土曜日の夕方、という変則的な開催の同人誌即売会「眼鏡時空」に一般参加で足を運んだ。
普段この日は、仕事が無ければとある勉強会に足を運ぶのだが、仕事があると勉強会の方には間に合わない。ただ20時30分まで開催の「眼鏡時空」なら仕事帰りでも間に合うかな…という事で、一般参加者として足を運んでみた。

この「眼鏡時空」は、イベントタイトルが示す通り、メガネキャラをテーマとしたオンリーイベントだ。
足を運んでみて、各サークルを回った限りでは、「艦これ」霧島や「アイマス」律子が目立ってお見受けした感じ。
参加者の年齢層は高く、若くて30代、40代の方も決して少なくない…というかこの世代が主力かもしれない。都内の男性向けオンリーは全般的に年齢層が高いが、その中でも取り分け年長者の多い即売会だと思う。
男女比は、8:2ぐらいだろうか?
ちなみに、参加者全体を見ても眼鏡率が高かったような気がするのは、果たして自分の気のせいであろうか?(汗)
この「眼鏡時空」、元々2001年頃から年1回ペースで開催し続けており、メガネ属性の方々がそれなりに多いという事もあってか、参加者にも恵まれていた即売会であった。
しかしながら、主催側が即売会に割く時間が取れなかったようで、2009年を最後に即売会の開催を休止していた。

2012年に復活したものの、その形態は他に類を見ないものであった。

先ず、イベントの開催告知はブログのみ
サークル申し込みの事前受付は行わず、当日の受付のみ。当日にサークル参加費を受付で支払う方式だ。(サークルの参加案内も、ブログでの告知のみとなる)

当然、カタログも、サークルカットも無い。
配置図だけは、当日急ごしらえでつくったものを、受付付近に掲示している。
(とはいえ、別に配置図が無くても、メチャクチャサークル数が多いわけでもないから、全サークル絨毯爆撃してもかまわないw)
一般参加者は、入り口で「お賽銭」名目にて、任意の金額を支払う、という形式だ。
サークルリストは、事前にサークルに「参加表明」をしてもらう事によって、参加表明サークルのリストが用意される。

徹底的に、主催の労力を省いた形での運営だ。
(ちなみに、会場も大田区産業プラザPiOの大会議室を、夜間だけ借りて安上がりに済ませている。これは夜しか会場が取れなかったという事情はあるものの、低コストで済ませた運営、とも言えるだろう)

悪く言えば「手抜き」とも言えるだろうか。
こんなメチャクチャな運営でサークルは来るの?そういう疑問も沸いてくるが、この形式でも30サークルが集まるという所が凄い。

やはり、主催とサークルとの間に信頼関係が出来上がっているからこその芸当なのだろう。
既に10年以上に及ぶ開催の歴史を持っており、その蓄積も大きくものを言っている。
イベント終了後には、主催とサークルとの合同打ち上げが恒例となっており、両者間の人間関係がしっかり出来ている事も伺える。

加えて、メガネスキークラスタも結構多い。そういう方々のニーズを満たす、おんりーワンの即売会として支持されている部分も大きいと思う。
3年間開催が途切れた歴史を踏まえ「こういう簡素な形式でも、やってくれるだけありがたい」という雰囲気になっているのだろう。

労力的にも金銭的にも、とことんまで無駄を省いたローコスト・効率的な運営だと思うが、これは全ての即売会が真似出来る訳でもない。
これまでの開催経験の中で培ってきたサークル・主催相互の人間関係を下地とし、ジャンル内の参加意識の高さもあって、結果を出せている。そのように感じた次第である。