STRIKE HOLE

【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系と電波評論の二本立てです。 基本的に同人イベント関連の評論は真面目、他の評論は不真面目な傾向があります。同人評論のカテゴリーの内容以外はアフォ評論という事で斜め読みをお願いしますw

2014年08月

8/24 新潟市の同人誌即売会「ガタケット」

日本海側では唯一の政令指定都市でもある新潟市。
ここで長年開催されている同人誌即売会「ガタケット」は、数年前なら常時1000spを集めていた。
東・名・大の三大都市圏以外の地域でこれだけの数を集められる即売会は、他に類を見ない。
「ガタケット」は、地方即売会の「雄」というべき存在だ。

とは言え、地方即売会のサークル急減傾向は、ガタケットと言えども例外ではなかった。
2012年春には、500サークル規模にまで落ち込み、「このままではガタケットは潰れてしまう」とサークル参加を公式サイト上で懇願、一種の「泣き落とし」まで始まったぐらいだ。
流石にこの時は、私も無理してサークル参加したし、他にも同様の支援の動きも広がり、1000sp規模に回復した。
だが、ガタケットが今後も即売会を継続させる為には、その時限りでは、一時凌ぎにしかならない。支援にも、継続性が必要だ。
そう考え、機会を見つけガタケットに参加しようと画策したが、なかなか日程も合わず。あの時から二年余りを経て、ようやく新潟に足を運ぶに至れた。

気になるサークル数は、710sp。
他地域のオールジャンルよりは規模も大きい。三大都市圏たる名古屋のオールジャンルに匹敵する規模であり、大したものだとも思う。
…ただ、10年前の1000sp越え当たり前の時代を知る身としては、やはり昔より少ない事への、寂しさは残る。昔と比較してはいけないのだが…

後述するが、昨今の傾向を鑑みるに、努力して規模縮小を食い止める事こそできても、規模縮小を回避する事は難しいだろう。
サークル数が減っても、他で収入を上げてサークル減少による減収を補う…そうして運営会社としてのガタケットの経営を安定化させる事が、即売会としてのガタケットの存続にも繋がるのだろうと思う。

ジャンル傾向としては、最大手は服飾・アクセサリーの60sp。
次いで黒子42、ジョジョ25、ポケモン22、ボカロ19、弱虫ペダル19、東方17、Free!17、艦これ15、進撃の巨人15、評論14。
…評論が何故か10sp越えという、意味不明の大健闘を見せているw(いや、自分も今回評論ジャンルだけどさ…)
他、10sp規模では、鬼灯の冷徹・ハイキュー!・タイバ二・うたプリなども。
ジャンル傾向は全般的にバラけ気味の印象だ。

今回は、ガタケット内のプチオンリーとして、ひめゴトプチオンリー「ひめハジメました」も開催された。
規模としては、10sp程度の小規模なもの。ファンのサークルによる主催だ。
…ところが、ここに被せてきた、ガタケット名物の展示企画が、空気読み過ぎていたw

この展示企画は、著名漫画家の原画を展示するコーナーだ。
過去には、平野耕太氏ら著名作家の原画が彩られていた。
サークル減に伴うスペースの有効活用という側面もあろうが、新たな来訪者を掘り起こそうという意図もあるようだ。

今回、この展示企画に起用されたのは…「ひめゴト」原作者・佃煮のりお氏である。
佃煮氏が同じ県内の長岡市ご出身というご縁もあり、起用されたのだろうが…ガタケットよ…お前ら空気読み過ぎだろw
さらには佃煮氏本人が降臨。会場の隅の方では、佃煮氏交えてのトークショーも開かれる。
何この美声のきれいなねーちゃんは…と思ったら、その方が佃煮氏だそうな。…「佃煮のりお」ってペンネームだからてっきり男性だとばかり…騙されたw

更には、ひめゴトプチオンリーの企画として行われたはずの「じゃんけん大会」にも、佃煮氏自ら参加。
こうして、ファン有志の集いだったはずの「ひめゴト」プチオンリーは、ガタケットの策略により、事実上準公式イベントになってしまったのであった…めでたしめでたしw
(まあ、盛り上がったようなのでそういう事にして強引に締めておこうw)


