「浦賀船渠ノ航跡」中止問題については、ktgohan氏(以下「たまご氏」と記す)による労作【「浦賀船渠ノ航跡 中止問題」 中間レポート: 開催中止に至る経緯」】が発表され、一定の注目を集めた。
メーリングリストが公開・分析される中で、これまで定説とされていた

「主催がロゴ・写真を無断で使用し、それを権利者に咎められて中止」

という話が、全くの虚偽として明らかにされた。
スタッフの一人が「自分の叔父がその会社に勤めているから聞いてみる」という触れ込みで、権利所有企業からの話と偽って、主催側に中止を迫った。そういう構図である。
そして、他のスタッフもそれに乗っかって、主催にイベントの中止を要請した。

私も、この記事を受けて、自身なりの見解を、「「浦賀船渠ノ航跡」中止問題に新たな展開」(前編)(後編)にて綴らせていただいた。

180度ひっくり返った事実関係に戸惑う方。友人知己が「下手人」という事もあり、これを信じるには心の整理が付かない方。様々な理由で、この話を信じきれない方も、それなりにはいらっしゃった。
そういう方々向けに記したのが、前回の記事である。

たとえ執筆者の解釈に多少の疑問点があろうとも、その基となるメーリングリストの内容に虚偽は考えられない。メーリングリストの内容自体は、信憑性があると見て良いし、その中に、スタッフの虚言や行動も描かれている。
信じきれない気持ちは理解できなくもないが、メーリングリストという「史料」の内容は真実だろう?
そういう思いを込め、執筆させていただいたつもりだ。

今回は、「補遺」という事で、前編・中編では論じきれなかった内容を、アットランダムに記してみたい。
もうしばらくの間、お付き合いをいただければ幸いである。
【浦賀船渠ノ航跡中止問題「真相究明」を嫌がる人々】

11月9日の「浦賀船渠ノ航跡」中止説明会後より、「真相究明」の動きは始まった。
スタッフの態度が悪印象だったりおかしかったり、或いは説明内容に不審な点があったり…という事で、少なくない有志の方々が、独自に、この件に関する不審な点の洗い出し作業を始めた。
当然、その中には、今回反響大きな記事を上げた、たまご氏も含まれている。

翌11月10日には、この問題における「権利者」住友重機械工業(株)への聞き取りが行われ、「住友重機械工業(株)としてはこの件に関与していない」という証言が得られた。
これまで謳われてきた「権利者のクレームによる中止」という座組みとは、真逆のものであった。

私も、この辺りから、説明会での内容を、不審に思い始めた。
幸い、著作権等知的財産権に関する幾ばくかの知識もあったので、それを頼りに、「権利者とは言うが、みんな消滅した権利ばっかじゃないか?」という結論に至る。そりゃ、消滅した権利ばっかなんだから、住友も関与するわけがない。
最終的に、主催やスタッフの動きも勘案し、「偽権利者が架空の権利を盾に中止を迫ったのでは?」という結論に至ったのは、既知の通りである、

その中で気になった事としては、Twitter等で、時折真相解明の動きに反発する発言が見られた点である。これは、真相究明の活動を始めた当初から見られた。

「真相究明より、主催がサークル参加費を返金するのが先ではないのか」

…いや、参加費返金は主催の義務。俺らには関係ないのだが。
俺らは俺らで勝手にやってるだけで、主催とは独立してるぞ?
両方平行で同時にやればいいだけでしょ?変な事言うねえ。

最初は「なんか勘違いしてないかね?」ぐらいのちょっとした違和感程度だったが、その後も、時折この手の反発をお見かけする。


「法律の問題なんかじゃない」

…いや、権利者から権利を盾に中止を迫られたって話なのですから、モロ法律の話じゃないですか?


「衣笠(=浦賀船渠中止に伴う代替イベント「衣笠だけど浦賀の会」)楽しかったからそれでいいじゃないか」

衣笠が楽しかった。それは良かったと思いますよ。
でも、衣笠が楽しいからって、浦賀の真相を調べちゃいけない理由にはなりませんが?


「終わった話を蒸し返すな」

あの…こちとら中止説明会翌日から「不審な点が多い」って事で真相究明活動に動いてるのですが…
全然終わってないし、というか現在進行中なのですが…勝手に終わった話にしないで貰えませんかね?


