STRIKE HOLE

【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系と電波評論の二本立てです。 基本的に同人イベント関連の評論は真面目、他の評論は不真面目な傾向があります。同人評論のカテゴリーの内容以外はアフォ評論という事で斜め読みをお願いしますw

2014年05月

5/3 オンリー集合イベント「都産祭2014」(特に艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!」)

ゴールデンウイークの5月3日、私は、オンリーイベント集合型同人誌即売会「都産祭」に一般参加させていただいた。
都産祭は、2006年からスタート。東京・浜松町の、産業貿易センター浜松町館を舞台とした即売会だ。
様々なオンリーイベントをプチオンリー的に併催させ、それをまとめ上げての数のボリューム(総参加サークル数は平均500ぐらい)をもって、求心力を高めているイベントだ。
毎年5月のゴールデンウイークに開催。私も、スケジュールに余裕があるときは、必ず足を運んでいる。5月の「風物詩」的な存在とも言えよう。

ここ何年かは、2日間に分けて開催されている。
2日目(5月4日)は、茨城県大洗町のガールズ&パンツァーオンリー「セーラー服と戦車道」に参加する関係上、足を運べなかったが、1日目(5月3日)はスケジュールに空きがあり、一般参加で顔を出した。

「都産祭」の会場はは広い。1フロアに200サークルは収容できるが、これを3フロア以上借りている。
これだけの広さを埋めるべく、「都産祭」は、多くのサークルを集める必要に迫られる。
サークルを集め会場を埋めれば、賑わいも増すし、興行面でもプラスになる。

サークルを集める為にはどうするか?
傘下のオンリーイベントを増やし、各オンリーの力でサークルを集める。
都産祭がサークルを集めるには、傘下のオンリーも増やす必要がある。
例年、各日毎に7〜8程度のオンリーイベントが、都産祭にエントリーされているし、実際2日目(5月4日)は、7つのオンリーイベントが集合しての開催だ。

ところが、今回(5月3日)に限っては、僅かに3つのオンリーイベントのみで開催という、極めて特異な状況だ。極めて少ないオンリーイベント数だ。

その一方、参加サークルは850サークル以上。スペース数ベースなら、1000近くに達する。
これは逆に、普段の都産祭よりも参加サークル数の多い、異例の盛況である。
エントリーイベントは普段より少ないのに、参加サークルは普段より多い。明らかに異例の事態である。

その「原動力」となった存在が、この日「都産祭」内で開催された、艦隊これくしょんオンリー「砲雷撃戦!よーい!9戦目!」であろう。
オンリーイベント主催団体「SDF」が主催するこのオンリーイベントは、「艦隊これくしょん」人気の急上昇を追い風に、急激に参加サークルを伸ばしている、ジャンル内最大手のオンリーイベントである。
呉・大湊といった聖地での開催や、地方での巡業開催等、多様な開催形態が「砲雷撃戦!よーい!」の特徴だが、都内で開催される時は、サークル数が集まり大規模化の傾向にある。
現に、今年の1月「砲雷撃戦!よーい!&浜松町軍令部酒保 合同演習」と題し、東京ビッグサイトで開催されたオンリーは、1000spを突破している。

今回の「砲雷撃戦!よーい!」は、東京ビッグサイト開催時には及ばぬものの、参加サークルは578。「都産祭2014」1日目の総サークル数は853だから、実に2/3を「砲雷撃戦!よーい!」で占めている。

いくら艦これが今一押しの旬ジャンルとは言え、ただ箱を用意するだけでサークルが集まるほど、世の中甘くはない。
主催団体SDFならびに親イベント・都産祭の実績や信頼性。2013年6月というサービス提供間もない頃から開催(艦これのサービス提供は2013年4月)するというチートな機動力。また、聖地を含め他地域での趣向を凝らした開催で評判を上げたこと。
これらの要素が加味され、「砲雷撃戦!よーい!」への期待感や信頼感が増し、それが参加サークル数に繋がっていると思う。

