たまゆらオンリーが開催された2月19日、横須賀市内では、もう一つ即売会が開催されていた。
地域の同人者をターゲットとして開催される、地元密着型のオールジャンル同人誌即売会「FREAKS」http://freaks.boy.jp/である。
地域の同人誌即売会に数多く来訪する、「地方即売会マニア」の私としては、折角横須賀まで足を来たのに、地元イベントのFREAKSに参加しないのも勿体無いw
幸い、汐入からFREAKS会場・横須賀市文化会館まではバス一本で行ける。
汐入のたまゆらオンリーを辞した私は、FREAKS会場の横須賀市文化会館に急行した。

今回のFREAKSは、同じ主催が営むコスプレイベント「CFR」との併催という形式を取っている。
どちらかと言うとコスプレイベントの方の開催回数が多く、コスプレイベントをメインに手掛けている印象。
「FREAKS」カタログには、勇者屋主催「コスプレ博」のチラシが差し込まれており、コスプレイベント主催同士の横の繋がりを感じさせる。
小さい事例ではあるが、そういう部分からも、同人誌即売会よりもコスプレイベントとしての活動の方がメインなのかな?と感じさせた。

昨年の同じ時期、私は横須賀開催の別主催によるオールジャンル同人誌即売会「BLACK ROSE」を訪れた。
この即売会との差異をどうしても比較して見てしまうのだが、「BLACK ROSE」に比べると、コスプレイベントとしての色が、どうしても濃く見える。

参加サークルは、今回50sp規模。
この横須賀の会場は、80〜100spがキャパシティであり、今回は少し数を落としている模様だ。
パンフレットを拝見すると、過去は満了や落選もあったとのこと。少し不調の印象。
コスプレ色の強さが、サークルの参加意欲に影響しているかもしれない。次回以降、コスプレイベント「CFR」と、同人誌即売会「FREAKS」は主催が別々になり、互いに独立して運営するという体制の変更があるので、その中で流れが好転する事を期待したい。

新体制に移行すると共に、FREAKSには、サークル参加受付の方法について、再検討を図る事をお勧めしたい。
現在のサークル受付方法は、他の即売会と異なり独特の方法ではあるが、その方法がいささか裏目に出ており、またサークル参加数の減衰に繋がっている可能性もあるからだ。

FREAKSは、サークル参加費を当日払いとしている。
しかしその一方、サークルの欠席・ドタキャンもあるようで、抽選に漏れた参加者の不満の種ともなっている。自分が落ちたのに、当選したサークルが欠席なのは、流石に不愉快に感じて然るべきだろう。
そこでFREAKSは、「キャンセル待ち」「オーバーブッキング」といった制度を取り入れ、空きスペースを減らし、参加できるをサークルを増やそうと対応している。
そこは良いとして、問題は、欠席サークルに対しては、今後抽選で不利となる可能性を示唆している点だ。
その措置は、サークルの参加を萎縮させることにも繋がる。抽選で不利と分かっていて、その即売会に率先して参加しようと思うだろうか?

そもそもの根元は、サークル参加費を当日払いにするという、FREAKSの制度に起因すると私は考える。
サークル参加費の当日払いは、金払ってないからと気軽にドタキャンできる。安易な欠席を助長している。
ここは他の即売会のように、申込時に先払いとした方が良い。先にお金を支払わせた方が、お金を払っているから勿体無いから、とサークルの出席を促し、キャンセルを減らせる。
当日の空きスペを減らしたいのなら、例えば、期限を定め何時までのキャンセルなら返金に応じるか等を定め、抽選漏れのサークルに振り分けるだのオーバーブッキング制度だのを、取れば良いと思う。

キャンセル待ちやオーバーブッキング制度は、できる限り多くのサークルが参加できるようにする制度だから、それ自体は否定しない。
改善のポイントは、サークル参加費支払いのタイミングでは無かろうか?
そこを改善すれば、安易なキャンセルを減らせる。「抽選の不利」という、サークルが参加を忌避するリスクを含む制度を発動せずとも済む。
申込システムの改善、再検討をお勧めしたいものである。