ガタケットの会場内の雰囲気に話を戻す。
参加者層としては、サークルは年長者が多めの印象。一般参加者は、年長者から小学生まで多士済々だ。
老若男女問わず、誰でもアウェイ感無く参加できる雰囲気だ。

以前はコスプレイヤーも多い印象だったが、今回は余りお見かけしない。
それもその筈、今回はコスプレ広場を2階に用意していた。
1階が即売会、2階がコスプレと住み分けが図られている印象だ。
コスプレ広場を1階にすると、私のような本の売れないサークルが、「コスプレの奴らのせいで俺らの本が売れないんだ!」と責任転嫁しだす。
流石にそれは極端な話だとしても、コスプレイヤーの多さに圧倒されサークルが居づらくなる、というのはよくある話。
階ごとに住み分ける今のやり方の方が、互いの精神衛生上良いのかもしれない。

久々に参加して感じた事としては、「ガタケット」自体に、以前に比べ「カオスっぷり」や「やりたい放題感」が増している事が挙げられる。

「新潟のゆるキャラ大集合」と称し、着ぐるみのゆるキャラが多々登場。参加者との記念撮影に気軽に応じ、場を和ませる。
と思ったら、スタッフ・オチアイ氏http://gataket.com/cgi/blog のアナウンスがユーモアたっぷりで笑いを誘う。
コミケスタッフが、参加者誘導時に、時折ユーモア満載のアナウンスを発するが、あれに近いノリを感じる。

更には、壁を見ると、壁に甲子園の試合を投射してるw
ちょうど新潟県代表校の試合が行われ、それを食い入るように見る人も…

これらは全て、同じイベント会場の中での出来事である。
これに、先述佃煮氏のトークショーや原画展も加わる。
…果たしてこれは、いったい何のイベントなのだろうw

即売会とは違った方向性だ、と批判する方もいらっしゃるだろうが、私は、これはこれでいいんじゃないかと思う。
昨今、即売会の衰退傾向が進む中、少しでも変化を付け、マンネリ化の予防や新たな来場者の開拓に努めたい、とする意欲の現れと私は捉えている。
ぶっちゃけ、何もせず「即売会衰退」の波に流されるままなよりは、遥かにマシだ。
カオスっぷりややりたい放題感は、色々チャレンジしようとする意思の現れではないか。
その挑戦の中には、勿論ハズして失敗するものもあろうが、そういうのは撤退させ、好評なものを伸ばせば良い。そしてそれは、ガタケットの活性化に繋がる筈だ。

とは言え、即売会活性化の妙薬は、やはり「売買の活性化」だろう。
サークル参加して作品が売れれば、サークルは手応えややりがいを感じる。次もまた来よう、という気になる。
ガタケットも、サークル作品の購入を促すべく、新たにシールラリーを導入し、サークル作品宣伝用のアピールボードを用意した。
ただ、これらの施策に参加しているサークルは数えるほど。私はたまたま偶然気付き利用させて貰ったが、危うく存在に気付かず終わるとこだったw
買ってくれた人からも、シールを求める声はなかった。
…シール10個集めれば(10サークルで購入すれば)、ガタケのカタログ無料券が貰えるとか、奮発してるのに…
せっかくの施策、知名度の向上が今後の課題となろう。


あと、久々にお邪魔して気付いたのは、会場内の売店が撤退していたこと。
併設のレストラン共々、しばらく前に撤退していた…あそこでタバコ買ったり、ご飯買ったりしてたのに…
タバコは、1キロ離れたコンビニに買いに行く事で賄う(涙)
ご飯は、市内のホテル「イタリア軒」の外販部門が出店。パンや丼ぶりものの弁当を販売。供食機能は維持された。

こうして久々に参加した「ガタケット」だが、色々と感じ、考える事も多々あった。
老若男女誰でも馴染める即売会、という雰囲気は、昔ながらの良さを今に残していると思う。
そこは変わらぬ、ガタケットの長所である。

ガタケット自体も、昔に比べ新しい取組が増えている。
2年前の「泣き落とし」の一件で相当の支援を得たとは言え、同じ手は二度と使えない。
すなわち、「後が無い」という事でもあり、尻に火が付いたのだろう。何とか活性化を図ろうと、多様にチャレンジしている様子が伺える。

