものである。

山梨の即売会「コミックチャレンジ」東方オンリー進出に当たって〜成功の為の道標〜(後編)

前々回並びに前回の記事では、山梨の同人誌即売会「コミックチャレンジ」の東方オンリー進出に際し、当日までに何をすべきか。何が必要か。そういった部分を論じた。
告知に関する部分を中心としつつも、東方オンリーに「慣れる」事も必要と考え、積極的に東方オンリーに足を運ぶべきであることを説いた。
東方は、これまで慣れてきた既存即売会とは、流儀や慣習の異なる部分もある。
既存即売会でのやり方が通用しない恐れも、充分あり得る。
東方オンリーをもっと勉強し、東方界隈に合った運営スタイルへの修正が必要となるだろう。

今回は、前回・前々回で書ききれなかった事を、今までとは少し違った角度から論じる事としたい。


【同人誌即売会は、皆の力を合わせてつくるもの】

初っ端から説教臭いタイトルにて恐縮だが、先ずはここから語りたい。

主催がどんなに有能な方だとしても、個人の力には限りがある。
世の中殆ど全ての即売会は、主催一人で開けるものではない。
チラシ/カタログ用のイラスト作成で、サークルさんに助力を仰ぐ。
サークルさんや一般参加者には、イベントのルールを守るようご協力をいただく。
そして何より、主催をサポートするスタッフ達。スタッフの力無くして、イベントは回っていかない。
皆の力を合わせて、初めて同人誌即売会は開催できるのである。
極めて当たり前の事である。

(ぶっちゃけ、主催は無能でも構わないとすら思っている。脇を固める幹部がしっかり皆をまとめ上げ、皆の力の全体総和で勝負すれば良い)

しかしながら、「コミックチャレンジ」の状況を拝見するに、その当たり前の事が、忘れ去られていそうな気がする。
というか、他人の助力を得ずに、【一人で全てをこなす】という事が当たり前になってきているような気さえする。

そう私が感じ始めたのは2〜3年前、主催氏の「つぶやき」を読んでから。
この中では、最近文句を言いたい放題の人が多いと不満をぶつけた上で、文句があるんなら一人で全てをやってみろ!という意の事を語っていた。
…ちょっと待て、即売会の主催って一人でするものなのか?考え方の隔たりに、物凄い違和感を覚えたものだった。

確かに、チラシやカタログのイラストは、いつも主催氏ご本人の手書きだ。
普通は、参加サークル等他の絵師に協力を依頼するのが通例だが、それをした事は無いようだ。
開くイベントも、慢性的にスタッフ不足。小さめのイベントだと、主催氏本人以外のスタッフが集まらず、スタッフは主催氏1人のみだった…という話も何度か聞く。
こういう状況に身を置けば、【1人で全てをこなす】という考え方が、当たり前になっても、何ら不思議は無い。

…だが申し訳ない。その思考は、間違っている。そう断じさせていただく。
皆の力を借りて、即売会は成り立つものだ。
それを裏付ける事例を、比較的身近な部分からピックアップしていく。

コミックチャレンジ主催氏も参加された「凱風快晴」。
主催陣は失礼ながら、皆さんド素人だった。
でも、「博麗神社例大祭」の百戦錬磨なスタッフ達が助力に付いた。
彼らの力を得たからこそ、主催が素人であっても、イベントは回して行けたのである。

また、主催氏も臨席されたパネルディスカッション。
あそこでサークルの代表として出席した、東方評論サークル・久樹輝幸氏を覚えていらっしゃるだろうか?
彼は昨秋、東方オンリーの主催を務めた。
他主催との共同開催とは言え、京都で500sp規模の東方オンリーを、無事成功に導いている。
(その代わり最近はサークル活動の方が目立たなくなってきてるので…サークル活動の方ももっと力入れてよ!とドサクサ紛れにリクエストしとくw)

久樹氏はサークル上がり。オンリー主催だって、昨秋のそれが初経験だ。経験面においては、コミックチャレンジ主催氏の足下にも及ばない。
だが、久樹氏は、様々な即売会でスタッフ経験を積み、勉強を重ねた。
その過程で、多くのスタッフ経験者やサークルらと友好関係を築き、人脈を培っていった。
その人脈が生きて、また共催イベントの関係者とも力を合わせ、昨秋の東方オンリーは成功裏に終わったのである。
久樹氏ひとりの力では決して成し得なかっただろう。多くのスタッフ/サークルらの、助力あっての賜物だ。

即売会は自分一人で開くものではない。
あくまで主催は、参加者皆を代表する存在。そう私は考えたい。
皆の力を借りなければ、即売会を動かす事は、難しいのではないか?
ましてや東方オンリーは、多くの参加者が押し寄せる。スタッフ達の助力を得ないと、厳しいだろう。


【東方界隈に人脈を築け】

現在の「コミックチャレンジ」は、スタッフを常時大量募集している。
慢性的な人手不足の様相は、傍目からでも明らかだ。
今年春までは、同じ山梨の即売会「COMIC BREAKER」スタッフ達の助力を得て、何とか回していったようだが、何らかの事情あって次回以降は離脱する模様だ。

★参考リンク 4月22日山梨感想(主催のつぶやき) http://k2.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/animeclub-kofu/?pnum=0_26&guid=ON

>コミックブレイカーの応援スタッフも次回からいなくなるというところで、また次回以降はスタッフ不足で企画(クローク中止)や入場等に不便となりそうなのでよろしくお願い致しますm(_ _)m


東方オンリーは来場者も多い。
スタッフをきっちり集め、当日運営に耐えられる体制を築きたいところだが、状況は厳しそうだ。

対応策としては、「COMIC BREAKER」関係者含め、これまで関わりながらも離脱した元スタッフに、頭を下げて拝み倒す、という方法が考えられるだろう。
「コミックチャレンジ」以前の山梨は、「コミックワールド」という即売会が開催されていた。伝手あれば、そこのスタッフ経験者にお願いするという手も考えられる。
ありとあらゆる手を尽くし、スタッフ集めに勤しみたい。

とは言え、それがどこまで効果上がるかは未知数だ。
袂を分かち喧嘩別れした、とかだったらヨリを戻すのも難しいだろうし…

もし仮に順当に行ったとしても、集めたスタッフの中に、東方オンリーの「経験者」はいないはずだ。
経験者がいるいないでは大違いだ。
東方オンリーの経験者を、スタッフとして迎え入れたい。

その為には、やはり、東方界隈に人脈を築く事が必要だろう。
毎週開催されし東方オンリーに、足を運ぶ事がその第一歩だ。
自らスタッフ参加しつつ、スタッフ人脈を築く。サークル参加して、仲の良いサークルをつくる。こういった地道な作業が必要だ。
12月の開催まで、10か月ある。10か月続ければ、余程のコミュ障でもない限り、何らかの結果が生まれよう。


【ご縁を大事にし、経験者の言には耳を傾けよう!】

前段では、スタッフ集めと人脈づくりの必要性を説いたつもりだが、注意したい点が何点かある。

一つは、「来るもの拒まず」の姿勢を取ることだ。
コミックチャレンジは、傍目からでも明らかなスタッフ不足。選り好みをしている余裕は無いはずだ。
「協力したい」と志願してくれるのなら、その思いを、前向きに生かさないと勿体無いとも思う。
せっかくのご縁は、前向きに生かしたい。

もう一つの注意点は、【経験者のアドバイスには素直に耳を傾ける】事である。
コミックチャレンジ主催氏は、イベント経験豊富と言えども、東方に関しては初心者だ。初心者は、先達に従うのが無難である。
また、経験者は自身の経験に基づき、「イベントにとって良かれ」と思ってアドバイスする。その好意は生かしたい。
小倉「大9州東方祭」や広島「東方椰麟祭」等、主催初心者ながらも成功した東方オンリーは、積極的に経験者から教えを請うている。その勉強熱心さが、成功への道に繋がる。

