STRIKE HOLE

【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系と電波評論の二本立てです。 基本的に同人イベント関連の評論は真面目、他の評論は不真面目な傾向があります。同人評論のカテゴリーの内容以外はアフォ評論という事で斜め読みをお願いしますw

2013年12月

12/8 山梨県甲府市東方オンリー「東方甲州祭」(後編)

前回記事では、「東方甲州祭」に参加しての、当日の大まかな状況等をお話させていただいた。
今回は、「東方甲州祭」の良かった点や改善点について掘り下げつつ、今後の課題についても触れていき、「甲州祭」等アニメ倶楽部甲府主催東方オンリーの、今後に繋がる提言として供したい。


【主催の東方ジャンルに対する熱意の高さ】

地方の、特にオールジャンル同人誌即売会の東方オンリー進出に当たり、一番の懸念は、主催が東方を知らぬままオンリーを開催する事である。
即売会の開催ノウハウは持っているものの、東方の流儀や雰囲気を知らずに運営に臨むから、サークルからも「なんか違うな」と敬遠され、サークル数も先細り。
東方オンリーで、明らかに失敗な即売会はさほど多く無いが、失敗した即売会に見られる典型的傾向の一つがこのパターンである。

ぶっちゃけ、「甲州祭」開催発表時(今年2月頃)においては、主催氏に「東方を知らない」臭いを感じた。(それを感じ取ったサークルが参加を忌避した可能性も否定できない)
だが、主催氏は12月開催までの僅か10か月で、東方を一生懸命勉強した…というか明らかに東方という名の「沼」に転落してしまったwおめでとうございますw

特にこの人ヤバいな…と思ったのは、主催氏が「甲州東方屋」というサークルを立ち上げ、東方グッズをつくり始めた当たりか。
中でも「東方18きっぷ」という鉄オタ趣味丸出しの切符は、幻想郷内の鉄道乗り放題という設定ながら、幻想郷外では自身が企画する東方列車やコミックチャレンジ会場(アイメッセ山梨)へのシャトルバス乗車券にも使えるようにし、趣味(鉄道好き)と実益(イベント活性化の後押し)とを両立させている。

カタログやサークル案内を彩る主催氏のイラストには、射命丸文が頻出。主催氏の射命丸好きが伺えたw
そして、わざわざ赤い鳥居や特製ノボリをこのイベント合わせに用意してくるあたりも、にわか東方クラスタには決してできない芸当。

…間違いない。この主催、完全に東方の「沼」に転落したなw
逆に言えば、東方界隈の事を熱心に勉強していることは間違いなく、立ち上げ当初に感じた「東方知らず」の雰囲気は霧消している。
東方界隈を勉強した事…そして東方の「沼」に堕ちてしまった事…これらは、今後「甲州祭」など東方オンリーを続けるに当たっては、間違いなくプラスに働くと思う。


【アニメ倶楽部甲府主催東方オンリーの「財産」文々。新聞】

主催氏は自ら「甲州東方屋」を立ち上げ各種東方グッズを頒布しているが、その中でも秀眉のものとして、「月刊文々。新聞」を取り上げたい。
主催氏自らが執筆しているこの「新聞」は、隔月ペースの発行。内容も充実して読み応え抜群。
「諏訪風神祭」に出店された際その存在に出会い、案外面白かったので、以後密かに注目していた。
表面は、幻想郷内の出来事を射命丸文がレポートするという形式の二次創作。
裏面は、幻想郷外のリアル世界をレポートするという設定。こちらは、自身が足を運んだ「諏訪風神祭」や自身が主催したプレイベント「富士東方ランド」の様子がレポートされている。
内容は非常に濃厚で、京都で天狗オンリー「文々。新聞友の会」を主催され、天狗狂信者としても著名な水越柚耶氏も、高く評価していた。

