京都府舞鶴市で開催されている、艦これオンリーの同人誌即売会「砲雷撃戦!よーい!」については、私も当ブログ過去記事で書いているし、同人誌「コンテンツーリズム取組事例集1」でも散々書かせていただいた。
夏コミ刊行予定の新刊「私撰!この”聖地開催”同人誌即売会がやばい(笑)」にも書いている。
相当書き尽くした感があり、今更記事化するのも「くどい」感じがしないでもない。

という訳で、即売会のおおよその様子は、上記過去記事でもご覧いただければ幸いである。大体の雰囲気は、これでお伝えできると思う。
今回の記事は、前回と異なる部分や、特に目についた部分を中心に記したい。
【地域の祭事と「砲雷撃戦」との相乗効果】

「砲雷撃戦!よーい!」が開催されたのは7月17日だが、その前日・7月16日は、海上自衛隊にて「サマーフェスタ2016」が開催された。
「砲雷撃戦」を側面から支える、市内商工業者等有志で結成される「舞鶴鎮守府実行委員会」は、前年は独自企画としてウォークラリーイベントなどを結成していたが、今年は実施せず。
その代わり、「舞鎮日本遺産巡礼ツアー」と称し、海軍史跡巡礼とサマーフェスタへの送迎を組み込んだツアーを実施した。

また、各業者も、サマーフェスタ側に出店する傾向が見られた。
サマーフェスタ・砲雷撃戦と2日連続で屋台出店の業者も、決して少なくはなかった。
「砲雷撃戦」主催の「SDF」も、舞鶴の町はサマーフェスタもあるから、見どころが盛り沢山、とサマーフェスタを絡めた形でアピールした。
サマーフェスタ主催の自衛隊も、砲雷撃戦当日は、赤レンガパークの別棟4号館で護衛艦「菊月」関連の展示や、自衛隊グッズの販売を行ったぐらいだ。
「砲雷撃戦」と自衛隊の「サマーフェスタ」はそれぞれ別個の催事でありながらも、互いに意識して相乗効果を狙っている雰囲気だ。


舞鶴では、観光協会主催事業で、7月の夜は、赤れんが倉庫群を明かりで彩る「舞鶴赤れんがサマーイルミネーション」というイベントも実施された。
海軍鎮守府開設から現代までの歴史をストーリーに仕立て、赤レンガ倉庫の外壁に立体映像を投影させるという試みだが、今回、「砲雷撃戦」の前夜祭が、赤レンガパークを離れ別の場所になったのは、この事業が影響したと考えられる。
(毎日新聞「サマーイルミネーション 光が語る舞鶴の歴史 倉庫群の壁に立体映像 31日まで赤れんがパーク /京都」より)

とは言え、この連休の舞鶴は、官民様々な団体が色々な仕掛けを行っている。
7月16日には巡礼ツアーで史跡探訪の上、サマーフェスタに参加。夜は前夜祭に参加して、サマーイルミネーションにも足を運ぶ。そして7月17日には、本番の「砲雷撃戦」を楽しむ…
こんな具合に、舞鶴を「遊びつくす」流れが出来上がったのが、今回の「砲雷撃戦」の特徴と言える。

実際、今回は公称8000人の来場と言われている。(前年は公称5000人)
この数字は、去年も今年も、さすがに盛り過ぎの気がしないわけではないが、昨年よりも来場者が増えているのは間違いなさそうだ。
参加サークルも、170spと前回よりも多い。
3連休中日という好条件の日程ゆえとも考えられるが、加えて「サマーフェスタ」「砲雷撃戦」で相乗効果をもたらしたとも言えるだろう。
そして、舞鶴鎮守府実行委員会のツアーが、この2つのイベントをうまく結び付けたのでないか?とも考える。



【相変わらず水分の不足する屋台】

昨年の「砲雷撃戦」では、全般的な取組としては肯定しつつも、飲み物を販売するお店が少なかったことを弱点として指摘した。そして、飲料の出店強化を主張した。
会場の赤レンガパークは、自動販売機が皆無同然である(昨年は「ゼロ」と申し上げたが、正確には1基、パーク内の分かりづらい所に存在していたのを確認した)。水分提供の絶対量が少ない点を、問題視させていただいた。

今年の状況を見ると、屋台に果物系ジュースのお店も出店し、昨年より改善の形跡は確認できる。
だが、去年より来場者が増え(公式発表ベースでは1.6倍)、去年よりも熱い真夏の開催だ。加えて、即売会会場内は冷房が利かず地獄の蒸し暑さで、俺たちの暑さをご体感いただこうと主催氏を火あぶりに処したくなるほどw
…まあ、最後のそれは冗談だが、昨年よりも、水分を求める状況は、格段に強まっている。
果物ジュースのお店が一つできたぐらいでは、我々の喉の渇きは癒せない。はっきり言って、全然足りない。
(アルコールを売るお店は少なくないのだが、アルコールを飲める人ばかりではないですしね…)


特にお茶・水・スポーツドリンクなど無糖系ノンアルコール飲料の不足は深刻だ。
先述した赤レンガパーク内唯一の自販機は、開場2時間を過ぎた14時頃の時点で、無糖系飲料がブラックコーヒー除き全滅という有様。
「サマーフェスタ」ではキリンビバレッジが出店、冷たい飲料を給仕するスポットが存在したようだが、この手のお店は「砲雷撃戦」にこそ必要だ。
出店側である「舞鶴鎮守府実行委員会」側には、名物料理も良いが冷たい飲み物(ビール以外)も、と申し上げたい。

ちなみに、赤レンガパーク・即売会会場内、常設店舗の方は少し進化していた。
あそこのアイスコーヒーを注文するぐらいしか、無糖系・ノンアルコールの水分補給ができないって事情もあるのだが…注がれたコーヒーのカップは、こんな感じw

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【提督の多く集う 舞鶴たかお温泉】

西舞鶴駅から南に3kmぐらい行くと、舞鶴随一の天然温泉・日帰り入浴施設である「舞鶴たかお温泉」という施設がある。
「たかお」というネーミングもあり、気になる提督も少なくないだろうw
この温泉は、タクシーの運転手さん曰く、海水浴帰り、海に潜った人々が汗を流しに訪れるとの事。まさに、「舞鶴の温泉」に入りたがっている、潜水艦娘たるろーちゃん(呂500)に相応しい温泉と言えるw
「舞鶴たかお温泉」は、「ろーちゃんの聖地」と見なして間違いないw

この「舞鶴たかお温泉」、海水浴帰りの人々に加え、「砲雷撃戦」帰りの提督連中も多く足を運び、相当の混雑に。
特に、「砲雷撃戦」で痛車展示を行っていたこともあり、痛車勢も少なからず。
常時、少なくとも痛車が4〜5台は止まっている状態で、これが夕方以降夜までずっと続く…

どうやらこの温泉も、艦これ提督の「聖地」になりそうだw
ろーちゃんや高雄とも、ご縁はありそうだしw