STRIKE HOLE

【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系と電波評論の二本立てです。 基本的に同人イベント関連の評論は真面目、他の評論は不真面目な傾向があります。同人評論のカテゴリーの内容以外はアフォ評論という事で斜め読みをお願いしますw

2014年06月

5/6 蒲田開催艦これオンリー「絶対海域」

川崎開催「レールの窓口&バスけっと」にサークル参加していたものの、少し早めに14時頃撤収。
私は、大田区産業プラザPiOに転進した。
PiOで開催されし艦隊これくしょんオンリー「絶対海域」に足を運びたかったからである。

艦隊これくしょんの人気と勢いは、凄まじいものがある。
SDF主催「砲雷撃戦!よーい!」の勢いや盛況は、もはや論じるまでもない。
他のイベントも、イベント間の格差は当然あろうが、概ね上々の賑わいだ。

この勢いを見てか、最近は、他ジャンル/オールジャンルの即売会主催が、艦これに参入するケースが増えてきている。
ぶっちゃけ、有力イベンターの相当多くが、艦これに参入している。
というか、巷の艦これオンリーを主催する方々は、その過半が、東方オンリー参入経験者である。
ジャンルの人気を見て、自分達もやってみようと意欲を燃やしたのだろうか。
人気ジャンルと見るや速攻チャレンジする、東方と同じ構図が伺える。

本日お邪魔した「絶対海域」は、様々なジャンルのオンリーイベント開催に積極的な企業、ユウメディア(スタジオYOU)の手によるもの。
艦これにも興味を抱きつつある自分としても気になる存在である。
サークル参加を早期撤収してまで足を運んで、様子を眺めてみたいと思い立った次第である。

サークルはそんな多くはなかったが、本にグッズにCDと、バリエーションが豊かな印象を抱いた。
グッズ系のサークルは、東方と艦これ、両方を並べて頒布していた所が多く、東方・艦これ二足のわらじでサークル活動をされている所も少なくないのかな、とも思った。
一方、コスプレは殆どがプリキュアで、艦これ側のコスプレは余りお見かけしなかった…どうしたのだろうか。

一見して思った事としては、正直申し上げて、相当頑張って差別化を図り、独自性を発揮しないと、このジャンルで生き残る事は厳しいのではないか?そう感じずにはいられなかった。
今回は、同一会場にて、プリキュアオンリー「レインボーフレーバー」との併催だ。
他のイベント(ケットコム主催「蒲田鎮守府」やぷにけっと準備会系統「海ゆかば」など)は、同じ会場であっても、フロアを艦これのみで埋め尽くせる。
一方、今回を見ると、プリキュアオンリー側280spに対し、艦これ側は40spに過ぎない。
規模の点で、これらのオンリーに比べ、見劣りは否めない。
加えて、他ジャンルとの併催という事で、単独開催に比べオンリーイベントとしての独自性も弱くなる。ここも、他の単独開催なオンリーに比べ、ウィークポイントとなろう。


また、プリキュアオンリー「レインボーフレイバー」との「格差」も問題だ。
参加サークルベースで「絶対海域」と「レインボーフレイバー」は1:7ぐらいの差がある。
これだけでも、艦これがプリキュアの「おまけ」っぽくなり、艦これサークル的には居辛い雰囲気なのだが…
一般来場者はもっと厳しく、見たところ「絶対海域」「レインボーフレイバー」の両来場者比は1:10ぐらい。
サークル数以上に一般来場者が少なく、その分、艦これ側サークルの売上もレイフレ側に比べ弱まっいる。
サークルが今後も参加し続けるには、少し厳しい環境ではないか。

ユウメディア(スタジオYOU)主催の即売会は、人気ジャンルにアンテナを張り巡らし、嗅覚を鋭く持つ事で、誰よりも早く、どこよりも早くオンリーを立ち上げる。
その機動力は大したものだが、先んじて開催する事により、ライバルとなるオンリーに差を付け、多くのサークルを集める。そういう戦略だ。
男性向けの系統だと、ケットコムやSDFが主催するオンリーにその傾向が見られるが、それの女性向け版と考えられよう。
実際、その手法で500sp〜1000sp規模に育ったオンリーも出てきている。「レインボーフレイバー」も、そこまでは行かないにせよ、軌道に乗っている。

翻るに、艦これや、それ以前の東方やボカロはどうか。
既に有力イベントがその地歩を固め、ユウメディア(スタジオYOU)のオンリーは、明らかに「後発」である。
他ジャンルのように「先行者」としてリードしている訳でもなく、同じやり方でやっても通用しにくいだろう。
後発という自身のポジションを自覚し、いかに先行イベントを巻き返すかを考えないといけない。
その為には、ファンの心を鷲掴みできそうな、ユニークな企画を実施するなどして、特色を出し、差別化を図る必要があるだろう。
ただ箱(会場)を用意し、机椅子を並べるだけでは、あまたある艦これオンリー群に埋もれて終わるだけである。