しかしそれでも尚、サークル参加は減り続けている。
全国どこの即売会も、オールジャンルは縮小傾向の中、今も尚700spを集めるガタケットの頑張りは、明らかに群を抜いている。
健闘している事は間違いないが、それでも現状は厳しい。
即売会を継続するためには、サークルの減少を織り込んだ上で、即売会以外で食っていく術を見つけ、運営会社を安定させる、という方向性で行くしかないと思う。運営会社が安定すれば、即売会も存続できる。


私は過去のガタケットの危機の時に、幾つかの提言を行った。

ガタケットは今後どうあるべきか〜その方向性と論点〜
(前編)http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51876023.html
(中編)http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51876538.html
(後編)http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51876752.html

今もこの提言から、そんな考えは変わっていない。
改めて読み返して見ると、提言を参考にしていただいた節も見受けられる。

この中で私は、「ガタケットコスプレパーク」の活性化や有効活用が必要と論じている。
勿論そこも今後のガタケ存続のポイントだろうし、それ以外の「食っていく道」を探すべきだろう。
幸いにも、ガタケットは、市内施設の指定管理者に選定された。5年契約とのことで、ここから得られる収入も、運営会社の経営安定化に寄与するだろう。

即売会が規模縮小傾向なのを回復させるのも、なかなか難しい。
そこの減収を、即売会以外の分野で補うしかないのである。
指定管理者なりガタケットコスプレパークなり、即売会以外でどれだけ収入を上げるか…それがガタケットの存続を占うと思う。

8/10 山形県酒田市・オールジャンル同人誌即売会「カーヴィルソールスマック」

8月10日、私は山形県酒田市のオールジャンル同人誌即売会「カーヴィルソールスマック」にサークル参加させていただいた。
この即売会は、山形県の日本海側…いわゆる庄内地方を地盤に、安定・継続開催を続ける同人誌即売会。
通算開催回数は30回以上に及び、今年で10周年との事。

前から注目しており参加を検討。
実際2011年春には、スケジュールも合いそうなので一般参加を予定していたが、東日本大震災の余波で断念…
あの時以来、実に3年越しの宿願であった。

山形まで夜行バス。そこから新庄まで進み、新庄で乗り換え日本海側・酒田に出る…予定だったが、新庄から酒田に向かう陸羽西線が、強風でまさかの運休…
参加断念も覚悟したが、JR東日本が代行バスを出してくれたお陰で何とか酒田に辿り着く。
会場の「酒田勤労者福祉センター」までは駅から徒歩20分とやや遠い。時間も押しているので、今回はタクシーに飛び乗る。
こうして何とか、開場11時ちょい手前に到着。かろうじて遅刻せずに済んでひと安心、である。

さて、開場はしたものの、一般参加者の初動も、20〜30人と少なめ。
サークル規模は40spとまあまあ集まったものの、半分近くが開場時におらず。
コミケ前という時期的なものもあろうが、それ以上に、天候が影響してるのだろう。
日本海側は台風の影響で風が強く、私が乗る予定だった陸羽西線はバス代行。羽越本線も遅れや運休が頻発し、ダイヤが大幅に乱れていた。
「来たくても時間までに来れない」方が、多かったのだろう。
実際、時間が経つに連れ、空席だったサークルスペースも埋まったし、一般来場者も増え賑わう。
地方開催の即売会は、全般的に来場者が尻上がりな傾向にある。酒田もこの傾向通りなのだろうが、この天候によるダイヤの乱れが、それに拍車を掛けたと思う。

頒布物傾向としては、ラミカやアクセサリーを中心とした小物系が多いのは、よくある傾向。
ただ、この即売会では、同人誌を頒布するサークルも少なくなかった。
年齢層的に、年長のサークルも決して少なくはなかったが、同人誌率の高さとの関連性はありそう。

ジャンル傾向としては、創作オリジナル・ハイキュー!が突出していた。
共に、7〜8サークルぐらいで、40spという規模を考えると多いと思う。
他はバラバラで、1サークル1ジャンルの様相だ。
東方Projectも、当サークル以外に1サークルあったぐらい(但しメインは艦これ)なので、個人的に少し寂しい(汗)

