前回記事「夢彗星に縁の深い主催はどこまで糾弾されるべきか(前編)」において、夢彗星関連イベントとして目されている「ショタスクラッチ」「サンホラオンリー」及び鹿児島のオールジャンル「Dream Market」について、夢彗星との関係は比較的薄く、【夢彗星とは別個の即売会】として考えるべき旨、論証させて頂いた。
繰り返し申し上げるが、これらの即売会が、南九州の輝ける明星としておなじみ夢彗星と同一視され、夢彗星同様に叩かれるのであれば、私はこれらの即売会を断固擁護せねばならない。

では、前回取り上げて来なかった「ネオヴェネツィア観光協会」、代表の11氏(「11」と書いて「ニノマエハジメ」と読むそうな。以下、「ニノマエ氏」と表記する)は如何であろうか。
確かに、代表はニノマエ氏であり、夢彗星・橘あさり氏とは別個の存在である。ニノマエ氏ご本人も、自身主催ヘタリアオンリー「Get the world!」FAQのページにおいて、夢彗星とは別団体の旨、主張されている。

だが、私に言わせれば、ニノマエ氏のこの主張を即信じることは出来ない。
確かに別団体かもしれないが、事実上の同一団体と見ても差し支え無い根拠をこちらは持っている。ニノマエ氏の主張は、単なる「逃げ」であり、無責任な態度である。
という訳で本日は、ニノマエ氏と夢彗星との関係性の深さについて論証させて頂きたい。
【ネオ・ヴェネツィア観光協会主催/協力・夢彗星】

現在、ネオ・ヴェネツィア観光協会の名義では、ヘタリア中心キタユメ作品オンリー「Get the World !」を主催されている。多くの課題を残すものの、ヘタリアジャンルのブームも相まって、昨年9月24日に第1回を開催、盛況に終わった。2回目は本年5月、3回目も本年11月に予定されている。

だが、その前に同協会名義での主催即売会として、ARIAオンリー「ネオ・ヴェネツィアに行ってきました。」という即売会を開催されていた。2006年10月に第1回、第2回を昨年2月、第3回を昨年4月に開催した。
「ネオ・ヴェネツィア観光協会」の由来は、ここから来ていると考えられる。

まとめwikiでも問題提起サイト「ネオ・ヴェネツィア観光協会さん、本当に大丈夫?」でも触れられていない内容だが、私の手元に、第1回目の「ネオ・ヴェネツィア〜」のカタログがある。
このカタログの奥付を拝見すると、結構面白い事が分かる。

【主催:ネオ・ヴェネツィア観光協会 協力:夢彗星】

「協力」というのがどの程度の協力を指すのかイマイチ不明確なのだが、2年前は「協力・夢彗星」のクレジットを打って即売会を開催していた。これは紛れも無い事実である。
また、これは未確認情報だが、この即売会において当日、夢彗星・橘あさり氏が即売会の陣頭指揮を取っていた、という証言もある。その証言者曰く、橘氏が主催だと思った、との事。誰が証言したとかは伏せる必要のある証言で、情報ソースとしてはイマイチの為信じてくれとは言い辛いのだが、参考までに申し上げておく。

過去に、それも1年半前というそう遠くない過去の話である。
ネオ・ヴェネツイア観光協会は、夢彗星の協力の元、オンリー同人誌即売会を開催されたという過去がある。
この事実を伏せ、夢彗星と無関係を装う態度は、「逃げ」の態度に他ならない。STRIKE HOLEは、この点を指摘したい。



「無関係」の人が「ホームページ管理代行」の怪

ネオ・ヴェネツィア/ニノマエ氏は、「Get the world!」FAQのページにて、このように主張されている。

>夢彗星様主催のイベントについてはこちらでHP管理代行を行っている都合上サイトデザインが共通ですが、別団体ですのでこちらにお問合せいただきましても対応できません

ニノマエ氏は、夢彗星とは無関係たる事を強調している。
でも、「無関係」ならホームページ管理代行なんてやらないですよね?

