当ブログでは、いつも定期的に、私的な注目イベントをピックアップして記事化している。
前回は10月1日サンクリまでをピックアップ。以後のイベントは折を見てピックアップしようと思いきや、タイミングを逸し紹介できないまま、10月3連休が終わってしまった。
この3連休は、自分的に要注目のイベント、SDFの8イベント合同を1イベントとしてカウントしても、実に10以上もあった。これらのイベント、殆ど紹介出来なかったのが悔やまれる。
10月15日以降も要注目のイベントは色々有るが、取り敢えず10月15日開催のイベント「のみ」をピックアップしてみたい。
男性向けイベントでは、ケットコム主催の定番人気オンリー「みみけっと」「計画」を推したい。
大阪では、舞HiME&舞乙HiMEオンリー「乙HiME☆復活祭」が2回目の開催で要注目。

女性向けは、小規模ながらもカップリングオンリーが多数開催されている。
個人的に面白そうなのは、同じタイム24ビルで、2つのテニプリオンリーが開催される事。しかも主催も別々のようだ。
1階”タイムプラザ”では、芥川慈朗×忍足侑士(所謂シロ×忍)オンリー「うちのコ天才!」が約70spを集め、同じ1階”グリーンサロン”では、跡部景吾×忍足侑士(所謂跡×忍)オンリー「CRAFTY BOYS」が約60spを集め開催される。
単一カップリングで60以上集められる点は流石テニプリだが、受キャラ一緒で攻が異なるオンリーが隣り合わせで開催、という点が面白い。
受が一緒だから、両イベント間の親和性はそこそこにあるとは思うのだが、一般来場者の流れがどうなるのか。両方のイベントハシゴする人がどの程度出てくるのか。その辺りが非常に興味深い。

と言っても、自分は諸般の事情により、名古屋のコミックライブに行かざるを得ないので、テニプリもみみけっとも舞HiMEオンリーも行けないのが非常に残念ではあるのだが…。

地方レベルで注目したいオンリーとしては、山口県周南市開催のアビスオンリー「アビスだよ★全員集合」だろうか。16spとこじんまりしたオンリーだが、中国地方の市場規模を考えると、相当に健闘したと思う。

福岡・久留米市の「幻燈夜会」。本中心オールジャンルとコスイベの併催形式を取っている。即売会部門は直接38sp+委託9Spとそこそこ集め、ジャンルも多種多様。
面白いのは、配置について主催者はこう案内している。

>当日の配置に付いて。当即売会は、あくまでも『本中心の同人誌即売会』です。各サークル様が記載された『カテゴリー・当日頒布物・付属情報』を基に『本とグッズの割合』を考慮し配置を行います。

ジャンル毎に固めての配置が基本だが、この即売会は、本とグッズの割合で配置を決めている。また、サークルリストに新刊の有無やグッズの有無を付帯情報で入れている点も面白い。純粋に本を求める層が求めやすくなるような配慮なのだろうか。
主催者なりに工夫をされているようであり、どんな感じになるのか見てみたいものである。残念ながら九州まで顔出す事はできないので、どなたか九州在住の方、見てきての感想をレポ下さい…。

そして、この日のオンリーで最も注目するべきは、北陸・金沢開催の東方オンリー「るなフェス(ルナティックフェスティバル)」である。
北陸の、それも如何に旬の東方ジャンルとは言え、男性向けジャンルの地方開催オンリーイベントで、30sp以上を集めている。北陸本専の100sp満了&第2回開催といい、北陸の同人世界は少し面白い方向に向きつつあるのかもしれない。こういった新しい流れが続く事は、北陸の同人の活性化に繋がりそうで今後に期待が寄せられようか。
地方でのオンリーイベント開催において、他の主催がるなフェスに学ぶ点は充分あると考える。
という訳で、次回はるなフェスの快挙・躍進について自分なりに分析し、論じさせて頂きたい。