連合団体プラステの主催するイベントは、非常に多岐に渡っている。
いち団体が手がけるイベントの数としては、流石に全国展開を続けるユウメディア(コミックライブ、宝島マーケット、コスプレファイヤー等)には負けるものの、その数は非常に膨大である。
プラステの主催するイベントは、北は北海道から西は大阪まで全国各地で開催されている。手がけるジャンルも、女性向け・男性向け問わず、またオンリー・オールジャンル問わず、非常に広範に渡り多種多様の即売会を開催されている。
(資料1:プラステ過去開催イベント一覧表=PDFファイル利用=もご参照いただきたい)

イベントが上手くいっているかどうかは別問題として、その類稀なるバイタリティの強さには、素直に敬意を表したいものである。
と同時に、この私も、連合団体プラステの主催するイベントに対する興味と関心が強まりつつある。
そこで、今回は、連合団体プラステの開催イベントに関して、考察と論を深めて参りたい。
プラステが年間にどれだけイベントを開催しているのだろうか。
プラステを紐解く上で、是非これを把握したい。
STRIKE HOLEでは、独自の調査を元にプラステ系と目される開催イベントを纏めさせて頂いた。

1.プラステ2005年イベント開催一覧表
2.プラステ2006年イベント開催一覧表

※お断り:プラステ系イベントの定義
 主催ないし後援・協賛にプラステの名が入っているイベントは全て含んでいる。また、プラステの名を外していても、問い合わせ及び申込先がプラステ事務所(?)のある浅草橋某所となっているイベントも全て含んでいる。
 尚、コミックキャッスルはプラステ主催ではないが、中の人が一緒なので【意図的に】含めておいた。コミックメモリーズ・ドリームパーティーもプラステの中の人が大きく関わっていた頃(2005年夏迄)のもののみ、意図的に含めている。


先ず、このイベント開催一覧表をご覧頂きたい。
2005年度は確認できるだけで40近くのイベントを開催されている。
2006年も、既に40のイベントを開催(ないし告知)されている。
告知が遅いないし告知が不徹底なイベントも多い為、こちらが確認し切れず、リストから漏れているイベントもあるかもしれない。実際の開催イベントは、もっと多いかもしれない事を付記させて頂く。

いずれにせよ、驚異的なハイペースで各種イベントを開催されている。
殆ど週一ペースでの開催である。
では、これだけのイベントを、何人で担当・運営しているのか
(ここで言う「担当・運営」とは当日スタッフの事ではなく、事前作業・サークル受付管理等、中枢で関わっている、という意味合いである)

プラステ開催イベントの一覧表を良く見ると、非常に面白い事がある。
あれだけ毎週毎週数多くのイベントを開催されているにも拘らず、同日に複数箇所でイベントを開催する事が決して無い。
2つ以上のイベントを同時開催する事はあるが、会場は一緒である。
これだけ多岐に、全国各地でイベントが開催されてるのなら、複数箇所での同時開催があっても不思議ではない筈だが。

一方、プラステ以上に全国各地でイベントを開催されるユウメディアは、同日複数箇所でのイベント開催を当たり前の如くこなしている。
例えば、ゴールデンウイークの5月3日。有明では「コミックキャラクターズ」「宝島フリーマケット」「COS-DAY」の3イベントが同時開催されたし、富山・沼津・米原・神戸でもそれぞれコミックライブが開催されている。
それぞれの地域単位に全てを任せられる責任者を置いているからこそ、同日複数箇所開催も可能なのだろう。中枢に関わる人間は複数いる、と結論付けられる。
ユウメディアは会社組織なので、それは当然の事だろう。

翻ってプラステを考えると、恐らくそういう地域単位での責任者クラスの人間が存在しないのだろう、と推測される。複数箇所同時開催が無いのは、それが理由と考えるのが自然だろうか。
いや、実際は地域責任者がいるのかもしれない。中の人ではないので内情は詳しく存じ上げないが…。
只、ユウメディアとの対比、ならびにプラステイベントを一覧で纏めた中で見えてきた「同日複数箇所でのイベント開催が無い」という点から考察すると、プラステの運営は実質1人で行っているのではないか?という結論に行き着く。
(勿論お手伝いのスタッフは沢山いるとは思うけど。ただ、運営中枢に関わっているのは1人だけじゃないかと)

そこで思う事が一つあるのだが、1人の人間がこれだけ多くのイベントを回して行くことは実質不可能なのではなかろうか
イベント運営には手間がかかる。告知、宣伝、サークル受付・管理、サークル要綱発送、イベントカタログ編集… イベント1つ開催するだけでも、主催の労力は相当なものだ。
ここまで毎週毎週イベントが開催される以上、その労力は尋常ならざるものがあろう。果たして主催一人で、これだけ多くのの労力をかけてイベントを回していく事が出来るのだろうか
どう考えても人間の持つ業務処理能力をオーバーしているような気がするが、その点について、他のイベント主催氏のイベント開催量とも対比させながら、次回考察させて頂きたい。