逆に、経験者の言を無視して「失敗」した東方オンリーの実例も挙げたい。
オンリー立ち上げを決め、周辺地域の主催に助力を求めるも、彼らのアドバイスを無視した事から、周辺地域の主催全てから見放される。
ようやく200kmぐらい離れた地域の人物ながらも、経験豊富な人物をアドバイザーに迎えるが、その人物の助言に主催は聞く耳持たず。呆れた経験者は、これ以上関わるのは無駄と、開催日少し前に離脱する。
最終的には、数百km離れた地域からスタッフを迎え入れ何とか回したものの…運営はグダグダ。主催への不満も噴出。
サークルは一定数集まり結果を出せたものの、そのイベントは、二回目を開催する事もできなかった。
関わった皆に見放されれば、助けてくれる者も無し。当然の帰結だろう。

コミックチャレンジが、このイベントと同じ轍を踏んではなるまい。
そのためには、経験者の言には素直に耳を傾けることが大事だ。
逆に、それができれば、成功へ前進するだろう。


【最後に】

私は、過去数多くの東方オンリーを見続けた。
特に、成功した東方オンリーを詳しく研究・評論し、如何なる点が秀でていたかを熟知しているつもりだ。
その知見をベースに、「何が東方オンリー成功に必要な事か」を論じさせていただいたつもりだ。

東方オンリーは、これまでスタイルが通用しない恐れの高い事を理解する。
積極的に告知を行い、地元サークルと遠征サークル双方の掘り起こしを図る。
スタッフなど協力者とのご縁を大事にし、彼らの力もきっちり生かす。
これらを訴えたく、長々とご提言申し上げた次第である。

この記事を書き終えたら、コミックチャレンジ主催氏に、この提言を携えつつ、チラシ配布の告知協力を申し出るつもりである。

5月の富士は準備期間が足りなく厳しい部分も多いが、12月の甲府なら、今から準備を進めれば充分間に合う。
12月は冬コミ前と時期は悪そうだが、逆に、皆が開催を忌避する時期だからこそ、他東方オンリーとのバッティングのリスクも無い。
イベントの開催が無く、イベントに飢えたサークルが参加するから、サークル集めには有利に働く可能性も充分だ。(事実、12月下旬岡山開催「東方晴天祭」は120spを集めた)
12月の「東方甲州祭」も、やり方さえ間違わなければ、100サークル満了も、決して夢では無い。

問題はその「やり方」である。やり方次第で、成功も失敗も有り得る。
本提言は、成功に向けた「やり方」を説く目的を持つ。

但し、このやり方をコミックチャレンジが受け入れていただけるかどうかは、正直未知数だ。

私は「コミックチャレンジ」及び山梨の即売会事情を、2009年以降断続的に注視している。
その中で見えてきたコミックチャレンジの運営スタイルと、東方オンリー成功の要件とは、結構乖離している。(その乖離を埋め、成功に近づける為のアプローチが、今回の提言なのだが…)
乖離幅が大きいからこそ、果たして先方に受け入れていただけるか?との不安はある。
受け入れられない可能性もあると思う。

でも受け入れて貰えなくても、私は構わない。(勿論、受け入れていただければ、成功に近づくので、それがベストだが)
ここに書いてある内容は、東方オンリーの成功に向けてのエッセンスが詰まっている。
ここに書いてある内容を読んだ方が、今後新規で東方オンリーを立ち上げた時に、役に立ててくれれば、それで満足だ。
コミックチャレンジ主催氏に宛てた提言で有りながらも、ブログでの「公開」という形式を取ったのは、仮にコミックチャレンジ主催氏のお役に立てないものであったとしても、他の方の役に立てれば…との思いから来ている。

山梨の即売会「コミックチャレンジ」東方オンリー進出に当たって〜成功の為の道標〜(中編)

前回記事では、山梨の同人誌即売会「コミックチャレンジ」の東方オンリー進出を受け、これを(特に12月甲府開催のもの)成功させる為に、何が必要かを論じる事とした。
基本はチラシ撒き…すなわち【告知】だとは思うので、チラシをつくるに当たっての注意点、そして私がかねてから提唱している【告知の五本柱】について記した。
五本柱の内四本目までは論じたが、そこでブログの字数制限に達したw
そこで本日は最後の一本、次いで「告知以外」の分野で成功に必要な事について、語る事としたい。


【「5.同ジャンル他オンリーでの告知」は超重要!】

これこそが、地元の即売会回りと並び、最も大切な分野である。
オンリーイベントは、同じジャンルを好む「同好の士」が集うもの。
どのジャンルであろうとも、地域の垣根を乗り越え、遠征を厭わず参加するサークルが多い。
東方Projectは、特にその傾向が強い。
地域が違っても、同じジャンルのオンリーにてチラシを撒く事こそが、サークル集めにおいて、超の付く程に大事なポイントとなる。

過去、「コミックチャレンジ」は、ボカロオンリーを開催するも、サークルは一桁しか集まらず、辛酸を舐めた。
ボカロが人気ジャンルであるにも関わらず、だ。
この理由は簡単で、東京の最大手ボカロオンリー「VOC@LOiD M@STER」や、名古屋や関西で開催の「VOCALOID PARADISE」等、他地域ボカロオンリーでのチラシ配布が、殆ど無かった事による。
だからボカロ界隈にも存在が認知されず、サークルも集まらなかったのだ。
同じ失敗を、東方で繰り返してはならない。

先にも申し上げたが、東方は地元の参加者が多いジャンルであると同時に、遠征サークルの多いジャンルでもある。
私は、全国各地様々な東方オンリーに遠征したが…いや、【何処の地域でも必ずお会いするサークルさん】が、何サークルかいらっしゃるんだこのジャンルはw(某扇子の親方とか自称KENZEN本描いてる方とか…ボソッ)
これは困った事に、紛れも無き【真実】であるw 嘘のような本当の話だw
逆に言えば、こういう東方オンリーに遠征する事が、ライフワーク化してしまった方々に対し、きっちり周知する事は、手堅くサークルを集める事に繋がるだろう。

加えて、上記の方々ほど毎週毎週の東方オンリー連戦参加では無いにせよ、全国各地に遠征する事が趣味と化してる方々は、大勢いらっしゃる。
私も多分、その一人なんだろうが…(汗)
こういう遠征サークルを取り込み、サークル数を積み増しする為に、地域を問わず、可能な限り多くの東方オンリーで告知を図りたい。

主催直々に全部回りきるのは物理的に難しいだろうが、協力者を探し依頼する等して、可能な限りカバーしたい。
私も、東方オンリーへの遠征がそこそこ多いので、チラシさえお送りいただければ協力させていただきたい。
(「協力者募集」との事なので…その分野なら協力できそうかな…)

とは言え、東方オンリーは数多い。全てを回るのは難しいだろう。
そこで、このイベントだけは押さえとけ!絶対外すな!的オンリーを列挙したい。

先ず、9月「諏訪風神祭」は欠かせないだろう。
山梨の「準地元」諏訪の開催だし、地元での告知を重視するという観点からも、外せない。

加えて、東京都内で開催される東方オンリーも、可能な限り多く行きたい。
東京も山梨から気軽に行ける距離だ。諏訪同様「準地元」として扱いたい。
200サークル以上集う大規模イベントも少なくない。告知のし甲斐もあるはずだ。
特に、5月26日開催の「博麗神社例大祭」は、絶対に欠かせない告知対象だ。
このイベントは、5000サークル規模と大きく、全国各地から東方ファンが訪れる。
つまり、東京に居ながらにして、全国各地の東方ファンに、自分のイベントをアピールする事が可能な、またと無い機会である。
例大祭でチラシを撒かない東方オンリーは、タイミング的に合わなかったものを除けば、皆無といっても良い。

…まあ、5000サークル撒く人手の問題もあるが、数人集めれば何とかなろう。
人手が集められなくとも、秘策はある。ここで口には出し辛いが、コミックチャレンジ主催氏が本気なら、当方に直接ご相談いただければ幸いである。もっと色々お話できるだろう。

また、関西で秋口に開催される「東方紅楼夢」も、2500程度のサークルを集めている。
ここにも全国各地からサークルが集うので、是非押さえたい。
これに次ぐ規模の北九州「大9州東方祭」(9月開催予定・500sp規模)、名古屋「東方名華祭」(4月開催・400sp規模)、広島「東方椰麟祭」(6月開催・300sp規模)も、極力押さえたい。
(まあこの辺りは私もサークル参加するだろうから、主催氏が行けなくとも私が配布代行できると思う)