このイベントの特徴としては、「コス衣装のレンタル」なんてのを実施しているところ。
若い世代が多い即売会だけに、同人初心者も少なくない。
そういう方々にも、気軽に楽しめるよう取り計らった試みである。
また、コスプレスペースでは、各種背景布に加えて、ソファーセットで置かれている。ソファーを使った撮影が出来るのかな…とか思ってたら、実際にはレイヤーさんがソファーにタムロして【ラウンジ】と化していたw

館内には、イラストコーナーや落書きコーナーも設置され、力作が披露されている。
これを眺めるのも、また楽しい。
これらの企画も、同人初心者にも気軽に参加できるような企画であろう。
企画全般が、そういうものを取り揃えていそうだ。

他の企画としては、ビンゴ大会も用意されているが、ひと工夫が図られ、これは特筆すべきと言ったところ。
やり方としては、12時・13時・14時に、少しだけ数字を読み上げ小出しに。15時で一気に勝負を付ける、という手法だ。
この方法は、ビンゴの数字を読み上げアナウンスする事で、間延びを防ぐ効果がある。
人間、1時間も経つと退屈になるもの。1時間置きのアナウンスも、退屈になりかける頃合いを見計らうかのタイミングで、絶妙だ。
また、15時にビンゴ本番だとアナウンスを入れる事で、15時までの会場滞留率を上げる効果ももたらした。
先に、来場者も尻上がりと評したが、この工夫も、後半の盛況に寄与しているだろう。


このイベントは、主催さんがサークルと積極的にコミュニケーションを取っている印象だ。
主催と参加サークルとが気さくに会話を交わしており、人間関係がしっかり出来ているかのように映る。
庄内地方も人口はそんな多くはなく、サークルも、決して集まりやすい環境とは言えない。
それでも、サークル数は40spと相当健闘している。
これも、主催とサークルとの間で、人間関係ができている事が一因だろう。
仲良くなったサークルなら、あの野郎がイベントやるなら参加すっぺ、という心情になりやすいからだ。

地方の即売会は、お世辞にも来場者が多いとは言えない。
サークルで参加しても、そんな売れる訳でもない。「売上」を重視するならば、魅力に欠けるだろう。
にも関わらず、サークルは何故足を運ぶか。それは、「そこに行けば仲間に会える」からだろう。
即売会は、人と人とを繋ぐ「コミュニティー」としての「場」でもある。
そして、主催がサークルと人間関係を築けられれば、その「会える仲間」の中に、主催自身も加わる。サークルがその即売会に足を運ぶ動機も、より強いものとなる。
そうして、当地の同人者をリピーター化出来ているからこそ、安定して参加者を集められているのだ。

そう言えば、イベント全般を通して感じた事だが、このイベントは、「アットホームな空気」が流れている。
悪く言えば「内輪」なのかもしれないが、そういうアットホームな空気が、穏やかな雰囲気や居心地の良さを生んでいる。
人口や市場規模の割に参加者を集め健闘している秘訣としては、主催が参加者とコミュニケーションを密にしている事に加え、このアットホームな空気も挙げられるだろう。


さて、「カーヴィルソールスマック」の活動は、同人誌即売会の枠に囚われていない。
9月7日にはアニソンライブ「こあそーる」を開催。
他にも「学生ミーティング」(学ミー)「若者ミーティング」(若ミー)といった世代別のオフ会/交流会を開催している。

とある地方即売会主催からの聞きかじりだが、最近の地場のオタクコミュニティーを支える場は、昔のように即売会一辺倒ではない。
オフ会だのコスイベだの、他にも様々な場が存在し、細分化傾向にある。
だからこそ、こういう即売会「以外」の場を創ることは、即売会では取り込み切れないオタクの受け皿になるから、意義ある取り組みだと思う。
こういうイベントを通じ、当地のオタクコミュニティーの輪が広がれば、即売会の方にも良い影響を及ぼす事も期待できるだろう。各イベント間の相乗効果が出てくれば、しめたものだw
芋煮会だとか山形ならではの取り組みも見られるし、これらのイベントも、楽しいものになることを期待したい。

