STRIKE HOLE

【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系と電波評論の二本立てです。 基本的に同人イベント関連の評論は真面目、他の評論は不真面目な傾向があります。同人評論のカテゴリーの内容以外はアフォ評論という事で斜め読みをお願いしますw

2013年11月

11/24 広島県呉市 大和ミュージアム見学記(注/艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!」は不参加…になるのかなあw)

本日は、広島県呉市にて開催された、艦隊これくしょんオンリー「砲雷撃戦!よーい!」 に参加させていただいた。
…いや、「参加」とは言えないな…だって自分、即売会会場入ってないしw

即売会会場入ってない癖に、即売会レポートを書くというおかしな事例は、過去に一度存在する。
2010年10月のけいおん!オンリー参加時だが、あの時は、狭い会場に人が来過ぎて、入場制限が掛かった。スケジュールの都合上、最後まで居られず、結局即売会会場に入場できていないw
参考リンク/「10/30 滋賀県豊郷町「とよさと あきのごはん祭り」と「桜高文化祭」

今回も、この時と同じ事態である。

昨日記事でも触れたが、「艦隊これくしょん〜艦これ〜」は、今年4月のサービス開始以降急速に人気が出たオンラインゲームだ。
同人的にも人気が高く、東方からの流出・転向が目立つ。サークルも一般も多く集まり、概ね成功を収める。今一番の「旬」ジャンルと言えようか。

このジャンルの特徴としては、聖地開催の多さが挙げられる。
戦艦を擬人化したキャラという事で、戦艦ゆかりの地が作品由来の「聖地」となる。
そして戦艦ゆかりの地=聖地は、日本中どこにでもある。全国各地に「聖地」が広がるから、即売会の「聖地開催」も多数となる。
これまでも横須賀での開催が人気を博したし、今後も佐世保や舞鶴・大湊(青森県)など戦艦ゆかりの地での開催が予定されている。

だが、この日SDFが主催した艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!」は、他のあまたある聖地開催オンリーとは明らかに個性が尖り、異彩を放っていた。
SDFが今回会場として選定したのは、広島県呉市
戦前は鎮守府が置かれ、戦後は造船業で栄える「港町」であり、そして戦艦ゆかりの「聖地」である。
これだけでも充分聖地開催なのだが、SDFが選んだ会場は、あの「大和ミュージアム」。戦艦大和を中心に、日本海軍の歴史の展示が充実している、呉市随一の人気観光スポットだ。
「けいおん!」で言えば、舞台となった豊郷小学校でオンリーを始めるようなものであり、これ以上無い舞台、「聖地中の聖地」での開催と言えようか。

俄然、同人者の関心は高まった。
参加サークル数は120を超え、当日は、一般参加者も全国各地から集結した!

だが、会場の市民ギャラリーは、元々市民が絵や写真の展覧会を開く用途の会場だ。即売会向きの広い会場ではない。
その会場に120サークルを無理やり詰め込んだ代償として、相当狭い通路幅(1m程度)となり、混雑は必至。
一応人気のあるサークルを別室配置するなどの配慮をしたが、別室に入りきらない人気サークルを島中に配置せねばならぬ悲劇も起きた。

今回、「大和ミュージアム」で開催するに当たり、調整は相当難儀した筈だ。
カタログの頒布はあるものの、基本的に入場無料としている。即売会で入場無料は、極めて珍しい。
ここからは推測だが、この市民ギャラリーを借りるに当たり、入場料を取るイベント用途では借りられない、とする内規が存在するからではないか。
そうなると入場料収入は期待できない。収入源は、サークル参加費に頼るしかない…
採算を取る為には、サークルを多く入れないといけない…入場無料とした事が、詰め込み配置の遠因となるのかもしれない。

一般入場は12時からだが、「大和ミュージアム」や隣の「てつのくじら館」を見学したかった事もあり、朝10時前に来場。
だが既にこの時点で数百人が並んでいる。マトモに入場できるか、怪しくなってきた…
待機列は、大和ミュージアムの建物脇に形成され、建物裏まで延びる。
建物裏手がちょっとした広場になっており、そこに待機列を収容という方向だ。
この広場には小さめの池もあり、何人かが戦艦模型を浮かべて遊んでいたw
「大和ミュージアム」正規の入場とは別導線が敷かれており、入場券買って大和ミュージアム入らなくとも、即売会会場には入れる、という構図だ。

外警スタッフにお伺いした所、11時過ぎから更に急増したとの事。恐らく1500人以上は参加したと推定される。
狭い市民ギャラリーで、どう逆立ちしてもこの人数の収容は不可能だ。
…どうやら、即売会が始まる前の段階で、この即売会は、「大破」してしまった模様だw

13時過ぎの電車で帰らない自分。だが、その時間までに入れるかどうか…
開場90分前の10時30分、私は、悲痛な決断を迫られた。

即売会入場も、カタログ入手も、諦めよう…

幸いにも、「日記と言うか雑記と言うか戯言。」バンバンさんが前から3〜4人目の位置に並んでいた。
最前方はカタログが既に行き渡っていたので、拝み倒してカタログを見せて貰い、この記事を執筆するに最低限必要な情報を仕入れる。
(ちなみにバンバンさんは、8:45頃の列形成で上手く前方に並べた模様)
そして、即売会を諦め、大和ミュージアム/てつのくじら館の見学を始めたw

これらの施設の見学を終え、12時30分頃大和ミュージアムの待機列に戻る。
…まだ館外待機列に、400人(@++・綾瀬なずな氏計測)が並んでいる…
館内、4階市民ギャラリーに通じる階段も、立錐の余地なく人が並んでいた筈だから、もっと多くの人が並んでいる筈だ。
そしてその列は、何十分経っても動かない。
社会主義国の配給も、きっとこんな感じだったのだろうか。日本も…この呉も…まだまだ貧しいなあ…と感じた次第であったw
待機留が解消したのは、14時台に入ってかのようだ。
結局、入場が遅ぬれた方の救済措置か、16時まで開催時間延長。アフターイベントを中止とする事で、何とか切り抜けた模様だ。
あ、一応イベント公式グッズで、お酒だのもみじまんじゅうだのあったみたいですが、速攻完売みたいです。中入ってないから詳しくは分からないけど…

参加者としては、東方からの転向者が大変多い事もあり、東方オンリーでお見かけする面々「ばかり」であったw
東方警察も大忙しだった事であろうw

また、スタッフは都内の男性向け即売会でよくお会いする方々ばかり。ほぼ全員が、関東からの出張部隊であろう。
これに、地元の同人者(広島は無論、隣県・岡山から顔出した方もいる)も、地元のイベントという事で気になるのか、多数押し寄せる。
東京の男性向けオンリーで豊富な経験を持つスタッフ達の動きを見て、良いところを盗もうとする、勉強熱心な方も見られた。

つまりこの呉オンリーは、東方クラスタ(転向者含む)・都内男性向けオンリーのベテランスタッフ・地元同人者の混成部隊、といった極めてユニークな様相だ。
何か色々な物質が混ぜ合わさって化学変化を起こしたかのような感覚だw
私も、東方椰麟祭主催氏や東方晴天祭新主催とお話したり、来年2月に呉で開催される別の艦これオンリー「瀬戸内海域進攻作戦!」の方をご紹介いただきお話したり、と地元の方とお話できて有意義だった。