文々1

水越氏が語っていたが、この新聞は面白いのに、東方界隈では無名で勿体ないとの事。
確かに、それは頷ける。
水越氏との話で出たアイディアとして、せっかくパソコン用の告知サイトもできたことだし、ネットに掲載してみてはどうか?という事。
一応有料頒布という形式をとっているので、第1号の表面だけPDF化して「お試し版」的に一般公開。続きを読みたい方は、「コミックチャレンジ」やアニメ倶楽部甲府主催の東方オンリーでどうぞ!という誘導をかけておけば、自身主催イベントへの集客にも繋げられるだろう。

私に言わせれば、「月刊文々。新聞」は、「コミックチャレンジ」「山梨甲州祭」等をはじめとするアニメ倶楽部甲府主催イベントにとって、キラーコンテンツになり得る、埋もれた「財産」である。
ネタを出すのが大変だとおっしゃっていたが、何とかネタを絞り出して刊行を続けていただきたい。これは面白いんで、是非宜しくお願いします。
と同時に、この新聞を武器として、即売会の盛り上げに活かす方策を考えていただきたいとも思う。(私も何か思い付いたらご提案しますよ)



【申込オペレーションの改善】

「東方甲府祭」立ち上げ時点において、主催・アニメ倶楽部甲府には、ケータイ用のホームページしか存在していなかった。
申込書のダウンロードも、オンライン申込もできない状況だった。
山梨県内在住なら「コミックチャレンジ」に足を運び、申込書を入手すれば良いが、我々のような県外の人間には、申込用紙を入手することすら困難だ。(だからこそ、私も各地の東方オンリーで積極的にチラシ=申込書を撒いた訳だが)
で、(東方オンリーや山梨県内イベント以外で)申込書を入手する方法となると…

ー膾展気僕港先をメールて問い合わせ
⊆膾鼎ら返事を貰う
J嵜用封筒同封で申込書請求
た醜書返送
グ拌愼栄で申込書送付

えーいまどろっこしいわ!w(ちゃぶ台ひっくり返す)
まあ自分も、昔コミックチャレンジにサークル参加した時はそうしたのだが、正直面倒だったかな…
人によっては、面倒くさいからサークル参加もしなくていいやともなりかねない。それは、せっかくサークル参加してくれる見込の人を逃す事にもなり、正直勿体無い。

だがそこは、今年夏に「PC対応のホームページ」が立ち上がった事で、大幅に改善した。
新ページは、申込書のダウンロードもOKだ。
上記申込作業の 銑い鮠蔑できるので、サークル的にはありがたい。
主催側も、申込書発送の作業を省力できるメリットがある。
これが立ち上がらなかったら、サークル数はもっと少なかったんじゃないかと思う。

…まあ正直、この程度はできて当たり前だろ、というお声も聞こえてきそうだが、私がここで重視したいのは「改善しようと努力する姿勢」である。
改善を図ろうとする姿勢があるからこそ、現に改善できているし、そこは素直に評価したい。
また、改善の実績がある以上、今以上の改善にも期待を寄せられる。

という訳で今後改善できそうな箇所も指摘したい。

^拌愼栄方式から振込への転換を

…元々同人界では、申込書に為替を同封しての参加費納入が主流だったが、ここ最近は、振込が主流になっている。
郵政民営化に伴い、為替の発行手数料が1枚10円から100円に値上がり、為替の利用がかえって高コストとなった事が主な理由だろう。
コミックチャレンジにおいても、当日飛び込みのサークル参加が増えていたが、これは当日現金払いにすることで為替の発行手数料を節約したい、との思惑もあったはずだ。(今は当日申込の参加費は高めに設定し、当日申込みを減らす工夫を図っている)

また、為替を買いに郵便局に向かうのも面倒だ。特に我々のような勤め人は、郵便局の営業時間内に時間を取るのは難しい。

そこで、従来の為替は残すとしても、振込での申込も可としていただければありがたい。
ATMの営業時間は窓口よりも長く、土日営業の所も多い。勤め人でも、振込なら休みの日にすれば良いから助かる。
為替よりも手間のかからない振込を導入し、気軽にサークルが申し込めるようご検討いただきたい。