ただ、サイト上で余り情報が流れて来ないのがネックだ。
現状ではGoogleカレンダーに日程がぶち込まれてるだけで、いつイベントがあるのかが分かる程度にとどまっている。
正直、何のイベントなのかが全く見えてこない。
私も、これらのイベントは、名前だけは聞いていたが、即売会に足を運ぶまで、何のことかさっぱり分からなかった。
何のイベントかが見えてこないから、初見者には敷居が高く、取っ付きにくくしている。
これらのイベントは、それ専用の告知ページを設け、どんなイベントか紹介しても良いのではないだろうか。

私が思うに、酒田のオタクコミュニティーは、同人誌即売会「カーヴィルソールスマック」が核とはなるが、周辺の関連イベントの興隆も、今後を占うポイントになると思う。
これらのイベントも盛り上がり、当地のオタクコミュニティーが、より堅固に培われていく事を、願ってやまない。

8/3 札幌市・東方オンリー「東方ざふぇすた」

8月3日は、札幌市開催の東方Projectオンリー「東方ざふぇすた」にサークル参加させていただいた。

主催・サークルSOSは、何年か前より北海道各地で、意欲的に数多くの同人誌即売会を開催し続けているイベント主催団体だ。
色々挑戦し続ける中で、残念ながら失敗し爆死したイベントも少なくは無いが、函館市開催の「にじフェス」と、札幌市内で開催する東方/ボカロ/艦これの各オンリーは、まとまったサークル数を集め、軌道に乗っている。
アクティブな活動ぶりもあり、ずいぶん前から、気になる存在のイベント主催団体であった。

告知活動にも積極的で、1月の旭川市のオールジャンル同人誌即売会「鳴々兄貴」や6月の「夕張まんがまつり」など、札幌を離れたイベントでもチラシをお見かけしており、熱心な印象。
熱心に頑張ってるし、予定も空いているから…ということで、足を運ぶこととした。
こういう時、役立つのはLCCバニラエア。今回も、8月のハイシーズンながら、往復14000円で済みありがたい。もっとも、乗る便が2時間30分遅れとなり、危うく遅刻の危機だったが…(何とか1時間後の便に振り替えられたので、サークル入場時間には間に合った)

会場は、札幌駅前の商業施設「エスタ」最上階の「プラニスホール」。
広さとしては、50〜70spぐらいの小規模イベントに適しそう。
駅前の施設という事で便利なロケーションだが、プラニスホールへのアクセスとなるエレベーターが玉にキズ。
エスタのエレベーター、全然来ねえ…という訳で、エレベーターで5分待ちという落とし穴がw

サークル数は、サークルリスト上は、前回より2割減の30数サークル。
昨今の東方オンリーの傾向に漏れず…と言いたいところだが、このイベントに関しては、夏コミ2週間前という時期的なものもありそうだ。
それでも飛び入り参加をギリギリまで受け付け、参加サークルを受け付け。
その甲斐あって、実質的には、40サークル50spの規模となった。

初動は50人ぐらいで、そんな多くは無い。
北海道のイベントは、初動レベルでがっつく方は余り多くない傾向にあるが、このイベントも同じ傾向か。
遅めの来場者も少なくなく、サークルさんの中にも、遅刻来場も少なからずいらっしゃった。

一般来場者は、中高生ぐらいの男子が目立つ。
他の地域の東方オンリーに比べ、一回り若い印象だ。同じ道内の東方オンリー「東方神居祭」に比べても、このイベントの若者率は高いと思う。
流石にこの若い方々相手に、自分の文字ばっかの本は売れないかな…と思いきや、意外に興味を持たれる方多く、ありがたい限り。
中には、6月の夕張(夕張まんがメロン祭り)に次いで、当サークルの本をお買い上げいただいた方も…皆様からのご厚誼に、感謝申し上げたいものである。

また、男子学生の多さと共に、女性参加者の多さも、このイベントの特徴だろう。
見た限り、男女比7:3ぐらいなので、女性陣も健闘している。
サークルに女性参加者は多いが、一般参加にも女性参加者は少なからずお見かけした。