反省点としては、やはり待機列だろう。
流石に四時間以上同じ場所に待たされるのは気の毒でならない。
入れ替え制でも取っておけば、せっかく周囲に見どころ沢山ある訳だし、待ち時間に大和ミュージアムやてつのくじら館寄っても良い。近隣のゆめタウン呉でご飯食べても良いし、観光船乗っても良い。
皆さん自由に使える時間が増えるし、開催地にお金を落とす機会も増える。
一カ所に長時間留めさせるのも、少し勿体無いのでは…もう少し工夫を図っていただきたかった。

とは言え、こうして「大和ミュージアム」という聖地中の聖地で、即売会と観光と聖地巡礼を楽しめる機会も、中々ない。
こういう貴重な機会を創出いただけたSDFに対し、敬意と感謝を申し上げたいものである。


最後に、この大和ミュージアムについて。
地元の同人者でもある友人作家さんのツイートで知ったのだが、この大和ミュージアムは、戦没者の慰霊の場でもあるとの事。
そういう場所だからと言って、イベントを遠慮する必要もないし、どんどん楽しんで良いと思う。
だが、心のどこか片隅に、この大和ミュージアムがそういう特別な場所であるという事を留めておいても良いのではないか?とも思った。
イベントを楽しみつつも、先人達のご苦労を偲びたいものである。


6/2 オンリー集合型イベント「サンライズクエイション」/〜全てはここから始まった〜艦これオンリー「砲雷撃戦よーい!」

今回は、少し前にお邪魔したイベントについて語りたい。
書こう書こうと思って忘れていた即売会レポートだが、今日この日だからこそ、敢えて書かせていただきたい。

前の記憶を手繰り寄せての事であり、若干記憶が曖昧になってはいるのだが…
あれは確か、2013年に入ってからの事と記憶している。
多分1月の「こみっく☆トレジャー」か、その近辺のイベントにて、同人誌即売会主催団体「SDF」の主催氏とお話する機会に恵まれた。

今度、色んなオンリーを集めてイベントをやろうと思ってるんです

最近のSDFは、「SDF祭」など、複数のオンリーイベントを集合させての併催形式が多い。
2006年春の「都産祭」以降、この手の形式による開催が一般化している。まあ、ありがちな開催形式だ。

会場は、サンライズホールを予定しております

サンライズホールは、東京都内の人形町に立地。
SDFが魔法少女まどか☆マギカオンリー「もう何も怖くない」を開催するに当たって、急増する参加サークルに対応すべく、急遽開拓・確保した会場が、このサンライズホールだ。
以来、SDFのオンリーイベントにおいては、サンライズホールを利用するケースが多く、サンライズホールは定番の会場と言えよう。

ここまでは、取り立てて問題視する話ではない。いつも通りの、即売会開催の流れに過ぎない。
問題は、その先である。

「イベント名は、【サンライズクリエイション】となります。略して【サンクリ】!」


…は? ちょっと待て、お前はいったい何を抜かしてるんだw
続きを読む

昨年11月長野市開催同人誌即売会「七味」参加に際しての粗相を働いた(と思われる)件のお詫び、並びにに情報提供のお願い

2010年より、長野県を舞台に開催されている同人誌即売会「七味」は、若い主催が、信州に新たな風を起こそうと頑張っておられる即売会である。
私も、過去2回サークル参加させていただいたし、お力になれたかどうかは定かではないものの、諏訪の東方オンリーでチラシを撒かせていただいた事もある。
(参照リンク・2012年の即売会参加記 「11/25 長野市の同人誌即売会「七味」」)

これまでは長野市での開催だったが、今秋より場所を移して松本市での開催となっている。
松本では初の開催で、サークルが集まるのかな?ゼロからのスタートだから大変じゃないかな?との心配もあった。
だが、松本には老舗の同人誌即売会「COMIC FACTORY」を始め、即売会の盛んな土地柄。「七味」も60spを超えるサークルを集め、中々の頑張りを見せた。
明日開催との事なので、盛況と成功を期待したい。

さて、その「七味」の側から、最近、私に対しこんなお話を頂戴した。

「他の参加者が花羅とすれ違った時、バッグが当たった。花羅は謝りもしなかった」

そんな話、初耳である。その時は、身に覚えがないとは申し上げた。
だが、後々考えると、気付かずにやらかしてしまったかもしれない。それならば、その方に直接お詫びしたい。
また、何で1年も経った今頃そんな話をされるのか?何でその被害を受けた参加者は、私に直接ではなく、主催側に抗議したのか?疑問も幾つか浮かんだ。

そこで、Twitter上にて、七味側に問いを投げかけた。
イベント前々日という多忙の中、お時間を割いてご返答をいただけた事に対し、「七味」主催氏には感謝を申し上げたい。

以下、Twitterでのやり取りを再現する。
(内容は改変していないが、読みやすくするため、適宜句読点と改行を施している)


【花羅】
お疲れ様です。いよいよ明後日ですね…サークルも集まり良かったです。
私は他の用事があり足を運べず申し訳ないのですが、貴会の盛会を祈っております。頑張ってください!

ところで…以前其方から、1年前私が参加した時、参加した方が私と階段ですれ違い、私のバッグが当たったのに、謝りもしなかった。その事で抗議を受けた。そんな話を聞きました。
私は、身に覚えの無い話だと申し上げましたが、今思い返すと、気付かずぶつかってしまったのかもしれません。
知らずにご迷惑をお掛けした事、謹んでお詫びを申し上げます。

ただ、気付かずの事なので、事実関係で確認したい事を質問させて頂きたいと思います。
勿論、今はイベント直前のイベント後お手すきの時の回答で結構です。
また、一年前の事なので、記憶に残ってる範囲で結構です。

,屬弔韻蕕譴燭里呂匹覆燭(できれば次信州行の際に直接お詫びをしたいですので)
何時頃ぶつけられ、何時頃抗議を受けたのか
主催側に抗議が行った経緯
げ晋琉貲前の話が、今になって私に話が来たのか(もっと早くお話を頂いても良かったのに…)


の各点が質問となります。

以下は余談ですが、

/州に殆ど知己無く顔を知ってる人も居ないのに、何故私だと分かった?
何故私本人じゃなく其方に抗議が?


といった疑問もありまして、その疑問の解消を図り、事情を理解した上でちゃんとお詫びしたいとの思いもあります。ご協力いただければ幸いです。


【七味】
,砲弔い董長野県外の方ですので次にいらっしゃるか不明ですし、許可を得られていないのに勝手に名前は出せません。
△砲弔い董∋間については不明ですが、お話をいただいたのは夕方で、場所は階段とのことです。
について、わかりません。
い砲弔い董貴方について、マイナスのお話をいただく機会が幾つかあるため、慎重に取り扱う必要がございました。以上となります。

余談につきまして、,砲弔い董当方に仰られましても困ります。
△砲弔い董△気 としか申し上げられませんが・・・運営サイドだからとしか予想がつきません。


【花羅】
こんばんは、イベント前のご多忙な中にも関わらず、ご回答を頂けた事御礼申し上げます。
流石にお名前は出せないとの事ですが、もしご当人様からのお許しを頂けるようなら、お名前を教えて下さい。
メールなり他イベントなりでお詫びしたいと思います。
もしそれが難しければ、STRIKE HOLEの花羅がお詫びしたがっていた、とお伝え頂けるだけでも有り難いです。


【七味】
過去の申込書は個人情報の観点から終了後に破棄をするので、連絡先が残っているか不明ですが、探してみます。
無いようでしたら申し訳ございませんが、改めて先方にご参加をいただいた際にうかがってみます。
ご伝言につきましても、お伝えできるように努力いたします。


【花羅】
サークルさんなんですね…承知しました。もし機会があれば宜しくお願い致します。
お返事、ありがとうございました。当日の成功を祈念しつつ、御礼の言葉とさせていただきます。