▲ンライン申込の対応を
…東方オンリーに参加するに当たっては、オンライン申込を利用する人が圧倒的多数だ。
大州東方祭主催・チャンコ増田氏によると、大州でのオンライン申込は99%とか。
それだけ皆、オンラインに慣れている。
紙の申込書に記入するやり方は、かえって面倒だろう。
そうなると面倒だからサークル参加やーめた、というパターンにもなりかねず勿体無い。
皆が慣れてるオンライン申込を整備する事で、サークルが気軽に申し込めるようにしたい。


上記二点が今後の改善点になると思う。
どちらも、「面倒無く、気軽に申込出来る」という方向性からの改善点だ。
すぐに両方改善する事は難しいとしても、どちらか片方だけでも改善できれば、サークル申込の手間が軽減される。
より気軽に申し込めるようになるから、その分、より多くのサークル参加を促せるようになるだろう。



【その他、改善された点】

まず一つは、協力者に恵まれるようになってきた事だろうか。
東方蓬莱祭主催・ツインポケットの協力を得た事で、特製のぼりを登場させる事ができた。
先述パソコン用ホームページも、協力者あっての賜物だ。
一人で頑張るのも悪くは無いが、皆の力を借りる事で、自分一人ではできなかった事も出来るようになる。活動の幅も広がる。
皆の力を合わせての総和で、より良いイベントに仕上がっていく。
今いる協力者を大事にしつつ、その力を活かす方向で、今後もイベント運営に取り組んでいただきたいと思う。
あ、私も山梨県外の東方オンリーでチラシ配るんで、是非積極的に利用していただきたくw

他には、POPの使い方も上手くなったような気がする。
手書きのPOPだが、マーカーで引いて見やすく工夫している。
字も見易い大きさだし、高さも人の目線に置いてある。
以前に比べ、だいぶ進化している印象だ。

また、昔の「コミックチャレンジ」は男子更衣室が無く、男性レイヤーはトイレで着替える事となり、そこに苦言を呈した覚えがある。
今回はそこも改善され、男女とも更衣室を完備だ。
しかも、東方の男性レイヤーの多さも鑑み、男性に広めの更衣室をあてがっている。
東方ジャンルの実情に沿った対応であり、ここは他の主催にも見習っていただきたい部分だと思う。



【その他の改善すべき課題】

少し気になったのは、サークル入場10時30分・一般入場11時という時間配分だ。
コミックチャレンジはいつもこのスケジュールであり、これを踏襲しているのだろうが、正直、30分じゃ余裕はない。
他即売会はサークル入場から一般入場まで60分が標準だ。
東方オンリーだと、あいさつ回りや設営・コスプレ等である程度の時間を要するサークルも多い傾向にあるので、サークル入場と一般入場との間の準備時間として、90〜120分と余裕のあるスケジュールを組んでいる所が多い。
90分とは言わないが、せめて60分は欲しい所。一般入場を遅くしても構わないから(どうせ人出は尻上がりだし)、サークルの準備時間、60分は確保していただければありがたい。

地元東方サークルの深耕も課題だ。
遠征サークルが多いのはこのジャンルの傾向。ある程度は仕方ないだろうが、流石に県内2サークルは少ないだろう。
となると、サークルを集める為には、当面遠征サークルを刈り込むべく、都内や諏訪で開催される東方オンリーでの告知に注力すべき、という結論になる。そこは私もお手伝いする。
ただ同時に、地元の即売会(というか自身が主催される「コミックチャレンジ」)でのサークル集めにも力を注ぎたい。
コミチャレだとバタバタして忙しいだろうとは思うが、何とか時間を捻出して、東方サークルへの挨拶周りとか出来るようになれば、主催がわざわざ足運んでくれるんだから…となって、反応も違ってくると思う。


とこんな感じで、色々と書かせていただいた。
良い事も耳の痛い事も含め、遠慮なく書かせていただいたつもりだ。

「東方甲州祭」においては、主催氏に、相当な熱意の強さを感じた。
その熱意があるからこそ、少しずつではあるかもしれないが、着実に進歩し、そして改善している。光る所も少なくない。
今後の発展に期待を寄せたい…という事で、今回、ゴチャゴチャと書かせていただいた次第である。

今後は、2月に貸切列車内での東方オンリー「東方遠州祭」開催との事。
遠州祭の日は他イベント参加を決めたので不参加だが、3月には「東方駿河祭」開催とのこと。
7月には第2回の「甲州祭」もあるので、そのどちらかに足を運ぶ事を検討している。

冬コミ新刊第2弾!NHK朝ドラ「あまちゃん」聖地巡礼記を刊行します!