一方、東方には珍しく、コスプレイヤーは少なかった。
コスプレイヤーは、サークル売り子中心に10数人程度で、そんな多くない。
大半の東方オンリーで有償としているコスプレ登録料を、このイベントでは無料としている。コスプレイヤーも呼び寄せたいという思いも感じるが、上手く機能していないようだ。
道内はコスプレイベントも盛んだから、競争も激しいのだろうか。
コスプレイヤーを呼びたいのなら、道内コスプレイベント団体を巻き込み助力を得るとか、背景布を用意するとか、もう少し工夫が必要だろうか。
(逆に、コスプレイヤーが多すぎると、サークルが落ち着いて頒布しにくくなるというデメリットもあるので、今のままを是とし、サークルの頒布環境の維持に努める、という方向性もある)

参加サークルの頒布物傾向としては、もちろん同人誌やCDを頒布しているサークルも少なくなくが、グッズサークルの多さが際立っていた。
とは言っても、資金を投資して業者につくって貰うみたいな、大掛かりな物はそんな多くない。
ポストカードや色紙・ラミカ・アクセサリーなど手づくり感溢れるグッズが多かった事もまた、このイベントの特徴となろう。
ちなみに、こういう小物系・手づくり作品のサークルには、女性サークルが多い傾向も感じた。


運営側からのおもてなしとしては、特製うまい棒がサービスされた。
古明地姉妹のイラストでラッピングされたうまい棒と、妖夢のイラストでラッピングされたうまい棒が用意され、参加者にもれなく進呈された。
ちょっとしたノベルティだが、良き記念品となった。
うまい棒なら元の価格も安いし、主催にとっても、過度の負担にならず済むだろう。

また、これは8月末の札幌東方オンリー「東方神居祭」からの提供品だが、本部で、参加者向けにうちわを配布していた。
涼しい北海道とは言え、外は日差しも強く、30度近くに達する暑さ。
そのせいか、会場内も蒸しており、このうちわが重宝した。
「東方神居祭」にとっては宣伝になり、「東方ざふぇすた」にとっては参加者へのおもてなしになる。両イベントにとってプラスとなる取組であった。

2時に入ると、企画としてじゃんけん大会がスタート。
サークルから募ったイラスト色紙を景品としたものであり、多くの参加者で盛り上がる。
ただその間は、サークルとしての売上は見込め無さそうなので、頒布を諦め会場を抜け、下の階のお店で札幌ラーメンにありつくw

こうしてじゃんけん大会も盛り上がり、「東方ざふぇすた」は無事終了した。
今回で11回目という事で、即売会としての運営も安定感があり、参加者にも恵まれた好即売会であったと思う。
ただ、課題も幾つかある。

まず、サークル案内の遅さである。
私の所に届いた案内の消印は7月28日。イベント開催の6日前だ。
6日前の発送は、幾ら何でも遅い。通常は2週間前の発送とし、少し余裕を持たせるのが通例だ。
サークルの立場からしても、たとえメール等で随時お知らせをいただいたとは言え、直前まで案内が来ないのは不安である。
せめて、もう1週間、いや4〜5日早くはできないものだろうか。

また、配置面にも疑問を感じた。
通路幅が2m近くで広めにとってある割に、サークルスペースの後ろが狭く、後ろのサークルの椅子とくっ付くレベル。正直、設営や頒布にも不便を感じた。
以前の旭川の即売会のように、サークルが来すぎて詰め込みまくった結果なら、狭いのも仕方ない。
だが、このイベントはスペースに余裕があるはず。ホールの半分をフリースペースが占めている。通路幅も広い。
スペースの使い方に、チグハグな印象を抱いた。

主催側もこれについては緊急に動いた。
応急措置的にサークル机を通路方向に動かし、通路幅を狭めサークルスペースを広くする事で対応した。
機敏な対応に感謝申し上げると共に、今後もこの件に付いては、引き続きの配慮をお願いしたい。

最後、少し厳しい事を申し上げてしまったが、こういう点を改善いただければ、このイベントは、もっと良くなる。
サークルの満足度を向上させ、リピーター化の一助となるだろう。
そして、主催・サークルSOSには、今後も頑張ってイベントを続けていただき、北海道の同人界を盛り立てていただける事を願う次第である。
今後の盛況を願い応援の意を示しつつ、この記事の結びの言葉とさせていただきたい。

悪魔の邪望 艦娘・伊58の策謀を許すな!

