だいぶ更新が滞っており申し訳ございません。
現在、春に開催された即売会で、書きたい即売会が数多くございます。
3月下旬には久々に岡山の「ぶちすげぇコミックバトル」に行きましたし、水戸コミケもあります。
5月の都産貿のオンリーも色々レポートしたいところ。
5月のとかちオンリー(帯広開催のアイマスオンリー)もまだ、ですね。

色々立て込んでおり更新が遅れそうですが、順不同で少しずつ書いて行きたい所です。



5月5日は、公共交通&旅行系オンリーイベントと銘打った「Little“T”Star!」にサークル参加させていただいた。
私のサークル「STRIKE HOLE」は、あくまで評論系のサークル。鉄道・旅行というカテゴリーに類するこのオンリーの参加条件に該当しないのではないか…?とお考えの方もいらっしゃると思う。
しかしながら、私のフィールドワークは全国各地の同人誌即売会巡りである。
全国各地を巡り歩くその事自体が、既に「旅行」のカテゴリーに入っているのではないか、とも思う。
いささか拡大解釈のきらいはあろうが、以前、東方オンリーの評論本を出していることを理由に「新潟東方祭」「東方皐月祭」といった東方オンリ−に参加した時同様、ダメモトで申し込んでみた。
寛容にも、主催様側に当サークルの参加申込を受理いただき、無事にサークル参加させていただく運びとなった。

当日は野暮用があり、サークル入場時間どころか開場時間にも間に合わず、開場11時を1時間遅れての来場となった。
このジャンル風に申し上げるならば、「1時間の運行遅延」と言った所であろうかw

サークル「STRIKE HOLE」として申し上げるならば、この即売会、正直申し上げ、「不完全燃焼」であった。
前日コミティアで捌けた事もあり、殆ど頒布出来る物がご用意出来なかった事は、極めて大きな反省点であった(これは、その数日後の「夕張まんがまつり」にも言えた事だが…)。
折角お立ち寄り頂いた皆様に対し、充分な頒布物をご用意できず、ご期待に添えなかった事をお詫び申し上げたい。
そして、もし来年の参加が叶うのであらば、参加するに相応しい頒布物をもう少し多くご用意したいと考える次第である。

両隣のサークルさんにも、ご厚誼をいただいた事、心より御礼申し上げたい。
特に私の左隣のサークルさん…ええと、私が「買い手」として「戦闘兵」と化す某ジャンルのオンリーでお世話になっている(主に買い専的意味で)サークルさんのような…こんな所でお会いするとは驚き。
お隣という事で多大なるご厚誼を賜り、感謝申し上げる次第。今度の某オンリーでも改めてご挨拶に伺いますね。

会場内は、「公共交通&旅行系オンリー」と銘打つだけあって、鉄道サークルや旅行記サークルが中心。
勿論、バス・飛行機など他の乗り物をテーマにした作品を出すサークルさんも、決して少なくない。
内容的には、凝りに凝った内容の作品を出すサークルさんも多く、クオリティも高い。
「鉄道」「乗り物」や「旅行」に拒否感の無い方ならば、大いに楽しめる即売会であったと思う。
一つ一つのサークルさんは無名かもしれないが、「掘り出し物」なサークルさんが多いように映る。

また、これは前回開催(2009年5月)からの傾向となるが、女性向け層の参加も目立つようになってきた事は、注目すべき大きな特徴。
鉄道擬人化ブームの先行者たる「紙端国体劇場」さんの作品にインスパイアされた二次創作や、オリジナルの鉄道擬人化等、所謂「鉄道擬人化」のサークルも、一定勢力を占めるようになった。
(ちなみに、「紙端国体劇場」さん自身もこのオンリーにサークル参加をされている)