STRIKE HOLEの花羅は、何故か今年上半期放映・NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」にハマってしまいましたw
Twitterをフォローされている方ならばお察しいただけるとは思いますが、4〜9月の間は、朝から色々とうるさかったと思いますw

同人オタとしては、折角ハマった「あまちゃん」をネタに、同人誌の一冊や二冊つくってみたい、と思うところ。
そこで、10月の東方紅楼夢では、「あまちゃん」と、悪の組織「UPFG」とをコラボレーションさせた実験的作品「ウニステージドラマ・あまちゃん」を発行致しました。
大●州東方祭主催のチ●ンコ増田氏が、京都東方オンリー主催の水越●耶氏や久●輝幸氏に処刑されたり。
天野アキや足立ユイがUPFGに採用されたり。
UPFGの東村光氏が漬物をジューサーで潰した「漬物ジュース」を飲まされ壮絶な戦死を遂げたり。
…いま読み返してみると、とにかく頭のおかしさが際立つ作品でした。

(あ、この作品はUPFG界隈中心に、内輪で刊行したものでして、今は絶版です。今後の再販の予定もございません。)

まあ、流石にこの作品はマジキチすぎる。もう少しマトモな…というか一般人の皆様にも受け入れていただけるような「あまちゃん本」をつくりたい、と思うようになりました。

そんな中、11月3日、「あまちゃん」ロケ地の岩手県久慈市で、鉄道祭り「さんてつまつり」が開催されるとの事。
しかも、「さんてつまつり」内で昨年同様に、同人誌即売会を開催するとの事。
同人誌即売会遠征好きの私は、当然のごとく急行しました。即売会遠征と「あまちゃん」聖地巡礼を同時に楽しめる、という点が魅力でした。
即売会レポートは、当ブログ11月4日付記事「11/3 岩手県久慈市(北三陸市)「さんてつまつり 同人誌即売会」」に譲りますが、聖地巡礼で色々観光してきたので、それをレポートしたいな、とも思うようになりました。

そこで、今回冬コミにて、「あまちゃん」聖地巡礼記を刊行しようと思い立ちました。

タイトルは、そのものズバリ「おら、北三陸さ行っただ!」

ロケ地の小袖海岸や、三陸鉄道車庫での「さんてつまつり」の様子。そして、「あまちゃん」で湧き上がる街の様子もレポートしております。
「さんてつまつり」内同人誌即売会の様子も、軽くですがレポートしました。
携帯カメラからの撮影で、腕や構図もしょぼいものではございますが、写真も色々取りましたので、それもふんだんに取り入れました。
ただ、一部の写真はカラーで印刷しましたので、その分頒布価格が相場より上がってしまいました。その点はご容赦をいただければ幸いです
(この手の16pコピー本は200円が基本ですが、今回はカラーが入った関係で、300円としております)

普段の即売会レポート本とは若干趣が異なりますが、興味がございましたら、是非お立ち寄り下さい。
宜しくお願い致します!

STRIKE HOLE バカの軌跡

すみません、急に書きたい記事ができてしまいましたので、前編を記した状態の「東方甲州祭」の後編は、後回しにさせてください(汗)

47都道府県の同人誌即売会に顔を出し、「全国制覇だ!」などとドヤ顔がウザい事この上ない、STRIKE HOLEの花羅でございますが…
ここで、制覇した即売会を「都市単位」で、振り返ってみましょう。

あ、最初に申し上げますが、この記事は完全に「俺得」記事です。
自分の軌跡を整理しつつ、今後来訪する即売会を選定するに当たっての、参考資料にしようと思っての記事。
平たく申せば、「自己満足」ですw ご承知並びにご容赦いただければ幸いです。続きを読む