どうも変だ。真相究明を嫌がる空気を露骨に感じるし、その割には理屈が無茶苦茶だ。

そもそも、この手のスキャンダラスな話題、皆が興味を持つのが相場というもの。野次馬やヲチャーが湧く展開なら、話は分かるのだが…
また、真相を究明する事により、今後このような「催事中止」という事態を防ぐための処方箋を、より有効なものにできる。そういう意義もある。
「真相究明」の活動は、興味関心を持たれる事こそあれ、反発される言われも無い。

反発されるにしても、「無関係の花羅が何で首突っ込むんだ、出しゃばりやがって」「ジャーナリスト気取りがうざい」程度ならまだ分からないでもないが(正直その論調には、確かにその通りですごめんなさい、としか言えないw)、それともちょっと違う。
明らかに、おかしい反発の空気である。


面白いのは、これらの反発は皆、横須賀界隈の皆様から上がった動きであった。
具体的には、この催事中止のキーマンともいえる、メインスタッフの長野@スミス氏・くろかい氏らの周辺
横須賀人による「艦これコミュニティ」界隈の方々からの反発だ。


2月には、ライター・有馬桓次郎氏が、「浦賀の一件は何で今なお尾を引いてるのかしら。参加者には返金もされたし、浦賀船渠の現商号保有者とも一応は合意が取れたんでしょ?」等と真相究明活動に疑問を呈するレベルを通り越して、意味不明の事を言い始めた。
おいおい、んな話初めて聞いたわ。合意が取れたんなら開催できるだろーがw

これは、たまご氏ブログ「【終了】「浦賀船渠ノ航跡 中止問題」 新たなガセネタと、情報提供のお願い(懸賞金付き)」に詳しいが、この有馬氏も、この「横須賀人艦これコミュニティ」に属する某スタッフとの繋がりが確認されている。


いったい、これは何を意味するのだろうか?
このコミュニティの空気と、これに属しない普通の同人者との空気が、余りにも違いすぎる。何かをこのコミュニティ全体で隠しているのでは?と邪推したくなる(断言はしないが)。


流石に、4月のたまご氏ブログ公開以後、若干空気が変わってきたようだ。
騙された事を悔やむ動きも、若干だが出てきている。

その一方、トリック★スタア氏のようにTwitterを捨て逃亡する者あり。
くろかい氏・かぶ氏のように鍵を掛け非公開設定にする者もいる。
くろかい氏に至っては、即売会の参加予定の一切を取りやめている。STRIKE HOLE並みに全国各地への遠征に熱心な筈のくろかい氏が、それを取りやめる。まさしく一大事である。


このコミュニティに拠る二輪恭斗氏などは、「意図的にねじ曲げた談話」などとたまご氏のレポートの内容を全否定し始める。
私も「そう断定する根拠ありますか?」と尋ねるが、有意な回答をいただける事は無かった。

それどころが、「昨秋で終わった事を今頃になって、真相はこうだ!とか、聞いてない事に根拠を述べよとか。で、今さら蒸し返して何がしたいの?という感想しかない」などと言い出し始める。
真相究明に反発する側がよく唱える、典型的な「蒸し返すな」論である。

これに対し私も、こう反論する。

>いや、昨秋で「終わった事」とするなら、それ昨秋の虚偽発表を事実認定することになるかと思いますが。少なくとも私は、たとえ蒸し返しであったとしても、虚偽を確定事実と認定し終わらせるのは、自身の良心に反すると思ってます。


二輪氏は、これに回答する事無く、私やたまご氏をブロックする事で対応された。

ちなみにこの二輪氏は、くろかい氏との交友関係が確認されている他、当ブログ記事内容を全否定するコメント(14番)も寄せられている。


ここまで真相究明が進んでいるというのに、横須賀勢の動き、やっぱり変な動きである。
怪しむには、充分足る奇妙な動きである。

このコミュニティの皆様、何処までが、犯人に係累する者なのか?
そして何処までが、単に騙されただけの人間なのか?
その当たりの見定めが、今後の課題になりそうだ。



【コアスタッフの行動は故意か?それとも重過失か?】

昨年11月時点で私は、「偽の権利者」の振りかざした「偽の権利」 を鵜呑みにして、最終的に中止を決めてしまった事こそが問題、と論じていた。
主催氏は無論、スミス@長野氏らのコアスタッフも、偽権利者に騙されていたのだろう、と推定していた。スミス氏らのスタッフ離脱を機に中止に転んだ、と言う構図は読み取れたものの、それはあくまで「騙された」からだ、と比較的好意的に解釈していた。
言わば「(重)過失」である。

だが、ここ最近公開された情報を改めて読み返すと、スミス氏らコアスタッフは、「重過失」ではなく「故意」ではないか?そう疑わざるを得ない要素が散見している。


.瓠璽螢鵐哀螢好函Χ呂8時間での撤退宣言

(2014年)11月4日の18時少し手前に、トリック★スタァ氏が、イベントカタログ掲載予定の浦賀ドック写真について、無許可の撮影・使用はNGのはずだが…と疑問を呈したのが、今回中止に至る発端だ。
その僅か8時間後、11月5日の深夜2時30分の時点で、スミス@長野氏・くろかい氏・かぶ氏という幹部3スタッフの連名で、「重大なコンプライアンス違反の為スタッフを離脱する」旨の通達メールが流れる。
この間、僅か8時間ちょいである。いくらなんでも、動きが早すぎないか。不自然だ。