【告知の五本柱/まとめ】

以上、5本柱全てについて詳細に解説を加えた。

4(オンラインの告知)は一応備わってはいる。
だが、「オンライン申込み」が備わっていないのは、大きな問題だ。
オンライン申込サークルが圧倒的多数(というよりも限りなく100%に違い)という東方ジャンルの特性を考えると、サークル集めに足枷となる懸念がある。
至急取り組むべき課題であろう。

他の項目にについても、取り組む余地は充分残っている。
各項目毎の告知は、基本的に、全てこなすべきものである。
ただ敢えて優先順位を付けるとしたら、1(地元即売会での告知)と5(他地域東方オンリーでの告知)が当たるだろう。
1は地元サークル集め、5は遠征サークル集めの狙いがある。

勿論、2〜3も重要な要素だ。2の店舗設置は、買い手へのアピールとしても重要だ。
例えサークルを集めても買い手が来なければ、サークルの不満も溜まりやすくなる。
3は東方サークルが多数集まるから、多数のサークルにアピールするメリットがある。
やや優先順位が劣ると言うだけで、外したくない告知先である事は間違いない。

これを全部こなすのは確かに大変だ。
ただ、東方オンリーは、努力の量が成果として実りやすいジャンルである。やればやっただけ、サークルも集まる。
やれば効果が出るのは間違いないから、そういう意味では、やり甲斐の大きいジャンルと言えるだろう。
きっちり告知を頑張り、成果として実る事を期待したい。

なお、チラシの印刷枚数は、今後の告知先をリストアップし、各告知先の必要枚数を予想。
その合計+α(予備)の数字で、発注するのが良い。
少なく見積もっても1.5万枚、平均2〜3万枚が相場だろう。
大9州は6万枚とか主催から聞いた…気がする。
(過去、鳥取米子で開催された東方因幡祭は、その辺りの告知管理が緻密で、しっかり告知先リストをつくってたな…あれがサークルを集めた原動力になってたかな…ボソッ)

最後に、コミックチャレンジ主催氏がその気なら、私STRIKE HOLEの花羅も、行ける東方オンリー全てでチラシを撒き、告知協力者としてお手伝いさせていただきたい。
この宣言をもって、この項の締めとさせていただく。


【東方オンリーの勉強をしよう!】

東方オンリーは、普段の地方開催即売会とは、明らかに一線を画す。
参加サークルも多い、来場者も多い。大量の参加者を捌くスキルも要る。
サークルの荷物も多く、宅配便での搬入搬出は当たり前だ。
既存の運営方法では、太刀打ち出来ないこともしばしばだ。

甲府で過去開催された「凱風快晴」には足を運ばれている筈だが、あれが「東方オンリー」の「全て」では無い。
…それに、凱風快晴だって3年前だ。記憶も薄れていよう。
やはり、「東方オンリー」がどんなものか、改めて勉強し直す事が必要だろう。

その為に何が出来るか。
やはり、自ら足を運び、東方オンリーを見て回る。これに尽きるだろう。
近場の諏訪/都内中心で良いから、積極的に足を運ぶと良いだろう。

先ほど、他地域東方オンリーでの告知が大切と説いたが、足を運びチラシを撒けば、告知もできる。
待機列のつくり方や、スタッフの動き、配置の方法、更衣室の運用(←男性の女装コスが多い!男子トイレを更衣室になんて運用は暴動が起きますw)、POPの貼り方…運営面で参考になる部分は、非常に多い。
東方オンリーを営む上で、盗める事は多々ある筈だ。

そして何より、東方というジャンルの雰囲気を掴める。
東方の雰囲気を肌で感じ、そして慣れる事は、運営の血肉となるだろう。

だからとにかく、東方オンリーに足を運んでいただきたい。
東方オンリーを営むのなら、足を運んで絶対に損はしない。
(正直、2/16の諏訪「御射宮司祭」にお越しにならなかった事を、私は本気で残念がったぐらいだ…)


【サークル参加をしよう!】

ただ単に足を運ぶだけでも良いが、主催者としてサークル参加してはどうか?
前回の記事で、地元即売会での告知を論じた際、サークル参加してはどうか?とも触れた。
地元即売会のみならず、東方オンリーにもサークル参加してはどうだろうか?

参加すること自体が、宣伝効果になる。
両隣のサークルさんと仲良くなれば、サークルさんも誘いやすくなる(私だって隣に即売会主催が配置され、それがご縁でサークル参加を決めたこともある)。
直接参加受付を行う事で、参加サークルの積み増しも図れる。

そしてこれが一番重要だが…参加サークルには、参加案内が送付される。
そこに書いてある内容を研究する事で、東方オンリーには、どういう案内が必要かを、知ることができる。
特に【宅配搬入/搬出】の項目は重要だ。東方はサークルの荷物がかさばる。宅配搬入/搬出は、必須項目である。ここを特に研究したい。

その代わり、丸一日拘束される事にはなるので、毎回という訳には行かず、都合が合えばの世界になろうが…
何回かは、どこかしらのイベントにサークル参加してみてはどうだろうか?


【スタッフとしての参加もお勧め!】

東方オンリーの「運営に慣れる」という観点から、スタッフ参加もお勧めしたい。
スタッフとしての目線で東方オンリーと接する事で、見えてくる事も少なくないだろう。
また、同僚のスタッフと仲良くなれれば、うちのオンリーも手伝ってよ…とお誘いもし易くなるw

ただ、東京の東方オンリーへのスタッフ参加は、コミックチャレンジ主催氏には、お勧めし辛い。
上手く言いにくいのだが、主催氏も慣れている山梨の即売会の時の流れと、東京の即売会の時の流れは、スピードが違いすぎる。
東京のオンリーに身を投じても、スピードの速さに戸惑い、勉強どころじゃなくなりそうな気もする。
東京のオンリーは、サークル参加に留め、もう少し時の流れの緩やかな、東京以外開催の東方オンリーで、スタッフ経験を積まれると良いだろう。



…とここまで、様々なご提案をさせていただいた。
東方ジャンルという未知の世界に挑む事を鑑み、その未知の世界を理解する助けになれば、或いはサークル参加数という結果に繋がれば…との願いから、ご提案申し上げた次第である。

大事な事なのでもう一度申し上げたいが、東方オンリーは、「未知の世界」である。
普段のやり方だと、支障が出て来る、ないし通用しない。そんな恐れも、充分あり得る。
今までのやり方を捨て、東方界隈に合ったスタイルが必要なのではないか。
「体質改善」とは、そういう事である。

私も、全国各地の東方オンリーを行脚する。
主催氏さえ宜しければ、私もチラシ配布協力を通じ、サークル集めにご協力申し上げたい。

ここまで書いた所で、今日の記事は字数制限に(苦笑)
次回は最後の「締め」として、告知の甲斐ありサークルが集まったとして…当日のイベントをいかに回していくか、を論じていきたい。

山梨の即売会「コミックチャレンジ」東方オンリー進出に当たって〜成功の為の道標〜(前編)

山梨県内で同人誌即売会を開催する主催団体に、「アニメ倶楽部甲府」http://k2.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/animeclub-kofu/という団体がある。
普段は、アイメッセ山梨や甲府駅前等を舞台に、オールジャンルの同人誌即売会「コミックチャレンジ」を開催している。
この「コミックチャレンジ」が、サークルさんから要望を受けてなのだろう。新たに東方オンリーを立ち上げる事となった。


主催団体「アニメ倶楽部」の公式サイトには、こう記されている。

>山梨版東方オンリーイベント開催に向けての協力団体または個人を募集中です。
>2010年11月開催の「ふじやまウ゛ォルケイノ」(筆者注・山梨縣護国神社開催「凱風快晴〜フジヤマヴォルケノ〜」のこと)以降山梨に東方イベントがなく、当コミックチャレンジに開催して欲しいという要望が増えています。
>★という事で、プチお試しイベントが5月19日富士で、更に12月8日(日)甲府で「東方甲州祭 其の壱」を甲府駅前にてサークル参加100スペース規模で行います。

★参考リンク
「富士・東方オンリー極ミニ」 http://k2.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/animeclub-kofu/?pnum=0_59&guid=ON
「東方甲州祭・其の壱」http://k2.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/animeclub-kofu/?pnum=0_50&guid=ON