12/8 山梨県甲府市東方オンリー「東方甲州祭」(前編)

山梨県の同人誌即売会主催団体に、「アニメ倶楽部甲府」というところがある。
アニメ倶楽部甲府は、普段「コミックチャレンジ」というオールジャンル同人誌即売会を開催している団体だが、一念発起してか、東方オンリーを開催するなどと言い出した。

その話を聞いた当初、私は色々と心配した。
主催氏は東方の事どこまで知ってるかな?とか告知戦略大丈夫かな?とか…
普段のオールジャンル即売会「コミックチャレンジ」でのやり方と、東方オンリーで通用しそうなやり方とで、結構開きがあるだろうと感じており、この開きを埋めて、せっかくのオンリーを成功に導いていただきたい。
そう思い、私も一念発起して、当ブログ上で「東方甲州祭」成功目指しての提言を纏めさせていただいた。

山梨の即売会「コミックチャレンジ」東方オンリー進出に当たって〜成功の為の道標〜
(前編) http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51935859.html
(中編) http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51935982.html
(後編) http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51936122.html

山梨県外の東方オンリーでの告知が手薄になるのでは?とも思い、自ら主催氏にチラシ配布協力を申し出た。
私も全国各地の即売会を巡っている身。東方オンリーへの遠征も多いので、多少は告知の足しになるだろうと思ったからだ。
1000枚近くのチラシをお預かりし、4月の新潟東方祭から10月の東方紅楼夢でチラシが尽きるまで、(枚数に限界があったのでチラシ置き場中心とはなったが)多くの即売会でチラシを撒かせていただいた。

11月下旬にサークルリストが発表。14サークルは、東方オンリーにしてはちょっと少なめの数字だ。
…うーむ、せっかく告知を任されたのに、あまりお役に立てなかったかなあ…
ただ、後で聞くと山梨県内のサークルは2サークルのみ。他は皆県外からの遠征とも聞く。
全く役立たずだった訳でもない…と信じたい所である(汗)
なお、サークルリスト掲載後も随時サークル参加は受け付けており、最終的には24spとそこそこの数字に積み増せた事も、申し添えておきたい。

(しかし、3年前甲府で開催された東方オンリー「凱風快晴」の時も、過半数が県外からの遠征組。東京からの近さもあるので、遠征組が多いだろうとは予想していたものの、ここまで遠征組ばかりとわ…地元組も頑張って欲しい所です)

文々2

会場は、甲府駅前の県立図書館「かいぶらり」。ここの入口横にあるイベントスペースを会場として充てている。
不特定多数が来場する公共の施設なので、たまに間違って入ってしまう一般人の方もいらっしゃったが、受付で「東方オンリーですが大丈夫ですか?」などと聞いて誤入場を防いでいた。
建物は綺麗で新しい。駅前のロケーションという立地の良さもあり、今後も即売会会場としての有効活用が期待されるところだ。

文々3

会場入口には、特製の赤い鳥居…!これどうやってここまで運んできたのよw
主催氏手づくりの逸品で、極太の紙パイプを材料に、自ら鋸を引いて加工してつくったとか…
主催氏の、東方オンリーに賭ける意気込みの強さを、この鳥居から伺い知る事となった。
なお、今後の「アニメ倶楽部甲府」主催東方オンリーでは、この鳥居がランドマークになるらしいので、他のイベントでも拝む機会は出て来そうだ。

また、鳥居や本部の周辺には、特製の「のぼり」も登場。
これは、来年1月に静岡県は沼津開催の東方オンリー「東方蓬莱祭」の主催でもある「ツインポケット」さんの協力により制作された逸品。
フルカラー、完全オーダーメイドで、4〜5種ほど確認した。
会場の目印になると共に、お祭りの雰囲気に華を添えた。
これも、今後の「アニメ倶楽部甲府」主催東方オンリーの「名物」として、お目にかかる事ができるだろう。

