2月22日、私は神戸開催の艦これオンリー「神戸かわさき造船これくしょん」にサークル参加させていただいた。
前日21日、都内開催の東方オンリー「東方合同祭事」に足を運んだ後、都内で所要を済ませた後、夜行バスで関西入り。いささかハードなスケジュールではあったものの、多くの方にお会いでき、楽しい時を過ごさせていただいた。
前日、都内の東方オンリーでお会いした方と、1日ぶりの再開を果たすというケースが非常に多かったのだが、どうしてなのだろうか(棒)

このオンリーは、神戸川崎造船所・三菱神戸造船所で造船された艦(娘)を題材にした、艦隊これくしょんのオンリーイベント。
艦これ的に、神戸は一種のゆかりの地。「聖地」ともいえる街である。
在阪艦これサークルの受け皿になると共に、「聖地」という事で他地域在住サークルへの訴求効果も強く、前回は100サークル以上を集める盛況。
今回は、200サークル台後半を集め、幾ばくかの落選を出しつつも、最終的には250サークル近くが集った。
この即売会の特長としては、主催氏のこだわりだろうが、サークル案内・カタログなどの運営側からの刊行物が、凝りに凝りまくっている事。
主催氏への、神戸及び神戸生まれ艦(娘)への思い入れの強さを感じる。
世間に艦これオンリーは多々あるが、これだけの凝り方は、他には中止となってしまったが「浦賀船渠ノ航跡」ぐらいだろう。

★蛇足:もし「浦賀船渠ノ航跡」が中止せずに開催していたら、「西の”神戸かわさき造船これくしょん”、東の”浦賀船渠ノ航跡”」と並び称せられる「こだわりイベント」となっていた筈である。

サークルチケットは紙の質にもこだわり、レトロな雰囲気を演出したもの。
カタログもレトロさを演出するフォントで攻め、「神戸艦これ的観光MAP」と称した艦これゆかりの観光スポットを紹介するコーナーを設ける等、なかなかの凝ったつくり。
編集は主催氏の手によるもののようだが、極めて優れたデザインセンスであり、その凝りっぷりを、クオリティ高い刊行物へと昇華させたと思う。

…ただ、サークル参加案内が異様に遅れたのは、その凝り性にも一因あるんじゃないかという気もするがw(サークル参加案内到着は開催1週間前を切ってから)
もっとも、サークルリストを早々にアップし、宅配搬入も早めにアナウンス。サークル参加案内が遅れる事もメールでお知らせいただく等、サークル案内遅送のフォローもしっかりしていたので、サークル参加の身からしても、そんな困らずには済んだが。


会場は、神戸・三宮から南に数百mの、サンボーホール。創作オンリー「そうさく畑」等、関西の即売会会場として多用される定番会場だ。
市街地にも近く、ポートライナー駅の駅前という事もあり、アクセスは非常に便利。聖地開催効果も相まって、多数の来場者が押し寄せた。

私も早く来すぎてしまったようで、開場2時間前の9時30分には会場入りしていたが、その時点で、少なく見積もって300人以上が列を成す。もう一度申し上げるが、これは【開場2時間前】の話である。
1階のコスプレ用スペース等に待機列を入れて対応するも、当然それでは収まり切れず。
とうとう一般待機列は一階では収まりきれず館外にも並べる羽目に。
11時(開場30分前)時点では、1階500人・館外200人という話も聞いた。
私も、自分のサークルとしての準備や挨拶周りもあったので、その先の事は分からないが…他の方のお話によると、全員が入りきれたのは12時10分過ぎとか。

もちろん、会場内も来場者で充満。
開場後1時間は、身動きが取れないレベルの混雑ぶりだった。(いや、1月蒲田の「砲雷撃戦」よりは圧倒的にマシですが…)
12時30分以降になると、会場内の混雑もだいぶ緩和され、過ごしやすくはなったが、それまでは結構皆しんどかったと思う。

12時30分を過ぎると、来場者の一部が1階に吸着されていったようだ。
1階は、「神戸」に因んだ飲食物を提供する店舗が多数出展されており、ビーフステーキ丼やクレープ等が人気。クレープは何とか入手したものの、ビーフステーキ丼は長蛇の列が酷く、入手を諦める。
飲食店舗は、この「神戸かわさき造船これくしょん」ならではの特長であると共に、2階即売会会場の混雑緩和にも寄与、一石二鳥の効果を持つ企画であったと思う。

1階は、この他、艦これオンリー「我、夜戦ニ突入ス!」を主催する青ブーブー通信社の企業出店スペースがあったり、コスプレ広場や飲食・休憩スペースもあったり、そして有志サークルなどによる企画展示のコーナーもあったり。
即売会の枠に囚われない交流の場として、そして混雑の吸着剤として、機能していたと思う。

13時を過ぎると、この1階で、イベント記念品の頒布が始まる。
「カレンダー」「トートバック」共に主催のこだわりが感じられる逸品で、これにも長蛇の列が形成される。

こうして盛況の内に終わった「神戸かわさき造船これくしょん」だが、聖地開催・関西開催ゆえの賑わいがまず目に付くが、主催氏のこだわり・凝りっぷりにも注目すべきイベントであったと思う。
各種頒布・刊行等の凝り方に、主催氏の卓越したデザインセンスが相まって、非常にクオリティ高い逸品に仕上がり、イベントに華を添えたのではないだろうか。

そして、多数の来場者が押し寄せた中、1階を敢えて即売会スペースとせず、企画スペースとして活用させたことで、そこを吸着剤として混雑緩和が図れた点にも、取り組みの工夫を感じた。
企画・刊行物のこだわりだけでなく、イベント運営の面でも上手い取組が見られ、上手くバランスの取れたイベントになったような気もする。

主催氏のご都合や会場事情等もあるとは思うが、今後も継続開催を望みたい。そう感じさせる艦これオンリーであったと思う。