北海道が道北地域を走るローカル路線バス・沿岸バス
旧国鉄羽幌線(留萌〜羽幌〜幌延)廃線後の代替バスとして、日本海沿いの風光明媚な「オロロンライン」を疾走。地域の足として活躍している。

沿岸バスの特徴として、路線バスでありながら大変に長距離を走る事が挙げられる。
留萌〜幌延〜豊富間 159.7KM、留萌〜旭川線83.9KM。所謂「高速バス」に分類される都市間バスを除けば、日本で一、二を争う長距離路線であろう。

だが、沿線人口は少なく、経営は極めて苦しい。
生活交通対策地域協議会において、地域住民の生活に必要なバスとして承認を得た上で、国および北海道より「生活交通路線維持費補助金」の交付を受け、辛うじて運行を維持している。(参考リンク

だが、税金の補助があるから安心、と言う訳ではない。
企業体である以上、補助に甘えず、自立出来るだけの収入を挙げるのが理想だ。
沿岸バスも、増収に向けた企業努力がに取り組んでいる。
【沿岸バス増収の努力 一例】
・沿岸バスオリジナルチョロQの発売
・「通好み」の「特殊ツアー」の実施(炭坑跡等の産業遺産の見学、原発見学など凝ったツアーが多い)
・バス路線乗り放題の「萌えっ子フリー切符」の発売
・羽幌町内「トエトのレトロなメロディバス」で話題性向上(ニコ動で人気の作曲家「トラボルタ」氏の作品を採用、ちなみに歌い手は巡音ルカ

…努力の方向性が方向性な気もするが、そのお陰でそっち系の人に人気が高い、という現実もある。事実、沿岸バスの「特殊ツアー」はリピーター率が高く人気のツアー揃いだ。
#一応、地元民向けのノーマルなツアー(氷川きよしツアーなど)もきっちりやって居るので。念のため。


さて、これらの自助努力に加え、新たな自助努力…すなわち増収を図れる革命的方法を考案したので、以下記したい。

先週末、私は九州の第三セクター「平成筑豊鉄道」に乗車した。
「平成筑豊鉄道」はJR民営化の際、第三セクターとして存続する事で辛うじて廃線を免れた路線。決して経営的に恵まれた路線ではない。
そこで同鉄道が増収策の一環として取った手法が、「ネーミングライツ(命名権)」の販売。
具体的には、各駅に「愛称」を導入し、その愛称の命名権を販売する。
車内では「(愛称)(実際の駅名)です」とアナウンスするし、各駅の駅名表示板も、(実際の駅名)の下に(愛称)を入れて表示する。
例えば、行橋駅の場合、「次は ゆめタウン 行橋です」とアナウンスする。糠駅の場合は、「次は ●●商店 糠です」という具合に。何処の駅か覚えていないが、「次は ●●.com ××です」なんてのもあった。
この手法を、沿岸バスに応用しては如何か。
沿岸バスは、主要路線「留萌〜幌延〜豊富間」に174ものバス停を擁する。他の路線も含めればもっと多いだろう。
距離の長い分、バス停数も多い。距離の長さと言う特徴を生かし、バス停の数の多さを逆手に取って「収入源」に変換出来る
バス停ネーミングライツ」を沿岸バスは取り入れては如何か。

どうせやるなら、一工夫を図りたい。
沿線の「留萌市」は、「萌えを留める」と書く地名の利を生かし、萌えや同人に特化してネーミングライツを募集してはどうか。
沿岸バスは、そっち系の諸氏に人気が高い。同人・萌えに特化すれば、そっち系の人達に受け入れやすく、ネーミングライツのオファーも殺到する事も期待できる。

では、どんなネーミングライツが想定できるのか。
次回、車掌DJ風(byスーパーベルズ)にバス車内でのアナウンスをシミュレート。その有り様を予測、検証してみたい。