「名古屋コミティア」にサークル参加した自分だが、この日の名古屋市内では、もう一つ気になるオンリーイベントが開催されていた。
名古屋市内の繁華街「大須」の、「名古屋企業福祉会館」で開催された、千年戦争アイギスオンリー「758大討伐ミッション」である。

千年戦争アイギスは、DMMが開発したwebプラウザゲーム。
艦隊これくしょん等のDMMゲームで遊んでいると、時々広告でアイギスの存在が見えるので、名前だけなら知っている、という方も少なくないだろう。
アイギスは、意外に二次創作としての人気も高い。
2015年秋開催の「割るのです…王子」は、埼玉県川口市「フレンディア」での開催。70サークル集まっての開催だったが、一般参加者は700人〜1000人と聞いた。
サークル数の割に一般参加者は過度に多かったようで、ひと昔前の東方オンリーのような展開。入場も制限され、会場外には参加者による長蛇の列が形成された。
東方熱もひと段落着いた昨今では珍しい修羅場っぷりが、話題を呼んだ。

「割るのです…王子」は、会場を都内に移し、翌2016年5月にも開催。この時は123サークルと、さらに規模を拡大させる。
そして11月13日にも3回目が開催。カタログが名古屋のこのイベントで前売りされていたので拝読したが、240spにも達している。サークル数ベースだともう少し数は落ちるにせよ、それでも200前後には達するだろう。

とこんな感じで、じわじわと成長を遂げる、アイギス二次創作。
名古屋でも「名古屋コミティア」と同日に大須で開催というが、大須の「名古屋企業福祉会館」は、そんな大きくない会場だったはず。30〜40サークルを詰め込むのが精いっぱいの広さだ。
川口の混乱を聞いた身としては、この会場で果たして大丈夫か?という心配も募るw
「名古屋コミティア」の方は売り子に代わってもらえる目途が付いた所で、急きょ大須に急行した。

大須に着いた時点では12時を回っていた。
11時開場なので、開場後の混乱もひと段落着いた後。私が来たときは、少し落ち着いていたと思う。
それでも会場は参加者で渦巻き、往来に不自由するほどではないものの、それなりに混雑していた。

聞いてみると、今回は一般参加者が12時半時点で300人を回っていたとの事。
サークルも30サークルの参加で、そんな余裕のある配置でもない。
その程度の広さでしかない大須のこの会場に、300人が来た、というのは相当の混乱だったろう。サークルに対する一般参加者数は10倍に達し、数字の上からも、相当数の買い手が参集していた様子が窺える。
当然、これだけ買い手が集中すれば、サークルの売れ行きも良い。半分近くのサークルが「完売」の札を掲げていた。

参加者は、20代の若手男子中心。
ゲーム自体に年齢制限をかけていることもあり、流石に未成年はいなかったものの、年長でも30代前半がせいぜい。全般的に若く、平均年齢は、恐らく名古屋コミティアより10歳は低いだろう。
我々高齢化したベテラン同人者が気付かぬ内に、若い世代でこれだけの盛り上がりを見せる展開、というのも面白い。

会場内を見ると、会場隅の落書きコーナーが、異様に盛り上がりを見せていた。
また、13時を過ぎると、ステージにコスプレイヤーさんが上がっての「コスプレショウ」もスタート。全部見ずに途中で「名古屋コミティア」の会場に戻った為詳しくは分からないが、狭い会場でのステージイベントだけに、会場内の参加者ほぼすべての注目を集めていた。

こうしてみると、混雑が懸念されたものの、何とか参加者を上手く流すことに成功。熱気を溢れさせながらも、大きな混乱もなく終了した模様だ。
次回以降の開催は未定だが、アイギスの勢いを考えると、今の「名古屋福祉会館」では手狭なのは明らかだ。別の会場も模索した方が良いだろう。