昨日の「同人イベントトークライブ」についてレポートを書いて見ます。
・・・と言っても、やはりこの手のライブでのお話というもの、どうしてもオフレコ的な要素が強く、何処まで書けば良いのか線引きが難しいとも思う。
色々悩んだ挙句、当日の様子を箇条書きに端的に書くことでお茶を濁させて頂きたい。


・司会(ケットコムの中の人)の構成・段取りは、決して良かったとは言えないかもしれないが、小道具色々仕込むなど下準備が入念にされており、来た人間を楽しませようと「考えてる」努力の跡が感じられた。

・第一部は各主催の皆さんの主催し始めの思い出話、第二部で昔話、そして第三部で本番革命後の秋…。メインディシュを後に持ってってる辺りが上手い。
 主催し始めの頃の話を聞くと、今は手馴れた運営の主催諸氏も、昔は皆手探りの状態でイベント運営をされ、苦労されてるんだな、とも実感。

・キャッスル副代表氏の昔話。過去自分が開催したオールジャンル即売会の中から商業デビューした人が何人かいたらしく、そういう事を考えるとやはり即売会は必要なんだと感じた、とのお話が印象的であった。即売会が漫画文化を支える一翼を担っている事を改めて実感した。主催としても主催冥利で嬉しいだろうな、自分の即売会から作家さんを輩出するなんて事は。

・コミケカタログの広告、5件送って1件しか載らなかった、という愚痴もあったが、そこは全国各地からイベント広告掲載の申込が殺到するコミックマーケットの特性を鑑みるべきであった。載らずに不満なのは心情お察しするが、載らなかった人も大勢居る事もまた事実、である。準備会的にも、特定主催団体だけ複数載せるというのは公平さの観点から出来ないだろう。これは、思ってても口に出さなかった方が良かったと思う。

・かたばみ会館でサンクリと同日にオンリーを開催し、サンクリにダミーを数sp分取っておく。かたばみで捌ききれないサークルをサンクリに移して処理する。これが究極のイベントのアウトソーシング。…誰がんなこと言ったかとか敢えて書かないが、色んな意味でこれを発案された方は神だと思う

・お城の話はよつばの。さんが余りにも直球ストレートな質問を投げ込んだので驚いた。しかも、自分の3つ隣に座っていたので「こんなところにいらっしゃったのかよ!」と二度驚き。でもGJな質問だったと思う。
 お城の副代表氏が諸々の運営面での苦労話をされるが、それを聞くにつれ、ただただ運営スタッフ諸氏の苦労と頑張りに敬意を表するのみである。
 しかし、春のお城に、春は来るのだろうか。主催氏にも、イベントにも春が来る事を祈る。

・(一部イベント主催のみがパネラーであった事から)欠席裁判になるんじゃないかと心配したが、何の事は無い。キャラクターズもお城もクリエイションも、代表こそは出てないものの関係者そこらへんに居まくりで、どんどん彼らにマイクが回ってくる。欠席裁判には成らなかったかな。

・というか主要男性向け同人イベントの主催、及びその関係者はほぼオールスターで参加してた悪寒。自分の同人イベント関連の知り合いもほぼ全員出席してたし。
イベント関係者の同窓会、オフ会的側面もあったと思う。貴重な機会では。

女装コスの規制緩和を求める参加者が一人居たが、パネラーがどう答えても食い下がる。司会のケットコム中の人が「空気嫁」的発言をされていた。強く言いすぎだったのかもしれないが、トークを円滑に進める役割を担う司会者としては、当然の仕事であったと思う。我々は女装コスレイヤーとイベント主催との討論を聞きに来たのではない。しつこく食い下がるのなら他の場所でやってくれ。
(この事については後で項を設けて語りたい)

断面図オンリー「だんめんずこみっく」。
 …色々な意味でケットコムの中の人の先鋭的な発想には感心させられる。
 同人トークライブ始めてみたりmixiオンリー始めてみたり、そして断面図ですかw
 ご本人は「常にアンテナを幅広く張り巡らせてる」と仰っていたが、コレを見ると非常に説得力がある台詞である。…4月下旬開催との事。
 果たしてモザイク無しのチラシを配布できるのかが気になるところ。モザイク有りでも相当恥ずかしそうなチラシではあるがw

・イベント主催の内輪ウケ的居酒屋トークな点は当然否めないだろうが、それはそれで面白かったように思う。少しでも男性向けオンリーの裏事情に興味のある人、或いはオンリーの中の人ならば充分に楽しめたと思う。

・只、これをサークルが聞いて果たして楽しめたかどうかは激しく疑問。実際、サークルらしき人は殆どお見えになっていない。自分はイベント関係者に近い側の人だから相応に楽しめたが、それゆえに、スタッフ・主催側の人間とサークルとの間の、考え方・立場のギャップを改めて痛感した。

・結局懸念していた通り、サークル不在の同人イベントトークだったように思う。今度はサークルの立場からのトークが聞ければ、また別の面白さがありそうに思う。
J&様のブログで指摘されているように、「視点が主催者側に偏りすぎ」という部分は正鵠を射ており、かつ今回のトークライブ一番の課題のように思う。

・居酒屋裏話的トークという方向性は一つの考え方、良かったと思う。
 ただ、もし次同様の事をするのならば、今度は「朝まで生テレビ」のごとくガチンコで討論形式にしてはどうか。理想の同人イベントのあり方とか同人論なんかを真剣に戦わせると面白そうだし、討論で得た事は同人世界全体の財産になりそうな気がする。

テーマが絞りきれてなかった点も問題である。
ガチンコ勝負の際はもう少しテーマを絞って論じた方が良さげな気がする。
同人血風録様が幾つかのテーマを提示されていたので、抜粋させて頂くが、
(引用に不都合がございましたらご指摘願います)

オンリー即売会のジャンルがアニメや漫画からゲームに変わったことをどう思っているかとか、
書店委託や企業参加など商業が進出してきたことによる同人即売会への影響はとか、
コスプレとか企業とのタイアップとか即売会のてこ入れは功を奏していると思っていますかとか、
最近はサークルの入れ替わりが激しいけどどう思っているかとか、
オンリーでスペースが埋まらないことが多いが対策はどうするのかとか


この辺りがテーマになりやすいと思う。
どれも、良い切り口のテーマである。
自分も、各主催者にこの点を聞いてみたい、と思う。


色々良い点もあり、課題もあり、といったところだが、今回は初めての試み。
初期のイベント主催が手探りでイベント始めたのと同様に、このトークライブも手探りの状態での開催である。
もし次があるのならば、課題も改善されて、今回とは違ったトークライブが期待できるように思う。

個人的には、.機璽ル者、一般参加者、同人関連企業関係者の招聘 ⊇性向けイベント、地方イベント主催の招聘 Lね茲瞭運由Δ療庫召鬟董璽泙砲話しする この辺りを個人的には望みたい。

変わった分野の人からお話が聞ければそれはそれで面白そうだと思うし。
どちらにせよ、1年に一回くらいはこの手のイベントがあっても良いのかもしれない。
第2回のトークライブにも期待を寄せたいところである。