オンリーイベントを立ち上げる事自体は構わない。当地同人界の活性化に繋がるし、本来歓迎すべき事案である。

しかしながら、私は過去、オールジャンル同人誌即売会「コミックチャレンジ」に参加した事があったが、人手不足を主因とした運営上の瑕疵が多く、相当厳しい事を書き、苦言を申し上げた。
また、過去に「コミックチャレンジ」は、他ジャンルのオンリーを開催したものの、告知不足からサークルが集まらなかった事もある。
過去の「アニメ倶楽部甲府/コミックチャレンジ」の経緯を見る限り、「今のままでは成功は覚束ない」とも感じる。

私自身、過去ブログでボロクソ書いた経緯はあれども、折角立ち上げた即売会だ。一生懸命努力し、成功して貰いたいと思う。
(「成功」の定義は各人により異なるが、サークルも一般参加者も集まり盛況に終わる事、私は定義する)
成功すれば、山梨同人界に刺激となり、県内他の即売会に、プラスの波及効果も期待できる。山梨の同人界の活性化にも繋がる。
折角東方オンリーを開くのだから、何とか成功して欲しいが、その為には、コミックチャレンジ自身も、東方オンリー成功に導けるだけの「体質改善」を図らねばならない。
今までのやり方の踏襲では、必ず失敗する。

今回の記事は、「〜成功の為の道標〜」と題し、「コミックチャレンジ」が東方オンリーを成就させるに当たって、何が求められるかを論じたい。

過去、私は数多くの東方オンリーに評論や提言を行ってきた。
今回は、以下の各記事の内容を焼き直ししつつ、山梨と「コミックチャレンジ」の事情も加味し、山梨東方オンリー成功に向けての提言として纏めさせていただきたい。

「東方オンリー「諏訪風神祭」の告知方法を考える」(2012年7月記) http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51891729.html

中国地方・初の東方オンリー「東方椰麟祭」に期待 http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51552555.html
2/14 「東方椰麟祭」成功の要因を改めて分析する http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51625109.html
(2010年「東方椰麟祭」初回開催前後の記事)

★尚、ここでは断りの無い限り、12月の「東方甲州祭」の成功に照準を合わせて論じる事とする。
5月の富士も忘れたわけでは無いが、今からだと準備期間も短く、提案できる事にも限りがある。
あくまで12月の「本番」を成功に導く為の方法を論じたい。


【先ずはチラシから】

同人誌即売会開催に当たり、チラシを撒き告知を図るのは、基本中の基本である。
絵師さんに話を通し、作品を提出してもらってから印刷…というのがいつもの流れだろう。

注意いただきたい点は、二点ある。

一点目は、主催氏本人はチラシ絵を描かない方が良い。誰か他の東方サークルさんに、絵は頼むべきであること。
「コミックチャレンジ」は、主催氏本人のイラストが、チラシやカタログを飾っているが…貴方今まで東方のイラスト描いたの見た事ないぞ…
東方絵を描くなんて慣れないことやっても、余計なエネルギーを費やすのみだ。
餅は餅屋。描き慣れている東方サークルに絵はお願いして、浮いたエネルギーは、告知とか他の事に費やした方が前向きだ。

二点目は、【表面フルカラー】のチラシが望ましいという事。

他の東方オンリーのチラシは皆フルカラーだ。
「コミックチャレンジ」は普段1色での印刷だが、それと同じ要領で1色のチラシを用意しても、周りのフルカラーに囲まれたら、見映えは良くない。
周りに合わせて、フルカラーとしたい。

今採り上げた二点に共通する事としては…「普段と同じ要領でやっちゃまずいよ!」という事。
貴方はこれから、「東方」という未知の世界を旅するのだ。
今までのやり方は捨て、東方の世界に合ったやり方を覚える…それぐらいの心構えで、丁度良いのかもしれない。


【告知の五本柱】

何度も申し上げた内容の繰り返しだが、同人誌即売会における告知の「五本柱」を再掲したい。

1.開催地・他即売会での告知
2.同人系店舗での告知
3.都心・大規模即売会での告知
4.インターネット上の告知
5.同ジャンル他オンリーでの告知

これを基本に、ジャンル特性を考慮しつつ、どこに告知の比重を置くかを検討する。

東方の特徴として、地元若者の参加比率が高く、これを最重視すべきではある。
と同時に、遠征参加者も馬鹿に出来ない比率。
まずは地元での告知を最重要視し、その上で全国各地の東方オンリーにも告知する。
これが基本的な告知の方向性となろう。

【「1.開催地・他即売会での告知」に関する方策】

「コミックチャレンジ」は地元・山梨の同人誌即売会だ。
最も重要な「1.開催地・他即売会での告知」については、ご自身のイベントでチラシを撒かないなんて事は有り得ないから、心配には及ばない。

少し気になるのは、ご自身が主催されるイベント「以外」でチラシ撒きをされるのかどうか?である。
過去私が参加した山梨の即売会だと、「凱風快晴〜フジヤマヴォルケイノ〜」においては、サークルとしては出店されたものの、スペースにチラシを撒いた形跡は見られなかった。
「コミックファクトリー甲州遠足」に至っては、足を運びすらしなかった。
過去の動きを見る限り、山梨県内の自身主催「以外」の即売会(例・4月「COMIC BREAKERZ」)で、真面目に告知に励めるのか?いささか疑問を感じる。
そして、それができるか否かが、地元東方サークルを掘り起こせるかどうかの、一つの鍵となろう。

また、ジャンル不問で全サークルに配布する事も必要だ。
地方は、複数ジャンルの掛け持ち組が多い。
東方オンリーの存在を知れば、例えメインが他ジャンルであろうとも、東方で本を出そうと意欲を燃やすサークルも出てくる。
東方以外のサークル含め、全サークルにチラシを撒く事も、東方サークルの掘り起こしに繋がる。

さて、長野県の中信地方…中央線だと諏訪〜松本の当たりは、隣県とは言え、甲府へもJR一本で、非常に便が良い。
実際、諏訪開催の東方オンリーには、山梨からの遠征組も居る。
そこで、中信を「準地元」として扱い、山梨県内同様、重視すべき告知先とする事を、私は提案したい。
中信には、6月に松本で「コミックファクトリー」が、9月には「諏訪風神祭」が控えている。規模も大きく告知し甲斐もあるだろう。
他にも、松本では様々即売会が開かれており、そこに足を運びたい。
これらの即売会にサークル参加し、サークル受付を行えば、尚良いだろう。窓口を開く事自体が宣伝になるし、参加サークルに便宜を図り、サークル集めの一助にもなるからだ。


【「2.同人系店舗での告知」はもう少しパワーアップ可能!】

現在、「アニメ倶楽部甲府/コミックチャレンジ」公式サイト(富士開催の方)には、以下記載されている。

>申込みチラシは2月下旬以降、らしんばん甲府・静岡・浜松の各店舗、アニメイト甲府・沼津の各店舗に設置を予定。

地元のお店に撒く姿勢は良いと思うが…富士宮にもアニメイトが開店しており、そこにも置けないものか。
また、5月は「お試し」の色が強いから配布先も控え目なのかもしれないが、本番・12月の甲府を考えるなら、もっと手広く告知したい。
岡谷の笠原書店や松本のアニメイト等、「準地元」となる地域にもチラシを置きたい。

また、東方は全国各地からの遠征組の多いジャンルでもある。
全国津々浦々の店舗をカバーできれば理想だが、なかなか難しい。
手っ取り早い方法としては、「とらのあな」や「メロンブックス」のような、東方に力を入れかつ全国展開を図る店舗に協力を求めたい。
具体的には、本部にお願いし全国のお店にチラシを流して貰う形になろう。
向こうも東方オンリーが相手なら、協力的な態度を取ってくれるだろう。


【「3.都心・大規模即売会での告知」にも注力したい】

都会の大規模即売会に、東方サークルが参加するケースも多い。
大きめのオールジャンル即売会だと、東方サークルの数は全体の1〜2割はある。2000サークル規模なら、200〜400サークルは参加する。
ここにも是非告知を図りたい。

東京へも特急で僅か1時間の便利さもあり、山梨のサークルが、東京に上京して参加するケースも少なくない。
東京での告知は、地元サークルの掘り起こしに繋がる可能性もある。

また、都内の即売会は、関東一円からサークルが集う。(イベントによっては全国各地から集うケースもあるが、それは一旦置いておく)
山梨は関東からなら比較的近場だ。お手軽に、日帰り遠征も充分可能だ。
東京で告知する事により、関東一円のサークルを呼び寄せる効果も、充分有り得るだろう。