流石に「都産祭」内での開催という制約や、大規模化に伴う混雑対応等を優先させねばならぬ事情もあろうか、「都産祭」内の「砲雷撃戦!よーい!」においては、呉や大湊の時のようなエッジの尖らせ方は見られなかった。
せいぜい、公式グッズを頒布する程度だったと思う。
(エッジが利いてるのは、今回オンリーの2日後に「打ち上げ」と称し開催された「砲雷撃戦!よーい!水交社SP」だろうか。水交社SPの詳細は別途。)
今回は、規模が大きく、来場者多数で阿鼻叫喚の盛況。ジャンル内最大手の風格を見せたオンリーイベントだった、という以外には、取り立て特徴は無かっただろうか。
多数の来訪者に対し運営の安全性を高める、という目的に注力していたと思う。
規模が小さく、もう少し小回りの利いた「砲雷撃戦!よーい!」でないと、SDFらしいエッジの利いたものを出しにくいのかな?とも感じた。

なお、この日は他に2つのオンリーが併催されていたので、これらにも、簡単に触れていきたい。
(正確にはアイドルマスター・シンデレラガールズ大槻唯オンリー「愛されています」もあるが、これはアイマスオンリー内プチオンリーとしての扱い)
1つはアイマスオンリー「MyBestFriends」。毎年の都産祭に必ずエントリーされる定番のオンリーだ。
「砲雷撃戦!よーい!」登場前は、都産祭内最大勢力のオンリー。今回は艦これの後塵を拝したが、それでも252サークルを集めている。
モバマス(シンデレラガールズ)登場以降新規ユーザーが増え、益々盛り上がるこのジャンル。
アイマスは、世に出て10年に差し掛かろうとしているが、いまだその勢いは衰える気配が無い。息の長いジャンルである。

もう1つは、咲オンリー「あンた、背中が透けてるじぇ!! 東京2」。東海地区と都内を基盤に活動する「アイノベルシステム」の手による主催。
「咲」人気が落ち着いてきた事もあろうが、20サークルと少し少なめ。
麻雀卓を用意する定番企画が人気を博していた。

総じて見て、3つのオンリーそれぞれに特色を感じたものの、やはり 「砲雷撃戦!よーい!」…というか艦これの勢いが、どうしても印象に残ってしまう。
普段の都産祭とは少し雰囲気が異なり、明らかに艦これ色が強い。
ケットコムの「スキマフェスティバル」などもそうだが、複数ジャンル集合型のイベントは、その時に勢いあるジャンルの色が強まるし、これは仕方ない。
逆に、そういう色合いの移ろいを眺めるのも、多ジャンル集合型イベントの楽しみ方だと思っている。




【6/1 追記】
このオンリーイベントの2日後、秋葉原にて、「合同打ち上げ」としての位置付けにて、艦これ同人カフェ「砲雷撃戦!よーい!水交社スペシャル 〜秋葉原海域 夜戦ふたたび〜」が、レンタルカフェ&バー「オトトリズム」にて開催された。
中々独創的な企画多く、自分でも項を改めレポートするつもりだったが、アキバblogさんが私の書きたい事をほぼ全て書かれていたので、私からのレポートは控えさせていただきたい。

当日の様子は、こちらを参照いただきたい。

http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51436352.html

4/20 神奈川県小田原市オールジャンル同人誌即売会「本屋」

4月20日は、蒲田の東方・伊吹萃香オンリー「すいかといっしょ」に酒飲みに…ゲフンゲフン一般参加させていただいた。
(「すいかといっしょ」は、2年前詳細にレポートしたので今回は割愛)
その後、東海道線に乗り小田原に向かった。
小田原で定期・継続開催を続ける同人誌即売会「本屋」に参加する為である。

「本屋」は、長年この地域で定期的に開催されており、全国色々な即売会に顔を出したい自分としても、気になる存在の一つだった。
この即売会の主催氏が、東方オンリーにも進出。「東方求名録」を開催した。
求名録には、私も参加させていただいたが、求名録に参加した後、ますます「本屋」が気になる存在にw
蒲田の東方オンリーとのハシゴはいささか強行軍ではあったが、スケジュールの遣り繰りもできたので、小田原に足を運んだ次第である。

