9月7日、青ブーブー通信社主催の男性向けオールジャンル「こみっく☆トレジャー」(以下「トレジャー」と表記)にサークル参加させていただいた。

6月のサンクリでそこそこ同人誌が売れ、手応えを感じていた事もあり、サンクリで売れた量の1.5倍を用意した。
少し強気なのでは?半分も売れないんじゃないか?と不安を感じつつの参加であったが、蓋を開けてみると、多くの皆様にご来訪いただき無事に完売を果たす事が出来た。
遅きに失した感もあるが、この場をお借りして、ご来訪いただいた全ての皆様に御礼申し上げたい。
地方開催のオールジャンル同人誌即売会が軒並み凋落傾向の中、何故か「こみっく☆トレジャー」だけは参加サークル数を右肩上がりで増やしている。
今回は、前回より約100sp増の1600sp超
去年辺りから、そろそろサークル参加者数の伸びも限界だろうと予想していたが、予想を裏切り、今回もサークル参加数の最高記録を更新している。
一体どこまで伸びるのか、今後のトレジャーの「成長」も楽しみである。

過去にも再三触れたので詳細は割愛するが、運営側の様々な努力の成果あってこそ、ここまでの成長を遂げていると思う。
他の即売会主催者が、トレジャーに学ぶ点は非常に多いであろう。地方で同人誌即売会を営む主催氏は(特にここ)は一度トレジャーを視察して、良き所を盗み自らのイベントに生かしていただきたいものである。
最近は、東京地盤の大手サークルが継続して参加するようになり、東京等他地域在住・一般参加者の遠征組も多い模様だ。

前日「三国志博物館」に寄った後、電車で九州へ移動。門司からフェリーで、インテックスのある大阪臨港地区に向かう。
…何で関東在住の自分が、【九州からフェリーでトレジャー入り】をしなくてはならないのだろうか少々疑問だがw
ただ、会場たるインテックス大阪の最寄り駅【中ふ頭駅】まではニュートラムで約5分、フェリーターミナルからのアクセスは大変便利。楽に移動が済んだ所は良かった。

今回は、サークル数の増加に伴い、馴染み深い2号館から、よりキャパシティの大きい3号館6号館A(←指摘をいただき訂正しました)に移動しての開催。
前回の2号館時代に比べ、通路幅・スペースも広めに取ってある。「詰め込み感」や混雑・殺伐といった単語とは無縁で、しかし閑散ともならず適度な混雑。サークルを回る側も、前回に比べ快適に過ごせたのではなかろうか。そういう意味では、3号館6号館Aへのホール移動は「正解」と言えよう。前回2号館利用時に比べ、居住性の改善は明らかである。

気になる点としては、2008年02月10日付「こみっく☆トレジャー 今後の課題」でも指摘した「民兵」スタッフの存在。
今回も、都内での殺伐即売会での経験豊富なスタッフが、「民兵」としてサークルの混雑対応に当たっていた。
豊富な経験に裏付けられた誘導は手際が良く、下手な正規スタッフよりも遥かに働きが良い。
…いっその事、ご本人がそれを固辞しない限りにおいては、氏を正規スタッフに登用しては如何か。

参加者数の増加に伴い、ここ最近のトレジャーの混対は、民兵頼りになりつつある。とは言え、彼らは主に関東在住、毎回来てくれる保障は無い。
彼らが居なくなった時、トレジャーの混雑対応はどうなるのか?
氏を正規スタッフに登用する事は、その懸念の解決に繋がる。

また、混雑対応経験の少ない関西在住スタッフにとっても、混対能力のスキルアップを図れるメリットがある。氏の動きは、関西スタッフにとっての「良き手本」となろう。
少なくとも、今の「民兵頼り」の混対は「砂上の楼閣」。彼らが居なくなれば即崩壊する。混雑対応に関する運営の安定化は、今後のトレジャーの課題の一つとなろう。

もう一つは、トレジャー終了後に行われる打ち上げ宴会について。
自分のようなリピーターも多いのだろうか、回を重ねるごとに人気は増している。
2008年02月10日付「こみっく☆トレジャー 今後の課題」では、前回トレジャーの打ち上げ宴会が一般入場開始後即瞬殺だった旨を記したが、今回は更に酷い状況。

…一般開場15分前、10時45分には定員満了で受付締切との事。

そろそろ、打ち上げの会場を変えてはいかがであろうか。

前回も記したが、この打ち上げ、サークル・一般・スタッフの垣根を越えて「飲み会」という場を通じて交流出来る所に意義がある
今の状況だと、一般参加者は事実上の締め出しになってしまう。打ち上げ本来の意義を考えると、現在のこの状況は余り良い状況とは言えない。いや、サークルでさえも今回参加出来なかった人間は大勢居る。私の隣に配置されたサークルさんの所も、打ち上げに参加しようとした自分の仲間が申込を断られた、と11時の一般入場少し前にこぼされていた。
一般は無論、サークルでさえも参加を断念した方は多いと推察する。

打ち上げの状況については、一般参加者視点からの参加者としてのレポートで、日記と言うか雑記と言うか戯言。「「コミックトレジャー12」@大阪」に詳しいが、「案の定、会場の居酒屋内はほぼどっかの主催orサークルと言う状況でした。」というコメントが、全てを表しているように思う。

(注:一般参加者の氏が打ち上げに入り込めたのは、サークル参加で先に会場に入場する自分が「代理」で申し込んだから何とかなったに過ぎない。普通は一般参加者の申し込みは不可能である…普通は。)

打ち上げ自体は楽しめるし、人気が出るのも頷ける。
それゆえ、この打ち上げが特定の参加層「だけ」の楽しみで終わる、という状況は残念なことこの上ない
良い企画なのだから、もっと多くの方にこの楽しみを知って頂きたい、というのが正直な気持ちである。もっと門戸を広げる方法−会場変更等を是非ご検討いただきたいものである。


とここまで厳しい事を申し上げてきたものの、トレジャーは基本的に良即売会、私のお気に入りの即売会である、という立場に変わりはない。
無論、次回も参加予定、サークル参加申込書も記入済みだ。

今回サークル参加して初めて知ったが、即売会終了後、サークルに対しては「アンケート協力のお願い」と題する文面が届いた。サークルの立場からの忌憚無き意見を求めており、サークルの意見を吸い上げ運営に生かそうとする姿勢には好感を抱く。運営側の、サークル目線に立とうとする努力を感じる。

そういう常に努力を怠らないトレジャーだからこそ、次に改善される事を期待し、敢えて気になる点を書かせて頂いた次第である。
次の「こみっく☆トレジャー」も、楽しみにさせていただきたい。