正直、上記私の疑問は殆ど解消されていない。
当方からの質問についても、殆ど回答が成されておらず、事実関係がつかめない。せいぜい、長野県外からお越しのサークルさんが被害者である、という事ぐらいしか読み取れなかった。
特に「何故一年前の話が、今になって私に話が来たのか」のご回答が、「貴方について、マイナスのお話をいただく機会が幾つかあるため、慎重に取り扱う必要がございました」というのも、意味が分からない。一体、何が起きているのだろう?
1年前の事で記憶もあやふやになっているのかもしれないが、事実関係が充分に確認できなかった事は、極めて残念に思う。

一応、先方サークルに連絡は取っていただけるようなので、それに期待を寄せたい。
先方サークル様とコンタクトがお取りできるようならば、事実関係もお伺いしつつお詫びを申し上げたいと思う。

サークル様が、この記事をお読みになっているようであれば、私に直接ご連絡をいただいても結構である。直接足を運び、是非お詫びをさせていただいたい。


また、本来ならば私に抗議が行くべきところを、代わりに「七味」主催氏に受けていただく形となってしまった。
Twitter上では申し上げられなかったが、「七味」主催氏に無用のご迷惑をおかけしてしまったことも、この場をお借りしてお詫び申し上げたい。

今後のSTRIKE HOLEの在り方としては、具体的な事実関係が殆ど明らかになっていない事もあるので、具体的にこうしたい、とは申し上げにくい。
一般論となってしまうが、日々の即売会探訪の中で、我が身を自省する事。そしてそれを繰り返す事…になってしまうと思う。
また、この件についての詳しい情報を求めつつ、事実関係を明らかにする作業も続けていこうと思う。その中で見えて来る事もあるかもしれない。それを、今後に生かしていきたい、とも考えている。
この件に関し具体的な情報をお持ちの方がいらっしゃれば、STRIKE HOLEとして、情報の提供にご協力をお願いしたいとも思う

11/10 長野県伊那市オールジャンル同人誌即売会「I,C,I」

以前、北海道苫小牧市の同人誌即売会「まるうたげ」に足を運んだ。
(参考リンク=9/22 北海道苫小牧市・オールジャンル同人誌即売会「やること山盛りまるうたげ」 http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51967228.html)
この即売会に参加したのは、とある即売会遠征の「大先輩」に当たる方からのご紹介を受けてだったが、今回お邪魔した長野県伊那市の同人誌即売会「I,C,I」も、この方からのご紹介だ。
(もう一つご紹介下さった即売会=広島県三原市の「MIHARAシンドローム」も、じきに足を運びたい)

「I,C,I」は「independent circus ina」の略との事。長野県伊那市や松川町など、南信・伊那の地域を地盤に定期開催を続けている同人誌即売会である。

会場の「きたっせ」は、コミュニティーセンターの機能を持つ平屋の建物だ。
JR飯田線北伊那駅から歩いて2〜3分なので、アクセスも悪くない。
そこのイベントホールを利用しての開催だが、会場はそんな広くない。無理矢理押し込めても、30spが限界だろう。
この即売会、規模としては毎回20sp程度を推移しているが、規模に見合った会場と感じた。混雑感もガラガラ感も無く、といった所か。

受付でサークル参加費用500円を支払い、サークル入場という形式。当日払いだと、サークルの安易なドタキャンを生みかねず、正直リスキーだと思うが、サークルの事を信用してるのだろう。
入場料は無料とし、イベントカタログ代わりのリーフレットを用意(参加サークルのカットもこれに掲載される)している。
ただ、そこにサークルナンバーとかは一切書いていない。サークル案内受け取った時も、配置図にマーカーで印が付いているだけだった。
一般参加の皆さんは、リーフレットを元に、サークルの島を全量見てもらうような動きに。だから、お立ち寄りいただける方は、決して少なくはなかった。
ただ、元々の来場者自体が少ないので、売上的には厳しかった。STRIKE HOLE史上初の「坊主」(=売上ゼロ)を達成してしまったぐらいだw

にも関わらず、参加しての満足感は、何故か非常に高かったのも事実だ。
その理由としては、このイベントの「展示」が充実していた点が挙げられるだろう。
サークルに対しては、同人誌の売買のみならず、市販グッズ中古品の頒布も可としており、フリーマーケット的な要素を併せ持っている。こういうフリマサークルの展示を眺めるのも面白い。

更に、館内には劇場版アニメのリーフレットやチラシ、記念グッズの類が山ほど展示されている。
壁には、劇場版のポスターがびっしり。壁がポスターで埋め尽くされてしまったw
過去の懐かしアニメから、昨今のアニメまで、ラインナップも幅が広く充実している。
隅にはテレビモニターが設置され、劇場版アニメの映像が延々流されている。BGM代わりとなり、場の雰囲気づくりにも寄与している。

他には、コミケカタログのバックナンバーも展示されていた。
30回台のカタログも展示され、これは史料的価値も高そう。
コミックマーケット51がカタログ分冊だったという話はどこかで聞き及んではいたが、実物は初めてお目にかかった。1日目と2〜3日目で分冊だったようだ。
コミケカタログ以外では、何故かコス写真オンリー「コスホリック」が充実。過去数回開催分のバックナンバーが、コンプリートされていた。
この膨大な展示群、丸一日居ても飽きないレベルだろう。これを目当てに、次回の参加を、結構真剣に検討しているぐらいだw

会場内では、主催が自ら中華まんをふかし、参加者に振る舞う展開。
フリードリンクサービスやお菓子のサービスも充実していた。
これは間違いなく、即売会というよりは「交流会」のノリだろうか。

参加者層としては、サークルは老若男女問わず。年食ったサークルは、おそらく皆リピーターだろう。
一般参加者は、地元の学生さんが殆どだった。
ジャンルの傾向としては、全般的にバラけてはいるものの、東方、Free!、マギ、進撃、某バスケ、創作といったあたりが目に付いた。ポストカードなど、小物類が中心という印象。
コスプレもOKで、数は余り多くなく10人いるかいないかのレベルだが、東方や進撃をお見かけした。

という訳でこのイベントは、同人誌即売会というよりは、同人作品を中心とした「展示交流会」として捉えた方が良さそうだ。
売れる気配は無いので、売上を気にする方にはお勧めし辛いが、1日居ても飽きないレベル。興味があれば、是非ご参加を。
気ままに、豊富な展示を味わおうとするスタンスが、この即売会を楽しく過ごせるキーポイントとなるだろう。

課題としては、主催氏ご本人も繰り返していたが、【告知の弱さ】だろう。
具体的にどう告知するかだが、告知といっても対サークル告知、対一般参加者告知で手法は異なる。
例えば東方オンリーだったら、対サークルは地域問わず他東方オンリーでのチラシまきが王道だし、対一般参加者だと、地元民が多いことを考慮し、地元店舗中心の告知となる。

そこで「I,C,I」の現状を分析する。
まず、サークル集めに関しては、今の「弱い告知」であっても20sp規模と満了に近いサークル数が集まっている。
サークル参加者に封筒を配って、希望者は宛名書いてくれれば次回案内を送る等、ささやかながらリピーター化への取組も行っている。

また、この即売会は、サークル案内の中に会計報告を掲載している。
会場費や通信費等を含め、総予算20000円という低予算だ。サークル参加費も500円、一般参加は無料と低廉。
私がよく主張する、チラシをガンガン刷ってガンガン撒いてサークル集めに励む、という手法は、体力的に持たず適さない。
今のままでもそこそこサークルは集まるし、低予算運営である以上、チラシ刷ってサークル集めに力を入れる必要性は感じない。
せいぜい、ホームページに申込書をPDFファイルでアップし、申込書請求・送付の手間を省く程度で充分だと思う。

