久々に、東京ビッグサイトの開催の「コミックシティ」に参加した。
コミックシティへの参加は、本当に久々だ。大阪にせよ東京にせよ、実に一年振り…最後のシティ参加は、昨年5月のスパコミだったような気がするw
スパコミやスパーク、HARUコミのような「特別」な冠の付くシティなら、時折お邪魔しているが、冠の無い、「無印」のシティにお邪魔するのは本当に久しぶりだ。二年ぶりぐらいであろうか。

今回の参加サークルは約4,000サークル。コミケ後のフォロワーとしての位置付けもあろうが、思ったより多くサークルが集った印象。
とは言え、その2週間前の大阪のシティは10,000以上のサークルが集って居る訳であり…普段の大阪のシティよりは遥かに集まっているとは言え、大阪と比較してしまうと、もう少し集まって盛り上がっても…という思いもある。
とは言え、やはり4,000サークルのパワーは圧巻だ。ヘタリア等の人気ジャンルは特にそうだが、男性向けのトレジャーに負けない熱気を感じた。
驚いた事としては、先日サークル申し込みを締め切ったばかりの「HARUコミックシティ」が追加募集を行っていた事。…こんな光景、初めて見た。
HARUコミックシティは、東6ホール全てを貸し切り実施される「春の祭典」だが、何故追加募集なのだろうか。
サイト上によると「申し込み多数に付き規模拡大して追加募集」との事なので、東6ホールじゃ入りきれず、申し込んだ全サークルを受けようともう1ホール(西館?)入れたらスカスカなんで追加募集をかけた、という事なのだろうか?

ただ、つい先日、4月のサンクリが開催中止になったばかり。
サンクリ参加サークルにも、数は余り多くは無いものの女性向け色の強いジャンルの方、シティと掛け持ち参加の方もいらっしゃる。そういうサークルさんの「受け皿」に成り得たのではないか、とも思う。

面白い企画としては、会場内に「萌神神社」なる神社が用意され、皆が自由に絵馬を奉納出来る企画。自分の思いを絵馬に書いて奉納する、という企画だ。
トレジャーやサンクリ等で見られる「落書きコーナー」の企画に通じるものがあろうか?思いをぶつける対象が壁の模造紙から絵馬に変わっただけで。
正月らしくタイムリー、季節感満点。遊び心があるし、何よりもサークルの頒布の邪魔にならずに済む。皆も楽しんで絵馬を奉納しており、案外面白かった。他の即売会にも応用出来るんじゃないだろうか?

(以前tenjin.beが7月に開催した時、7月七夕に因んで「短冊に願いを綴る」なんて企画もあった。「朝比奈みくるを俺の嫁にしたい」等と頭を抱える煩悩まみれの願い事が多かったがw …まあ、でもこういう誰でも参加できる、季節感のある企画は楽しめると思いますよ)


後は、【鉄道擬人化】が60サークルも参加して、いつからこのジャンルはこんな勢力を増したのかとぶったまげたり、赤ブーブー通信社発行の「R18の隣」の改訂版初売りを購入したり。それなりに楽しく過ごさせていただいた。


※「R18の隣」は、一昨年以降、猥褻物や18禁に対する表現意識の問題が高まりを見せる中、猥褻物・18禁の違いを解説したり、どう表現すれば良いかを考える「ヒント」を示唆する、表現問題の解説書

 既存の内容(シティカタログ内連載「事務局から一言二言!」等)に加え、サークル者と赤ブーブー通信社側との実際の問答が収録(但し個人が特定されないよう編集済み)され、具体例を交える事で初心者の方にもより分かりやすくなった印象。

もちろん、ある程度勉強された方にもとっても、復習の書としてお勧めである。
一応有料だが、72ページもあって300円は非常にお値頃、良心的である。
是非多くの方に手にとって、表現に関する問題を勉強していただきたいものである。
(…ここまで頑張って宣伝したのですから宣伝料下さいw…まあ自分が勝手に宣伝してるだけですがwww)