友人から、何度かお誘いを受けていたこともあり、サークル参加。
このイベントに関しては、イベントチラシの事前申請制というルールに不満を感じており(特にサークル机上からの配布にも制限を加えているあたり)、これまで余りサークル参加をする気も無かった。
このルールに対する不満は、今も変わることはない。
(参照・2010年07月08日付『3/28 岡山市「ぶちすげぇコミックバトル」』

ただ、最近自サークルからイベントチラシを撒く事も少ない。
自サークルの活動に制限を加えられることもないだろう、とも判断し、サークル「STRIKE HOLE」としては初のサークル参加を決意した。

会場の岡山ドームは、JR北長瀬駅から徒歩10分。岡山駅からバスも出ているし、駐車場も広いので、車組・公共交通組ともにアクセス面では支障がない。
ただ、この日は雨足が強く、来場者も少なめな印象。秋開催という時期的なものもあるのかもしれないが、大雑把に数えた限り、初動参加者は300〜400人ぐらいだったと思う。
サークルの方は、前回5月開催から半年ぶり。久々の開催という事情もあろうが、なかなか健闘している。
今回は、通常のオールジャンル同人誌即売会に加え、プチオンリー的に刀剣乱舞オンリー「備前de乱舞」も併催。オールジャンル200spに、刀剣乱舞オンリーで60sp。トータル260spで、5年前10年前にお邪魔した時に比べ減りは見られない。
オールジャンル同人誌即売会、全国各地どこもかしこも規模縮小の傾向だ。そんな中「ぶちすげぇコミックバトル」は、併催イベント効果等もあるにせよ、規模を維持するだけの健闘を見せている。この点には、敬意を表したい。

ちなみに、ジャンル傾向としては刀剣乱舞(プチオンリー側)の60spを除くと、「あんさんぶるスターズ!」「おそ松さん」とアクセサリー・雑貨系が、それぞれ20sp程度で際立っている。
次いで、東方や艦これが、7〜8spといったところだろう。

雨天ということもあり、予定より10分前倒しした10時50分から、一般入場がスタート。
当サークルにお立ち寄りいただける方も、ちょくちょくお見えに。ありがたい限りである。

12時30分を過ぎると、「ぶちすげぇコミックバトル」の名物企画「コミックバトル」が特設ステージ上にて始まるが、それに先立ち【議員さんの挨拶】が始まる。
毎回、自民党の議員さんによる挨拶が始まるのが恒例で、2016年の3月・5月の「ぶちすげぇ」では、参議院議員岡山県選挙区から出馬予定だった(現在議員に当選)小野田紀美氏も挨拶されたとのこと。
今回は、地元岡山1区選出の逢沢一郎氏が挨拶されるらしいという噂も流れたが、最終的には、自民党岡山市議会幹事長・浦上雅彦氏が登壇。
主催氏と共に、アニメやマンガ等の文化的な重要性を力説。「コンテンツツーリズムにも力を入れたい」とも仰っていたので、コンテンツツーリズム研究にも力を注ぐ自分としても、うれしい言及であるw

「ぶちすげぇ」で、特定政党の議員が登壇することには、賛否両論あるだろう。
自民党嫌いの方からは、特定政党の後押しをすることに対する反発の声も聞く。

一方、政治家と仲良くしておくことで、会場確保など即売会を開く上でプラスに働くこともある。
今回のイベントカタログ内コラム「GAKUYAOCHI」によると、血糊のコスプレに対し「会場が使えなくなったらどうするのか」とクレームが入り(この程度で開場が使えなくなるということも考えにくいが…)、主催より友人市議を通じ、会場にも経緯を説明し対応。事無きを得たようだ。
自分としては、同人誌即売会である以上「場」を確保することが最も優先されるべき「正義」であるから、その目的を達成する手段として、政治家と誼を保つことも否定されるべきではない。そう考える。

もっとも、主催氏が自民党支持者ということもあり、自民党に偏ってる気がするのは気になるが…ただ、参加者がそれを拒否しサークル参加数の減少に繋がるだとか、即売会の運営に影響を及ぼす事象が発生しなければ、まあ良いのではないかと思う。
(たぶん民進党の政治家呼んでくるよりは、拒否反応は少ないと思うし。)


12時45分過ぎから、「コスプレバトル」をスタート。
コスプレイヤーが、ステージ上でパフォーマンスを行うイベントで、「ぶちすげぇ」ならではの名物企画だ。
即売会会期中のステージイベントは、一般参加者の目線がサークルからステージに目移りする傾向があり、サークル的にはあまり好ましくない企画となることも多い。ただ「コスプレバトル」に関しては、会場の一角で開催されており、音響が会場全体に大きく響くなどの支障もない。サークル的には迷惑案件にならず済んでいると思う。

コスプレバトルは、結構人気の企画。
参加するに当たっては、webを経由しての先着順受付となるが、募集開始後即瞬殺・締切とのこと。参加できないコスプレイヤーも多く、申し込めないことにクレームも上がっている、という話も聞く。
私がステージ上に立ち寄った時は、ステージ上でソーラン節に合わせた踊りをコスプレイヤーさんが披露されていた。


久々に参加した「ぶちすげぇコミックバトル」であったが、こうして見ると、サークルも一般参加者も安定。コスプレバトル等の名物企画も健在だ。
全般的に安定した運営で、岡山同人者の受け皿として機能しているのではないか?とは思う。

その一方、岡山は「ぶちすげぇコミックバトル」以外の同人誌即売会が育っていないという点が気になるところだ。イベントカタログ内コラム「GAKUYAOCHI」によると、「良く保って1年位」という話だ。
今のままでは、「ぶちすげぇ」が仮に何らかの事情で開催でいなくなったら、岡山からイベントの灯が消えることにもなりかねない。
今後は、四半世紀にも及ぶ岡山でのイベント開催経験を活かし、「後進主催の育成」という部分にも力を注いでいただきたい、とも考える。これまでは、それも中々上手く行かなかったご様子とお聞きするが、是非とも後進育成も成功させていただきたい。そのように考えている。