寧ろ、一般参加の掘り起しが課題になると考える。
総来場者は30人いるかどうか。もう少し増やせないものか。
とは言え低予算運営だし、チラシを刷るのもリスクが大きすぎる。
そこで、【ポスターの活用】を私は提案したい。
伊那の街中のコミュニティセンターや本屋・ゲーセン・学校等、学生がたむろしそうな所に飛び込みで営業し、ポスターを張らせてもらうのだ。
一般参加は地元の学生中心なので、学生の目に付く所で告知する、という方向性だ。
ポスターはチラシよりも目に付きやすいし、チラシほど印刷費も掛からない。一般参加を集めるのなら、ポスターが効率的・安価な告知方法だろう。
実際、福井県敦賀市等でこの取組は効果を上げている。
また、この即売会は、展示企画に独特の強みを持っている。その点をアピールとして盛り込んでも良いと思う。

他地域の即売会に遠征し告知するのも一つの案だと思う。
飯田や松本等、他の地域開催の即売会にてサークルにアピールできるのなら、しておきたい所。
ただ、わざわざ伊那まで遠征する人がどの程度いるのか。
足運んで告知できればそれが理想だが、無理してでも足運ばなきゃいかん、ってレベルのものでもない。
やはり、一番重要なのは、伊那の界隈での、地元密着型の告知だろう。

次回は、5/25か6/1を予定との事。会場が来年初頭に確保でき次第、正式発表の意向だ。
ただ、松本市で老舗即売会「コミックファクトリー」が5/25開催を既に発表している。そこは避けた方が無難だろう。
(というか単に私が、来夏I,C,Iもコミックファクトリーも行きたいだけという説もあるがw)
もし両者の開催日がバッティングせずに済むのなら、私もまた参加させていただきたい。…展示品見きれてないですしw

11/4 「スキマフェスティバル」〜久々に外から見ての実感〜

同人イベント検索サイト運営者でもあり、かつ同人イベント主催団体としても老舗の「ケットコム」。
ケットコムの主催する即売会は数多く、場数の多さを下地とした豊富な経験や蓄積されたノウハウは、安定感の高いイベント運営に繋がっている、と考える。

ケットコム主催の即売会は数多いが、個性の強い即売会も決して少なくない。
そして、その中でもとりわけ個性の際立った即売会が、「スキマフェスティバル」であろう。

スキマフェスティバルは、過去STRIKE HOLEでも何度か触れたが、単体では到底開催不可能なマニアックなジャンルのオンリーを寄せ集め、ある程度のボリュームを持つ合同イベントとする事で、どんな意味不明のドマイナージャンルだろうと、開催を可能としている点が特長だ。
「隙間ジャンル総合オンリー」と銘打っており、マイナー・マニアックなジャンル/オンリーの為に存在している、ある意味救世主的存在とも言えようか。
過去記事においても、「マイナージャンルの受け皿」「少ないリスクで己のやりたいマニアックなジャンルのオンリーが実現可能」等高く評価し続けてきた。

(参考)STRIKE HOLE過去記事
2009年→11/3 横浜「スキマフェスティバル4」 http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51574873.html
2010年→11/3川崎「スキマフェスティバル」内の伝説即売会 エルシャダイオンリー「大丈夫だ、問題ない。」 http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51692186.html

「スキマフェスティバル」でしかお見かけし得ない、マイナーな…というか独特なジャンルの作品を見られる事が楽しみで、私はほぼ毎年この即売会に足を運んでいる。
昨年2012年に至っては、ついに自らオンリー主催にエントリーしてしまったw
…しかもそのオンリーは、泡沫候補中心・選挙オンリー「我は唯一神」という、残念極まりないコンセプトだ。スキマフェス以外では到底実現不可能だろう。

今年は同日のべびプリオンリーにどうしても足を運びたかったので、勝手ながら、エントリーを控えさせていただいたが…
(来年の選挙オンリーは、参加しそうなサークルさんのご都合もお伺いしつつ、開催の有無を検討したい)
それでも矢張り、「スキマフェス」が気になるイベントである事に変わりはない。
べびプリオンリーを早々に辞し、スキマフェスに向かう。実に3年ぶりの「一般参加」である。
久々に「一般参加」という外部の立場となった事により、改めて気付いた点もあったので、以下レポートさせていただきたい。

先ず思った事としては、この即売会、毎年毎年イベントの雰囲気が変わるな…と言う事。
去年や一昨年とも雰囲気違うし、その前とも雰囲気が違う。
考えてみれば、「スキマフェスティバル」は、エントリーオンリーの入れ替わりが早い。
元々サークルが集まるかどうか未知数だから、仮にサークル数が集まらなくとも形にできる「スキマフェスティバル」内での開催を選んだが、蓋を空けると「大丈夫だ、問題ない。」(エルシャダイオンリー)や「VOCALOID M@STER」(通称ボーマス/ボカロオンリー)のように、大量にサークルが集まり、場の雰囲気を一変させる化け方をする事もある。
流石にそこまでサークルが集まったら、「もうスキマじゃないよね」という事になり、スキマフェスティバルを巣立って行く。
その分、別のオンリーが新たに補充されていく。
こういう「新陳代謝」により、スキマフェスにエントリーされる陣容も変わるし、それに伴い、毎回毎回の雰囲気も変容する。
今回は、女性向けジャンルのオンリーが多く、女性参加者がそれなりの数いらっしゃった。男女比半々ぐらいか。

コスプレを見ると、自宅警備隊オンリーの関係者が、あの黒装束だから当然目立つも…それ以外の各エントリージャンルからも、コスプレイヤー多数。
クッキークラッカーオンリーですらも、コスプレイヤーが参戦していた。
終盤に入り、コスプレイヤーの集合写真が撮られたが…多数のジャンルが入り乱れるカオスさは、オールジャンルのコスプレ広場にも近い雰囲気だが、それとも少し違った趣も感じた。

今回最もスキマフェスらしいオンリーは、クッキークラッカーオンリー「クッキーを焼くだけの簡単なお仕事」だろう。
ネット上にて、一時期「クッキークラッカー」というひたすらクッキーを焼き続けるだけのゲームが、何故か流行り、そして3日で廃れてしまったのだがw
これが流行っていた頃に、酒の勢いで開催を決めた、との触れ込みで立ち上がったw
こういうしょーもない展開から、我々が予想だにしないジャンルが、斜め向こうの切り口をもって襲来するのが、「スキマフェス」のカオスさであり、頭痛を催すアホさであり、そして「醍醐味」であると言えよう。

こういうネタ塗れのオンリーには、「祭りに乗っちまえ」とするサークルも多い。
エルシャダイオンリー「大丈夫だ、問題ない。」も、最初期は殆どネタだった(エルシャダイはその後、普通の女性向けジャンルに変容)。
流石に、エルシャダイほどにはサークルは集まらなかったが、それでも十数サークルが集った。
サークルも、登場人物である婆さんのグッズやら18禁陵辱本やら、このオンリー合わせの作品制作に積極的だった…サークルの皆さんも頑張るなあ…

しかしながら主催氏サークルが、ノロウイルで倒れるという、まさかの展開…!
子イベント主催が倒れても、親イベント(スキマフェス)が存在するから、オンリー自体は、問題なく開催された。
罹患したのが、まだ他のスタッフでリカバリー可能なプチオンリーの開催時だったのは、不幸中の幸いか。単独開催の時に罹患したらどうなってたことか…
とりあえず、クッキー主催氏に対しては、お大事にとしか言えない…
なお、無人となった主催氏のサークル机には、お見舞い品だろうか、クッキーが大量にお供えされていた事も申し添えておきたいw

