4月末の3連休。
土曜日は、ニコニコ超会議内「超ボーマス」にて他サークルさんのお手伝い。東方オンリーでもあればサークル参加したかったが、今回東方オンリーの開催は無かったので、他サークルのお手伝いに回った。
翌日日曜日は東京ビッグサイト開催「COMIC1」へ。サークル参加し、多くの方にお会いでき、目の回るような忙しさだった(でも、その割には売上さっぱりだったが…何故だおいw)。
とは言え、様々な人々とお会いできる、という即売会の醍醐味を改めて感じた次第である。お越しいただいた皆様に心からの感謝を申し上げたい。
明けて月曜日は予定も無く暇に。同人音楽オンリーの「M3」や、不屈の精神で豊橋での開催に漕ぎ着けた黒バスオンリー「Shadow Trickster」への参加も検討したが、最終的には他即売会に足を運んだ。

今回足を運んだ即売会は、同人ショップ「まんだらけ」が主催する、資料系同人誌オンリー「資料性博覧会」である。
この即売会は、アニメ・漫画等の「研究」をテーマとした同人誌即売会だ。サブカルチャーにまつわる研究表現の可能性を探る場、として位置付けている。
2009年スタート、年1〜2回ペースの開催。今回6回目となる。

この即売会、同人誌即売会の評論/レポートというテーマでサークル活動を営む当サークルとしても、気になる存在であった。
機会があれば一度サークル参加したいと思えど、他の即売会とのバッティングもあり、なかなか参加できずにいた。
今回は、イベントの存在捕捉が遅れサークル参加は叶わなかったが、他イベントにサークル参加の予定も無かったので、顔を出してみることにした。

今回の会場は、中野駅から徒歩5分の、「中野マンガアート・コート」。
これまでの自社店舗(まんだらけ中野店内)から、場所を移しての開催だ。
この「中野マンガ・アートコート」は、少子化に伴う小学校の廃校跡を、中野区がリニューアルし公共の文化施設として開放したものである。
サブカルチャー関連の企業も、テナントとして入居している模様だ。

しかしこの雰囲気…既視感を覚える。
教室を即売会会場として活用だとか。廊下に待機列を形成だとか…
これは間違い無く、以前豊郷小学校旧校舎で開催された、「けいおん!」オンリーに似た雰囲気。
どちらも小学校だった建物での開催、という点が共通している。
ただ、豊郷は土足不可、こちらは土足可なのが、大きな差異だろうか?
私は、小学校ならではの天井が低いつくり、頭をぶつけないよう注意しつつ会場に入った…豊郷の時と同様にw

会場は20sp規模だが、教室レベルの会場なので、とにかく狭い。
会場は、来場者で充満しており、廊下に待機列を形成。何人か会場から退出したら何人か入れる…という感じで、数人刻みでの細やかな入場規制をかけ、狭い会場でイベントを回すよう、工夫を図っていた。
頒布物は、「研究」をテーマとはしているものの、アニメの研究本が際立って多い印象。
サークルの作品は、これまでの自身の研究成果を発表するものだけあって、100ページ/1000円クラスの力作ぞろい。
中には、300p2500円の超大作も…!

年齢層は、サークル参加は、40歳超えの中高年が圧倒的多数。
サークル参加者の平均年齢は、平均年齢30代という高年齢に驚嘆した高知の「つるかめざっか」すらも、軽く超えるだろう。
30年近くの歴史を持つ創作オンリー「MGM」と、競い合うレベルではなかろうかw

一般来場者の年齢層は、もう少しだけ若いが、それでも殆どが30歳超えだ。
参加者年齢層の高さが際立ち、独特の雰囲気だ。

売り手は皆気合いの入った研究本を刊行し、買い手も、無名ながら「掘り出し物」的な良書を探そうと気合充分。
買い手売り手双方の熱気が、この即売会の独特の雰囲気に一役買っている。

「研究」というテーマゆえ、確かに敷居は高い。参加者を選ぶ即売会だろう。
だが、それ故に、買い手売り手共、ある意味「訓練された精鋭」が集う。
それに見合うだけのクオリティの高い本が出せるようなら、一度私もサークル参加し、その熱気の中に身を置き自らを試してみたい。そう感じさせた即売会であった。