既に以前の記事(2008年12月19日付「【緊急速報】12/23 コミックネットワークノア 開催中止」)で触れられていた「COMIC NETWORK NOAH」(福岡市・国際センター開催)12月23日開催分の中止について。
当日来訪予定の有志の方より、とんでも無い状況をお聞きしたのでご報告申し上げる。
まあ、どういう状況かというと、

【 当日の会場には案内のスタッフも中止を知らせる張り紙も無し 】

という素敵極まりない状況であった模様だ。

…私の知っている限り、中止・変更の際は誰かしらスタッフが会場に駐在し、お見えになった方に中止をお伝えしお詫び申し上げる。それがマナーであり常識であると心得ている。
即売会の世界に足を踏み入れて実質6年余りに過ぎないこの私でも、この程度の事は常識として心得ている。

ネットワークの主催さんは、20年近くも即売会に携わる、同人世界の「大御所」である。そんな方が、こんな当たり前の常識を知らない筈がない。
それとも、九州では中止してもフォロー無し、が常識なのだろうか?夢彗星が中止した時も、1月6日は誰も居なかったし、そうも思いたくなるわw

何処の世の中に、即売会を中止して、サークルへの紙切れ一枚で済むと思っている馬鹿が居ようか?

確かに、サークルへは返金を済ませ、中止のご案内を送った。そこまでは良い。
だが、同人誌即売会たるもの、主催(スタッフ)・サークル・一般参加の三者が揃って初めて成立する。どれか一つが欠けても成立しない。…コミックネットワークは、一般参加者に思いを馳せたのか?中止を知らずに来てしまった一般参加者に対するフォローを如何にお考えなのだろうか?
知らずに無駄足踏んでしまった一般参加者への誠意あるフォローとして、私は「案内人を立て中止の旨を伝え、頭を下げるべき」と申し上げている。

こんなこと、私が今更説くレベルの話ではない。
主催が当日お越しになる一般参加者に少しでも思いを馳せれば、独りでに気付くレベルの話に過ぎない。
コミックネットワークの今回の対応は、参加者の事を全く考えていない運営である事を、如実に証明している。

前回記事にて、私は「今後は佐賀・長崎・熊本で細々続けるしかない」と申し上げたが、その言を撤回させていただきたい。

コミックネットワークは、即売会を二度と主催しなくて良い。九州他の地域もとっととやめちまえ。

もはやコミックネットワークには「即売会を開催する資格が無い」と考えるが故の、上記の科白である。
全部すぐに止めろ…とは言いたいがそれもそれで問題だ。既に先行して告知している即売会、それを楽しみにしている人も少ないが存在する。少なくとも、今告知している即売会は責任持って営んで頂きたい。
だが、それが片付いたら、速攻同人世界から足を洗ってくれ。それが、今の偽らざる私の心境だ。

ネットワーク終了後の空白地域が心配だが、和歌山のコミックライブ撤退後に興った「comic ex'L」のように、独立系の即売会が興るかもしれない
新興即売会が出てくるかどうかは未知数だが、それでも、ネットワークに任せるよりは遥かに期待が持てるのではないか、とも考える。


【12月25日・追記】

私は、本文中にて「九州では中止してもフォロー無し、が常識なのだろうか?」と九州全体があたかも常識外れであるかのような物言いをしてしまった。
九州大多数の主催は、サークルや一般参加の事も考え、常識を弁えた良即売会である事も充分承知している、にも関わらずである。

頭の中では大多数の主催がマトモと分かっていても、ごく一部の極めて突出した主催の愚行のお陰で、「九州はみんなこんなのばっかなのか?」とついつい考えがちになってしまう。頭の中では、「それは違う」と分かっているにも関わらず。

ネットワーク及び夢彗星にせよ、その愚行は、九州同人を色眼鏡で見る事を強いてしまう。彼らの愚行は、九州全体のイメージも損なう恐れがある。マトモな主催から見れば、いい迷惑である。
彼らの存在は、最早「九州の汚点」「九州の恥」と言っても過言ではあるまい。