6月15日、私は北海道夕張市で開催される同人誌即売会「夕張まんがメロンまつり」にサークル参加させていただく予定である。
前日6月14日出発。朝、中野の某病院で診療の予約を入れたので、先ずは中野に向かう。
診療を無事に終え、夕張に向かいたい所であるが、夕張行きの道中、少し時間が余ったので、時間調整を兼ねて山梨市のオールジャンル同人誌即売会「メイプルフェスティバル」に顔を出すこととした。

元々この同人誌即売会は、山梨英和大学の学園祭内で開催されていた同人誌即売会であった。
最近、学生の皆さんの間でひそかに流行の兆しを見せている、【大学学園祭内の同人誌即売会】であった。
ただ、主催陣の都合上(たぶん大学を卒業したとかじゃないかしら)で、山梨英和大学の学園祭から独立。
現在では、場所も山梨市に移し、小規模ながらも定期開催を続けている同人誌即売会である。

私も、この即売会に関しては、以前よりその存在を存じ上げていた。
たぶん、「コミックチャレンジ」や「COMIC BREAKER」以外で何か山梨で即売会ないかしら?と探して見つけたのだと思う。
ただ、土曜開催という点がネックとなり、なかなか参加できずにいた。
今回、6月14日昼間のスケジュールが空いたので、この機を逃して次いつ参加できるのよ?と思い立ち、急きょ山梨市に寄り道した次第である。

会場の「街の駅 やまなし」は、JR山梨市駅から徒歩3分。
平たく言えば、地域住民向けのコミュニティセンターだが、足湯やレンタサイクルなど、観光客向けの設備も併設されている。
この施設の、多目的ホール(と思われる)にパティーションを設けて、会場として充てている。思ったよりも狭く、25sp程度が限界だろうか。

今回は、参加9サークル。正直、即売会としては極小規模であろう。
これでいいのかと正直思うが、前回は7サークル(但し台風の襲来により欠席多数で、実際には3サークルのみが来場とか…)なので、毎回この水準で継続開催している模様だ。
たぶん、会場費も安く抑えるなど低コストを心がけ、この規模であっても、継続運営ができるように工夫を図っているのだろう。
(昨年秋に参加した、隣県・長野県は伊那市のオールジャンル同人誌即売会「I,C,I」に通じるものを感じている。この即売会も、小規模ではあるが、低コスト運営で継続開催を続けている)

個人的には、オールジャンル同人誌即売会は、規模を大きくして求心力を高めるべきだとは考えているが、規模拡大を頑張り過ぎて息切れし、即売会休止となっては元も子もない。
無理のない範囲の低コスト・省エネ運営で、継続性を重視する、という方向性も有りだとは思う。

んで、何故か9サークル中2サークルが知己、というよく分からない展開だがw
彼らに挨拶させていただき、周辺サークルも眺める。

ジャンル傾向…といっても9サークルでジャンル傾向もあったもんじゃないとは思うが…でも何故か特徴は列記できるw
どうしてなのか分からないが、艦これが3サークル以上で目に付いたのですが…。
他に、複数のサークルで取扱いをしているジャンルとしては、ボーカロイドや東方・評論・創作も挙げられる。
男性向け系統に類するジャンルからの参加が多いのかな?とも感じた。

一般参加者も、流石に数えるほどな訳だが、私が見た時には男女比半々ぐらい。
ジャンル傾向的に、女性の参加は考えにくいかな?と思ったが、普通に女子学生が買い物していて、少し意外な感も。
(私が居たのは13時頃なので、他の時間帯はまた違った傾向かもしれない)

この来場者でサークル的には手応えどうなの?と心配にはなるが、友人サークル曰わく「手応えはある」との事。…ああ、だから何回もこのイベントにサークル参加してるのか。
サークル数が少ないから、一般来場者も、1サークル1サークルをじっくり眺める構図。それが、結果的に、サークルとしての「手応え」に繋がるのだろうか。
機会あれば、私も今度はサークルとして挑んでみようか。

同人誌即売会として、この小規模さは、正直戸惑う。
ただ、会場のキャパシティとかを考えると、小規模での安定開催を志向しているように捉えられる。
こういう形態の即売会も、即売会開催の一つの在り方なのかもしれない。