…東京も、「準地元」として捉えた方が良いかもしれない。

できれば全サークルに撒くのが理想だが、規模の大きい即売会だと、サークル数も4桁以上。やってできないことは無いかもしれないが、相当ハードだ。
東方サークルだけに絞って配布しても、問題は無いと思う。
具体的には、4月の「サンクリ」「COMIC1」、5月の「博麗神社例大祭」(これについては改めて後述する)、6月サンクリ、8月夏コミ当たりが考えられよう。

尚、コミケは事前申請が必須なので、しっかり準備を整えたい。


【「4.インターネット上の告知」に課題有り・要改善!】

ホームページを通じてイベントの存在を告知している。そこまでは良いだろう。
しかし、オンライン申込みが為されていない点については、サークル集めに大きな足枷となる。これは間違いなく、断言できる。
何故なら、東方はオンライン申込み率が極めて高い。大(9)州東方祭あたりになると、99%がオンライン申込だ。
東方は、オンライン申込が「当たり前」のジャンルだ。オンライン申込が無ければ、サークルは不便に思い、申込みを躊躇うだろう。
至急、オンラインでの申込みを整備すべきである。

とは言え、「コミックチャレンジ」は携帯用のサイトしか持っておらず…PC用のサイトも用意できない現状。
サイト構築の作業等、主催氏は苦手なのかもしれない…
オンライン用の申込みフォームを用意できれば理想だが、そこまでは望めない。

それでも今は、「ToMiCo」http://tomico.jp/のように、オンライン申込みシステムを代行してくれる業者も居る。
自力でオンライン申込のシステムを構築できなくても、「ToMiCo」に頼れば賄える。
また、申込フォームが無くとも、メールに申込み必要事項を書かせ、サークルカットを添付ファイルで送らせる事で、オンライン申込みの代替とする事も可能だろう。

スキルが無くとも、工夫次第で何とかなる。
何とかして、オンライン申込みの体制を整えるべきである。

…とここまで書いた所で字数制限がw
続きは、次回記事で改めて…。


2/17 茨城県守谷市「C−3」〜主催氏の茨城同人界への熱き思い〜

2月17日は、友人からの勧めもあり、茨城県を地盤に開催されている同人誌即売会「C−3」に一般参加させていただいた。
「C−3」は、元々は、常総市にて開催されていた同人誌即売会であったが、利用していた会場の閉館等の理由もあり、現在は、石岡市・取手市・守谷市、3市を巡回しつつ開催されている模様だ。

2005年からリスタートし(正確には1990年代にも開催していた模様だが)、最初は10数サークルと振るわなかった時もあったようだが、地道に継続開催を続けることで、サークル数も次第に増加する。
開催地によりサークル参加数に差はありそうだが、開催3市共に、毎回着実な増加傾向を示している。

会場の「守谷市民交流プラザ」は、関東鉄道常総線・新守谷駅が最寄り駅で、そこから徒歩15分との事。
ただ、関東鉄道は本数も余り多くない。調べてみると、つくばエクスプレスも通る守谷駅からも、休日は1時間1本ペースとはいえ、会場目の前を通るバスが出ている。今回は歩くのがかったるいのでw、守谷からバス利用のソリューションを採択する。

サークル数は、おおよそ25ぐらい。スペース数ベースでは、約40sp。
一般来場者もそんな多くはないが、落ち着いた雰囲気の即売会だ。
ジャンル的には、創作がやや多めの印象もあるが、1ジャンル1サークルの所が多く、相当バラけている印象だ。
頒布物も相当バラけており、同人誌・ラミカ・便せん・CDと多種多様。都会に距離の近い即売会の傾向に沿い、同人誌率も比較的高い。

なお、この守谷市の会場はスペースの都合上、コスプレは「不可」との事。一般来場者の少なさも、それが影響しているのかもしれない。
ちなみに、取手市開催の時は、スペースが広めなので、コスも解禁している模様だ。


会場内には休憩スペースもあり、一般来場者もそこで寛ぐ事が可能。
ちなみに、その休憩スペースには、主催氏が開催した、或いは訪れた茨城県内のイベントパンフレットが多種類陳列され、自由に読む事ができる。
1990年代のイベントカタログも多く、史料的価値も高そうだ…昨日「御射宮司祭」の疲れも残っていたので1時間で退散したが、ここで自分は5時間ぐらい過ごせそうだw
また、お菓子や飲み物も用意され、セルフサービス方式で喉を潤す事もできる。

即売会としては、極めて普通の、地元密着型の即売会であり、取り立てて語れる事は、そんな多くも無い。
この即売会を紹介してくれた友人は、即売会後半に企画される【ビンゴ大会】までの残留を勧めてくれたが、体調も余り良くなかったので、滞在1時間で退散。ビンゴ大会までは残れなかった。
ただ、パンフ折込の「ビンゴ大会景品一覧」と書いたお品書きを見ると、画材・夕張メロンゼリー・茨城名物納豆カレー・ご当地ヒーロー「イバライガー」グッズ・「ホモォ…」のぬいぐるみ・入浴剤セット・お菓子セット等多種多様だ。豊富な(というかカオスですがw)ラインナップを拝見するに、盛り上がったであろうことは想像に難くない。


寧ろ私は、この即売会の主催氏の、茨城の同人イベントに対する、熱き思いをクローズアップしたい。

先に、休憩スペースに茨城即売会のパンフレットが多種陳列されている、しかも1990年代のも多数ある…とは申し上げたが、それは主催氏が、県内数多くの即売会に、長年足を運び続けてきた事の現れである。
更に申せば、それを全てコレクションし、保管する事。これは、即売会に愛着が無ければ成し得ない事だ。愛着が無ければ、速攻資源ゴミの日に出されてしまうだけだw(まあ、収納スペースの都合上止む無く「断捨離」せざるを得ないこともあるが…)


公式サイト内・スタッフ募集のページを見ると、こうも書いてある。

>まずは下記の3つの募集に参加していただいて、そこからより深く「C−3」の運営、事務などにスタッフとして参加していきたいという有志の方がいらっしゃれば、つたない主催の経験知識ではありますが、事務作業を通じて伝えていければと思っております。
>そこから茨城の新たなる同人誌イベントを作り出せる主催者が生まれてくれれば、これほど良いことはないと思うのです。

単に自分の即売会を手伝って貰いたいのみならず、出来る事なら、そういったお手伝いの作業を通じて、自分の経験や知見を、他の方に伝えていきたい。
そして、最終的には、新しい即売会を開催してくれる主催者が出てきて欲しい。そういう思いの籠った文章である。

…とは言え、茨城では主催の成り手が中々居ない。
この「C−3」の他には、日立市の「コミックラブ」等、ごく少数だろう。

そこで「C−3」は、新たな計画を企んでいる。それが、「茨城県移動開催プロジェクト」である。
カタログにも書いてあるが、県都・水戸市での開催を目論見つつ、結城市やつくば市等での開催も夢見ている。

まだ現在進行形…というか、結果は出ていないが、先ずは水戸市での開催に向け、是非頑張っていただきたいと思う。
とは言え、水戸市は即売会に適する会場が見当たらず、それが「C−3」水戸開催の実現しない理由になるのだろう。

(ちなみに、水戸に即売会会場が無いという事象は、かつての「おでかけライブin水戸」が撤退した理由でもあり、加えて「コミケットスペシャル」における水戸市の斬新な提案を生み、コミケの誘致に成功した理由でもある)

水戸は人口も多く、潜在的な需要は、間違いなく有る筈だ。
是非、水戸での即売会開催を、目指して頂きたいし、水戸で開催できるのであれば、私もサークル参加させていただきたい。
「C−3」は、茨城同人に対する熱い思いを抱く主催の開く即売会であり、かつ地道に着実に、開催実績を積み重ねる即売会でもあると思う。
参加者は余り多くないかもしれないが、茨城にご縁のある方は、一度足を運んでも良い即売会だと思う。

2/16長野県岡谷市「御射宮司祭」参加レポート

STRIKE HOLEは、2月16日、長野県岡谷市開催の東方Project・東方風神録オンリー「平成二十四年度 御射宮司祭」にサークル参加させていただいた。
御射宮司祭への参加は、2009年秋以来、4年ぶりである。

