STRIKE HOLE

同人関係者に役立つ補助金の申請を支援します。補助金申請通らなかった方は、ご相談ください!採択される確率を、確実に上げます。 サークルとしては、同人誌即売会・アニメ聖地町おこしの評論中心にやっています。 【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系とアホ評論の二本立てです。

2020年02月

パチンコ屋の2階のカフェで開催される、はいふりオンリー「衣笠 High Free Fess 2020」参加レポート(2020/2/24,神奈川県横須賀市)

横須賀は、これまで数多くのアニメ等で舞台・聖地とされていた土地柄。
艦これオンリー・たまゆらオンリーも、舞台・横須賀で開催されたことがある。

神奈川県横須賀市が舞台のアニメ「ハイスクール・フリート」、通称「はいふり」。
はいふりオンリーも、当然のごとく横須賀で開催されている。

ただ、会場が少し変わっている。
他の即売会は、京急横須賀駅から徒歩圏内の横須賀市文化会館。もしくは、京急汐入駅前の横須賀産業交流プラザ。このあたりでの開催が多い。
ところが、はいふりオンリー「衣笠 High Free Fess」は、JR衣笠駅前での開催。しかも、パチンコ店「夢球殿」の2階、とな。

確かに「はいふり」は横須賀市舞台といえども、衣笠地区の起用が多い。
衣笠に会場を求める気持ちもわかるが、でもパチンコ屋って珍しくね?
というわけで、興味を抱き衣笠に向かった。続きを読む

クソ即売会殿堂!「COMIC王2」参加レポート(2020/2/11)

昨夏の『日本クソ即売会列伝』刊行に先立ち、筆者はニュースサイト「KAI-YOU.net」からインタビューを受けた。

参考リンク:トンデモ即売会の評論『日本クソ即売会列伝』作者「漏れなく頭痛や脱力に見舞われる」

「もっとも衝撃だった即売会とその理由を一つだけ教えてください」とのことだったが、1つだけ上げるのは厳しかったので、2つ挙げさせてもらった。
その2つのうちの1つが、主催自らの誕生日を祝ってもらうために開催した『COMIC王』である。
まあ、誕生日だから自分を祝ってもらうための即売会を開く、という発想が、控えめに申しあげても「狂ってる」としか評しようがないわけでw
『COMIC王』は、「クソ即売会の殿堂入り」を果たしたとみて、特に問題はないだろうw

参考リンク:2019年02月11日付「2019/2/11 主催が自らの誕生日を皆にお祝いしてもらうために開催した同人誌即売会『COMIC王』」

だが我々は、大事なことを忘れていた。
主催氏・王様の誕生日は、2月11日。神武天皇が橿原宮で即位され、我が国が始まった日。固定の祝日であり、毎年この日は祝日固定、休日固定となる。
つまり、その気になれば、毎年この日に即売会を開催できる環境なのだ。

…王様は、その気になってしまわれたw

ということで、まさかの「COMIC王2」開催と相成った…続きを読む

吹雪の中屋外配置を迫るクソ即売会「砲雷撃戦!よーい!」(2020/2/9・京都府舞鶴市・艦これオンリー)参加レポート

SDFが、作品聖地で開催する同人誌即売会には、2つの「顔」があると思う。
1つは、コンテンツツーリズム(聖地巡礼)を意識。地域の「町おこし」成功モデルとして確立し得た「成功即売会」としての顔。
…そしてもう1つは、SDFの「クソ即売会量産装置」としての顔。

舞鶴の「砲雷撃戦」は、SDF2つの「顔」が、どちらも表出した即売会と言えるだろうw

艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!」の舞鶴開催は2014年以降だが、以後年1〜2回ペースで開催。
即売会会場そばで地元の商工会有志が屋台村を形成。事業者は商売で潤い、地域活性化にも寄与する。
参加者は舞鶴の「食」も楽しめ、満足度も向上する。
皆が、笑顔になれる構図を創り上げている。
筆者も過去2回参加しレポートを上げたし、コンテンツツーリズム(聖地巡礼)の視点からも舞鶴の事例を分析させていただいた。

【参考リンク】
当ブログ2015年06月05日付『5/17 京都府舞鶴市・艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!」』

当ブログ2016年08月08日付『7/17 京都府舞鶴市・艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!」』

拙著『コンテンツツーリズム取組事例集 第1巻』


成功法則も完成しており、その盛況ぶりも安定している舞鶴だが、昨年あたりから異変が起きた。
人が来すぎて屋台村での「食」にありつけない、というのだ。
サークル数も一般参加者も増え、キャパシティオーバーという声も聞いた。
以前とは比較にならない盛り上がり、ということか。筆者は、同日開催の「コミティア」すら回避し、舞鶴に急行した。続きを読む

2020/1/26 奄美市のオタクフリーマーケット「オタク市」参加レポート

鹿児島から南に400数十km。
北方領土を除けば、沖縄本島・佐渡島に次いで3番目に大きい島「奄美大島」。
流石にここで同人誌即売会が開催、という話は聞かなかった。

しかし、私のアンテナの精度も完璧ではなかった、ということなのだろう。
確かに「同人誌即売会」ではないものの、「オタクのフリーマーケット」と銘打って、同人誌即売会に準じる催事が開催されていた。しかも今回が7回目とのこと。結構続いている。