色々な話を総合すると、夢彗星の橘氏は、ネット関連に疎いらしく、自らホームページを作成するスキルをお持ちでないご様子だ。
夢彗星の本体サイト及びサイバープロジェクトが、「ブログ」という形式を取っているのも、ここに起因しよう。ブログならば、ホームページ作成スキルが無くとも製作・編集可能だからだ。
「サイバーエージェント」及び「夢彗星本体ブログ」は、夢彗星・橘氏自ら編集し、夢彗星主催の各種「らき☆すた」オンリーは、ニノマエ氏が編集されていると考えられる。
1月6日の「夢に絶望の会」開催後、夢彗星の各種ホームページが全て閉鎖され、サイバーエージェントブログに誘導している事も、この推察を裏付けている。橘氏自身が編集できるブログで全ての案内を行う、という意図であろう。

でも、自分が主催でホームページ編集が出来なかったら、だ。
ホームページってものは、即売会の告知における最重要項目である。その即売会の「顔」である。そんな大切なものを、どこの馬の骨とも分からぬ奴には任せられない。少なくとも、代表に準じた幹部クラスの人間、信頼できる人間にお任せする事になろう
橘氏にとってのニノマエ氏は、「代表に準じた幹部クラスの人間、信頼できる人間」と考えられる。
ニノマエ氏は、夢彗星とは無関係でも何でも無い。寧ろ、ニノマエ氏は夢彗星の幹部クラス、代表に準じた存在と見なすべきである。

ニノマエ氏が、夢彗星とは無関係でも何でも無く、寧ろ代表に準じる立場である事を裏付けるもう一つの証拠を私は用意している。



【らき☆すたオンリー「いつでもレム睡眠」の申込書送付先】

今、私の手元に、昨年11月25日川崎開催・らき☆すたオンリー「いつでもレム睡眠」(陵桜祭とバッティングしたアレです)の告知チラシが存在している。このチラシを見て、私は鼻から鼻水吹くほどに爆笑したw
いや、さあ・・・・申込書送付先・振込先が誰の名義になってると思います?

11(ニノマエハジメ)氏の本名宛になってるのですよ。

念の為申し上げておきますが、この即売会、主催は「夢彗星」名義です。
「夢彗星名義」の即売会の申込書送付先は、「夢彗星と無関係」を主張するニノマエ氏のご様子ですwwwww
何が無関係だ別団体だwwwwwとぼけるのもいい加減にしろってんだw
というかこの段階で、ニノマエ氏は夢彗星の中の人、と見なしても良いだろう。

基本的に自分のブログは、他人の本名を取り上げる事は極力控えているので、証拠としてうpする事、現時点では控えたい。
だが、今後もニノマエ氏が、「夢彗星と無関係」と主張されるのなら、私はこの「レム睡眠」のチラシを証拠としてうpする用意がある。その際、ネット上にニノマエ氏の本名が晒される事になるであろうから、うpするかどうかは慎重に判断する事になろうが…。

この一件からも、ニノマエ氏は夢彗星の幹部、代表に準じる存在である事が立証できよう。
(余談だが、昨年9月夢彗星名義での開催・よつばとオンリー「よつば牛乳」の申込先もニノマエ氏宛だったような。自宅を漁って過去のチラシでも探してみます)



【ネオ・ヴェネツィア観光協会の無責任】

以上、ネオ・ヴェネツィア観光協会及びニノマエハジメ氏が、夢彗星と密接な存在であった事、というか寧ろ代表に準じる幹部クラスであった事を立証させて頂いた。
かつてネオ・ヴェネツィア観光協会の主催即売会で、「協力・夢彗星」とクレジットが打ってあったし、夢彗星の各種HPもニノマエ氏が編集している。さらに、夢彗星名義主催の一部即売会も、申込先はニノマエ氏宛である。
どこをどう考えても、ニノマエ氏は夢彗星の「中の人」であり、「無関係」だの「別団体」だのシラを切り通す事には無理がある

それをトボけて、ひたすらシラを切り通す事。これは無責任以外の何者でもない。
ニノマエ氏の主張「(夢彗星とは)別団体ですのでこちらにお問合せいただきましても対応できません」は「嘘」以外の何者でもない。ニノマエ氏が「夢彗星の中の人」である事を論証し切った以上、その主張には説得力が無い。「逃げ」の態勢であり、「無責任」な事この上無い。

