4月12日開催予定、「サンシャインクリエイション43」が、一連の個人情報流出に関連して中止になった事は、皆様ご承知の事と思う。
当サークル「STRIKE HOLE」は、度重なる落選にもめげず(w)懲りずにサンクリ43にも、申込をさせていただいた。
本日、クリエイションより参加費相当額の為替(2月2日付発行)ならびに以下の文章が封入され、当方に届けられたのでご報告申し上げたい。
「サンシャインクリエイション43中止のお知らせ

(冒頭は、winny経由で個人情報が流出してごめんなさい云々の話なので省略)

この事態を受けまして誠に遺憾ながら、2009年4月12日開催予定「サンシャインクリエイション43」の開催を中止することといたしました。

 一度開催を告知し、お申込みをいただいている以上、本来はどんな事があっても開催するべきと思っております。しかしながら、今回ご迷惑をおかけした方々への対応を最優先に考え、また皆様からお預かりしている情報についての管理体制を再度確認し、今後このようなことが絶対に起こらないよう対応するためには、開催までの準備時間が足りないことが判明いたしました。

 心からの反省と謝罪の気持ちと、逆説的ですが何とかして継続したいという気持ちから中止とさせていただきました。皆様へは大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何とぞご理解いただけます様お願いいたします。なお、お預かりした参加費につきましては同封の為替にてご返金させていただきます。

 次回以降の開催につきましては未定とし、慎重に検討させていただきます。

2009年2月2日
クリエイション事務局」


この文章から捉えられるポイントを、以下抜粋。

1.中止の理由は、「今回ご迷惑をおかけした方々への対応を最優先に考え」かつ「情報についての管理体制を再度確認し、今後このようなことが絶対に起こらないよう対応する」ことを優先させ、開催準備に割けるリソースが無くなった、という事。

→逆に言えば、今回中止にしたんだから、迷惑をかけた人間への対応と再発防止策は絶対にやってよね、という話になる。
まだ具体的に着手し切れていないだろうから、反省会の場で即回答せよ、なんて事は言うつもりもないが、もう少し長期のスパンを経た後、「迷惑をかけた人間への対応」と「再発防止策」の取組の成果についてお尋ねしたいと考えている。これは、サークル申込をしたにも拘らず「中止」という事で発表の機を奪われたサークルの立場として、お尋ねする所存である。


2.クリエイション、「存続の意志」を表明。

→「逆説的ですが何とかして継続したいという気持ち」と書かれている。クリエイションがこのような形で「存続」への方向性をを明言する事は、情報流出事件発覚以降では初めてではないか。
 過去、「サンシャインクリエイション情報漏洩事件〜絶対に復活せよクリエイション〜 」(1月20日付)において、クリエイションは絶対に存続し復活するべきであるとの持論を述べた身としては、少しほっとした。
 …いや、最悪の事態として自分が想定していたのは、【次回サンクリでやり逃げ→事務局解散】なんてケース。それやったら責任から逃れたヘタレ厨房って事で、夢彗星やコミックネットワークを超える「伝説」の即売会として位置づけるつもりであった。
 今回、サンクリが存続の意思を見せてくれた事で、サンクリが、上記のような扱いに転落する事は無くなった、と見て良いだろう。そう信じたい。

 まあ、その為には被害者へのフォローをきっちり行っていただき、信頼を回復しなければならないのだが。被害者対応の先に、信頼回復、そしてサンクリの存続や復活がある事を忘れてはなるまい。


3.6月以降の開催は、2月2日現在でもまだ未定

→そろそろ6月やるかやらないかだけでもハッキリさせていただきたいものであっる。早めのアナウンスをお願いしたい。



取り敢えず、今回の書面より分析出来る内容は上記の通りであろうか。
クリエイションが逃げる事無く、今後の存続を明言されている事は、自分にとっては嬉しい事である。
その為にも、被害者へのフォローはきっちり行ってほしい処である。

ただ、そのフォローは「個別対応」を原則としており、ぶっちゃけ可視化されていない。本当にクリエイションが、然るべきフォローを行っているのかが見えて来ない。フォローしている事が見えてくれば、「ちゃんとやってるんだな」と周囲は捉え、信頼回復にも繋がるのだが…現時点では、残念ながらそこまで見えてこない。
クリエイションの信頼回復と復活の為にも、被害者対応の具体的内容についての可視化にも取り組んでいただきたいものである。