既に随所で話題となっている、サンシャインクリエイションのサークル参加申込者の個人情報漏洩問題。本日はこの件について語りたい。
個人情報漏洩に関する経緯はクリエイション公式サイトを参照の事。
@++さんが随時速報を出されているので、そちらをご覧になっても良いだろう。
私などは、「個人情報は漏れて当たり前」という変わった考え方の人間なので何ら気にしていない。バレてもどうにでもなる。だが、今の世の中、個人情報を気にする方が大半だ。
封書を送る時に裏面に差出人名書くのはマナーなのに、それすらも嫌がる人もいらっしゃるようだ(コミケの拡大集会で、封筒の裏に名前等書くのは嫌だという話が出た)。自分のような考え方するのは極めて少数派であろう。
やはり、個人情報の漏洩は、大きな問題であろう。

残念ながら、この事件の影響で、4月開催予定のサンクリは中止となってしまった。以後の開催も、一旦白紙との事。
(2月のサンクリは、サークルも準備を進めているし、カタログの前売りも始まっている。今からの開催中止は難しいだろう。一旦動いてしまったものを止める事も難しい)
今後の開催は、体制を建て直した上で、改めて開催を検討する事になるのだろう。


サンシャインクリエイションの、同人世界における役割は果てしなく大きい。
我々サークルとしては、年4回の貴重なサークルの発表の場として、また2万人にも及ぶ多数の来場者を誇るゆえに、参加者間の交流の場としての意義も深い。
若いスタッフが多い即売会であり、(それゆえに時に態度の悪い未熟なスタッフの存在、ならびにサンクリの若手スタッフ教育のあり方を問題視しているのだが)スタッフとしてのスキルを錬成し成長する場としても意義深い。

重くのしかかる大きな不祥事だが、サンクリは貴重な頒布の場、交流の場である。不祥事を乗り越え、復活する事を強く願いたい。

過去にも、会場手配ミス+カタログ印刷ミス、致命的とも思える不祥事をダブルで起こしてしまったサンクリ。
だが、当日のスタッフの対応等気遣いや案内が優れており、誠意を見せて何とか乗り切れた。この不祥事を経過しても、サークル数は減らさなかった事がその証であろう。
今回の不祥事は、以前の比では無い厳しい問題だが、サンシャインクリエイションには、是非この難局を乗り越えて復活いただきたいと願う。

もう漏れてしまった情報はどうしようもないので、せめてアフターフォローだけでもしっかりしないといけない。個人情報相手なので、場合によっては金銭的補償も求められよう。クリエイション事務局に課せられた負担は重く大きい。
だが、これをしっかりとこなす事は、クリエイションに求められる「責任」でもある。求められし責任を果たさねば、今後のサークル参加数や即売会としての求心力、存在意義にも関わって来る事だろう。
(如何に巨大な即売会であれ、最盛期2800サークルが今では100サークルも集まらず中止にまで追い込まれる「コミックネットワーク」のような例もある。盛者必衰、凋落する時はあっという間だ。サンクリも一歩対応を誤ればネットワークのようになろう)

私は、クリエイションは存続をして欲しい、では無く、絶対に存続せねばならない存在として位置づけている。
前述のように同人世界の貴重な発表の場や、スタッフ練成の場として意義が大きいという意味合いもあるが、それだけではない。

元々このクリエイションは、大規模即売会を志向し立ち上がった即売会「コミッククリエイション」がルーツだ。だが、回を重ねるごとにサークル参加数は減少、ジリ貧であった。
そんな中、ブロッコリーが開催していた「コミックキャッスル」が終了するという事で、その地盤を譲って貰い「サンシャインクリエイション」として開催する事となった。これにより、財政的にも大きく立て直っただろうし、クリエイションの存在意義も高まった。
今のクリエイションがあるのは、「コミックキャッスル」の存在あってこそだ。

もし仮に、ここでクリエイションが終了しようものなら、コミックキャッスルは終了するが場は何とか維持したい、とするブロッコリー(コミックキャッスル)側の気持ちを無碍にする事となる。
ブロッコリーの思いに応え、良即売会を運営する事こそが、ブロッコリーに助けられた恩に報いる事になるのではないか。

無論、今回の不祥事に対しフォローや補償を果たさねばならぬ、その責任を果たす為にも、存続せねばならない。

石にかじりついても続けろクリエイション

私は、強くそう申し上げたい。


存続の為には、先ずは適宜アフターフォローを行い、サークルの信頼を少しでも取り戻す必要があろう。
16日の漏洩発覚、翌日17日未明にはWEB上で速報第一報。翌18日は経緯説明とお詫び文の掲示(現在のトップページ)。WEB上での対応は機動力に満ちていたが、本番はその先である。

書簡で該当サークルに説明するとの事なので、先ずは書簡待ちとなろうが、いつ送られるのかが不明瞭であり、不安のまま時を過ごす事になろう。
情報の無いまま長期に渡り放置されれば、人間悪い方向に悪い方向に考えてしまうものである。情報の枯渇は、負のマグマを増幅させ、余計な不安を煽る。早急に書簡を送り、負のマグマを沈静化させるべきではないか。

中途報告会」の開催も提案 したい。
サンクリ終了後の反省会は、主催と参加者とが直に質疑応答の出来る、貴重なコミュニケーションの機会だ。この反省会…まあ大荒れになるだろうが…反省会まで三週間、間が空いているのが気になる所。
その間に、動きがあれば良いのだが、動きが無ければ皆不安になる。負のマグマも蓄積される。
取りあえず、今週末にでも何処か集会室でも押さえて「中途報告会」の開催をお勧めしたい。報告会が主催達フルボッコの場と化すかもしれないが、直に話しを聞く事で、参加者の不安や怒りも、幾分は和らぐかもしれない。

事が事だけに道のりは厳しいかもしれないが、アフターフォローをしっかりと行い、何とか復活いただけることを願いたい。

【次回予告】今回のサンクリ情報漏えい事件における、現時点での論点、キーポイントとなる事項を、自分なりに分析する予定です。