百歩譲って、仮にニノマエ氏の主張通り「別団体ですのでこちらにお問合せいただきましても対応できません」事と認めたとしよう。
それでも、ニノマエ氏の無責任な態度は、何ら変わる事は無い。

問題提起サイト「ネオ・ヴェネツィア観光協会さん、本当に大丈夫?」においては、ネオヴェネツィア観光協会・ニノマエ氏の主張「無関係」を認めた前提で、ニノマエ氏をこう批判している。


>しかし、自分と協力関係にあるオンリーイベント主催者がイベント開催が困難である時に「前もって中止を広く告知する事、当日会場で中止である事を来場者に説明する事」を勧められないというのは、気になります。
>関係が浅くてそういった情報をやりとりしていない、ということであればまだしも、お互いに作業委託などをしあい、情報を共有していると思われるイベントにも関わらず、そういった進言ができない、しないという主催者は、本人がイベントの突然の中止をおこなっておらずとも、「もしかしたらこの主催者も同じ事をするのではないか」という不安を持ってしまいます。
>これらに関する質問に関しても「無関係なのでこちらでは聞かないでください」の一点張りで、「説明するように説得します」などの言葉は一切ありません
>あくまで協力関係であって、ご本人のことではありません。
>けれど、お互いに助け合い協力しているサークルさんの事に関して、我関せずの態度をとられるということは責任感に欠けているのではないかなと思います
>こういった場合、男性向けでの通例はわかりませんが、女性向けでの通例では、代理人として説明を行ったりきちんと説明をするように勧めることが多いと思いますが、こういった態度はいかがなのでしょうか。


この問題提起サイトでは、あくまでニノマエ氏の主張を認めた前提で、ニノマエ氏の無責任を指摘している。ニノマエ氏の主張通り無関係としても、ニノマエ氏を無責任と批判する事が出来る
だが、私の態度はもっと厳しく、あくまで「ニノマエ氏は夢彗星の中の人」と見なす立場である。その立場から申せば、「無責任」なんてものでは済まされない。見苦しい「逃げ」の態度であると批判したい。



【ニノマエ氏は今後どうするべきか】

ニノマエ氏は、5月のヘタリアオンリーを主催されている。現時点で約80サークルを集め、大田区産業プラザPIOという会場を借り、チラシも撒き、既にイベントは動き出している。
ニノマエ氏の個人ブログにおいては、一部からは「責任を取って即売会の中止を」と呼びかける声もあるが、私はこれには賛同しない。
今回の一件は夢彗星の会場キャンセル・イベント中止に端を発する批判であり、その責任を取って即売会を中止する事は、夢彗星と同じ愚行を行う事になる。
夢彗星の即売会中止が批判の対象なのに、批判対象の行為を奨励する事になり、矛盾が生じる。

ぶっちゃけ言えば、もう動いている即売会なので、今さら中止は出来ない。というか中止してはいけない。今中止すれば、会場に迷惑がかかってしまうし、申し込んだ80サークルの期待を裏切る事にもなる。
本音を申せば、ここまで無責任で逃げに終始する方に、即売会を開いて欲しくないのだが、もう動いている以上、それを止める方が問題だ。今となっては、5月の即売会が無事に終わる事、それだけを期待したい。
第3回の開催については、まだ募集開始前なので中止しても影響は少ないだろう。第3回目を開催するか中止するか。それはご自身及び夢彗星に即売会を主催する資格があるかどうか、自問自答した上で自身の責任で判断していただきたいものである。

そして、現在、夢彗星中止事件に関して問い合わせのメールが多数届いていると思う。
これらのメールについても、「無関係なのでこちらでは聞かないでください」などと返事するのではなく、当事者としての意識を持ち誠意をもって応対するべきである。答え切れない事があれば、橘氏に取次ぐ、橘氏に尋ねる。問い合わせをする者への配慮も必要だろう。
現在のように無関係と突っぱねることは、主催者のイメージ低下につながり、即売会の運営にもマイナスだ。
夢彗星当事者として、誠意をもって返答に臨めば、イメージも少しは好転するのではないだろうか?