その存在を知るや否や、筆者は速攻飛行機を手配した。

というわけで前日の土曜日、羽田から奄美への飛行機に搭乗。
奄美到着後は、旧日本海軍の戦跡をちょっとだけ巡る艦これ「提督」的な動きをしたり、あるいは大和村の景勝「宮古崎」を訪れ「西郷どん」の「聖地巡礼」をしたり、黒糖焼酎の飲み比べをしたり。そんな感じで、島内観光に勤しむ。

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【「西郷どん」オープニングの舞台「宮古崎」】

そして翌日、午前中少し観光した後に、午後「オタク市」に顔を出した。続きを読む

2019/12/8 高知県香南市開催「酒っと」参加レポート

同人誌即売会主催団体「SDF」が開く数々の同人誌即売会は、主催の脳味噌の病気を疑うべき「クソ即売会」の宝庫であるw
というか、「SDF」自体が、「クソ即売会量産装置」と言っても過言ではあるまいw
「SDFクソ即売会列伝」「日本クソ即売会列伝」を刊行し、「クソ即売会ハンター」としても名を馳せつつある筆者が言うのだから間違いないw

んで、そのSDFが、高知県香南市の酒蔵で、同人誌即売会「酒っと」を開催するという…
「酒っと」は「酒と酒のつまみオンリー」と称する同人誌即売会。秋葉原の飲食店から東京ビッグサイトまで、多彩な会場で開催されている。
とはいえ、「同人誌即売会」とは名ばかりで…実際には、サークルや主催がお酒や料理を提供するだけの「立ち飲みイベント」、と見なすのが妥当だろうw

深夜開催も当たり前で、過去には、広島県江田島で艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!」を開催したその日の深夜…平成31年4月30日〜令和元年5月1日にかけての開催、という暴挙を敢行した「前科」もあるw

クソ即売会量産主催のSDFが、クソ即売会「酒っと」を、わざわざ【高知県香南市】で開催するという。
嫌な予感しか、漂わないw

…やっぱ俺、この即売会行かなきゃ駄目なん?
私は、先週の宮古島遠征で疲れた体を引きずりつつ、面倒くさそうに、渋々高知県香南市に急行した。続きを読む

2019/12/1 日本最南端の同人誌即売会「みゃーけっと」(沖縄県宮古島市)参加レポート

21世紀初頭。かつては沖縄本島からはるか南、先島諸島・石垣島に同人誌即売会が存在していたらしい。名前だけは、なんとなく存じている。
残念ながら、この即売会は後継イベントもなく消えてしまった。
以降は那覇市内の同人誌即売会(「おでかけライブ」など)が「最南端」の即売会となった。

2016年、最南端即売会が、那覇から南に移動した。
この年に、先島諸島・宮古島に立ち上がった同人誌即売会「みゃーけっと」
宮古島の「みゃーけっと」が、日本最南端の即売会として君臨(?)することになる。

日本全国数多くの即売会を行脚する筆者が、この即売会に注目しないわけがない。
しかし「11月開催?他のイベント入ってるわ!」だとか。
「8月開催?台風で飛行機欠航したら詰むじゃねーか!」だとか。
そういう理由で回避してはいたものの、12月開催となると、コミケ前でイベント開催数も少なくスケジュールのバッティングも無い。台風リスクも少ないし、観光的にはオフシーズンだから飛行機も比較的安いし。参加しやすい環境が整った、ということでサークル参加を決めた。続きを読む

2016年12月刊行「コンテンツツーリズム取組事例集3」を無料で公開しました

「コンテンツツーリズム取組事例集」シリーズは、アニメ・漫画等を通じた観光振興・地域振興…いわゆる「コンテンツツーリズム」について、各地域の取組事例を分析・研究した書誌です。
町おこしに関する取組事例に数多く当たることで、「成功法則」の解明に挑んでいます。

2016年12月刊行・既刊第3巻も完売となり、今後の入手は非常に難しい状況となりました。
そこで、第3巻のpdf版無料公開を実施します!
未入手の方は、是非ご利用ください。

≪≪「コンテンツツーリズム取組事例集3」本文ダウンロード(本日より無料公開開始)≫≫


なお、既刊1・2巻も、引き続き無料公開中です。併せてご利用ください。

≪≪「コンテンツツーリズム取組事例集1」本文ダウンロード≫≫

≪≪「コンテンツツーリズム取組事例集2」本文ダウンロード≫≫

本誌の公開を通じ、今後のコンテンツツーリズム研究の深耕、ならびに地方創生・地域振興・観光振興への寄与につながれば幸いです。


【第3巻収録事例】
東京都立川市 : 「とある〜」シリーズ等舞台
埼玉県飯能市 : 「ヤマノススメ」舞台
広島県竹原市 : 「たまゆら」舞台
長野県上田市 : 「サマーウォーズ」「真田丸」等真田氏ゆかりの作品群
長野県小諸市 : 「すくらっぷ・ブック」「あの夏で待ってる」等の舞台
広島県三次市 : 「朝霧の巫女」舞台
宮城県仙台市 : 「Wake Up,Girls!」舞台
京都府宇治市 : 「響け!ユーフォニアム」舞台
長野県大町市木崎湖 : 「おねがい」シリーズ舞台
静岡県沼津市の取組 : 「ラブライブ!サンシャイン!!」舞台

この他、コンテンツツーリズム成功法則の理論、コラム『コンテンツツーリズムの「成功モデル」は一つではない』も収録。

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コンテンツツーリズム・アニメ聖地町おこしの研究・評論も時折やります。
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