そして昨年スキマフェス初登場、今回も登場した自宅警備隊オンリーは、今年も注目を集め「主役」だったw
参加は1サークル、しかも主催サークルは【申込し忘れ】というアホ展開w(もう1つのサークルに寄生したので大勢に影響は無いが)
サークルスペース前にお座敷スペースを設営したり、自宅警備隊やら武装職安やらがうようよタムロしてたりで、ある意味やりたい放題だったw

アフターイベントでは、自宅警備隊オンリー主催氏が挨拶されたが、「私一人で始まった自宅警備隊が、今では国内外で160人になった…」とか意味不明な供述をされていたw
その後、自宅警備隊隊員全員が登壇しての挨拶芸。昨年のアフター同様に場を盛り上げる。
そしてそれが終わったら、アフター参加者に自宅警備隊隊員達から、糧食として【クッキー】が支給される…何この意味不明な展開w

こうして今回も無事に終わった「スキマフェスティバル」だが、久々に外部の目から見て、強く感じた事が一つあった。
…何この訳分からないイベントw

スキマフェスティバルは、何でもありのイベントだ。
どんな変なジャンル、どんな意味不明なジャンルであっても、許容される。
その懐の広さが、スキマフェスの良さだと思う。

だからこそ訳分からないジャンルオンリーが数多く集い、カオスさを深める。
イベント自体も、訳分からないものになってくるw

私がこのイベントに対し感じた「訳分からなさ」言い換えれば「カオスさ」は、スキマフェスティバルの「スキマなジャンルなら何でも受け入れる」とする懐の広さの裏返しだ。
スキマフェスは懐の広いイベントであり、それ故に訳分からないのが大量に出現。それがスキマフェスの「楽しみ」にもなってくるのだ。
次回があるならば、また、エッジの利いた変なオンリーが出現する事に、期待を寄せたいw



11/4 東京都板橋区 Baby Princessオンリー「ファミリアライフ」

元々このBaby Princess(べびプリ)ジャンルは、サークル「Private-Style」の園衛真治氏が、オンリーイベントの開催経験豊富な方であり、氏が主催するオンリー「True my family」が安定開催を継続していた。
だが、氏が別に主催した48系アイドルグループオンリー「REQUEST STAGE」が、昨年11月、急遽中止となった。
この中止事件については、当ブログでも2回記事化したが、サークル案内も送らない・中止も宣告しない・その後の後始末も行わない…中止に関する一切の対応をせずにそのままバックレ…と私が知る限り、群を抜き最も悪質なドタキャン対応だと見なしている。

参考リンク
昔の血が蘇る 板橋の件 http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51917901.html
拝啓 園衛真治様(Baby princessオンリー「True my family」主催)何かお忘れではございませんか? http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51930723.html

この騒動は、園衛氏の「本職」に当たる、べびプリオンリー「True my family」の方にも飛び火した。
過去の「True my family」において、今年3月開催の予定を組んで告知もしていたものの、氏は「REQUEST STAGE」中止騒動以後、表舞台から姿を消した。
3月開催予定とした「True my family」もサイトの更新一切無く、チラシの配布も無い。逃亡・放置状態のまま、今年の3月を迎えた。

もうこの状態で、「True my family」が開催されると信じる者は誰もいない。
本来の「True my family」開催予定日には、べびプリ同人者有志が、オフ会を開いたぐらいだ。
そのオフ会とかで、新たなオンリーイベントを開こうという流れになったのだろう。
新たに立ち上がったべびプリオンリーが、この「ファミリアライフ」である。

園衛氏が全てを放棄し逃亡した状況。取り残されたジャンルの方々の気持ちは、いかばかりか。
そこに思いを馳せると、ジャンルの方々が意を決し開催を決意したこの即売会を、応援したい。そう強く思うようになった。
流石にサークル参加は無理としても、何らかの形で応援の意を示したい。せめて足だけでも運びたい。
という訳で、このべびプリオンリー「ファミリアライフ」は、最優先で参加すべき即売会として、私の中で位置付けられた。
(ご期待の方には申し訳ないが、昨年私がスキマフェスティバル内で開催したマニアックなオンリーイベントを、今年スキマフェスにエントリーすらしなかったのは、スキマフェスと同日開催のこのオンリーに足を運びたかったから、というのが大きな理由となる)

新たに立ち上がったオンリーだが、どこまで参加者が集うのかは、正直未知数だった。
蓋を空けてみると、40sp規模。
園衛氏時代に比べサークル数は減少しているが、このジャンルで活躍するサークルも減少傾向なので、これは残念だが仕方ない、と言った所か。
それに、今日この日は、都内だけでも相当多くのオンリーイベントが開催され、近年稀に見るイベント乱立日。他ジャンルとは言え、イベント乱立の影響を多分に受けている。
参加者の目減りは、正直致し方ない。運が悪かった、の世界だ。

一般参加も、イベント乱立の影響だろうが、そんなに多くない。
だが、このジャンルの参加者は「少数精鋭」だ。数は少なくとも熱い(暑い)奴らが多い。
終始まったりムードながらも、熱心なファンの多かった印象だ。

主催が違う以上当たり前だが、スタッフも大幅に一新された。
園衛氏の主催時代は、知己の同人ブロガー関係者をスタッフとして集めていたが、今回は主催氏の知己からかき集めた…かき集めたが…
…いやさあ、何かやたら悪の組織・UPFGの関係者が多くね?w
UPFGのハゲキャラとして親しまれている東村光氏は、偉そうに本部に鎮座してるしw
主催がUPFGの人間であり、仲間内でスタッフを集める以上、こうなるのはある意味自然なんだろうが…

とは言え、UPFG関係者には主催/スタッフ経験者も多数いる。
主催氏はサークル活動中心、主催業務には不慣れそうだったが、経験豊富なUPFGの面々がスタッフとして主催をサポートし、即売会も平穏に回していけたのではないか?と見ている。

13時から、企画でべびプリ大喜利を始めるとのこと。
過去の園衛氏時代のオンリーや3月のオフ会でも実施され、好評を博していたようだし、UPFG内の旅行でも大喜利が企画され、盛り上がっていたのを私も見聞きしている。
随所で企画して好評だったから、このオンリーでも実施されるのだろう。
私も最後まで居られた訳ではないが、大喜利が盛り上がりそうかな?という雰囲気を感じた。

参加者の皆様方の、暑苦しいまでのべびプリへの熱き思いも感じ取れ、オンリーイベントの良さを改めて実感。
園衛氏の逃亡以降、べびプリ好きの皆が集える場が、1年近く消失していた。
今回、久々のべびプリオンリー開催により、自らの情熱を発揮できる場が提供され、皆がそれを楽しんだ。
皆の情熱を発揮する場を提供した主催氏に、深く敬意を表したい。

最後に一つ。
過去のべびプリオンリー時代から、会場として使い慣れていた「ハイライフプラザいたばし」だが、今回成人向けお断りとなったようで、サークル参加要綱もこれを反映したものとなっている。
主催氏も、成人向けを描くジャンル者の門戸を閉ざす結果になってしまった事を、相当気にされている模様だ。
アンケートで「成人向けもあった方が良いか」「会場は(成人向け可能な所に)変えた方が良いか」等と質問があった事も、主催氏の気遣いの、反映と言えよう。
せっかくオンリーを開くのだから、成人向けサークルも含め、皆に来て貰えるのが理想だ。理想を申せば、成人向け規制の無い会場が望ましい。
だが、昨今は都内の即売会会場事情は悪化。会場確保にもひと苦労と聞く。言わば、主催間による会場分捕り合戦の様相だ。
最大限理想目指し努力するとしても、最悪、多少妥協するのも止む無しだとも思う。
先ずは、皆が集える場を継続して用意する事こそが、最優先だと思う。