★参考リンク
(2009年)10/25 長野県岡谷市「御射宮司祭」 http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51570698.html

あの頃の私は、あくまで一般参加者としての参加だった。
東方オンリーにサークル参加する事も無かった。
最近、東方オンリーへのサークル参加も積極的になり、その流れの中、「御射宮司祭」にもサークルとして参加させていただいた。

今回サークル参加させていただいたが、多くの皆様にご来訪いただけたことに、心からの感謝を申し上げたい。
その一方、アイテム数が多かった事もあり、撤収作業に手間取ってしまった事は、反省すべき点だろう。机の撤収をお待ちいただいたスタッフ様には、お気遣いいただき感謝申し上げたいが、お待たせしてしまった事は、謹んでお詫び申し上げたい。

さて今回は、4年ぶりの参加・参加形態のサークル参加への変更、という部分を踏まえ、

(1)サークル参加者の立場から見ての「御射宮司祭」
(2)4年前と比べての御射宮司祭

この二点を中心に、今回の「御射宮司祭」を語る事としたい。

(1)サークル参加者の立場から見ての「御射宮司祭」

とは言え、サークル参加して不便な点は殆ど感じなかった。
オンライン申し込みは、特に差し障り無く申し込めた。ぷにけっと準備会主催の東方オンリーと同じ要領で、困ることは無かった。
ただ、強いて申し上げるならば、宅配便の搬入/搬出の部分で、若干の不便さと便利さが目に付いた程度だろうか。

サークル参加案内は、3週間前を少し切っての到着。時期的には、決して悪くはない。
ただ、参加案内を紐解くと、宅配便の伝票が入っていた点は、いささかぶったまげたw…いや流石に宅配伝票が直に入ってるのは初めてだったので(汗)
搬入の案内は、送付先や日時等を記載しての案内が普通だ。この案内を元に、我々サークルは、宅配便として発送し、当日の搬入を行う。
しかしながら、今回の「御射宮司祭」においてはそれがなく、代わりに、宅配搬入には同封伝票を使っていただきたいとの、宅配業者の挨拶文が入っていた。

ただこの方法だと、伝票が1つしかない。2個口以上のサークルは厳しい。
私は元々、印刷所から新刊として1個(→ねこのしっぽ以外の業者の直接搬入は不可の為、宅配に頼るしかない)、自宅から既刊分をもう1個、会場に宅配の予定だった。
同封伝票と同じ宛先・時間指定の伝票を新たにつくって送れば何とかなったのかもしれないが、本当に何とかなるか不安だったので、同封の宅配伝票は印刷所に渡し、既刊は自宅からの手搬入で対応した。
東方のサークルは、搬入量の多いサークルも、決して少なくない。2個口以上のサークルの存在も想定していただければ、より便利になったと思う。

一方で大変ありがたかった便利な点は、やはりこれも宅配絡みだが、宅配業者の出張所を用意いただけた事。
通常、宅配搬出は、イベント本部で受付・着払い伝票での発送が通例だ。これは、宅配業者でないイベントスタッフが宅配費用を収受できないからこその慣例である。
しかし、業者側が出張所を用意する事により、業者側が直接荷物を扱う。金銭収受も可能になる…つまりサークルからすれば、発払いが利用できる、という事に。
翌週2/24には、200sp超規模の東方Projectオンリー「幻想郷サミット」が名古屋で開催され、今回「御射宮司祭」と連戦のサークルも、決して少なくない。
「幻想郷サミット」に限らず、着払いの宅配搬入は、どこのイベントでも不可である。サークル荷物の搬送費用を、イベント主催が立て替える義理は無い。当たり前の事である。
だが今回「御射宮司祭」会場で発払い伝票が使える事により、信州の会場から直接「幻想郷サミット」に荷物を送ることが可能となった。
これは両イベント連戦で、かつ荷物の多いサークルからすれば、非常に有り難い話である。
「御射宮司祭」のように、発払いを使えるイベントが増えれば良いな…とサークルとしては感じる次第である。


(2)4年前と比べての御射宮司祭

4年前に御射宮司祭に参加した際、私は、「地元と密着しての運営」「地元の参加者の掘り起こしにより、地域の同人世界の活性化に寄与」「経験豊富な東京からのスタッフ勢が手堅く運営」等の特長を指摘。都会即売会の良さと地域即売会の良さとがハイブリッドした即売会、と纏めた。
この構図や長所は、今回の「御射宮司祭」でも、原則変わりはない。

サークルゲートに入る所からして、立ってるスタッフは、ぷに●っと準備会主催氏とケッ●コム主催氏の重鎮お二方だ。
…ええと何この超重量級、贅沢な布陣はw
他にも、混対や待機列形成にも経験豊富なスタッフが多く、手慣れたもの。大きな瑕疵は無かった。

特に巧さを感じたのは、恒例企画の1つでもある萌え酒頒布の時。
酒造業者が、東方キャラをあしらったラベルのお酒を販売する人気企画。
今回は、即売会も終盤に入っての15時からの頒布だ。(遅めの頒布としたのは、来場者の滞留効果も狙っての事だろう)
当然酒販用の待機列を形成するが、皆殺到するので、ある程度のスペースが必要だ。
となるとコスプレスペースぐらいしか、待機箇所に適する箇所は見あたらないが、コスプレイヤーの皆さんにも協力を仰ぎ、スペースを空けて貰わなければならない。
そこで今回は、会場内に封印されていたお座敷スペースを開放。コスプレイヤーをそちらに誘導した。
コスプレイヤーも、これまで使われなかった新鮮なシチュエーションの下、撮影や交流を楽しめるメリットがある。
巧く考えたな…と感心した。

地元密着という部分でも、今回はパワーアップしている。
昨秋の「諏訪風神祭」で好評だった事を受けての側面もあるかもしれないが、ララ岡谷一階のお惣菜屋さんと提携し、萌え弁当の販売を始めた。
更に、近隣のローソンでも、萌え弁当を販売。
どちらも好評で、あっという間に完売…
但し、お弁当も11時頃には完売してしまう程の人気さゆえ、今後は、お弁当目当ての早朝来場者が増える危険性も考えられる。
将来的には、お弁当を抽選制にして早朝来場を抑止する等、新たな対応が求められるかもしれない。

なお、即売会自体の早朝来場対応は、ぷにけっと準備会主催イベントの早朝来場防止策を、今回採用している。
(即売会開場1時間前に当たる)12時以降の列形成を明言し、それまではララ岡谷一階の名店街への立ち寄りを促した。
イベントだけでなく、地元のお店でもお金を落としてくれる人が増えれば、地元にとっても歓迎すべき話となる。
地元振興とも巧くリンクさせての、来場者対応になったのではなかろうか。

また、イベントカタログに地元企業の広告を掲載する取り組みは、以前と変わらず。
地域を舞台にを地元と密接した運営の一端が、垣間見える。
また今回は、企業・団体枠で、地元の団体も参加。
ジャンルはいささか異なるが、アニメ「あの夏で待ってる」の舞台・小諸から参加した「なつまちおもてなしサロン」は、聖地巡礼ガイドや小諸のお祭りのリーフレットを配布。
隣の下諏訪町からは、下諏訪唯一の公式同人誌と銘打って、漫画と観光名所の紹介のコラボレートにて、町の特色を紹介する書物を配布。
「御射宮司祭」で諏訪の良さを知った参加者が、他の町にも目を向けて、他の町を探訪する展開に期待したい。

少し気になる点としては、初回の「御射宮司祭」から4年が経過し、当初の新鮮味が次第に薄れつつある点…言わば将来的にマンネリ化の恐れのある点について、取り上げたい。
この兆候は、数字にも出ている。sp数ベースで、初回235→二回目222→(諏訪風神祭194→)今回174と減少傾向だ。
減少の理由としては、当初物珍しさから参加したサークルが参加しなくなった事や、寒冷地・信州で真冬の開催したという気候的な問題、加えて社会人が参加しにくくなる土曜開催という日程の問題等もある。
だから、必ずしも、今マンネリ化が起こっているとは思えない。
ただ、この減少が今後も続くようならば、マンネリ化を疑った方が良いだろう。

