12月23日の山形県鶴岡市開催の同人誌即売会が、冬コミ以外では「年内最後の即売会」とするつもりだったが、どうやらその目算は、まさかの誤りだった模様。
12月29日のコミケ初日、大崎で評論系同人サークルを集めてのプチイベントが開催されるとのこと…うーむ、評論サークルの大半はコミケ3日目だから、コミケ1日目の開催ならそんな被ってはいないから影響は比較的小さいけどさ…まさかこの日に突発開催とは…俺も読めなかったわーw

元々、コミケ初日は年内最後の出勤日に当たるため、参加が難しい日(艦これや東方の日だったというのに…無念なり…)
だが、このイベントなら、我が勤務先も大崎近くにある。昼休みに抜け出して参加も可能っぽい?
というわけで、昼休みに私は会社を抜け出し、このオンリーに足を運んだw
大崎駅は、りんかい線の接続駅ゆえ、コミケ来訪者が大勢足を運ぶ駅。
だが、その多くは乗り換える(またはそのまま電車で素通りする)だけに足を運ぶだけに過ぎず、改札の外に出ることはめったにない
せっかく大勢が足を運んでくれてるのだから、大崎の改札の外にも目を向けて貰おう、ということで大崎に足を運ぶコミケ来訪者を少しでも取り込もうとする、地域活性化イベントが、今回の評論オンリーの親イベントとなる「大崎コミックシェルター」だ。

「大崎コミックシェルター」の取組は、その前身となる存在としては、2012年よりスタート。
大崎駅近辺店舗による、コミケ来訪者への割引企画等を実施したが、スタート当初では3店舗しか割引企画に参加せず。知名度も弱く寂しい状況。
だが、回を重ねるごとに参加店舗も増加。2013年には「大崎コミックシェルター」として発足し、大崎駅構内での案内放送の実施や、コミケ帰りの休息場所の提供、駅改札での参加者応援イラスト掲示、アイドルイベントなど企画も増強。参加者も少しずつ増えていった。
今回2016年冬コミでは、戦利品の提示でおしるこサービスなどの嬉しい企画も。
将来的には、モバイルバッテリー充電所や近隣ポケストップへのポケモン誘致などがあると便利かも?とは思ったw

この中で、新たな取組として始まったのが、評論オンリー「おもしろ同人誌バザール」を大崎コミックシェルター内に呼び込んで開催させる、という展開だ。
突発企画の為、私も気づくのが遅れてしまったが、短い募集期間にもかかわらず評論サークルが16サークル集結。
サークルにしてみれば、コミケ3日目以外にもコミケ期間中の頒布機会が増える為、新刊をこのイベントでプロモーションも兼ねてのフライング販売…なんて戦略も可能になる。新刊さえ間に合っていれば、決して悪い話でもない。
サークルは全サークル委託としての参加(まあ、コミケ会場に足を運ぶ人も少なくないし…ねえ…)だが、都合が付くようなら直接足を運んでも良いようだ。

私が足を運んだ時は、開場少し前、まだ設営の最中。
(昼休みの都合上、開場してからは足を運べなかったので…)
オフィスビル「大崎ゲートウエイ」の地下吹き抜け「アトリウム」にて、ステージイベント会場の近くにお店を構えていた。
机2本分ぐらい用意され、そこに委託品が並べられ頒布される、という展開だ。
ステージ目の前の配置で、ステージイベントの音響が大きいので、話し声が聞こえづらいのが難点だろうか。
オフィスビルの中。一般人がふらりと立ち寄るシチュエーションも想定し、「書店で買えないおもしろ本が大崎に大集合!」とも銘打った看板の用意。その存在をアピールしていた。

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私は、お昼休みに設営時の様子をちょっと覗いただけにとどまったので、開場後の様子はレポートできない。開場後については、以下の記事が参考になるだろう。

コミケ帰りの「おもしろ同人誌バザール」で見つけた超マニアックな書籍5選

私が思ったこととしては、この即売会は「発想の勝利」というなのだろうということ。
コミケ会期中の開催という一見冒険的な日程ではあるが、開催日をコミケ1日目とし、評論の3日目から若干でも離すことで、評論サークルを参加しやすくした。
会期も13時スタート・19時までの開催とすることで、コミケ帰りの参加者が足を運べる設定に。(これは「大崎コミックシェルター」の趣旨通りだろうが)
こうして工夫を凝らすことで、評論サークルに新たな頒布の機会を創出すると共に、コミックマーケットとも共存できる体制を構築したと言えるだろう。

こういうユニークな試みは、コミケのみならず、コミケ終了後のアフター部分にも、楽しみが生まれる
コミケ及びコミケ周辺をより楽しむための、一つの選択肢にもなるのではないか。