11/3 岩手県久慈市(北三陸市)「さんてつまつり 同人誌即売会」

ca65d1a1.jpg11月3日は、魅力的な同人誌即売会が多々あったが、私は敢えて、岩手県久慈市に足を運んだ。

当地の第三セクター「三陸鉄道」が、毎年車両基地で開催するお祭りに「さんてつまつり」というものがある。
昨年秋、この「さんてつまつり」内にて同人誌即売会を敢行する、という取り組みが始まり、その存在に、私は注目していた。
(http://transnet.client.jp/santetsu_fes/index.html)

また、今年上半期に放映されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」がヒット。
Twitter等SNS上の動きも含め、これまでの朝ドラでも見られない、一大ムーブメントを巻き起こした。
「あまちゃん」の舞台は、架空の都市「岩手県北三陸市」という設定だが、モデルは明らかに久慈市である。
「あまちゃん」聖地巡礼目的で、久慈市を訪れる観光客は激増。
私も、「あまちゃん」聖地巡礼で久慈を訪れたい、と考えるようになった。

そんな中、9月に入ってからのことになるが、久慈駅の三陸鉄道車庫で開催予定の「さんてつまつり」で、今年も同人誌即売会を開催するとの話を聞いた。
じぇじぇ!これは即売会と聖地巡礼を同時に楽しむ、絶好のチャンスだ!
という訳でオラは、11月3日久慈市…というか北三陸市に足を運ぶ事となったw

何ヶ所かの「あまちゃん」聖地巡礼を済ませ、「さんてつまつり」会場の久慈駅に向かう。
(今回はあくまで「さんてつまつり」のレポートとし、「あまちゃん」聖地巡礼部分については割愛させていただきたい。聖地巡礼の部分は、その内薄い本にするかも…?)

久慈駅に到着した私だが、その変わり果てた姿に唖然としたw
駅前広場で屋台出して物産品売ってるのはまあいい。てか、お祭りらしい雰囲気がでている。
…しかし、三陸鉄道・久慈駅の駅舎が…駅舎が…(写真画像参照)

私の知ってる三陸鉄道久慈駅は、このお祭り合わせで「北三陸鉄道・北三陸駅」に変わってしまったw
どうやら自分は、「あまちゃん」の世界に迷い込んでしまったようだw

北三陸駅(久慈駅)構内は観光客でごった返していた。
昨年秋に久慈を訪れた時は、駅構内、トミーテック「鉄道むすめ」シリーズの「久慈ありす」で埋め尽くされていた。
三陸鉄道が、鉄道むすめを通じたコラボレーションに積極的な様子が窺えると共に、「どうしてこうなった」「ここはアニ●イト久慈店か」と残念な思いも抱いたw

しかしその後、三陸鉄道は味を占めてか、腐女子向けのイケメン鉄道キャラ「鉄道ダンシ」シリーズをプッシュし出す。
そして今春から、NHK朝ドラ「あまちゃん」だ。
その結果…北三陸駅(久慈駅)構内は…久慈ありす(鉄道むすめ)と釜石まな(鉄道むすめ)と天野アキ(あまちゃん)と田野畑ユウ(鉄道ダンシ)と足立ユイ(あまちゃん)が混在するという、極めて意味不明なカオス状態になってしまった…
取り敢えず北三陸鉄道は、あまちゃんで売り出すのか、鉄道むすめで売り出すのか、鉄道ダンシで売り出すのか、もう少し整理した方が良さそうな気がしてきたw

「さんてつまつり」会場へは、駅から少し歩くも、歩いて2〜3分程度と近い。
途中の久慈グランドホテルでは、関連イベントとして、「あまちゃん」大吉北三陸駅長役・杉本哲太氏のトークショーも開催されていた。
こちらは事前申込&抽選制なので、今回は諦める…残念…

もう少し歩くと、三陸鉄道車庫に到着。普段は職員の通用門だが、今日はここが出入口だ。
同人誌即売会自体は、「さんてつまつり」全体内のいち企画としての扱い。「さんてつまつり」内に区画をあてがわれていた。
ただ、その配置が、入口から入ってすぐのところなので、分かりやすく、すぐ見つかった。三鉄レトロ列車を背にしたサークル配置で、鉄道好きにはたまらない配置だったかもしれないw
いやしかし、屋内の車庫にでも配置するのかな…と思ったら屋外にテントを用意し、その中に机椅子を置く配置とわ…
少し驚いたが、昔山梨で開催された東方オンリー「凱風快晴」を思い出し、いささかの懐かしさも。
(参考/2010年の記事/11/7 山梨縣護国神社開催東方オンリー「凱風快晴」 http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51693546.html)
まあ屋外配置は、テントを用意しているとは言え雨天時が大変なので…この日の会期中に雨が降らず良かったかな…とも感じた。

サークルは8サークルの参加。
規模は小さめだが、久慈まで足を運ぶ方も多くないだろうし、募集も急だったので(開催1か月前)、これは仕方ない。
かと言ってサークル集めに気合い入れて多数のサークルが集まったところで、三鉄車庫も、そんな広くない。15〜20サークルが限界だろう。
今のように短い募集期間で10サークル集めるぐらいが、適切な規模なのかもしれない。

サークルは皆、鉄道むすめ関係のサークルで、事実上、鉄道むすめオンリーの様相だ。

理由は明白で、こういう参加規定が存在するからだ。

以下、サークル参加案内のページより抜粋する。
(リンク=http://transnet.client.jp/santetsu_fes/boshu.html)

>参加可能なサークルは、下記の条件を満たしている必要があります。
>1.頒布する作品に「鉄道ダンシ」「鉄道むすめ」が含まれること
>※ ただし、岩手県・青森県在住サークルに限りジャンルは問わない。また、「18禁」に該当するものはすべて不可

この規定がある以上、事実上の鉄道むすめオンリーになるのは仕方ない。

「さんてつまつり」の他のコーナーに行くと、「あまちゃん」ロケに利用した
列車が展示されるなど、「あまちゃん」一色。
今なお人気の根強い「あまちゃん」がメインになるのは仕方ないが、「あまちゃん」以前から三陸鉄道を盛り上げてくれた「鉄道むすめ」の存在も忘れてはなるまい。
同人誌即売会参加サークルと、加えて鉄道むすめ・トミーテック関係者のトークショーとが、「あまちゃん」一色の中でも、「鉄道むすめ」で気を吐いた、とする見方もできると思う。

しかしこの手のお祭り、客層的には、鉄オタ男性と家族連れが主流だ。
だが、今回は、これに「あまちゃん」ファンも加わり、客層もカオスに。
「さんてつまつり」は「あまちゃん」「鉄道むすめ」両方のファンが数多く集い、かつ入り乱れていた。北三陸駅(久慈駅)構内同様のカオスさだったw
でもその分、久慈(北三陸)や三陸鉄道(北三陸鉄道)に興味関心を持つ方が増えてるから、これはこれで良しとするべきかな…?

