3月最後の日曜日・3月31日、私は新潟市で定期開催を続ける東方Projectオンリー「新潟東方祭」にサークル参加させていただいた。

「新潟東方祭」は、2010年以来、実に3年ぶりの参加となる。
(参考リンク「4/4「新潟東方祭」にサークル参加しました」 http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51632737.html)
以前お邪魔した時は、東方祭系統の即売会らしく、生ライブやゲーム大会等、数多くの企画が花盛り。
(同一主催による「大9州東方祭」にも同様の傾向が見られる)
また、サークル数も右肩上がりに伸長を続け順調。そんなイメージを抱いていた。

今回も、その路線は変わらず。
多くの企画が目白押し。また、多くのサークルや一般参加者を集め、賑わいを見せた好即売会だったと言えよう。

会場は、新潟を代表するコンベンションホール「朱鷺メッセ」。
新潟駅や万代バスセンターといった中心部からは離れているが、佐渡汽船乗船場行きのバスが、20分間隔で出ており、不便さは感じない。
今回は、隣のホールで開催された「日本カワイイ博」合わせで臨時便が増発。
普段20分間隔の運行が、10分間隔に増発され、新潟東方祭参加者もその恩恵にあずかったw
とある参加者様からは、通常の路線バスタイプじゃなく、4列仕様の観光バスが臨時便でやって来た、との報告も上がっている。

天候はあいにくの曇り。
朝の段階では雪まで降り出してきた。もう3月も終わりなのに…
東方祭実行委員会主催のイベントは、大9州東方祭もそうだが、何故か雨に祟られるケースが多い。
…たぶん主催の行いが悪いからこうなるのだろうw
これはもう、仕様という事で、諦めるしかないw

しかしながら、開場45分前の朝10時頃の段階で、1階待機列は300人近くに達する勢い。
最終的な来場者は、主催氏曰わく1300人を超えたとか。
3年前が1000弱だった筈なので、前よりも数を伸ばし安定している。
サークル数も、3年前が80台だったのが今回120台だ。
主催氏の日頃の行いの悪さが祟り、東方祭は荒天が当たり前だが、荒天に左右されず来場者が安定している、という見方もできる。
それだけ、即売会として定着した、という事でもあろう。

会場内の対応に、慌ただしさが見られた点は次回に向けての課題だろう。
主催・チャンコ増田氏からして相当ピリピリしており、普段なら「乳/腹を揉む」「尻を触る」「腰を振る」などの独特な挨拶で氏に迫るのが当たり前の私ですら、新潟においては怖くて話し掛けられなかったぐらいだw
他、館内や本部のスタッフも、全般的に余裕が無く大変そうだった。

チャンコ氏に後で聞いてみたら、確かに人手不足だったとの事。
イベントが重なる等の事情で、普段の主力スタッフが不在とか。
台所事情は、相当厳しかったようだ。
スタッフの一部にケアレスミスが目立ったが(重箱の隅つつきになるので詳細は割愛する)、これも人手の少なさが遠因となろう。
いつも人手が少ないわけでも無いとは思うが、要員が少ない時でも対応できるよう、運営体制に工夫を図りたい所だ。

ただ、開場してからはそんな慌ただしさはなく、順調にイベントも進んでいったと思う。
(チャンコ氏曰く、開場までのスケジュールもタイトだったとか…)
開場から2時間ぐらいは、来場者が入れ替わり立ち替わりで、大変賑わった。
増えたサークルを収容する苦肉の策だが、普段同人生ライブを行う場所である筈の「ステージ」にもサークルを置くムチャな展開w
人気の音楽サークルをステージに配置した事もあり、ステージ上には人だかりができていた。

12時30分からは、会場内での企画として、「BGM企画」が登場。
これは音楽サークルからの持ち込みで、自サークルの作品を館内BGMとして発表できるという企画だ。
MC役が、曲の紹介をアナウンスしてくれるし、音楽サークルにとっても貴重なアピールの場とたるだろう。
私も幾つか、隠れた名曲の存在を知る事ができ、その点が収穫だった。

前回(3年前)は、即売会会期中に生ライブやダンス企画を実施する事が、サークルの作品頒布の妨げになる事を指摘した。
今回はライブを別室に移動、ダンスもサークル撤収後に行うなど工夫が図られ、このあたりの問題点は大幅に改善したと思う。
もっとも、即売会会場はステージまでサークルスペースに充てる混雑。サークルスペースの横で生ライブを始めるスペースなど無い。そういう事情も作用しているとは思うが。