これまで鉄道・旅行と言えば男性陣中心の様相が強かったが、「鉄道擬人化」の登場により、少し参加者層に変化が生じた印象だ。

運営面も、今回3回目という事もあり、全般的に安定しソツ無く運営されている印象。サークルとして参加するに当たり、特に困った事も無かった。
「鉄道」「乗り物」「旅行」の好きな方が集える良即売会であり、今後も是非継続頂ける事を願っている。
毎年ゴールデンウイークの開催、ゴールデンウィークは他のイベントも目白押しでバッティングが激しい。他のイベントの動向次第ともなり、必ず参加できるとは限らないが、日程の都合の付く限りサークル参加したい即売会の一つである。


運営には注文は無いが、注文を付けるとすれば、一部の人々のご意見に対して、であろうか。

この「Little“T”Star!」は、2008年5月のゴールデンウイークに初開催。以後毎年ゴールデンウイークに、年1回ペースで定期・安定開催を続ける即売会だが、「Little“T”Star!」の前には、「東京のりもの学会」という同種の即売会が開催されていた。
実はこの「東京のりもの学会」、4年前に私もサークル参加した事のある即売会なのだが…2008年春に惜しまれつつも開催を終了した即売会である。そして、「東京のりもの学会」が終わったからこそ、その後を受けて「Little“T”Star!」が立ち上がったのだろう。
(注:「Little“T”Star!」「東京のりもの学会」の両者は、公共交通・旅行のオンリーという一点でのみ共通するものの、人的繋がり等の関係性は余り無いと思われる)

この「東京のりもの学会」は、鉄道・公共交通・旅行ジャンルの関係者から、大いに親しまれ続けていた即売会だったが…ちょっと特殊な「ローカルルール」が存在していた。
理由はよく分からないのだが、一般参加の方の入場料が無料(サークル参加費は幾分かの参加費用を徴収していた)、という形態を取っていた。
一般来場者にはサークルカットの掲載された簡易リーフレットが無料で配布され、それを基に各サークルを回るという構図だった。

言うまでもないが、「東京のりもの学会」の実施した「一般参加の入場料無料」という施策は、極めて珍しい形態である。カタログを有償頒布する即売会の方が、圧倒的多数である。
だが、「東京のりもの学会」の入場料無料に慣れた人々からすれば、「Little“T”Star!」のカタログ代を有償頒布という、同人誌即売会では極めて当たり前の事であっても、奇異に映るのだろうか。「今までの即売会は無料だったのに…」と不平を漏らした方も、少なからずいらっしゃるようだ。

だが、私に言わせれば、「東京のりもの学会」と「Little“T”Star!」とは、同じ鉄道・公共交通・旅行ジャンルの即売会であれ、イベントが違う。
もっと言えば、主催する人も違う。主催の「考え方」も異なる。
主催の考え方も違えば、流儀も違って当然だ。
「東京のりもの学会」と「Little“T”Star!」とは別イベントであるにも関わらず、既に活動を終えたイベントの流儀を盾に、他のイベントにその流儀を押し付ける(ようにも見える)論調は、極めてナンセンスだと思う。

ましてや、カタログの有償頒布なんぞ、他の即売会では極めて当たり前の手法。
普通の方法を取って、不平をぶつけられても、主催も困るというもの。

以前も何処かしらで申し上げたが、カタログの値段設定云々なんてのは、主催が決定権を持つ。
一般参加者は、主催の値段設定に同意なら参加すれば良く、不服ならば参加しなければ良い、それだけの話である。そして、その値段設定の結果来場者が増えても減っても、それは主催の自己責任であると思う。
決定権を持つ代わりに、それに伴う責任は自分が負う。極めて分かりやすい話であろう。



不平を言いたくなる方の気持ちも、これまでの流儀とは異なるが故の戸惑いゆえ、気持ちは分からないでも無いのだが…

「Little“T”Star!」も今回で3回目。今のイベントの流儀に慣れてきたのか、最近は余りそのような不平は聞かなくなったが、以前は…というか「Little“T”Star!」開催当初は、結構そのような不平を聞いたような気がする。
初回開催から2年経過した今申し上げるのも、余りタイミングとしては宜しくないのだろうが、以前より気にはなっていた事…という事で、この場をお借りして申し上げた次第である。