11/2 早稲田大学学園祭「早稲田祭」内開催の同人誌即売会「ワセケット」

(はじめに)
大学の学生団体の事は、一般的に「大学サークル」ないし単に「サークル」と称するが…
同人活動におけるサークルとの混同を避けるため、STRIKE HOLEでは「学生団体」という呼称を用いる事とする。


大学の学生団体による同人活動は、大学漫研のコミックマーケットへの参加が散見されるも、正直、余り目立つ存在とは言い難かった。
しかしながら、最近になり学生団体の同人活動が目に留まるようになり、自分の中では、少しずつだが、気になる存在になりつつあった。

一つは、学生団体が、サークルとして同人誌即売会に関わるケースが、増えている点。
悪の組織UPFGの「邪神」として有名な久樹輝幸氏(サークル「久幸繙文」)の名著「東方コミュニティ白書2013」において、ゲスト・ひてん氏寄稿文によると、東方専門の学生団体が増えているとのこと。
そういえば、最近の東方オンリーを見ると、「●●大学東方研究会」名義での参加サークルが目に付き出している。
氏の指摘が、大学の学生団体による同人活動に、私が注目し始めるきっかけの一つとなった。

加えて、最近、学生団体による【同人誌即売会主催】という活動も、地味に増えてきているように映った。

学生団体主催の同人誌即売会は、奈良女子大漫研が主催する「COMIC☆PARTY」が知られる存在だ。
奈良女子大学園祭「恋都祭」内の開催で、学園祭内の出し物として、「同人誌即売会」を出店・開催という構図だ。
私も過去参加経験はあるが、女子学生の参加が多いのと、小物グッズ系の頒布が多いのとが、印象的であった。

奈良女子大のような学生団体の即売会企画は、「珍しい形態」という認識だった。奈良女子大以外に、この手の動きはお見かけしなかった。
だが近年、この手の動きが、いささか増えてきた。
近畿では京都精華大で「キノフェア」が開催、山口県でも徳山大学が「ComicCollege」を開催。「ComicCollege」は、昨年徳山の同人誌即売会に参加した際、街中でチラシを配っていたのを覚えている。
関東でも、高田馬場の専門学校開催の「BABAコミ」が知られている他、東大や上智大等でも即売会開催の動きが見られる。
徐々にではあるが、学生団体による同人活動のムーブメントが、形成されつつあるようにも思える。私としても、気になる存在になりつつある。

今回早稲田大学の「ワセケット」にお邪魔したのは、スケジュールが空いていた事もあるが、学生団体による同人活動というものに、興味を抱いたからでもある。
学園祭内の即売会開催…過去奈良女子大には行ったが、他大にも顔を出し、何かしら学べる事があれば…との思いもあった。

「ワセケット」は、11月2日と3日、早稲田大学学園祭「早稲田祭」内で開催された同人誌即売会だ。
キャンパス内の教室を利用しての開催であり、早速会場となる教室に向かった…が、昼休み休憩中とのことで会場に入れず…!
正直戸惑ったが、この即売会、12:30〜13:30の間は、「昼休み」としている。一般参加者も一旦追い出されてしまう。
サークルにも、学園祭を楽しんでもらおう、屋台で昼食でも調達して来たら?という事なのだろうか。
少し変わったやり方なので戸惑ったが、参加サークルにとっても、昼休み中に学祭を回れるから、メリットはあると思う。

取り敢えず、13時30分再開場とのことなので、再開場の待機列に並ぶ。
20〜30人ぐらいが、列を成した。
スタッフが、待機列にパンフを配ってくれる。入場無料とのことで、特にお金は取られない。

そしていよいよ、13時30分の再開場。
今回は、305・306、2つの教室をサークル配置に充てている。

まず全員、305教室に入場。
サークル島を壁にくっつけ、通路を一方通行にしている点が特徴的。博物館や水族館よろしく、順路を決めて順路途中のサークルを見てもらう、という方法だ。
隣の306教室にも来場者を流さないといけないからこうしたのだろうが、後ろがつかえているので、追い立てられる印象だったw
サークル前で立ち止まってゆっくり見て回る、という雰囲気になれなかったのは残念だった。
東方サークルが多く、同人CDや「僕は友達が少ない」のサークルも目に付いた。

305教室を出たら、306教室へ移動。
こちらは、普通の島と壁の配置だ。
ジャンル的には、アイマスや艦これ、評論系が目立った。

東方と艦これで全体の半数近くに達し、また他のサークルも、全般的に男性向けのジャンルが多い。
ジャンルの顔ぶれとしては、男性向けオールジャンル同人誌即売会「サンシャインクリエイション」に似た雰囲気だ。
ここまで男性向けが強い理由としては、早稲田の男女比(7:3位らしい)が影響しているのではないか、と考えられる。
この手の学生団体が企画する即売会だと、参加者の大半が、その大学の学生だ。
ちなみに、男子学生の多い東大も、男子向け色が強かったと聞いたし、一方奈良女子大学祭内の即売会に私が顔出した時は、女性向けジャンルでラミカ等の小物グッズが多かった。
その学校の学生が中心となって参加する即売会である以上、学生の男女構成等で、即売会のカラーも自然に決まってくるものと思われる。

大学生主体の同人誌即売会は随所で勃興しており、今回は他の学校からも主催がサークル参加していた。
高田馬場の専門学校で開催の「BABAコミ」や、幾つかの学生団体が連合して主催する「UNIKET」等が、サークル出店していた。
なお、学生主体の即売会ではあるが、大学生以外でも、一般は勿論、サークルとしての参加もOKの所も少なくない。興味をお持ちの方は、サークル参加しては如何だろうか?

大学など学生団体企画の即売会は、最近増えているが、これは同人界の今後を考える上でも、期待の持てる存在である。
これまでは、若い世代の受け皿としての役割を、地場の同人誌即売会が担ってきた。
地場の即売会が、同人経験の浅い若手を受け入れ、育ててきたとも言える。
しかしながら、地方のオールジャンル即売会の衰退は、その若手育成の機能を弱めている。
学生団体による即売会は、地場の即売会が担う若手の登龍門・育成の役割を補強する。そういう効果も期待できると思う。

更に申せば、都内は大規模な即売会が多く、小さい規模のオールジャンルは存続し辛い。
地方のように、同人経験の浅い人たちが、気軽に参加できる場が無い。(大きいイベントにいきなり参加するのも勇気が要る)
一方、大学というものは、都市部に集中している。都市部大学の学生団体が活動を活発化させ、小規模でも即売会開催が増えれば、都市部の若手が気軽に同人に入り込める受け皿を創出する事にもなり得る。
私は、学生団体のそうした可能性に、期待を持ちたい。

学生団体による即売会の開催には、他にもメリットがある。
一つは、団体であるが故に、場の継続がし易い事。
個人主催のイベントだと、主催個人が続けられなくなれば終了だが、学生団体なら、新歓で新入生の人材を確保する限り、下の世代に引き継がせて半永久的に継続できる。
主催一人に負担がかからず、学生団体のメンバー皆で業務を分担できる点も、継続開催を図りやすく、メリットとなる。
会場も、学内の施設を利用できれば、開催費用も低廉に抑えられ、負担も少ない。
(但し、4年で卒業するから、運営ノウハウの蓄積を、下級生に伝えきれるか?という課題もある。長期スパンでのノウハウの蓄積は、強制的に代替わりする学生団体の性質上、なかなか難しい)
「ワセケット」をはじめとして、学生団体による即売会開催の動きは、私としては、同人界活性化の可能性を秘めた存在として、期待したいし、今後も注視しつつ応援したいとも考えている。

