4月20日は、蒲田の東方・伊吹萃香オンリー「すいかといっしょ」に酒飲みに…ゲフンゲフン一般参加させていただいた。
(「すいかといっしょ」は、2年前詳細にレポートしたので今回は割愛)
その後、東海道線に乗り小田原に向かった。
小田原で定期・継続開催を続ける同人誌即売会「本屋」に参加する為である。

「本屋」は、長年この地域で定期的に開催されており、全国色々な即売会に顔を出したい自分としても、気になる存在の一つだった。
この即売会の主催氏が、東方オンリーにも進出。「東方求名録」を開催した。
求名録には、私も参加させていただいたが、求名録に参加した後、ますます「本屋」が気になる存在にw
蒲田の東方オンリーとのハシゴはいささか強行軍ではあったが、スケジュールの遣り繰りもできたので、小田原に足を運んだ次第である。

会場は、小田原駅から徒歩10分の小田原市民会館。「東方求名録」の時と同じ会場だ。
サークルは、44サークル46スペース。例年よりやや少なめの模様。
とは言え、求名録の時に60sp規模で、配置もギリギリだった会場。50sp弱なら、ほぼ満了に近い数字だろう。

頒布物の傾向としては、ラミカ・ポスカ・アクセサリー等小物が目立つ。
本を出すサークルも少なくないが、コピー本が多い模様。
このあたりは、地域密着で開催されている即売会にありがちな傾向だ。

一般的な地場の即売会との違いは、コスプレ参加者の少なさだろう。
コスプレスペースも更衣室もちゃんと提供できている環境ではあったが、コスプレイヤーは殆ど見なかった。
私が来たのが14時で、14時30分にはコスプレ終了というタイムスケジュールが影響していたのかもしれないが…その要因を差し引いても、やっぱりコスプレイヤーは、少ないと思う。
コスプレという「華」は少ないかもしれないが、逆に言えばこれは、サークルが落ち着いて作品の頒布をできる環境とも言える。
参加者の年齢層が意外に高め(社会人・大学生が中心か)という事もあるが、会場の雰囲気も穏やかで、落ち着いて交流を図れる雰囲気だった。

ジャンル傾向としては、艦これ・進撃・ボカロ・うたプリとバラける傾向。
ただ、最大勢力は意外にも「弱虫ペダル」だったり。昨今のオールジャンルは、進撃や東方が勢力強い傾向だが、意外な展開。ジャンル傾向も、少し変化の兆しが見えている。
なお、東方projectは、珍しくゼロだった。…同じ会場で、東方オンリーまでやってるというのにw

企画としては、「落書きコーナー」を用意。東方オンリーの時の「しりとり」同様、手を掛けずに、かつ気軽に参加できる企画だ。
B5サイズの紙に、参加者がイラストを描き、ホワイトボードに貼って展示するだけの簡素な企画だが、意外にも、多くの参加者がイラストに挑戦。20近くの力作が集まった。
描画用に用意されたブースは、人が絶えず。色鉛筆など画材も豊富に用意され、多くの参加者がイラストに力を注いでいた。
ユニークな点としては、「まんがの達人」などの描画マニュアルも、ブースにイベント備品として置いてある。これを活用して、絵を描く楽しさを覚えて貰おう。そして、あわよくば次にサークルとして参加していただければ…との願いが込められているようだ。

落書きコーナーの力作イラストは、閉会後のアフターイベントにおいて、じゃんけん大会の景品に流用される。
サクサク進み、ものの10分もしない内に、20近くのイラストが全て捌けてしまった。
アフター終了後、主催氏が挨拶。拍手で盛り上がる。
だが、その盛り上がりは、一瞬で静寂に変わった。

次回の開催は、未定との事。場合によっては、今回限りで終了となる可能性もあるとの事。
その話が出た瞬間、盛り上がっていた参加者も、皆凍り付く。
理由としては、今の会場は老朽化で取り壊しとなり、今後の使用は不可能。新築会場の図面も見せて貰ったが、どうも即売会を開催するのが難しそうなつくりの会場っぽいとの事だ。
主催氏も、これで終わりになるかも…といささか弱気だ。
(なるほど、これまで続いてきた「東方求名録」に次回開催の話が出なくなったのも、この会場の問題がネックか…)

ただ、これで終わるのも、正直如何なものかと思う。
主催氏の話を聞いた時の、参加者の静寂が、全てを物語っている。
話を聞いて皆がショックに陥ってしまった、という事なのだが、ショックを受けるほど、皆このイベントが好きなのだ。皆に愛されしイベントだからこそ、皆の反応が凍りつくのだ。
何とか頑張って、他の会場を探していただき、新しい会場で、新生「本屋」を復活させていただきたい。それが、参加する皆さんの願いであろうから。