13時を過ぎると、即売会会場はだいぶ落ち着いてきた模様。
4階の即売会フロアから1階下がった3階では、ゲームコーナー、東方カラオケラウンジ等の企画が目白押し。
企業出店や、主催氏のサークルもここに配置している。
以前は4階の即売会フロアの配置も、サークル増加の影響で4階に配置しきれず、3階の配置となった模様だ。
また、アフターイベント(同人生ライブやオークションを開催)の会場も3階に用意。ライブ出演サークルが準備に勤しんでいた。

3階のゲームコーナー/東方カラオケ等の企画は、午前中は閑散としていた模様だ。カラオケに至っては、10人ぐらいしかいなかったと聞く。
しかし、午後に入り様子を見ると、ゲームコーナーは人だかり。カラオケも40人ぐらいで、午後に入り人出も持ち直してきた模様だ。
最初サークルを回ってた参加者が、午後に入りカラオケやゲームコーナーに流れるという構図だろうか?

特に東方カラオケは、名古屋・東方名華祭でも同種の企画に携わる関係者を招聘してまで行っている。
せっかく名古屋からお越しいただきながら10人じゃあ寂し過ぎる。
後半人出が持ち直したようで、少しほっとした。

カラオケの担当者ともお話する機会に恵まれたが、本当はもう少し多くの方に来て、盛り上がって欲しかった雰囲気。
確かに、名古屋の「東方名華祭」の盛り上がりはこんなもんじゃ済まないし、一度「大9州東方祭」に出張して下さった時も、名古屋に比肩する盛り上がり。
それに比べると新潟は人数が少な目だし、盛り上がりも大人しい。
そう言いたくなるお気持ちも、決して分からなくは無い。

ただ、とある新潟の方が仰っていたが、新潟の同人者は、初見のサークルには寄り付かない傾向があるらしい。
実際、3年ぶりにサークル参加の自分は、他地域の東方オンリーに比べ低調な売り上げだった一方、新潟東方祭皆勤の他サークルは好調な所が多かった。
足繁く参加し、当地で顔と名前を売る地道な努力の成果が、この差に繋がっているのだろう。

東方カラオケにも、同じ事が言えたのではないかと思う。
今回初見の企画という事が、期待していた程の来場に至らなかった原因ではないか。
何度か足を運び名前が売れてくれば、参加者はもっと増えるだろう。
(とはいえ、今回特別に新潟に出向いていただいた訳だし、毎回新潟で開催する事も、流石に難しそうな気もするが…)

こうして盛況の内に即売会の部を終えた「新潟東方祭」。14時30分過ぎには、即売会の部は終了だ。
この後は、お楽しみのアフターイベントだ。豊富かつ充実したアフターイベントもまた、新潟東方祭の特長である。
即売会の机椅子を大急ぎで撤収し、スペースを空けて実施するのは東方祭の定番「踊ってみた」企画。
最初は、踊ってみた企画初挑戦となる「Spring Shower」。流石に新しものだけに、踊れる方は少なく30人弱も、練習を積んできだけに皆上手い。
次いで「Bad Apple!!」になると踊れるダンサーも倍増。

トリは、お馴染みの「チルノのパーフェクトさんすう教室」。更にダンサーが増え、どう考えても三桁突破してるw
そしてここで、シークレットゲストとして、「さんすう教室」の歌姫・miko氏が登場。予告無しの登場に会場騒然。
かくして、miko氏生ボーカルの下ダンスが始まる展開に。聴衆もヒートアップせざるを得ない。
「踊ってみた」企画は、大盛況の内に終わった。

そしてこの後は、「オークション」そして「同人生ライブ」と控える。
私は電車の都合もあり、16時前には会場を出たが、最後のライブまで残った参加者は約700人。ライブは20時近くまで続き、新潟は夜まで盛り上がったようだ。
大9州の時にも触れたが、生ライブはスタッフの拘束時間や作業量を増やす。今回も20時まで開催で、スタッフの負担も大きい。この点を、主催氏は決して忘れてはならない。
一方、即売会を盛り上げる大きなツールとなるのもまた事実だ。
全参加者の約半数を、最後の最後まで即売会会場に残す事ができる企画なんて、そう滅多に無い。
即売会会場に残ってくれれば、サークルの作品を手にとってくれる機会も増すし、カードゲーム等他企画に立ち寄る人も増える。
ライブをアフターで行う事の強みが、そこにある。

新潟東方祭は、スタッフが不足気味という事もあり、設営から開場までは、慌ただしく若干グダグダだった。
しかしながら、開場後は軌道に乗り持ち直し、上手く回して行けた。普段通りの、楽しい盛り上がりの「新潟東方祭」になったと思う。
次回もスケジュールが合えば、是非参加したいイベントである。