将来起こり得るマンネリ化は、年月を経過した全ての即売会が直面する課題だろう。
しかしながら、せっかく諏訪でこれだけの規模をもって立ち上がった即売会だ。
来るべきマンネリ化を乗り越え、規模を維持し、末長く続けていきたいものである。

マンネリ化への対応には、正直、これといった有効打となるべき方法は無い。
だが、有効打となる【可能性のある】アプローチならば、幾つかご提案申し上げる事はできると思う。

一つは、昨年2月「東方椰麟祭」において、将来想定されるであろうマンネリ化への対策として論じた事だが、【2〜3年先のビジョン】を考える事である。
詳しくは、拙文「2/12広島市開催・東方オンリー「東方椰麟祭 第三幕」」(http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51869440.html)もご参照いただきたい。
先のビジョンを「何となく」でも良いから構想していけば、それが「目標」となり、メリハリも付くのでは?とも考える。

昨年4月開催の「大(9)州東方祭」参加時も、将来のマンネリ化を懸念した。
この時に述べた事の焼き直しだが、新しい企画を導入する、或いは過去導入し廃した企画を導入する事で、メリハリを付けられないか?とも思った。
(参考・4/22 福岡県北九州市の東方オンリー「大(9)州東方祭6」 http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51879466.html)

また、もう一つ私が感じたこととしては、初回に比べ、地元のサークル/買い手が減ったような印象だ。(違っていたらごめんなさい)
地元率が減り、相対的に遠征者が増えている印象を持った。
東方サークルは、全国どこの地域の同人誌即売会に参加しても、必ずと言っても良いレベルで存在する。
全国各地、津々浦々の同人者に浸透しているジャルだ。
地元サークルが少なくなっていると言う事は、地元同人者の掘り起こしにまだまだ開拓の余地がある、という事でもあると思う。
幸い中信地区は、岡谷の隣市・松本市中心だが、「コミックファクトリー」を筆頭に、即売会の開催が盛んな土地柄だ。
地元の即売会にサークル参加する、チラシを撒く…地元の告知を強化し、地元のサークルの掘り起こしを目指してはどうだろうか?
地元の即売会は、若い世代・女の子中心で、今の御射宮司祭の参加層とも微妙に異なりそう。
しかしながら、そういった層にも参加して貰う事で、即売会に「新しい血」を呼び込む事も、即売会に「メリハリを付ける」事の一環になるのではなかろうか。

将来想定されるであろうマンネリ化に対策を打つ事は、全ての即売会が直面する課題ながら、対応の難しい課題である。
私も幾つかご提案させていただいたものの、この策が絶対有効だと言い切れる自信は無い。
もし今後も開催をお考えならば、主催氏並びに関係者の皆様方には、頭の片隅に置いて色々お考えいただければ…と願う次第である。

STRIKE HOLEゲスト寄稿のお知らせ

東方オンリーのイベント評論活動をされているサークルさんに、【五花八門】さんhttp://blogs.yahoo.co.jp/circle_goka/というサークルさんがいらっしゃいます。
まあ、イベント評論という事で、私の「同業者」に当たる訳ですがw
ただ、私と異なる切り口やアプローチ、文体等、私の同人活動にも参考になる部分が、大変多いです。
いつも五花八門さんの作品を通じ、勉強させていただいている、という思いもあります。

今回ご縁ありまして、五花八門さんの作品「東方イベント四季報」最新号(=「東方イベント四季報2013年冬号東日本版」)に、私花羅のコラムを寄稿させていただく事となりましたので、ご報告申し上げます。

元々、御射宮司祭後の寄稿を予定しておりましたが、予定を前倒しして作業してたら、先ほど無事完成!
早速五花八門さんにメールしたら、コピー本ながら御射宮司祭に間に合わせていただけるとのこと。ありがとうございます!

御射宮司祭での、五花八門さんの配置は、【冬21】だそうです。

御射宮司祭ご参加の皆様には、当サークル共々、五花八門さん作品も、何卒宜しくお願い致します。

なお、五花八門さんは、今後3/10「御阿礼祭」・5/26「博麗神社例大祭」にもサークル参加を予定されております。
今の作品をバージョンアップしたものを刊行されるとのご予定ですが、その中でも、私の寄稿文を収録いただけるとのこと。
これらのイベントにおいても、五花八門さんに、足をお運びいただければ幸いです。


で、私が寄稿した内容は…

【東方オンリーの分類試論】

日本全国あまたある東方Projectのオンリーイベントを、4つのタイプに分類。
各タイプに見られる特色や傾向について 論じたものです。
全国各地の東方オンリーを見聞しての経験を元に、自分なりに分析・論考致しました。
宜しければ是非、手にとってご覧いただければ幸いです。
何卒宜しくお願い申し上げます。

2/16「御射宮司祭」サークル参加/新刊刊行のご案内

STRIKE HOLEは、2月16日(土)ララ岡谷開催「御射宮司祭」に参加致します。
「御射宮司祭」では、新刊を2種類刊行致します。
また、他サークル様からの委託作品(音楽CD等)もお引き受け致します。
定例の即売会イベントレポート本から、同人音楽まで。今回はレパートリーが豊かですw

配置は【神18】となります。
皆様方のお越しを、是非ともお待ち申し上げております。

以下、頒布物をご紹介致します。


【2月御射宮司祭新刊】
(1)「STRIKE HOLE同人誌即売会見聞録・改」(400円)
…2012年9月以降来訪の即売会を紹介・レポート!
お正月開催の即売会/青森の「NewYearFestival」や、全国制覇達成のメモリアル即売会/山口の「Comic Site萌えサミ2012」、福岡県大牟田市で安定開催の「へぱちょな」など、地域に密着しての即売会が多いです。地域ごとの特色の違いも、お楽しみいただけます♪
★オフセ、店舗委託予定(詳細後日発表)

(2)「コーマニズム宣言Specialうぷふぐ論」(200円)
…悪の組織【UPFG】に関する研究・考察本。
貴方は、悪の組織【UPFG】をご存じだろうか?
UPFGから尻穴を狙われる程度には付き合いが深まったSTRIKE HOLEの花羅が、UPFGの実態が如何なるものかを、考察し、そして解明します!

内輪要素の強い作品ですので、UPFGについて興味をお持ちの方や、UPFGに採用された(又はされそう)な方にのみ、お勧め致します。
★という訳で、そういう作品の性質上、東方オンリー等、UPFG関係者が徘徊してそうな即売会でのみ頒布致します。予めご了承下さい。


【冬コミ新刊】
「STRIKE HOLE 同人誌即売会全国制覇!」(500円)
2012年10月28日の山口県即売会訪問をもって、全都道府県の即売会訪問を達成!これを記念して、また冬コミ初サークル参加の記念も兼ねての新刊となります!
コンセプトは、「日本全国ほぼ全ての即売会を紹介」。
自身が訪問した即売会をメインに据えつつ、これまで訪問の機会に恵まれなかった注目即売会も紹介!
日本全国の即売会事情を、都道府県別に解説致します!
主要即売会を網羅した、即売会データベース本としての効用もあると思います。請うご期待!
★当ブログ記事「冬コミ当落のご報告&冬コミ新刊情報」http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51916795.htmlもご確認下さい!


【既刊】
「STRIKE HOLE同人誌即売会見聞録2012」(400円/残部稀少)
…2012年の4月〜8月までに訪問した即売会の、イベントレポート本です。


【委託】
全て同人音楽CDです。今回売り子引き受けてくれる友人からの依頼で、置かせていただく事となりました。
委託物は、以下の通りとなります。(括弧内はサークル様名です)

「GIRL A」(Sun Flower Field様) \1000
「わっふる!」(ちょこばにら。様) \500
「まじかる☆まりさvol.1 Dream」(ちょこばにら。様) \400

今回は、このイベント合わせの新刊2種に、ご好評いただけた冬コミ新刊に、既刊に、そして委託CDまで。
STRIKE HOLE始まって以来の豊富なアイテム数をもって、皆様方をお迎え致します。
2月16日「御射宮司祭」は、是非STRIKE HOLEにもお立ち寄り下さいませ!