最近私は、身に覚えの無い事を、参加した即売会等のイベント主催から、責められる事がある。
明らかに濡れ衣で、現実味薄く根拠の無い話だが、私の不徳の致す所として捉え、自らの行動を回顧しつつ律する機会としていきたい。


ただ、あらぬ嫌疑を掛けられる事に関しては、複数の事例があるにも関わらず、不思議な事に、全事例共通の一致点が存在している。

ー膾展朕佑、私・花羅に対して嫌悪感を持っている
⊆膾展朕佑見たわけではなく、他の人からの伝聞
その場で何故か咎めず、後から蒸し返し咎める

といったところである。

恐らく、誰かしらが曖昧な記憶のまま主催に話を振る。
それを聞いた主催は、花羅叩きの材料になる、とロクに事実関係を確かめずと飛びつく。
そういう構図だろう。
まさに、「人は信じたいもののみを信じる」の典型例である。

主催たる責任ある立場なら、もう少し事実関係を精査すべきでは無かろうか。私の言い分ぐらい聞いても良いのではないか。
それもせずに、特定の人物の曖昧な記憶を鵜呑みにするのは、主催として、事実関係の吟味力が甘く、軽率なのではないか。
そして、一方の言い分のみを聞いて指弾するのも、主催として公平性を欠いているのではないか。
少しは、濡れ衣を着せられた人間の身になって貰いたい。

私から申し上げたいのはこんなところだが、これは本題ではないので、このあたりで置いておこう。

私が掛けられる濡れ衣は、主催からだけに留まらない。
最近では、千島列島に在する我が艦隊の本拠地【単冠泊地】においても、提督たる私を無実の罪に陥れようと、艦娘たちが策動を繰り広げているのである!

潜水艦娘・伊58(ゴーヤ)は、スクール水着をコスチュームとしている艦娘である。
このゴーヤが、大破し水着が破けた際、こともあろうにこう抜かしたのだ。

「機能美に優れた提督指定の水着が〜」

一見、水着が破れて困惑して発したセリフであり、自然に映るシチュエーションだろう。
だが、待ってほしい。
このセリフの中には、ゴーヤの策謀が隠されているのである。

ここでいう提督とは私の事だろう。
だが私は、伊58のコスチュームを、スクール水着に指定した覚えはない!

根拠は、どこかの主催などとは異なり、ちゃんと存在する!
そもそも、私は「スクール水着フェチ」ではなく「競泳水着フェチ」である。
これは、かつて私が、あの井脇ノブ姉(の若い頃のだけど)の競泳水着で勃起した経験からも、容易にお察しいただけよう。
私は、ノブ姉で勃起できる男だ。そして、ノブ姉で勃起できるほどに、筋金入りの【競泳水着フェチ】なのである。
ならば当然、ゴーヤにスク水を勧めるぐらいなら、競泳水着をこそ勧めて「当たり前」なのだ!

すなわち、ゴーヤは、私を「スクール水着フェチ」に仕立て上げようと、悪魔の策謀を企てているのである!

ただ、少し引っかかるのは、ゴーヤの動機である。
私を「スク水フェチ」に陥れようと企てているのは分かるが、そうすることによって、ゴーヤにはいったい何のメリットがあるのだろう。
私は、得意の降霊術にて、民主党のマスコットキャラクターにしてお尻ほじり虫でもある「民主くん」の守護霊を呼び出し、ゴーヤの目的について意見を求めた。だが、民主くんにも皆目見当が付かないようで、「そんな事より俺が突撃する尻はまだか」と「餌」の催促が糞やかましい。
ゴーヤの狙いは不明だが、とりあえず私は、有事対応として青龍刀や民主くんといった「業物」を準備しつつ、ゴーヤの今後の策謀に注意を払うことにしたいと考える。


7/27 「おでかけライブin浜松」

7月27日は、特に即売会参加の予定を入れず、家でのんびり過ごす予定だった。
部屋の片づけでもやって一日を過ごす予定だったが、起きたのが朝5時半。
起きてすぐ部屋の片づけを始めたが、思いのほか早く終わって、朝8時には全て終了。
…さて、これから暇だな…じゃあ青春18きっぷ片手に散歩に行くか!

