久々、感動する事しきりの同人誌即売会であったw

「地底の読心裁判」は、東方Projectのオンリーだが、他所の即売会とは違う類稀なオンリーイベントである。
【中二病】的にさとりと映姫を愛する主催が、さとり・映姫のカップリングを提唱する。2人の関わりが、公式には一切言及されていないにも関わらず、である。
その組み合わせはないわーとばかりに白眼視する周囲だが、主催は、そのカップリングを【布教】すべく、2人のオンリーイベントを開催した。
やがて草の根の活動の成果か、その2人のカップリングで同人誌を出すサークルも続々現れる。主催氏の地道な布教が、このオンリーを通じ実ったと言えよう。

当サークルは、3月刊行の新刊として、「この同人誌即売会がすごい!」という本を刊行した。
日本中幾多の同人誌即売会を見聞し続けた自身が、光るもの際立つ名即売会を厳選し解説、というコンセプトの同人誌即売会レビュー本である。
その中に、この「読心裁判」も加えさせていただいた。そのレベルで、当サークルも、「読心裁判」を高く評価している。
もちろん主催氏の草の根の布教活動も「すごい」所だが、それ以外にも、主催氏が参加各サークルの活動を深く理解し、熟知されている。1サークル1サークルを大事にしている事も、「すごい」所である。
そして何より、「読心裁判」のアフターイベント。これこそが、他の即売会には無い「すごい」所である。ある意味、「読心裁判」における事実上のメインイベントであろう。


即売会自体は、極めて盛況に終わった。
一般参加者の待機列…所謂「傍聴希望者」の列は100〜200とそんな多くは無いが、会場「川崎市産業振興会館」もそんな広い会場では無いので、随所で人の多い状態。
参加者の購入意欲も高く、当サークルも強い手応えを感じる。昨年刊行の「新・東方オンリー見聞録」も早々に完売した。

お昼過ぎになると、イベント記念品の「マグカップ」頒布が開始。
この間は参加者の多くが「マグカップ」に吸着され、一時的に閑散とする。
しかし、マグカップ頒布終了と共に、元の雑踏が戻る。
後述するアフターイベント目当ての参加者が滞留し続けるのに加え、この日蒲田で開催されていた他のオンリーイベントからのハシゴ組も流れ、午後以降も、川崎の会場は常時多くの人で賑わう。会期中はほぼ常時盛況、と評して差し支えはないだろう。
カタログも、12時30分過ぎには、無事完売した。

そんな中、チラシ置き場に謎のQRコードが掲示される。
このQRコードにアクセスすると、【読心裁判 陪審員制度】という投票ページに誘導されてしまう。

この即売会、毎回、アフターイベントで「主催=ロリコン」という判決を食らうのが恒例である。
時には会場内にて「ロリコン!」コールが浴びせられ、会場内が謎の一体感に包まれるw
この即売会は、いつしか「ロリコン裁判」と呼ばれ、主催氏が参加者全員により【公開処刑】される展開が当たり前となってしまったw

★何故そこまで至ったかについては、4年前に当サークルが参加した、(2011年記事の)「11/6 東方オンリー「地底の読心裁判」」もご参照いただきたい。

今回も、気を利かせたスタッフの一人が、陪審員制度を導入した。
「主催がロリコンか否か、参加者の意見を聞こうではないか」という趣旨である。

これに対し主催氏は、「有罪にしたら終わった後の打ち上げ宴会は自腹にするぞ」(注:スタッフ間の打ち上げ飲み会の代金は、主催が負担するケースが多い)などとスタッフに圧力をかける。
だが、スタッフ達は「喜んで自腹切ります!」と言い出す始末であるw

「陪審員制度」は、催事終了の14時30分までに、821人もの参加者が投票。結果は、以下の通りである。

有罪 572(69.7%)
無罪 249(30.3%)


思ったよりは無罪票も多かったが、3分の2以上もの「絶対多数」が、主催を有罪(=ロリコン)と見做したようだw
主催氏の無駄な抵抗も、当然のごとく徒労に終わったw

こうして即売会は無事に終わり(?)、事実上のメインイベント・アフターイベントに「入廷」させられる主催。
ここで、スタッフが、主催氏を糾弾する【訴状】を用意し読み上げる。

「被告(=主催氏)は(中略)依然として描写年齢が幼く見える性的描写のある漫画本の購入を継続するなど、反省の態度が見られない」
「被告は、「俺は凌辱物以外のエロ本は認めない」と発言し、純愛感動路線を批判したばかりか、萌え表現の自由に対する重大な挑戦を行っている。これは葉鍵世代に対する宣戦布告であり、我が国における萌え文化への思想的テロリズムに他ならない」

…んーこの訴状を作った人間も、どこかで裁かれるべきな気もするがw
というか主催とこの訴状作成者と、二人まとめて警察に引き取っていただきましょうかw

これに対し主催氏は、「偶然に小さい女の子を好きにだっただけだ!」等と弁明。「読心裁判」初回と同じような弁明を始める。
スタッフ達は、「主催氏に清き有罪の一票を」と呼びかける。

「飲み会の自腹は嫌だから」と抜かす司会進行役の「司法判断」により、いったん主催は無罪となる。
しかし、司会は「民意も確認しようではないか」と言い出す。
その民意は、前述の通り、3分の2以上が主催をロリコン(=有罪)と見做す結果。

民意を重んじ、最終的に主催はまたもやロリコン認定されるに至ったw
そして、会場内のほぼ全員が、拍手をもってこれを承認したw

めでたしめでたし。

…てか何すかwこの壮大なる茶番劇はwww
このしょうもない展開に、私は感動を覚えずにはいられないw

とりあえず、次回開催は未定だが、即売会・アフターイベント両方を楽しめるこの「裁判」は、なんだかんだで参加していて面白いのもまた事実。
次回も、同人誌を頒布しつつ、主催を裁いて公開処刑できる「場」が設定される事を期待したいものであるw