2/10 埼玉県久喜市鷲宮町 らき☆すたオンリーイベント「らき☆フェス」

「らき☆すた」の舞台として、「聖地」として名高い、埼玉県久喜市鷲宮町。
鷲宮神社への聖地巡礼者も大変多く、町も「らき☆すた」を活用した「町おこし」に積極的だ。
鷲宮神社の初詣客も、「らき☆すた」効果で激増。2005年には6.5万人に過ぎなかった初詣参拝者(山村高淑氏調べ・http://t.co/fQbg3omq)も、2011〜2013年は47万人で安定している(http://t.co/2y3iZICz)。
町側も、ファンの熱意を大切にした。鷲宮町商工会を中心に、積極的にファンを受け入れた。
そういう、ファンと地元との良好な関係の構築が(正確にはこれに版権元も加わるが)、「らき☆すた」による町おこしを深化させ、息長いものとして続いた、と考えられる。
「らき☆すた」と鷲宮は、萌えによる町おこし…所謂「萌えおこし」の、先駆者の一つであり、かつお手本となるべき成功例である。

現在、同人誌即売会の世界においては、参加者に聖地巡礼を楽しんで貰おうとの意味合いを込めた、「聖地」開催型の即売会も増えてきている。
最たる成功例は、豊郷小学校旧校舎群開催の「けいおん!」オンリーだろう。
他にも、埼玉県秩父市開催の「あの花」オンリー、長野県諏訪地方開催の東方風神録オンリー、飛騨(高山市)開催の氷菓オンリーなど、枚挙に暇がない。
だが、聖地巡礼が最も盛んなはずの、鷲宮「らき☆すた」では、聖地開催の動きはなかった。
いや、正確には模索はしたらしいと聞くが…なかなか適切な箱が見当たらなかった、というべきだろうか?
ともかく、これまで鷲宮で「らき☆すた」オンリーが開催されることは無かった。

しかしながら、今回、ファン待望の聖地開催型「らき☆すた」オンリー「らき☆フェス」が開催されることとなった。
私は、鷲宮に急行した。

…ただ、告知サイトを拝見し下調べした限り…会場が「上町農民センター」「本町集会所」の二カ所に分かれているらしいのだが…
両会場合わせて30sp規模だから、「らき☆すた」オンリーとしては標準的な規模だとは思うが、2つの会場でその数字だから…1会場辺り15sp前後。…会場、狭くないか?

どんな感じのイベントになるのだろう?興味深々も、その気持ちを抑えつつ、鷲宮に向かった。
JR東鷲宮駅から加須循環のバスに乗車。途中、鷲宮の中心部を通るので、街中の会場「本町集会所」へのアクセスに長けている。
郵便局入口で降り、最初はどう行けばよいか戸惑うも、イベントパンフレットを持って歩く方の後をついていったら、歩いて1分もしない内に見つかった。

「本町集会所」の入口でカタログを購入する。
会場の外観は、平屋の「小屋」。普段は、町内会の寄合等で利用されているようだ。
会場見ての第一印象は、「え?ここでやんの?」だったw
即売会の開催を示すポスターが貼られ、参加者の往来があったからこそ、ここが会場だと分かったようなもの。それが無かったら、ここが即売会を催す会場だとは、絶対認識できなかっただろうw

基本的に「集会所」なので、中はお座敷である。そこにちゃぶ台と座布団を設置し、サークルスペースとしている。
もちろん土足は厳禁。スタッフから靴袋を渡され、靴を入れて入場する。
会場は極めて狭く、入口と出口を分けての一方通行での運用だ。

…お前ら無茶しやがってw
というか、鷲宮でオンリーイベントを行うためには、ここまで苦心せねば実現できない、という事だろうか(汗)
箱も、この集会所しか取れないような環境だったのだろう。
だからこそこういう無茶苦茶な運用に挑んだのだろうが、逆に、そこまでしてでも鷲宮で「らき☆すた」オンリーを実施したい、という意志も感じた。

一方の「本町集会所」を辞し、もう一方の会場「上町農民センター」に向かう。
両会場間の移動は、徒歩で約10分。
いささか不便だが、鷲宮の中心街を歩くので、町歩きを楽しめると思えば良いだろうw
街中に並ぶ商店には、「らき☆すた」のポスターが貼られ(しかも色褪せてるのまである)、長い年月をかけて「らき☆すた」が溶け込み切った街並みを楽しめた。

また、主催側も、両会場来訪者に記念品贈呈する、「スタンプラリー企画」を実施。
両会場の往来を奨励し、会場が離れる不便さへのフォローを図っている。

ちなみに、カタログによると、地元側も2つの会場での実施と聞いて、両会場の通り道となる商店街に参加者が立ち寄ってくれるかも?という事で歓迎方向だったらしいw
一見不便に思える2会場の往来も、地元との関係構築や協調という観点からすれば、プラスの効果がありそうだ。
2つの会場、そしてそれを結ぶ商店街や神社への参道、そして神社境内までひっくるめて、「らき☆すた」オンリーの会場として見なした方が良いのかもしれない。

10分程度歩くと、鷲宮神社に到着。
今回は、神社や街中がコスプレフリーとなる野外コスプレイベントも併催され、境内付近にコスプレイヤーの姿も。
即売会の会場が異様に狭いのでw、コスプレイヤーは野外しか無いのだろうが、それを受け入れていただける鷲宮の皆さんの懐の深さも感じる。
ただ、寒いせいかコスプレイヤーの数は余り多くなかったが…(寧ろ屋内にたむろしてたようなw)
なお、コスイベの受付・更衣室は、駅前通りの仲町集会所を活用。集会所をフル活用して、町を挙げてのお祭りの様相にも思える。

地元ラジオ局「FM鷲宮」も、鷲宮神社聖地巡礼者のオアシスとして名高い「大酉茶屋」にて生放送を敢行。祭りに華を添えた。
…しゃべってる内容は【今季のアニメ事情】ばかりだったがw

また、境内の駐車場には、いつもの展開なのだろうが、痛車も勢揃い。
ジャンルは「らき☆すた」に拘らず、フリージャンル。東方・Re-write・ボカロ・リトバスなど多種多様だった。
長時間停まっていたから一般参拝者が駐車場し辛かったのでは?との懸念もあるが、町側としては、痛車のような「華」となるものは、できる限り目立つ所に置いておきたい筈だw
痛車を置く事にはメリット/デメリット双方あるので、そこの兼ね合いが、受け入れていただく地元側の課題になりそうだ。
地元側がそのあたりを按分しルールを設定いただく。聖地巡礼者はそれに従う。当たり前の事だが、聖地巡礼者と地元側とが末永くお付き合いするに当たっての、大切な部分だとも思う。

もう一つの会場「上町農民センター」は、境内への出入り口そばの路地を、左にそれると到着。
本町集会所同様、町内会の寄り合いに用いるような建物で、即売会を開くには明らかに無茶な運用だw
会場内はお座敷、靴を脱いで上がるのも、本町集会所と一緒だ。

建物は昔ながらのつくりで、梁が低い。
私は身長が高いので、この手の建物があると注意しないと頭をぶつけてしまうドジな人間なのだが…(苦笑)
ただ、梁には「頭上注意」のPOPがそこかしこに貼ってある。注意を促し、頭をぶつけ痛い思いする事故を未然に防ぐ仕組みをつくっていただけるのは、大変ありがたかった。

なお、屋外では、地元業者さんによるサンドイッチの即売と、萌えおこし(コンテンツツーリズム)研究家・岡本健氏の研究書の即売も。
私も、コンテンツツーリズムによる観光活性化に興味を持っている身。これを機会に購入させていただいた。
コンテンツツーリズムのパイオニアたる鷲宮の町で、コンテンツツーリズム研究本を販売しているというのも、理に適っている…のかも?

全体的に見て、「聖地」鷲宮で初開催の「らき☆すた」オンリーは、常識的には「有り得ない」会場での開催で、度肝を抜いた。
お座敷での開催、会場を2つに分けての開催。他に会場が無かったのだろうが、とにかく運用が強引極まりないw
しかし、そうまでしてでも尚、敢えて開催しようと言うところに、熱意の強さも感じられる。
お座敷対応で靴袋を十分な数用意し、2会場が離れるデメリットは、スタンプラリーで両会場の往来を促す事でフォローした。
確かに不便な部分は否めないが、運用上で工夫を図り、対応できたと思う。
うまく知恵を絞り、難しい環境の中即売会を成立させ、ファン念願の聖地開催を実現させた即売会。それが「らき☆フェス」であったと思う。

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