という訳で私は、この日、「おでかけライブin浜松」に足を運んだw

といっても、朝8時に都内を出ても、18きっぷ乗継だから所要時間はかかり、到着は13時30分過ぎ。
人出も落ち着いてから来場した人間のレポート、という事で捉えていただければ幸いである。

ユウメディア(スタジオYOU)により全国展開が成されている「おでかけライブ」「コミックライブ」シリーズだが、同じ主催により営まれているものとは言え、開催地域により雰囲気が異なるところが面白い。
参加年齢層や頒布物傾向・ジャンル傾向など、地域によって異なり、それが雰囲気の違いを生んでいる。
開催地域ごとの地域性が反映されているようで、その違いを味わうのも、即売会行脚の楽しみの一つである。
浜松の「おでかけライブ」も、他の地域の「おでかけライブ」と、微妙に雰囲気の違いがあったように思える。

会場は、「アクトシティ浜松」のイベントホール。浜松駅直結との触れ込みだが、実は意外と歩く。歩いて7〜8分ぐらいだろうか。
もっとも、駅から徒歩圏内の会場なので、アクセス便利な部類に当たるのは間違いないのだが。

イベントの規模としては、約100sp弱。以前より減っているという話も聞くが、今はどこもイベント規模縮小傾向のご時世。そんな中、100spレベルをキープしているのは、健闘している方だろう。
ジャンル傾向としては、結構バラけており、黒バス・東方・進撃・ボカロ・アクセサリー・艦これなど、どこの即売会行ってもお見かけするジャンルは、一通り揃っていたと思う。
敢えて傾向を申し上げるとするならば、黒バスとアクセサリーが10サークル近くに達しており、結構多めではないか?という印象だろうか。

頒布傾向としては、ラミカやアクセサリー類、ポストカード等の小物類が多いのはいつもの事だが、同人誌を頒布するサークルもそれなりに見かけた。
また、名古屋に近い地理性が影響しているのだろうか。色紙を頒布するサークルもチラホラ見かけた(名古屋は色紙頒布のサークルが多い傾向にある)。

コスプレゾーンが非常に賑わっており、そこが印象的であった。
これは、イベント後半に差し掛かってから来訪したという時期的な部分もあるだろう。イベント後半は、コスプレが盛り上がる傾向にある。イベント前半なら、もう少し感じた事も違っていたかもしれない。
ただ、イベントホールの2割をコスプレゾーンが占め、また同じく1割を女子更衣室が占めている。コスプレに充てる面積が広めという事を考えると、コスプレの盛況ぶりは、このイベントに強く見られる特性なのだろう。

参加者は、夏休みという事もあり、学生など若い方々が多かったと思う。
男女比で言えば1:9ぐらい。
最近は、オールジャンルでも、老若男女万遍なく参加している即売会が多く、年食った野郎の自分でも、そんなアウェイ感を感じないケースが多かったのだが、今回は久々にアウェイ感を感じたw
とは言え、若い方々が楽しげに参加し、またサークル机上に並べられた作品に込められた力の入りようを見るに、今後が楽しみなイベントである、とも思った。

ただ、個人的に思ったこととしては、もう少し地元での告知を深耕させる事ができるのではないか?とも感じた。
いや、帰り際にアニメイトとからしんばんとか寄って、チラシが置いてないのが気になったので。浜松のアニメイトも駅近くに移転したし、らしんばんも数年ぶりに復活した。郊外の「イケヤ文楽館」も品ぞろえが充実している。
(そういえば、昔はイケヤ文楽館の中にゲーマーズがありましたよね。今はゲーマーズも撤退してますが)
そういう有力なお店だけでも良いから、チラシを置いておけば、またサークルの集まり具合も違うのではないかと。

「おでかけライブ」は静岡や名古屋でもやっているので、スタンプラリー企画を打ち出すとかして、静岡や名古屋はじめ愛知県内からの来場者を呼び込む。そういう工夫を図る事も、できるだろう。

浜松は曲がりなりにも政令指定都市。周辺地域も含めると人口は結構多いので、潜在的な即売会ニーズは、絶対あるはずだ。
そういう潜在的なものを上手く掘り起こすことができれば、この町の即売会は、まだまだ盛り上がり頑張れるはずだと思う。
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