この日の自分、本来なら「関西コミティア」参加予定であったが、諸般の事情により断念。
時間が空いた事に加え、とある方から「良かったら来てみては?」とお誘いのメールを頂いてた事もあり、ユウメディア主催・蒲田PIO開催の三国志オンリー「交地ニハ絶ツコトナカレ」に一般参加させて頂いた。
同オンリーへの参加は、三年前の夏に参加して以来。
以前は同じユウメディア主催のBLEACHオンリー「魂ノ花」と同会場での開催。両イベント合わせて、ようやくPIOの大ホールを埋めていた。
今回も同じPIO大ホールでの開催だが、違いは単独開催である事。数字で見ても380sp、以前に比べ明らかに規模が大きくなっており、このジャンルの伸張と隆盛が伺える。
「三国志大戦」のヒットや、映画「レッドクリフ」などの存在が、ジャンル人気を後押ししていようか。
私も三国志好きで、7月に「三国志検定」なるものを受けようとしている身。ジャンルの隆盛は、三国志好きとしても嬉しい限りである。
(…その三国志検定、「tenjin.be」と同日(7/12)開催なのですが。福岡会場で受験し、「tenjin.be」とサークル参加を掛け持ち、という荒業で臨む所存ですw)

参加サークルを見ると、一応「真・三國無双」中心という事にはなっているが、それに拘らず、三國志関連ならば門戸は広く開いている
正史「三国志」の研究サークル、蒼天航路のサークル、鋼鉄三國志サークル、三国志大戦のサークル…バラエティーに富み、三国志全般に広く門戸を開いた事が顕著に伺える。
特に「三国志大戦」のサークルは目算約80サークル。流石にメインの「真・三國無双」(約220サークル)には劣るも、それなりの勢力だ。

カタログを拝見し思った事としては、これはユウメディア即売会全般を通して言える事だが…ジャンル別の表記が非常に分かりやすい所。
配置図をジャンル毎に色分け(または模様分け)しての図示は他の即売会でも当然やっている事だが、大抵の即売会は大分類での色分け…すなわち「アニメ」「ゲーム」「マンガ(ジャンプ系)」「創作」といった具合である。
これに対し、「コミックライブ」等ユウメディアのオールジャンルは、「ヘタリア」「東方」「リボーン」「銀魂」…可能な限り【単体ジャンル毎に】細分化して図示している。ジャンル目当てで参加する人にとっては、他即売に比べ親切に映るであろう。
(もっともこれが実現可能な背景には、ユウメディアの即売会が100-600spの中規模即売会が多い事にもあろう。単体ジャンル毎の区分は、2000sp以上の大規模即売会だと、数が多い分より面倒になる。逆に100sp切る即売会だと、1ジャンル1サークルの所が増えすぎて見栄えも煩雑になる。ユウメディアの規模だからこそ実現可能な施策たる事も申し上げたい)

「コミックライブ」のジャンル分類の細やかさを、ユウメディアはオンリーにも持ち込んでいる。
そしてそれが、メインの真・三國無双だとこんな感じになる。

「司馬懿受」「夏侯惇受」「曹操受」「陸遜受」「甘寧×凌統」

…何この異様なまでのきめ細かさ。カップリング単位で区分され、マップ上も色分け(模様分け)されており、その芸の細かさには驚嘆するのみである。

会場内を見回してみると、企業出展はコーエー(の関連企業?)と鋼鉄三國志のグッズ屋。本家に限りなく近い筋が参加しているオンリーというのも珍しいw

以前、同じユウメディア主催の「仙台コミケ」を訪問した時に取り上げた「コピー本コンテスト」が、このオンリーでも実施されていた。
大陽印刷との提携企画で、優勝者は、その出展本を、大陽印刷の提供でオフセット印刷1ロット分サービスという企画だ。
コピー本しか作った事の無いサークルにも、オフセットの良さを知って貰える。一つの面白い試みとして、評価している。(参考:2007年09月30日付拙文「仙台の同人誌即売会「仙台コミケ」に参加しました」)
他のユウメディア主催即売会でも導入し、ユウメディア即売会では定着の感。
ただ、都市部のオンリーとなると、参加年齢層が高い事もあり、コピー本も装丁・表紙等凝っている。これでコピー本?と言いたくなるぐらいにレベルが高い。地方即売会に比べ明らかなレベルの差が、大きな違いか。

他、特筆すべきはコスプレ規制を敢えて緩和してる所。
コミケ以下、長物禁止の即売会が多いのは運営の安全確保の観点から仕方無い。
そして、その基準を準用している他即売会が多いのは事実。だが、それを一律に当てはめるのもどうだろうか。

確かに、昔の私は「分かりやすさ」という観点から、全国全ての即売会が同じルールの方が良い、としていた。
だが、最近になって思う事としては、即売会の在るべき姿の答えは一つではない。多様な在り方が認められ然るべきだし、ルールだって地域性・ジャンル特性等に応じ柔軟に変化しても良いのでは?と考えも変わってきた。

この即売会は、敢えて長物OKにしている。ジャンルの特性を考えると、長物可とした方が、表現の幅も格段に広がる。良き試みであり、運営面で問題や支障の生じない限りは歓迎したい「規制緩和」である。
…是非私も青龍偃月刀片手に関羽のコスプレで(ry


久々にユウメディアのオンリーイベントに参加したが、思った以上に光る所が多く見つかったような気がする。ユウメディアのオンリーも、中々捨てたものではない。立派に良即売会を運営している、と感じた次第である。