会場外を見ると、直前ギリギリまで列形成を行わなかった事もあり、正確な数は把握できなかったが、30〜40人程度が開場を待っていた模様。
皆それぞれが、図書館内のロビーやカフェに陣取り、開場を待っていたようだが、人数も多くなかったので、混乱も無く穏やかな雰囲気だ。
今回は会場外に列整理のスタッフを置かなくとも、特段の問題は無かったとは思う。
ただもう2割増しの人出になれば、一般の図書館利用客との混乱を避ける意味で、会場外の列整理要員も必要になるのかな?と思った。

開場は11時。開場当初はそれほどの人出でもなかったが、尻上がりに、少しずつ来訪者が増えていく。
人の入りは絶えず、閑散も混雑も無く、穏やかに即売会は進んでいく。
以前アイメッセ山梨開催の「コミックチャレンジ」に参加した時は、スタッフ要員が不足しており、運営が上手く回っていなかった。
甲州祭も同様になるのでは?という不安はあったが、今回はスタッフも最低5〜6人は確保。この規模(約20sp)ならば充分回していける要員だ。
アイメッセに比べ小さい会場である分、スタッフの目が行き届きやすいという事もあるとは思うが、アイメッセの時に感じた人手不足、それに伴う運営の後手後手感。これらは、甲州祭では感じなかった。

会場内には、セルフサービスでのフリードリンクサービスが用意。
これは「コミックチャレンジ」でも見られ、いつもの定番企画と言えよう。
私も、何杯かご馳走になった。

お昼過ぎには、アピールタイム。簡易ステージを用意し、そこでイベント主催が自イベントをアピール。
このアピールタイムの特徴としては、イベント主催に限らず、参加者個人単位(サークルやコスプレイヤー等)にも門戸を開いている所だ。
(これも「コミックチャレンジ」のやり方を踏襲している)
チルノコスのレイヤーさんが、音楽に合わせダンスを披露するなど、様々な趣向のアピールが繰り広げられた。
ただ、どうしても人だかりが出来るので、ステージに近いサークルさんの前は人だかりで頒布がしづらい状況になる。
サークルさんによってはクレームになる恐れもあるので、もう1〜2mぐらい、ステージとサークルとの間隔を開けた方が無難か。

目新しい企画では、東方花札の用意。休憩所に設置されているが、東方で花札というのも初めての試みではないだろうか。

また、「東方俳句」という企画も、東方界隈初の試みだ。
俳句と言っても、季語必須ではなく、寧ろネタ系推奨といった所。
誰でも気軽に参加できるという事もあり、力作が十数首投稿された。
夕方まで投票を受け付けており、優秀作には景品が進呈された模様だ。

今回の「甲州祭」では、企業出店も行われた。
静岡の「ツインポケット」は、甲州祭ののぼり作成で協力しているご縁もあって、企業枠にての参加。
また、金沢の同人ショップ「grep」も参戦。人だかりが多いので軽く嫉妬するw
参加者の多くが地元中高生だが、彼らに買いやすい小物作品に人気が集まっていた模様。

コスプレ参加は意外と少なく、20人ぐらいと控え目。
「アニメ倶楽部甲府」がプレイベントとして富士で東方オンリーを開催した時は、コスプレイヤー多数で賑わったと聞いていたので、山梨も同様かと思ったが、蓋を開けてみるとそれほどでもなかった印象。
このイベントのランドマークとなる、入口の赤い鳥居の前で、集合写真を撮る一幕もあった。

4年前「コミックチャレンジ」に参加して余り良い印象を抱けなかったせいもあるが、東方オンリー開催と聞いて少し心配したが、終わってみれば大きな瑕疵も無く、のんびり楽しめた東方オンリーだったと思う。
…考えてみれば、4年前と今とでは、運営のやり方も違って当たり前。その4年の間に、相当の改善を果たしている事もまた事実だ。
改善が図られたからこそ、即売会も首尾よく終える事ができたのだ。
次回は、4年前から今回の「甲州祭」の間に、このイベントが図った改善点と、今後改善すべき点とを、掘り下げて語りたい。


