6月12日、私は前橋市内開催のオールジャンル同人誌即売会「おでかけライブin前橋」と、魔法少女まどか☆マギカオンリー「なってよ!」に一般参加させていただいた。
両イベント共、全国各地でオールジャンル同人誌即売会「コミックライブ」等を手がける「ユウメディア」の主催だ。カタログも共通化しての開催だ。

ユウメディアは、昨今はオールジャンル同人誌即売会のみならず、オンリーイベントの開催にも精力的。女性向けのジャンルを手広く手がけ、開催地も東京都内のみならず、大阪・名古屋など主要都市に広げている。
特に、地域の広がりが顕著なのは東方ジャンルで、札幌・栃木・金沢・名古屋・広島・沖縄・静岡と地方都市での開催の動きが広がっている。
既存のオールジャンル「コミックライブ」(または「おでかけライブ」)との同時開催を通じ、互いの相乗効果も狙っているようだ。

そんな中私が見かけたのは、前橋市グリーンドーム開催・まどか☆マギカオンリー「なってよ!」の存在。
オールジャンル「おでかけライブ」との併催はまあ良いとして、何故前橋?東方だって前橋開催はないぞ?との疑問が沸いた。
調べてみると、どうやら前橋は、「まどか☆マギカ」の舞台らしい。所謂「聖地開催」である。

地方即売会行脚癖のある私だ。
元々前橋の「おでかけライブ」にも興味を持っていた事もあり、このイベントへの参加を決意するに、そう時間を要しなかった。

会場の前橋グリーンドームは、JR前橋駅からバスで10分の近距離。バスも一時間に2〜3本は出ており、そんなに困らない。
…ただ、家を出たのが予定より遅かった事もあり、11:30頃着と開場時間から少し遅らせての到着。
カタログは既に売り切れており、入場チケットを購入しての入場だ。

…しかし、最近のユウメディアのイベント、何件か参加してるが、11〜12時という比較的早めの時間に来場し、皆カタログ売り切れとは如何なものか。
一般参加者がカタログをロクに購入できないのはサークル回りに支障を来すので、印刷数を増やす等一般参加者の便宜を図っていただきたいもの。
少なくとも、事前頒布で全部捌けちゃったなんて特殊な事情の無いにも関わらず、カタログ入手が「至難の技」という現状を「正常」とは決して言えない。


サークル参加数は、sp数ベースではおでかけライブ170、まどか30。数字的には決して悪くない。
計200spはそれなりの規模であり、なかなかの盛況だと思う。
しかしながら、これは合同イベントの弱点だろうが、まどかは全体の一区画を間借りしたような配置。
正直、せっかくの「聖地開催型」オンリーだけに、オンリーイベントの雰囲気に欠けていたのが若干残念だった。
壁にイラストポスターを貼るなど、合同イベントという制約の中でも雰囲気を出す方法はあると思う。もうひと工夫あっても良かったのではないか。

男女比は2:8ぐらい?女性陣中心の地方即売会にしては、男性率は高かったような気がする。
まどか☆マギカオンリーの影響か?とも思ったが、まどマギに人が集中してたわけでもないので、多分因果関係は薄いだろう。

ジャンル分布を見ると、最大勢力はイナイレ27、次いでヘタリアが20。次いでボカロが7。
ボカロは、当日にジャンル最大手の即売会「VOCALOID M@STER」が被っている事を考えると、7サークル参加は大健闘だと思う。
これは、ボカロが東方同様、東京一極集中に陥らず、広範な地域に、また地元密着で浸透している証でもあると思う。

一方、その東方だが…おでかけライブ側での参加は5サークル程度。昨今のサークル数を見ると少ない気もする。
ただ、まどか側で東方本がやたらたくさん置いてあり、東方分の補充に困らずに済む…どころか、明らかに余は満足じゃ!なレベルに達するこの現象は、果たしてどう説明すりゃ良いのやらw
その一方、東方レイヤーは多数。女装レイヤーの多さもいつも通りの平常運転だ。
一つの仮説たが、まどかに流れる東方サークルも少なくないから、今回は、普段の東方で活動するサークルがまどかに流れた。そういう見方もできそうだが、そこはもっと検証が必要かも?

また、これは以前群馬県太田市の即売会に参加した時にも感じたことだが、地方即売会にしてはラミカ率の少なさ・本率の高さを感じた。また、絵のレベルも高いサークルさんが多かった。
東京との距離が近いと、東京の即売会に参加しやすい筈だから、本中心な東京の即売会の影響を受けやすくなるのだろうし、画力も鍛えられるのだろうか。

以上、当地で感じたことをアットランダムに述べませていただいた。
感じる事は色々あるが、一番感じる事は、やはり地方即売会衰退の流れの中、いまだ尚200spを維持できるのは「快挙」である。
この流れを維持し、群馬県の同人界を牽引する即売会として、当地の同人者のために「場」を提供し続けていただきたいものである。