7月2日、ケットコム主催・ハイライフプラザいたばし開催「ざわけっと2」に参加した。

参考:2006年04月15日付「福本伸行中心ギャンブルオンリー「ざわけっと」」

開催時間が15:30〜20:30と同人誌即売会には珍しき開催時間だが、これは明らかに涼宮ハルヒオンリー「来ないと死刑だから」をぶち込んだからだろう。
ケットコムの代表者ご本人も、ざわけっとカタログの奥付で「ごめんなさいm(_)m ハルヒにはまってイベントぶち込みました」とまで仰っている。正直だw

特殊な開催時間なので、逆に人の入りが心配にもなったが、何の事はない。
前回準備期間が短かった事もあり、サークル参加数が少なかったが、今回はその課題をあっさりクリアした。
今回のサークル参加は直接44、委託2
前回ざわけっとから僅か3ヶ月の準備・告知期間(スパコミは事前申請間に合わなかった模様だ)、コミケ1ヶ月前の開催、そして変則的な開催時間と悪条件が重なる中、これだけのサークル数を集め結果を出した事は、流石ケットコムだと関心する
時流に載った側面もあるとは言え、ハルヒオンリーも、短期間の告知で120サークルを集めた。両イベント共に、しっかりサークルを集めている。
ケットコムの力量の凄さを垣間見たように思う。

一般参加費用は1,000円。1,000円払うとカタログと7,000ペリカ(日本円にして700円相当)がついてくる。この7,000ペリカで鷲巣麻雀や地下チンチロを楽しめる。
自分も地下チンチロにチャレンジしたが、親になった瞬間に激しく負けが込み、あっという間に破産orz
破産すると黒服により別室に連行されるのは前回と変わらずだが、今回は連行用に台車が用意される。黒服に「さあ乗りたまえ」とか言われて台車に乗ると、場内一周引き回された挙句に別室連行と言う羞恥プレイを堪能する羽目になったw
夕方の段階で「連行者が50人を突破しました」とかアナウンスされたのを耳にしたので、少なくともそれ以上の人数はいたのだろう。
女の子の破産者はお姫様だっこで別室に連行するなど、黒服の連行の仕方も、バリエーションに富んでいて面白かった。

サークルは全部壁配置だったが、これは妙案だったと思う。
サークル的にはブースから麻雀・チンチロの様子全体を眺める事が出来た。
黒服により破産者が連行されると、連行される自分らの無様な様子を楽しむ事が出来る。サークル的には良き余興となり、大いに楽しめたと思う。
事実、黒服に連行される瞬間は、会場内全体で盛り上がるが、一番盛り上がって歓声を上げていたのは、サークルさんだったように思う。
これも主催者側の、サークルを退屈させない配慮の一環なのか?
意図的かどうかは判らないが、サークル的には良き退屈しのぎとして楽しめたと思う。
以前紹介した杜の奇跡もそうだが、サークルを退屈させない仕組みづくりは、高く評価したい。

その他今後の課題や感想を書こうと思ったが、正直「終ワリノ始マリ」様が余りにも的確に執筆されている。
自分の言いたい事も既に先を越されて言われてしまった感があり、自分の出る幕無いな、というのが正直なところ。
自分的には「アカギばかりでカイジ本がねえよ(;´Д`)」とか「男性→ギャンブル/女性→サークル と完全に乖離した客層が同居してるなあ」とかその辺りが激しく気になった訳だが、そこら辺も含め、「終ワリの始マリ」様はこう記している。

>オンリーだとどちらかに極端に偏るのが普通だが、ざわ2はほぼ50:50と奇跡のバランス。
>バクチ好きと腐女子の両方をとりこめる、オンリーらしからぬ圧倒的な集客力がざわけっとの最大の強みではないかと思う。
>が、最大の強みにして、これから最大の懸案事項にもなりそうな悪寒。

>福本漫画のギャンブル分を多くしてしまう(→男性優位)と女性向けサークルが参加しにくくなるし、逆に即売会の要素を強めると(→女性優位)単なる福本作品の801本即売会になってしまってざわけっとの独自性(=ざわ分)が失われてしまう。


このオンリーの特色と課題を、ものの見事に指摘されており、一読の価値があると考える。
(引用省略したが、上記引用文の先の文章も慧眼。是非ご一読頂きたい)
男女比のバランスは、難しく、微妙な匙加減な気がする。

福本同人については、10月9日に「ジャンシフェスタ」も開催される。このオンリーは、現段階で既に80sp満了している。規模と会場キャパを考えると、ケットコムのような企画も難しい。恐らく、同人誌メインの普通のオンリーになるだろう。
普通の同人誌即売会の「ジャンシフェスタ」、交流会・ゲーム的要素の加わった「ざわけっと」。2つの対照的な即売会を両方渡り歩き、違いを楽しむのも、一つの楽しみ方であろうか。

ケットコムは、今回ハルヒオンリーとのダブルヘッダー。しかも必死なおっきいお友達多数の殺伐イベントをこなした後のイベントである。スタッフの皆様のご苦労も、相当過酷だったものとお察しする。
にも関わらず、疲れ一つ見せずに業務に勤しんだスタッフさんには深く敬意を表したいものである。

ざわけっと3開催は現段階では未定だが、カタログやWEBを拝見する限り、主催氏は3回目の開催にも意欲を燃やしている。
3回目は、念願の「限定ジャンケン」(ルール作りが大変そうだが…)の導入を是非お願いしたい。
ルール作りがハードルだとは思うが、是非ケットコムには、創意工夫を図り導入頂きたいものと思う。三回目にも期待を寄せつつ、終わりの言葉に代えさせて頂きたい。