では、どうすれば、ユウメディア(スタジオYOU)のオンリーは、独自性を発揮できるのか。
東方オンリーの時は、ユウメディア(スタジオYOU)のイベントが女性向けに強い点に着目。「女性陣に優しい東方オンリーを目指せ」と提言し、実際その動きも見られたが、上手くいかなかった。
私の提言が抽象的過ぎた事もあるし、女性向け系統への東方の侵食が、自分が予想(期待)した程でもなかった、というのもあるだろう。
それに、艦これというジャンルが、東方ほど女性陣に定着しているとも思えない。
東方の時と同じ提言は難しいので、もう少し考え直したい。

ユウメディア(スタジオYOU)の強みとしては、即売会を「全国展開」させているところにあろう。
だからこそ、艦これオンリーもそうだが、オンリーイベントを全国各地に展開させる事ができる。
これは、他の主催には決して真似できない、ユウメディア(スタジオYOU)ならではの特長である。
この特長を、上手く活かすことはできないだろうか。

例えばだが、地場即売会の「絶対海域」参加しているサークルさんには、東京の「絶対海域」への遠征参加を促したい。
逆に、東京の「絶対海域」参加のサークルさんには、地方開催の「絶対海域」を勧め、地元のイベントに目を向けてもらいたい。
東京と地方、それぞれの「絶対海域」に参加したサークルさんに記念品を贈呈するなどして、東京と地方、両方のオンリーへの参加を促し、活性化を図れないものだろうか。
抽選で某印刷所での印刷代80%オフ券進呈、とかやればインパクトもありそうだw

一般来場者の増加策としては、各イベントへの「遠征組」を増やす方策を提案したい。
遠征者の力を借りつつ、一般来場者を増やし、賑わいをもたらせないものか。
一般来場者が増えれば、その分サークルの売上も増し、サークルのリピーター化にも貢献できるだろう。

具体的には、各地域で開催される「絶対海域」間で、スタンプラリーを開催するという方法だ。
「絶対海域」の全てに参加は無理としても、3〜5イベントに足を運んだ一般来場者に、記念品を贈呈する事を通じて、遠征参加を促すという考え方である。
早めに入場できるアーリーチケットあたりは、一般来場者に喜ばれそうな景品となるだろう。

★このやり方は、艦これのみならず、他ジャンルのオンリーにも応用できるはずだ。

ユウメディア(スタジオYOU)の同人誌即売会は、以前に比べ撤退地域が増えたとは言え、ある程度の「全国ネット」は保っている。
日本で唯一の全国ネット即売会であり、これはユウメディア(スタジオYOU)ならではの特色だ。
複数地域のイベントへ参加を促す事で、互いの即売会の活性化を図る。ユウメディア(スタジオYOU)にしかできないマーケティングではないだろうか?


これ以外にも、できることはまだまだある。
ユニークな企画を立ち上げ、イベントにアクセントを付ける事も必要だろう。
後発組である以上、少しでも特色を打ち立て差別化を図り、これまでの椅子机を並べるだけのオンリーからの脱却を目指したい。

他の艦これオンリーに、足を運ぶ事も大切だ。
艦これオンリーは、至る所で多数開催されている。余所の艦これオンリーに足を運び、チラシを撒く…といった基本的な告知作業は疎かにすべきではない。
せっかく力のある絵師を起用してチラシつくってるんだし、チラシ撒かなきゃ勿体無いだろ?という思いもある。

告知以外にも、オンリーに足を運ぶことのメリットは様々だ。
足を運ぶことで、自らの目で、ジャンルの動向を確かめる事がができる。
サークルや主催にも挨拶し、コミュニケーションも密にできる。
場合によっては、主催と日程のバッティングを回避するべく調整の話し合いを行う事もできるだろう。

成功している即売会は、余所のイベントにも積極的に顔を出している主催が多い。
告知も充実できるし、何よりサークルや主催に顔繋ぎが出来、コミュニケーションを保つことが出来る。
そしてその積み重ねが、自身の即売会にプラス方向に利いてくるのである。

ユウメディア(スタジオYOU)の艦これオンリー「絶対海域」は、先行イベントに「砲雷撃戦!よーい!」のような有力なイベントに遅れを取っており、劣勢は否めない。
ただ、告知の強化や企画の立ち上げ等、まだまだ巻き返しの芽は充分残っている。
特に、ユウメディア(スタジオYOU)の「全国ネット」は、他の即売会が逆立ちしても太刀打ちできないレベルの、貴重な「財産」だ。
これを生かし、活路を見出せないものだろうか。