断言はできないが、トリック★スタァ氏が口火を切るもっと前の段階で、事前に何らかの口裏合わせがあり、「シナリオ」が出来上がっていた可能性がある。
そうとでも考えないと、この動きの早さには合点が行かない。


▲好潺校瓩蕕痢中止を企画する明確な言動

よくよく考えてみると、仮にスミス氏ら主要スタッフが離脱したとしても、即売会の開催自体は、相当グダグダにはなっただろうが、何とかできた筈である。
この時点で、サークルへの発送作業・パンフ印刷作業等は全て終了している。後は、当日のイベントを回せるだけの頭数さえ用意すれば良い。
離脱を表明せず、当日の予定を開けていたスタッフは少なくとも5〜6人はいただろうし、それでも足りなければ、鉄道ジャンル関係の友人に泣きつけば良い。同年初夏「ノリモノの学校」中止騒動で、鉄道ジャンル関係者から総スカンを食らっていたとはいえ、窮状を話せば彼(女)等も手伝っただろう。
スミス氏らが抜けても、理論的には充分開催可能な状況ではあった。

だが、スミス氏らは、明確に「浦賀船渠ノ航跡」を中止しようと企図していた。私はそう捉えている。

単に「家族や友人を守るため」スタッフを離脱したと言うならば、スタッフを離脱した後関わらずに素知らぬ振りしていれば良い。
地雷イベントに関わりたくないからと、直前でスタッフが離脱するケースは、浦賀に限らず時折見聞きするが、その場合、離脱後は「我関せず」の態度を貫くのが通例だ。(当日一般参加者としてヲチに徹するケースが多いw)

だが、彼らはそうはしなかった。スタッフ離脱宣言後も、主催に中止を求め、関与を続けていた。撤退した筈のスタッフがここまで関与するというのは、極めて異例である。というか、矛盾している。
カラオケボックスに徹夜で監禁紛いの圧力を掛けた(?)事は証拠に弱いとしても、中止に向け指南を行うメールの存在が、これを裏付けている。

単にトリック★スタァ氏に騙された、というだけでは、そこまでして「中止」に向け熱心だった事の説明が付きにくいように思う。
何らかの意図があって、中止するよう圧力を掛け続けたのでは?という風に映る。


今思うと、離脱宣言の当日24時に実施した、スタッフメーリングリストの閉鎖。
これも変な話である。
閉鎖すれば、残ったメンバー間での連絡に齟齬が生じる。開催3〜4日前にその状況は、催事遂行に大きな影響が出る。普通は、そこに思いが至る。
単にスタッフを離脱するだけならば、悪影響を鑑み、「当日まであと僅かだし、催事終了までメーリングリストも残しておくか」と放置して終わりである。わざわざ閉鎖する必然性が見当たらない。
逆に言えば、わざわざ閉鎖したのは、催事に悪影響を及ぼさせる為ではないか。言い換えると、中止に向けた布石の一つではないか
まだ断定するには材料が不足しているが、その疑いが強い。



まだ「故意」と断定するつもりはない。
その判断は、長野@スミス氏ら当事者各位の弁明を聞いてからでも遅くは無い。
もしスミス氏及びその周辺の皆様方が、あれは故意ではない。トリック★スタァ氏にまんまと騙されてしまっただけだ、と主張されるのであれば、是非ご一報をいただきたい。



【主催氏の責任】

これまで相当風当りの強かった「浦賀船渠ノ航跡」主催氏だが、たまご氏のレポート公開以降、風向きは相当変わってきたと思う。
同情する声や、彼は悪くない、と擁護する声すらも聞こえてき始めた。
それだけ、スミス@長野氏ら後乗りのスタッフが、酷い有様という事なのだろうが…

ただ、申し訳無いが、主催氏の責任は「ゼロ」ではない。

たとえカラオケボックスに監禁紛いの事をされ中止を強要されたとても、主催が中止を決めてしまった事は、紛れもない事実である。
主催が「中止」という判断を下してしまった以上、同情すべき余地は大いにあるとは言え、「中止」したことに、主催は責任を負うべきである。

それに、中止の原因がトリック★スタァ氏・スミス@長野氏らにあるとはいえ、そういう連中を受け入れてしまったのは何処の誰か。
それは、主催氏本人に他ならない。
主催氏が、ああいう連中を受け入れてしまったから、中止に追い込まれた、とも言える。
人を見る目が無く、酷い連中を内に入れてしまった事。これも主催が問われる責任である。