会場は、小田原駅から徒歩10分の小田原市民会館。「東方求名録」の時と同じ会場だ。
サークルは、44サークル46スペース。例年よりやや少なめの模様。
とは言え、求名録の時に60sp規模で、配置もギリギリだった会場。50sp弱なら、ほぼ満了に近い数字だろう。

頒布物の傾向としては、ラミカ・ポスカ・アクセサリー等小物が目立つ。
本を出すサークルも少なくないが、コピー本が多い模様。
このあたりは、地域密着で開催されている即売会にありがちな傾向だ。

一般的な地場の即売会との違いは、コスプレ参加者の少なさだろう。
コスプレスペースも更衣室もちゃんと提供できている環境ではあったが、コスプレイヤーは殆ど見なかった。
私が来たのが14時で、14時30分にはコスプレ終了というタイムスケジュールが影響していたのかもしれないが…その要因を差し引いても、やっぱりコスプレイヤーは、少ないと思う。
コスプレという「華」は少ないかもしれないが、逆に言えばこれは、サークルが落ち着いて作品の頒布をできる環境とも言える。
参加者の年齢層が意外に高め(社会人・大学生が中心か)という事もあるが、会場の雰囲気も穏やかで、落ち着いて交流を図れる雰囲気だった。

ジャンル傾向としては、艦これ・進撃・ボカロ・うたプリとバラける傾向。
ただ、最大勢力は意外にも「弱虫ペダル」だったり。昨今のオールジャンルは、進撃や東方が勢力強い傾向だが、意外な展開。ジャンル傾向も、少し変化の兆しが見えている。
なお、東方projectは、珍しくゼロだった。…同じ会場で、東方オンリーまでやってるというのにw

企画としては、「落書きコーナー」を用意。東方オンリーの時の「しりとり」同様、手を掛けずに、かつ気軽に参加できる企画だ。
B5サイズの紙に、参加者がイラストを描き、ホワイトボードに貼って展示するだけの簡素な企画だが、意外にも、多くの参加者がイラストに挑戦。20近くの力作が集まった。
描画用に用意されたブースは、人が絶えず。色鉛筆など画材も豊富に用意され、多くの参加者がイラストに力を注いでいた。
ユニークな点としては、「まんがの達人」などの描画マニュアルも、ブースにイベント備品として置いてある。これを活用して、絵を描く楽しさを覚えて貰おう。そして、あわよくば次にサークルとして参加していただければ…との願いが込められているようだ。

落書きコーナーの力作イラストは、閉会後のアフターイベントにおいて、じゃんけん大会の景品に流用される。
サクサク進み、ものの10分もしない内に、20近くのイラストが全て捌けてしまった。
アフター終了後、主催氏が挨拶。拍手で盛り上がる。
だが、その盛り上がりは、一瞬で静寂に変わった。

次回の開催は、未定との事。場合によっては、今回限りで終了となる可能性もあるとの事。
その話が出た瞬間、盛り上がっていた参加者も、皆凍り付く。
理由としては、今の会場は老朽化で取り壊しとなり、今後の使用は不可能。新築会場の図面も見せて貰ったが、どうも即売会を開催するのが難しそうなつくりの会場っぽいとの事だ。
主催氏も、これで終わりになるかも…といささか弱気だ。
(なるほど、これまで続いてきた「東方求名録」に次回開催の話が出なくなったのも、この会場の問題がネックか…)

ただ、これで終わるのも、正直如何なものかと思う。
主催氏の話を聞いた時の、参加者の静寂が、全てを物語っている。
話を聞いて皆がショックに陥ってしまった、という事なのだが、ショックを受けるほど、皆このイベントが好きなのだ。皆に愛されしイベントだからこそ、皆の反応が凍りつくのだ。
何とか頑張って、他の会場を探していただき、新しい会場で、新生「本屋」を復活させていただきたい。それが、参加する皆さんの願いであろうから。
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