【冬コミ新刊】「同人誌即売会 遠征のススメ」ご紹介

今年から、普段の同人誌即売会評論のみならず、皆様の即売会遠征をサポートする役割を持たせた評論本を刊行しております。

先ず夏コミでは、「〜イベント遠征に役立つ!〜日本の乗り物大集合」と題した、 同人誌即売会の遠征に役立つ「乗り物」のレビュー本を刊行、各即売会で頒布中です。
…いや、ウィラーバスとかフェリーとか紹介してるのは問題ないんですが、何故か、【チャンコカー(=チャンコ増田氏の痛車)】【パトカー】など、意味不明な乗り物のレビューも、ドサクサにまぎれて収録しちゃってますが何かw

夏コミは「乗り物レビュー」が中心でしたが、冬コミは、「即売会遠征のノウハウ」を解説する本を刊行しました。
タイトルは、「同人誌即売会 遠征のススメ」

遠征のススメ

同人誌即売会遠征の楽しさを説き、即売会の選び方・宿の選び方・交通手段の選び方・旅費の節約方法指南・旅の裏ワザもご紹介。
同人誌即売会遠征の楽しさとノウハウとを、力いっぱい説いた本にしたつもり」です。
この本をお読みいただき、皆様にも「即売会遠征」という名の「沼」にハマっていただこう。そういう意図を持った「悪魔の書」とも言えますw

ゲスト原稿は、総勢10サークル様にお願いし、ご寄稿をいただきました。
私も全国様々な即売会に顔を出しますが、「お前らまた会ったな」とついつい言葉が出そうになる…すなわち私同様に、或いは私以上に即売会遠征が活発なサークルさんを厳選。即売会遠征に熱心な「旅達人」の方々に問いを投げ、お答えをいただく事を通じ、旅達人の皆様方の「旅の極意」「旅のエッセンス」を読み取っていただければ…とも願っております。
…んまあ、過半数が東方サークルという時点で、色々お察しくださいw
(何処の東方オンリー行ってもお会いするようなサークルさんが数多いですよw)


【ご協力いただきましたゲスト「旅達人」の皆様】(順不同)
 皆様、ご協力ありがとうございました!

・久樹輝幸様(久幸繙文
・NT様(かんたんのゆめ
・翠様&さくら様(ねこ屋敷
・水越柚耶様(京都文々。新聞社
・RON様(龍尾乃路
・TAM様(TAMUSIC
・遠藤辰己様(寺岡デジタルワークス
・鶏のまさ様(一匹鶏のアトリエ
・光明隠歌様(すべてのものを人にする
・チャンコ増田様(D.D.D東方祭実行委員会


表紙は、毎回お世話になっております、ENJOY MIXの伽藍快さんにお願いしました。相変わらずのマニアックな注文にも関わらず、リクエストにお応えいただき、感謝感謝です。

頒布価格は、500円を予定。店舗様への委託も予定しております。
大須マニアックス様grep様、、COMICZIN様にて販売いただく事になっております。

皆様、宜しくお願い致します!

12/1 佐賀市・創作オンリー「Sa・Ga☆創」

12月1日、私は創作オンリーの同人誌即売会「Sa・Ga創」にサークル参加させていただいた。
この即売会は、「男の娘☆」シリーズ名義で男の娘オンリーを手掛けたり、或いは北海道夕張市で「夕張まんがまつり」を開催したり。積極的に即売会開催を手掛けているイベント主催団体「モノリス」の手による新しい同人誌即売会である。

今回は、創作オンリー「Sa・Ga☆創」に加え、男の娘オンリー「男の娘☆Sa・Ga」、そしてアイマスオンリー「秋月涼ファンクラブ4」の3イベントを併催している。なお、秋月涼オンリーはモノリスとの友好度は高いものの、別団体の主催たる所も申し上げたい。

このイベント、私に言わせると、ここ最近の記事で話題にする事の多い同人誌即売会主催団体「SDF」に近い頭の悪さ、馬鹿さかげんを感じる。
もちろんSDFとモノリスではイベントの方向性は違うが、互い相通ずる所もあるのかな?とも感じている。続きを読む
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