だからこそ、主催が取るべき最低限の責任を果たすべく、主催もサークル参加費の返還に邁進したのではないか。(まあ、それは当たり前にすべき話なのだが)


話は変わるが、この「浦賀船渠ノ航跡」中止に際し、主催はどの程度の赤字を食らったのだろうか?
収入部分は、サークル参加費は各サークルに返還したからゼロ。カタログの売上も、破棄させられたからゼロ。1円も存在しない。
支出部分が、そのまま赤字額となる。

支出部分に相当する費用を、考えられるだけ上げてみよう。

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会場費(会場のキャンセル手続きは取っていない)
カタログ印刷費用
ぅ機璽ル参加案内の印刷費用
ズ纏記念品の制作費用…割り箸、シール、クリアファイル等

これらの総合計は、実際の金額は主催氏本人しか分からないが、見た限り少なくとも50万、下手すると100万を超えるかもしれない。

これらの金額全てが、赤字額であり、同時に主催の損害額・被害額でもある。
トリック★スタァ氏の虚言で、スミス@長野氏らの圧力で、中止に追い込まれた。その被害は全て主催持ち、というのもおかしな話である。
何とかして、この連中にも、この損害を弁済させるべきではなかろうか。
(勿論、主催にも幾ばくかの責任はあるから、全額戻ってくる訳ではないだろうが)

当の張本人達は現在、Twitterから逃亡したり非公開にしたりするなど、絶賛逃亡中である。
その態度を見る限り、自発的に主催の損失を補てんするつもりなど無さそうだ。

ならば、法廷の場に持ち込むしかないだろう。
主催氏は、あの連中を提訴すべきである。そして、法廷で決着を付け、彼らにこの損害を弁済させるべきである。
それこそが、主催として負うべき最後の「責任」、最後の「仕事」であると私は考える。

責任を持つべきものに、然るべき責任を取らせる。
そういう形で「ケジメ」を付けさせる事によって、この問題は、本当の意味で「終わった話」になるのではなかろうか。



【豊郷ティータイムは、如何に動くべきか】

「けいおん!」の聖地・滋賀県豊郷町。
この町で、「けいおん!」オンリーの同人者即売会や、各種ファンイベントを定期的に開催する、「豊郷ティータイム」(以下TTTと表記)という主催団体がある。
「浦賀船渠ノ航跡」中止問題は、豊郷にも飛び火している。

「浦賀船渠ノ航跡」を中止に追い込んだ、長野@スミス氏側のスタッフの一人に、かぶ氏という人物がいらっしゃる。
かぶ氏は、スタッフ離脱宣言を連名で発した3名の内の1人であり、「浦賀船渠ノ航跡」中止に大きな役割を果たした、コアスタッフの一人である。

そのかぶ氏、TTTの幹部スタッフというお立場のようだ。そう、たまご氏のブログに、紹介されていた。
その真偽を裏付ける証拠は出揃っていないので、かぶ氏の立場がどの程度のものなのかについては、言及を保留したい。

仮にかぶ氏がTTTのスタッフに在籍していないのならば、たまご氏のブログは虚偽を書いている事になる。風評被害甚だしいので、TTTとして、即たまご氏に抗議すべきだろう。

かぶ氏がTTTのスタッフなら、先ずTTTとしてかぶ氏に事情聴取を行いたい。
メーリングリスト等から結果は明白だが、一応かぶ氏の言い分も聞いてあげたい。

聴衆の結果、浦賀の中止に関わっていると見なせられるなら、当面スタッフ参加を自粛して貰うべきだと思う。
参加者も、イベントを中止に追い込んだ輩が仕切るイベントに、行く気は失せるはずだ。
他のスタッフだって、そんな人間と一緒に働きたくはないから、お手伝いのスタッフも目減りする事だろう。

かぶ氏が代表に準じるクラスの幹部だったらの話。
浦賀中止に関与していた以上、当然幹部ポストから降りて貰うべきだと思う。
先ずは、代表(主催本人)がリーダーシップを取り、腹をくくり、かぶ氏に降りて貰うよう話をするべきだろう。

もし代表(主催本人)が、何らかの事情で動けない(動かない)ならば、鍵を握るのは長老スタッフだろう。
代表(主催本人)が引導を渡すのがあるべき姿だろうが、それができないならば、その任をこなせる力を持つのは、長老クラスのスタッフでしかないと思う

幹部に問題があっても、下から突き上げ辞めさせるのは非現実的だ。下は黙って去るのみ。
となると、年配の長老にお願いするしかない。
長老たちは、年の功もある。一目置かれるだけの発言力もお持ちの筈だ。
かぶ氏の首に鈴付けさせる必要があるのなら、長老スタッフのお力こそ欠かせないだろう。