一昨日コミックマーケットに参加したばかりではあるが、私は、2013年の「即売会初め」として、青森県八戸市開催の同人誌即売会「NewYearFestival2013」http://t.co/wNMXsKNy に一般参加させていただいた。
八戸においては、正月三が日に毎年開催され、最早恒例行事と化しているようだが、1月2日というお正月の同人誌即売会開催は、極めて珍しい。
全国各地を見渡しても、2013年においては「初」の同人誌即売会とも言えるだろう。

開催場所は、JR八戸駅駅前の「八戸ユートリー」。
駅前なので公共交通期間組も助かるし、 駐車場も豊富な容量なので車組でも問題ない。
会場の立地としては、何らの問題も無いと思う。

初動は約120人ぐらいだろうか。
並んでるのは99%女性で、 高校生〜大学生ぐらい。
但し、一般入場開始後に遅れて来場する方も少なくなく、開始後30分もすると、男性の比率が回復。男女比1:9か2:8ぐらいになる。
また、時が経つにつれ、若い参加者も増える。具体的には、初動段階に比べ中高生の比率が増えている。

サークル規模は、パンフ記載のものを見ると80sp弱。
但し、飛び込み参加を受け付けており、これを合わせると100spとなる。

てっきり私は、1月2日という開催設定から、八戸に帰省する同人者が、冬コミの在庫を抱え参加するパターンを想定。普段の八戸イベントよりも規模は大きめではないかと予想していた。
しかしながら、そういう参加者はそんなに多くはなく、地元のサークルが中心のようだ。
サークル規模にしても、100sp前後は、他の八戸イベントとほぼ同程度。この日程だからサークルが増える、と言うわけでも無さそうだ。

ジャンル傾向としては、やはり黒●スが圧倒的人気で18sp。
次いで、アクセサリー5、ボカロ5、サンホラ4、東方3。
他は、創作、テニプリ、イナズマイレブン、アイドルマスター(シンデレラガールズ=「モバマス」)、ヘタリアとバラけた印象。
モバマスのサークルに男子学生が群がる展開や、アクセサリーサークルにおいて数十種を用意する品揃えの豊富さが、印象的であった。

頒布物傾向としては、ラミカが圧倒的。また、ポストカードもそこそこ多かった。
これは、他の地域と大差無いだろう。
この地域での特徴としては、イラスト集を本として出すサークル、加えて便箋を出すサークルが多かった事であろう。
また、アクセサリーのサークルも、豊富な品揃えが目を引いた。

もう一つ特徴的な事を申し上げると、この即売会、【スケッチブック】のサービスに、サークルが大変積極的な姿勢を見せている。
サークルスペース机上においては、【スケブ受け付けてます!】とPOPを掲げるサークルさんが、多く目に付く。
スケブの盛んな土地柄、という印象を抱いた。

この即売会では、「イラスト展示」という企画を実施している。
希望のサークルは、イラストを1部本部に提出し、イラスト展示コーナーに展示する事が出来る。
長野県松本市「コミックファクトリー」や金沢市「北陸本専」では、サークルさんのアピール機会を増やすという観点から、イラストカット等を専用のボードに掲示できる企画がある。「イラスト展示」は、これに近い匂いを感じる。
ただ、この即売会の企画の独特な点は、展示サークルにアンケートを取り、その内容を一緒に展示している所だ。

アンケートで記入する内容は、(1)サークル名(2)配置スペース(3)使用画材とこだわり(4)スケブ受付の可否の4つ。
スケブの可否を記入させる所が、この地域においてスケブが盛んな土地柄たることを、裏付けている。

使用画材を書かせるという試みも、案外面白い。
サークルにしてみたら、周りがどんな描き方を知る事ができるから、画力向上への良き刺激になるのではないか。
画材や描くに当たってのこだわりを問う設問も、「色鉛筆」「CG」「タブレット」から「愛だよ愛!」と力説する方まで多種多様だw

私は、帰りの電車の関係もあり、お昼過ぎに会場を辞したが、全体的に穏やかな雰囲気。
人出もあり、賑わいも見せた好即売会であったと思う。

八戸は、「おでかけライブ」こそ撤退したものの、「NewYearFestival」の他に、「pop cult unfold」が定期的に開催を続け、この地域の同人界を支え続けている。
また、これらの即売会以外にも、サークルを中心として、個人主催による即売会が勃興している。
勿論開催をストップする即売会も出てくるが、新たに即売会の開催に挑戦する若手もいるようで、活気のある土地柄のようにお見受けする。
今回お邪魔した「NewYearFestival2013」や、先述した「pop cult unfold」を始め、各即売会が切磋琢磨し、この地域の同人活動がより活発になることを願いたい。