先日11月2日、京都で開催された東方オンリー「東方紅楼夢」。
関西のオンリーでは前代未聞の1000sp規模。東京で今春に開催された「博麗神社例大祭」に匹敵する規模に膨れ上がった。

春の「例大祭」では、コミケすらも凌ぐ人口密度と混雑で入場制限をかける羽目になった。東方オンリーの元気と勢いは、最早留まる所を知らない。
そんな状況下、関西の「紅楼夢」も、相当大変な状況になるであろう事は、容易に想像できる。
しかしながら「紅楼夢」は、当日を万全の体制で迎えるべく努力し続けた
スタッフ集めにしても、当日の対応を万全にすべく、スタッフ数100人を超える大規模な体制を構築した。
スタッフは根こそぎ招集。関西、さらに名古屋の男性向けオンリー主催・スタッフ関係者はほぼ全て動員したものの3桁には届かぬレベル。明らかにスタッフ不足であり、東京から歴戦のスタッフを数多く招集し、この体制を構築し得た。

折りしもこの日は、東京でも老舗オンリー「コスチュームカフェ」等元気なオンリーが多く、「スタッフの取り合い」になるのでは?と懸念した。
だが、紅楼夢の動きも早かった。既に6〜7月の段階から、多くの在京スタッフにオファーを掛けた。早くから動いた結果が実り、サンシャインクリエイション等で鍛えられた歴戦のスタッフを、数十人レベルで東京より呼び寄せる事に成功した。

こうして、当日は約120人体制。関西で足りない分を他地域で補い万全の体制を築いた。そして、当日は細かい問題は発生したものの、大きな事故も無く。無事に即売会を終える事が出来た。
これは、主催氏はじめ120人のスタッフが一丸となり、紅楼夢を無事に終わらせ成功させる、という目的の元一致団結した成果である。

更に言えば、周囲に迷惑を掛ける事無く人としてのマナーを備え協力した…という限定付きではあるが…一般参加者、サークル参加者。彼らがスタッフの指示を守り協力し、マナーを守ったからこそ、この即売会は成功に終わっている
主催及びスタッフは、節度を守った(という限定付だが)一般・サークル参加者に対する、感謝の気持ちを忘れてはならない。

「関西主催では紅楼夢は回せない」
そう仰った方もジャンル内にはいらっしゃる模様だ。
確かに、物理的に関西スタッフの数も限界がある。100人以上居ないと厳しい即売会に、100人に足りないスタッフでは、回すのは無理だ。そういう意味で「回せない」のは確かに真実だ。
だが、彼らは他地域より応援を呼び寄せ増員し、「回せる」体制を作り上げた。

夢彗星・・・というかヘタリアオンリーの時にも触れたが、即売会でスタッフを集める事も、主催側の力の見せ所である。スタッフを集められるか否かも、主催の実力の内である。
紅楼夢には、スタッフを呼び寄せる力が備わっている。そして、回せる体制を作り上げる事が出来た。・・・という事は、それは「回せる」力が備わっている、と同義ではなかろうか?と思うのだが。


気になる点としては、「新参者が多い」という事。
新参者ゆえ、同人の流儀を知らない。時として、知らず知らずの内に、マナー違反の行為をしでかしてしまう事もあろう。
一部のマナー違反の連中によって、東方参加者を総称するような意味合いで「東方厨」と呼ばれてしまう事もある…マナーをしっかり守る東方参加者にとってはいい迷惑だがw

ただ、彼らは東方が初めての同人である。
東方という存在を通じ、彼らは「同人」の存在を知り、そして深みに嵌るw
中高生が、コミックライブ等の地方即売会を通じ同人の世界に染まり、同人の泥沼に嵌っていく(笑)のと同じ理屈だ。
綺麗な言い方をすれば、同人文化の裾野を広げる。そういう役割を、東方は担っている。

彼らニューカマーが、将来の大手サークルになったり、将来の名主催になったり。今後の同人世界を担う存在に育っていくかもしれない。
彼らニューカマーを導き学んで貰うように啓蒙する事も、主催・スタッフ・一般を問わず、我々先輩達の成すべきではないか、と感じた次第である。

そういう意味で、「博麗神社社務所」(=博麗神社例大祭)及び「東方紅楼夢実行委員会」両即売会の有志スタッフ監修により刊行されたマナー漫画「幻想郷作法ノ心得」は、初心者への啓蒙効果をもたらす良き取り組みとして、大いに評価したい。

我々も彼らを見習いつつ、初心者啓蒙の為に何が出来るのかを、考えていきたいものである。









【追記】
次回は、そんな紅楼夢スタッフの妄言・妄想を一挙大公開!
紅楼夢は、スタッフが発狂し変態さんの世界に逝ってしまう。そういう【尊い犠牲】があって、成功に導かれた即売会である事を、皆様にご理解いただこうと考えております。…つか、単なる「アホ晒し」って奴ですがw
*次回の記事カテゴリは、「同人評論」じゃなく「電波」の方ですよ勿論。