一応、「秋の参加イベントレビュー」(10月29日付)の続きです。


【10月8日】
この日はSDF1008とコミックシティに参加。

1.SDF1008
・初動はSDF主催の「SDF1008」。アイマス・ハルヒ・ひぐらし・キミキス等SDF主催8つのオンリーの合同開催。8イベント合計で500超のサークルを集め大盛況であった。
矢倉の上に主催氏が登ってドライアイスのスモークを炊く、というおよそ同人誌即売会の世界では類を見ない意味不明な演出(一応褒め言葉のつもりです、念のため)がワラタww
・8イベント均等にサークルが集まった訳ではなく、イベント間の格差も目立つ。だが、各イベントカタログ共通化のお陰で、サークルが少ないジャンルも、閑散とした雰囲気にならず済んだと思う。
・ちなみに、参加サークル数は以下の通り。 ※()内はジャンル名

BrightSeason23  (Key全般) : 24
iDolProject2  (アイマス) : 59
禁則事項です。2 (ハルヒ) : 55
キミトノキス_ヲ(キミキス) : 119
Loけっと2   (小さい子) : 21
RAG-FES14   (ラグナロク) : 82
蒼月祭15    (TYPE-MOON) : 46
雛見沢村綿流し祭5(ひぐらし) : 85

サークル数だけで見ると、「ひぐらし」が息を吹き返した印象。こんな沢山サークルが来るとは。「ラグナロク」も安定している。一方で「TYPE−MOON」がちょっと調子悪くなってるのかも?もっとサークル来ると思ったので意外だった。


・逆にカタログを共通化しなかった、同フロアの「東鳩祭」は可哀相だった。同じフロアでありながら、SDF各イベントとはパーティーションで区切られ隔離。向こうが賑わっていただけに、余計に閑散とした雰囲気が目立った。サークルの間からも、「何で東鳩だけカタログ共通化されないんだ?」と不満が上がっていたのを聞いた。後半パーティーションを取ってフリー入場にしたようだが、サークル側としては最初からSDF1008の枠内に入れて欲しかったんじゃないだろうか?

・しかしPIOの男性向けで500サークルは詰め込み過ぎでは。女性向けならともかく。
女性向けはサークルは確かに詰め込むけど、1サークル当たりの一般人口は男性向けに比べ少ないから、詰め込んでも蓋を空ければそんなひどいことにはならない(初動はちょっと大変だが)。また、以前ハガレンの事記事にした時、自分が男性向けの感覚で「時限ってタブーなのか?」って疑問を呈したら女性向けの方に怒られた経験もあるのだが、女性向けは時限をタブー視するので、時限による人の列も出来ない
という訳で、女性向けがサークルを詰め込んだところで、思ったほど酷い状況にはならないのだが、男性向けで同じ事をやったら…。ええ、物凄い大変な事になっておりましたですよ、はい。
※会場内の列がいかに大変な事になっていたかについては、Stylish Private Note.さんSDF1008に行ってきました。」が一番わかりやすい。


2.COMIC CiTY SPARK
・赤ブーブー通信社主催「COMIC CITY」が新機軸イベントとして開催。
・通常の同人誌即売会に加え、ギャルソンカフェ、BL本・BLゲーム企業を中心とした企業出展、フードコーナー、アロマコーナーと様々な企画を打ち立てている。
・新機軸と言う割には、「どう見ても普段のシティと雰囲気一緒です。本当にありがとうございました。」って部分が第一印象。
 とは言え、あくまで同人誌即売会が第一義だから、各種企画が即売会の邪魔になったらサークルのハレーションを呼ぶだけだろうし。企画に偏重してサークルの不満になるよりは遥かにマシなのかも。
 今回は、良くも悪くも、普段のコミックシティにプラスアルファが付いただけ、という印象。このぐらいの匙加減で丁度良かったのかもしれない。
・フードコーナーは24耐コミケの屋台村と同じ雰囲気。
・ギャルソンカフェとアロマは大人気だった模様。アロマは予約殺到だったし、ギャルソンカフェもウエイターの男性諸君を美男子で揃えてきたのが勝因だろう。…しかし、あれってコーヒーセルフサービスだろ。ウエイターの男性諸君は何してるのか小一時間(ry
・2日間開催で1日3000spぐらいの集まり。会場の空き状況もあってそうなったのだろうが、それだったら1日にまとめて6000spにした方が人も入って賑わうんじゃないか、と素人考えながら思った(次回は1日にまとめて開催の模様)。
・次回は12000spとHARUコミ並の募集規模。春の「SUPER」「HARU]、秋の「SPARK」みたいな感じで春・秋の代名詞として定着すれば面白そう。


【10月15日】
出張で名古屋方面に逝っておりまして、そのついでに「コミックライブin名古屋 オータムスペシャル2006」(ポートメッセ名古屋)に参加。
昔に比べて減ってはいるものの、今回も1300spを集め相当賑わっていたと思う。
以前自分は、2月5日付記事「対決!コミックライブvsメンコミvs東方まんがまつり(in名古屋)」にて、コミックライブの列整理に関する問題点を指摘し提言した。今回、自分の提言通りに変更されており、それが個人的には嬉しかった。
まさか自分のブログを見て担当者が変更を決めた訳じゃなかろうが、良い方向に運営が変わっている事は、素直に嬉しい事である。