5/6 川崎市・鉄道&バス関連オンリー「レールの窓口&バスけっと」

5月6日、私は、鉄道・バス関連オンリー「レールの窓口&バスけっと」にサークル参加させていただいた。

私のサークル活動としてのメインは、東方Projectならびに評論・情報系だが、最近は即売会遠征をテーマに本を出している。
特に2013年夏コミで刊行した「日本の乗り物大集合!」は、旧ツアーバス系の某バス会社の全車種を網羅し紹介するなど、遠征参加者向けに数多くの夜行バスを紹介している。
バスと鉄道とをメインに据えたオンリーイベントということで、当サークル作品との親和性も高いと判断。
普段参加するオンリーイベントと趣は異なるが、サークルとして参加させていただいた。

この手の鉄道関係同人者が集う同人誌即売会としては、古くは、公共交通系&旅行系のオンリーイベントとして、「東京のりもの学会」が毎年ゴールデンウイークに開催、2008年まで継続されていた。
直接的な繋がりは無いが、「東京のりもの学会」の日程を踏襲した形で、2009年より「Little“T”Star!」が立ち上がる。これが、「東京のりもの学会」の実質的な後継イベントとなる。
「Little“T”Star!」は、鉄道擬人化ブームの追い風もありサークル数を伸長させるも、主催者の一身上の都合により、惜しまれつつも2012年をもって一旦「運休」となった。
「東京のりもの学会」から「Little“T”Star!」に続く流れの中、鉄道系サークル的には、【5月が鉄道系オンリー開催の月】という事でインプットされてしまうのであった。ここを、先ずは押さえておきたい。


これとは別に、「鉄娘準備会」という団体が、毎年秋口に、鉄道系のオンリーイベントを開催している。
正確には、「鉄道擬人化・鉄道関連総合同人誌即売会」という事で、鉄道がらみの女の子をメインに、鉄道全般を扱うオンリーイベントと言えよう。
この団体のイベントとしては、【毎回イベント名が異なる】という点が、他のイベントに無い特徴だ。
開催初期は、「鉄娘ファン」とか「鉄娘ジャーナル」とか…んまあ、鉄道ヲタなら明らかに「どこかで聞いたような雑誌」っぽいイベント名だ。今回は「レールの窓口」だし、次回は「名物!てつっこ友の会」という昔ヤングアニマルで連載されていた漫画っぽいイベント名であるw
…そろそろネタ尽きるんじゃね?と余計なお節介はさておき、この一連の【鉄娘シリーズ】のオンリーが、毎年秋に開催されている点も、押さえておきたい。

この鉄娘シリーズのオンリーは、例年秋口開催だったが、2012年春を最後に「Little“T”Star!」が休止した事を受け、空気を読み始めた。
すなわち、「Little“T”Star!」休止により穴の開いたゴールデンウイークの穴を埋めるべく、2013年より、ゴールデンウイークにも開催を志すようになった。鉄道クラスタにとっては、毎年恒例だった5月の頒布機会が保証される結果となり、歓迎すべき動きであろう。
2013年5月には「鉄娘リレー号」を開催、次いで2014年5月に開催されたのが、今回の「レールの窓口&バスけっと」である。今回「レールの窓口&バスけっと」は74サークルを集め、会場は満杯に。
ただ、「バスけっと」側が私含め4サークルだったのは、少し残念で寂しかった。まあ、元々鉄娘オンリーとして始まったイベントだし、ルーツを鑑みると、鉄道が圧倒的に多いのは仕方ないという気もするが…


やはり鉄道・乗り物系オンリーは、サークルの出す頒布物の内容の濃さが、最大の魅力のポイントとなろうか。
各サークルともオンリー合わせで、クオリティが高く、密度の濃い作品を仕上げてくる。
手間暇掛けて、カラーの写真や図表もふんだんに用いつつ、手の込んだ作品が多かったと思う。
正直、買いたい本が非常に多く、どこかで歯止めを掛けないと破産しそうな勢いであったw

と同時に思った事としては、それだけサークルも、オンリーイベントに「賭けている」のではないか?とも感じた。
「Little“T”Star!」休止に伴い、鉄道系のサークルは、頒布の機会を失っている。その穴を埋める貴重な存在として、(少なくとも「Little“T”Star!」復活までは)頑張っていただき、貴重な場を提供し続けていただきたい、と願う次第である。

★「Little“T”Star!」復活後は日程調整が必要だろうなあ。

次回は、9月開催。「名物!てつっこ友の会」名義での開催だ。
私は、中京地区への遠征予定を入れてしまったので、サークル参加こそは難しいが、次回も成功を期待したいものである。
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コンテンツツーリズム・アニメ聖地町おこしの研究・評論も時折やります。
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