11月24日、蒲田PIOにて開催されたヘタリアオンリー「Get the World !」に参加した。

主催はネオ・ヴェネツィア観光協会。かつてはARIAオンリーを開催していたが、昨年9月に「Get the world!」第一回を開催。今回が第三回目である。

過去の即売会のお話だとか、主催氏が今年1月にドタキャンをやらかした伝説の即売会主催「夢彗星」の関係者だったりとか、まあ、色々話題は尽きないのだが…過去にも随分語ったのでそこらへんは割愛する。
(当ブログ「夢彗星」カテゴリや、過去記事「5/5 ヘタリアオンリー「Get the world!」」・「5/6 サンホラオンリー参加レポ&人手不足の現状を憂う」参照 )

過去の経緯や先入観を捨て、あくまで今回の「Get the World !」そのものについて語りたい。
今回、開催4〜5日前の時点で、当ブログをご覧になった某サークルさんより、「まだサークル案内が届いていない」との相談が入った。
詳しくお話を伺うに、2ヶ月前に申込と参加費の振込みを済ませた。しかし、主催者からの連絡は一切無い。メールフォームは届かずこちらに戻ってくるし、メールアドレスに直接メールしても無しのつぶてで本日に至る、との事。

サークルさんは、当日イベント自体も、開催されないのではないか?と心配されていた。
流石に過去2回イベント開催の実績はあるし、前日のサンホラオンリーと連チャンでスタッフをされる方の存在も複数確認しているし、それは無いだろ、とも思ったが、そう思うのは、あくまで自分がこの即売会の関係者と比較的近い位置に居て、「情報」を知っているからだ。
サークルさんの立場からすれば、そんな情報知ったこっちゃないし、そもそも【申し込んでから連絡が一切無い】という素敵極まりない状況だ。
当選か落選か、それすらも開催直前まで分からない。
悪い方向に考え、心配したくなる気持ちも当然だ。
問題は、そういう無用の心配をもたらした主催側にあろう。

私は、どんなに遅くとも開催1週間前までに、サークルの手元に届くようサークル案内は発送するべき、と考える。
先のサークルさんは、遠方から上京してのサークル参加を予定していた。頒布物が手持ち(自力搬入)出来なければ、宅配便で会場に送るしかない。
だが、案内が来ない以上、頒布物を何処に送れば良いのか分からない。サークル参加のしようが無い。そうもおっしゃっていた。

開催1週間前というのは許容できるギリギリの範囲内。本来ならば、2週間前ぐらい前に案内を送るべきであろう。期間に余裕があった方が良い。
サークルによっては、2週連続して参加する方であれば、1週間前の日曜日に即売会に参加し、その荷物をそのまま次の会場に送る事も出来るだろう。2週間前発送なら、サークルもそういう芸当が出来、サークル的には大変助かる。

サークルリストを掲示せず、サークル参加案内の発送を以て当落発表に代える場合は、もっと早い方が良い。
サークルは当選がモチベーションとなり新刊を出そうと意欲を燃やす。当選発表が早ければ早いほど、新刊の準備に費やせる。当日の新刊率も高まり、新刊に期待を寄せる一般参加も来場する。盛り上がりの度合いにも繋がるからだ。

サークル参加案内は、発送すれば良いと言うものでは無い。いかに適正な時期に発送するなも大切な要素だ。
主催者が如何にサークル目線に立っているかの指標でもあるし、場合によっては新刊率、盛り上がりも左右する
ぶっちゃけ、開催一週間前切って発送しても許されるのは、開催前日のサークル案内到着はよくある話な「コミックネットワーク」のグダグダ運営に慣れた九州界隈ぐらいだろうw

…で、今回の「Get the world!」、こういう事らしい。

>notice!! 事前案内の未着について
>事前案内に付きまして、住所ラベルの出力ミスが判明致しました。
>キャンセル希望の方も含めて全サークル様分につきまして事前案内の速達による再送と全サークルへの参加費の全額返金処理を行わせて頂きます。
>(イベントは予定通り開催致します)
>搬入要綱等、お急ぎの事項につきましては以下をご参照ください。
(以下、直接参加案内・委託参加案内・参加サークル一覧へのリンク有り)

…この案内がwebに上がったのは20日。イベント四日前である。
サークル的に見れば、この案内が上がるまでは、宅配の発送先どころか、当落すらも分からぬ状況。
…これでどうやって新刊出せと、これでどうやって搬入の手配をしろと言うのか?

確かに、アクシデントあって発送が遅れたのは事実かも知れない。だが、それが理由で一週間以上遅れる事は有り得ない。
推測だが、発送の準備に取りかかったのは1週間前切ってからだろう。
(仮に2-3週間前に行動を起こしていたら、アクシデントあっても「ちょっと到着遅いなあ」位で済んだはずだ)

結局、当方に相談を持ち掛けたサークルさん。何も案内来ないから、搬入のしようがない、即売会参加をキャンセルしたとの事。
せっかく申し込んでくれたサークルなのに…実に勿体無い話である。

今回、サークルリストを拝見するに、直接参加サークルは約30。ヘタリアにしては少ない。サークルが主催をシビアに見て、「回避」してこの数字なのだろう…
そして、当日の実質参加サークル数は14。出席率約40%。
…残念ながら、この数字が全てを雄弁に物語る。
これが、サークル案内が遅れた事の「結果」である。

数少ない参加サークルさんとお話しさせて頂いたが、サークル案内が届いたのは開催2日前、土曜日だったとか。
中には、遠方からのシティ遠征組も居て、ホテルでweb掲載の参加要綱を見て参加した強者も。
尚、サークルへの返金は完了した模様だ。

当日の状況は、最早語るに及ばずだろうが、サークルスペースは閑散を極めていた。島一列が全て欠席の所もあった。
敢えて良かった点を挙げるなら、コスプレスペースがそこそこ盛り上がっていた事。コスプレの背景セットに立派なものが用意されていたこと位だろうか…。コスプレイベントとして捉えるならば、良イベントだったかもしれない。
だが、このイベントは「同人誌即売会」である。主役は「サークル」である事を忘れてはなるまい。

カタログも、サークルカットがオールカラーで見栄えは良かった。だが、カットを寄せた大半のサークルさんが欠席した現状を思うと、その見栄えの良さにも虚しさが漂う。残念としか申し上げようが無い。

カタログでも触れられているが、主催氏は、今回で主催業最後にする、との事。
最後をこんな形で終える事は、例えようも無い哀しさがこみ上げるのみである。

主催業最後という事だし、過度の批判は控えたいが、これだけは申し上げたい。

もし、今後何か主催をしたい、主催業復活するのであらば、何故今日のこの現状を迎える事になったのか。そして自分に何が足りなかったのか。そこに思いを馳せ、気付いて頂きたい。
そこに気付かぬ限りは、同じ悲劇(サークルにとっても、主催にとっても)が繰り返されるだけであろうから。