【10月22日】
関西コミティア
→関東は男性向けのコミティア・女性向けのJ-GARDENに分化した感のあるティアだが、大阪はまだそこまで分化されていない模様。男性向け18禁とJUNEが共存している、ある意味稀有なコミティアである。
 300sp前後を推移しているが、東京同様にまだまだ拡大傾向にある模様。
 「オリジナル」はジャンルの流行り廃りとは余り関係のない世界。流行に左右されない点は安定運営を続ける上でのメリットかもしれない。引き続き安定開催される事を願いたい。

愛ガッシュ博
→大阪namba PlACE開催。50sp強を集めアットホームなオンリーだったと思う。
会場は、地下鉄御堂筋線のなんば駅に直結。なんば駅の地下街からエレベーター1本で8階の会場まで行ける、という実にアクセスの良い会場である。会場もリニューアルされてて比較的きれいな会場で、女性向けには使いやすいかも。会場のキャパ的には、50sp〜60sp(男性向けなら30sp)が限度。それ以上は明らかにしんどいと思う。列誘導に適切な場所が見当たらないし、人が集まりそうなジャンル、人気ジャンルでの開催には難しいかも。


【10月29日】
コミックシティin大阪に参加。
個人的な印象で恐縮だが、サークル数は同時期のシティに比べ少なめ(3700sp)、一般は逆に多め、と言う印象。いつものように盛り上がっており、何よりである。

注目していた「ONLY PLAZA」だが、全部のオンリーを見ることは出来なかったものの、幾つかのオンリーを見ることは出来たので、その感想を少々。

以前指摘したように、あくまでコミックシティの中で開催されるイベントであり、コミックシティの規則に準じるのが開催の大前提となる。それゆえ、オンリーの独自性が出しにくいのでは?と言う点、疑問を呈した。
案の定、(頭にプチが付いているとは言え)「オンリー」というには、ちょっとオンリーらしさが目立ってなかった…というか普段のシティと一緒じゃないか、という気が。オンリーと言うには、余りにも独自性が薄いような気がする。
ONLY PLAZAは、会場を借りなくとも比較的お手軽に開催できるオンリーの開催様式である。手軽さを考えるともっと定着しても良いだろうが、独自性の薄さがネックになる。各オンリーが独自性を出せるような方策を考えないと、ONLY PLAZAの定着は難しいように思える。

例えば、当該オンリーのサークル配置を1つの島に固め、コミックコミュニケーションの「島札たん」みたいなその島をアピールするPOPを用意する。
ONLY PLAZA参画オンリー全部を、特定区画に全部集め、「ONLY PLAZAブース」みたいな感じにしても良いかもしれない。
シティのディスプレイは「机の上のみ」と制限されているが、ONLY PLAZA参加のプチオンリー(の主催)のみ背の高いポップも1個だけOKにする等の、ディスプレイ規制緩和を行っても良いのでは。

なお、今回のシティのカタログでが、オンリープラザの記事が特設されている。
1オンリーにつき1/2頁割いており、結構な優遇である。
記事内のアピールから、何処に行けば良いのかわかる点は評価に値する。プチオンリーを支援するのならば、これは今後も続けて欲しいと思う。

上記思いつきで書かせて頂いたが、この当たりがシティ側で取り組めそうな動きであろう。

だが、オンリー主催側にも工夫が求められる。
例えば、アビス・ルーク受オンリー「We Love LUKE」は、主催が参加全サークルにPOPを配り、サークルスペースに飾らせている。オレンジ色で目立つPOPだが、これを飾らせる事で、通路歩くとオレンジのPOPが両脇にずらっと並ぶ光景に。これだけでも、普通のシティの区画とは違った雰囲気を醸し、少しはオンリーらしい雰囲気に浸れると思う。
サモンナイトオンリー「月に願いを…。」は、参加サークルの協力を得て、スタンプラリー企画を実施した。
こういった具合に、オンリー側も工夫を凝らさないと独自性は出せないと思う。
(他にも、アンソロ本出したりサークル配置図を無料配布したり、各オンリーそれぞれに工夫を凝らしているが、独自性という点ではちょっと弱いような印象が…)
シティ内での開催、という事でどうしても制約が多くなり、思い通りに行かない事もあるかもしれない。それでも、与えられた条件の中で何とか工夫を図り、オンリーらしさを上手く演出して頂きたい、と私は考える。

ONLY PLAZAは今回がはじめての企画であり、シティ側もオンリー主催側も、どちらも試行錯誤の状態だと思う。
ただ、小規模ジャンルのオンリー開催に道を開く、非常に面白い方法である訳で、今後もONLY PLAZAは続けていって欲しいし、定着して欲しい。
シティ側・オンリー側、双方工夫を重ね頑張って欲しいと願う。