最後に、これは完全な余談となるが…
今回は、早大の学園祭「早稲田祭」内の開催だ。
「早稲田祭」には、このワセケット以外にも、同人誌に類する系統のもの(ミニコミ誌含む)を出している所が多く、時間があれば、そちらも回ると面白い。
ミニコミ誌「早稲田乞食」は、同人誌即売会にサークル参加こそしてないが(学内で出店を出して頒布している)、ユニークな…というか私好みの残念さ溢れる誌面だ。
ミニコミ誌「早稲田魂」もなかなかの面白さだった。
また、鉄道研究会は、自前で企画出店を行い、巨大なNゲージやプラレールの走行会を実施。同人誌も頒布しており、黒板には「祝・冬コミ当選」とか書かれていたw
早稲田は学生数も多い分、学生団体も多く、その分、同人誌の系統(ミニコミ誌含む)に当たる本が、随所で頒布されている。
ワセケットのみならず、他のサークルの企画に立ち寄り、同人誌系統の本を探し求めるのもまた、同人者らしい楽しみ方なのかもしれないw

10/27 前代未聞20000サークルを集めた「COMIC CITY SPARK」

10月27日は、東京ビッグサイト開催の「COMIC CITY SPARK」に一般参加させていただいた。
私が東京の即売会、女性向けの即売会に参加する事は余り多いとは言えないが、今年は、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」にハマってしまった…
「あまちゃん」同人誌を求め、芸能ジャンルを漁り歩いた次第であるw
(お陰様で「あまちゃん」は8サークルぐらい居ました。内半分が、欠席or席外しで不発でしたが…そこそこ戦果を得られ満足しております)

赤ブーブー通信社主催の即売会・コミックシティは、女性サークル中心に人気を集めている即売会だが、開催季節による規模の変動が非常に極端な即売会だ。
「HARUコミックシティ」や1月/8月大阪開催の「コミックシティ」のように、1日で15000サークルを集める即売会もあるが、時期と地域によっては、1000spに届くかどうかの即売会もある。
秋の東京開催「コミックシティ」も、全般的に不調だった。

「COMIC CITY SPARK」を立ち上げたのは、秋に不調なコミックシティの「テコ入れ」としての狙いだろう。
また、「COMIC CITY SPARK」を、春の「HARUコミックシティ」「SUPER COMIC CITY」のように皆が集まる「場」に育て上げ、春に並ぶ収益の柱にしたい、との思いもあったと考えられる。

「COMIC CITY SPARK」開催初期は、サークル数もそんな多くはなかったが、サークル参加数は、右肩上がりで推移する。
その契機は、「COMIC CITY SPARK」開催第2回、2007年開催時となろう。この時の判断が、今の「COMIC CITY SPARK」の成長に繋がっている。
この頃は「COMIC CITY SPARK」の認知度もまだ弱く、参加サークルも、正確な数は曖昧な記憶を辿るが、数千レベルだった筈。10000を超えていないことは確実だ。
にも関わらず、「COMIC CITY SPARK」は、ビッグサイト東6ホール全館貸切として開催した。
正直、6ホール埋めるにはサークル数が足りない(詰めようと思えば3〜4ホールでできた)。
そこで、駄菓子屋のスペースを1/3ホールと不自然に広く取るなどし、強引にスペースを埋めた。
無理矢理感は溢れたが、6ホール体制での開催に漕ぎ着けた。

そして、たとえそれが強引な手法であれ、「COMIC CITY SPARK」が【東館6ホール全てを埋め、東館を貸し切ったイベント】となったのもまた事実だ。
東6ホールを埋め尽くすイベントとなった「COMIC CITY SPARK」の存在は、同人者にとって無視できないものとなった。

以後はもう、好循環の繰り返しだ。
関心の高まりから、参加サークルも増え規模が拡大する。
規模の拡大で求心力が更に増し、更にサークルが引き寄せられる。
サークルの増加が別のサークルを呼び寄せる展開だ。

…そしてその結果、2013年の「COMIC CITY SPARK」は、遂に20000サークルという空前の規模で開催されることとなった…
勿論、1日当たりのサークル参加数としては、あのコミケすらも凌ぎ、史上最大の規模である。

20000サークルともなると、サークルカットを掲載するのも相当の難儀だ。
今回のカタログは、サークルカットを他イベントの2/3位に縮小。1ページ当たりの掲載数を増やし、ページ数を抑制するなど、工夫を図っている。
サークル名などによる索引のページも、コミケカタログ並みに小さいサイズとして、ページ数の圧縮に工夫している。
紙質も、コミケカタログ程では無いが、少し落としている様子だ(過去の赤ブーブー通信社公式イベントレポートには、上質45kgの紙利用との記載あり/ちなみに私の同人誌は上質90kgの紙だ)。
これでカタログも、何とか持ち運べるレベルの厚さ/重さには落ち着いた。
カタログ編集一つとっても、20000サークルを受け入れる為の、地道な工夫が図られている事が伺える。

流石に、一般参加者の来場は、コミケに比べれば大したこと無い。
昨年「COMIC CITY SPARK」の公式レポートによれば、18000サークルに対し来場者は68000人。今年も似た数字だろう。(コミケは、1日当たり13000サークル/18〜20万人)
女性陣は、純粋な「買い専」が余り多くない。同人に携わるならサークルで、という方が多い傾向だ。
そういう女性向けの傾向を「COMIC CITY SPARK」は反映しており、それがサークル数の割に一般参加者がそれほどでもない、という現象に繋がっている。

そして、一般参加者少なめだからこそ、前人未到の20000サークル超を達成し得た、とも言える。
来場者が甚大なコミックマーケットでは、多数の来場者に備え、通路幅を一定分確保する必要性もあるから、サークルを詰め込んで配置する訳にもいかない。東館・西館合わせ13000サークルが限界ギリギリである。
しかし一般来場者の人出が(コミケに比べると弱い)「COMIC CITY SPARK」は、コミケに比べ、詰め込んでの配置が可能だ。
だからこそ、20000サークルの大台を超すことが出来ている。

殆ど全てのビッグサイト開催同人誌即売会は、サークルの机は、入口から見て縦方向の配置。これが普通だ。
だが、「COMIC CITY SPARK」においては、異例の横方向配置だ。
これで無駄なスペースを節約し、可能な限り詰め込んだ。
利用ホールも、東館の全6ホールに加え、西館は4ホール中3ホールまで活用。
コミケでは3階だから使いづらい、という事で企業スペース用としているホールまで駆り出し、20000サークルを収容した。
…お前ら、無茶しやがって…

とは言え、詰め込みに詰め込みを重ねたのは確かだが、混雑らしい混雑は特に無かった。
スタッフも、そんな目立たない。…目立たない、という事は、それだけ平穏だったという事。
この規模でありながらも無事に終わったのは喜ばしい事だが、だからこそ、コミックマーケットという同人誌即売会が、どれだけ大変なイベントか。その事に思いを馳せてしまう自分であった。

赤ブーブー通信社イベントで支援しているプチオンリーの制度は、今回も健在だ。
だいぶ定着して利用者も増えたせいか、COMIC CITY SPARK」では、数十ものプチオンリーが登場した。
これだけ数が増えれば、赤ブー側が各イベントの面倒を見るのも、相当大変なはず。
そういう面倒な業務にもマメに対応しているからこそ、今日のこの結果に繋がっているのだろう。

というか、赤ブーは2011年は東日本大震災によりドル箱のHARUコミが中止、2012〜2013年は脅迫事件の影響で某バスケジャンルの受入が難しくなるなど、ロクな目に逢っていない。
余りにも気の毒だ。
正直、「COMIC CITY SPARK」でサークル集まり大盛況…位の良い目は見てもバチは当たらないとも思う。

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