6月8日は、東方Project・古明地姉妹オンリー「古明地こんぷれっくす」にサークル参加した自分であったが、同じ建物「みやこめっせ」の別フロアでも、同人誌即売会が開催されていた。
同人誌即売会「全国制覇」を果たしたとは言え、まだまだ未踏の即売会も数多い。
まだ見ぬ即売会があれば、積極的に足を運びたい…そういう思いから、古明地こんぷれっくすを抜け出して、同じ建物の3階に足を運んだ。

今回お邪魔した同人誌即売会「ComiCon」は、20世紀から続いている老舗の同人誌即売会だ。
関西を地盤とし、主に大阪・堺と京都を舞台として、定期的に同人誌即売会を開催している。
特に京都は、数年前に「コミックワールド」が撤退して以来、(オンリーイベントの開催を除けば)京都に根ざした唯一のオールジャンル同人誌即売会だ。この日も、地元の若者中心に多くの方が参加していた。
(もっとも、同人誌即売会の規模縮小傾向はこの即売会にも当てはまる。かつては月一ペースも、今は年数回ペースに回数が減少。反比例して、コスプレイベント「COSJOY」の開催に注力が目立つのだが。)

サークル規模としては、約140spぐらいであろうか。
昔は数百sp規模だったようだが、相変わらず続く地場オールジャンル即売会の減少傾向もある以上、100sp台を維持できているだけでも充分健闘だろう。

ジャンル傾向は、相当バラバラな印象。
目に付いたジャンルとしては、ボカロ・進撃・ダンガンロンパ・Free!・黒子・ハイキュー・東方・艦これといった所。
地方即売会で必ず見かけるジャンルのサークルは、この即売会でもお見かけする。
また、京都市内の大学漫研がサークル出展、というケースも複数見かけた。
ただ、特に強い勢力のジャンルがあるわけでもなく、各ジャンルとも2〜4サークル程度で、満遍なく分布しているといったところだ。
ちなみに、地下で東方オンリーが開催されているにも関わらず、「ComiCon」に申し込んだ剛のサークルは、確認できただけでも4サークルいらっしゃった。皆艦これとの掛け持ちで活動しており、何故オールジャンルの方を選んだか、その一端が垣間見える。
ちなみに、今回のカタログ表紙は、艦これ・大和さんだった。

参加者の傾向としては、やはりその大半が、地元の中高生。地方即売会の参加者傾向そのままだ。
今回は、同じ館内で開催という特殊事情もあってか、「古明地こんぷれっくす」からのハシゴ組もチラホラ。同会場別ホールでの開催は、都産業貿易センター浜松町館の例しかり、ハシゴがしやすく、互いのイベント間の相乗効果がある。
その他、家族連れの参加も見られ、全般的にのどかな雰囲気が漂う。

頒布物傾向としては、キーホルダーとラミカが多い印象。こは地方即売会ありがちな傾向。
また、その一方で、同人誌を頒布するサークルもちらほら。地場の即売会にしては、本率が高いかな?とも感じた。

また、コスプレ参加もOKなのだが、地場即売会ありがちな「コスプレ過多」という感じにはならず済んでいる。
サークルとコスプレイヤーとのバランスが偏っておらず、悪くない。サークルも居心地悪くなる心配はなさそうだ。
コスプレイヤーにとっても、背景布を豊富に用意され、撮影しやすい雰囲気。コスプレイヤーにも居心地悪くなさそうだ。

総じて見て、この「ComiCon」は、歴史があり、かつ地元に根ざしたイベントという印象だ。
コスプレとサークルのバランスも偏りはなく、どちらの方にも参加し易い雰囲気だ。
地方即売会衰退の影響はどうしても受けていようが、その中でも踏みとどまって、地場の同人者のために「場」を守っていただいている。
決して環境は楽観できないのかもしれないが、今後も頑張って、この地で定期開催を続けていただきたいものである。