ＳＴＲＩＫＥ ＨＯＬＥの新刊「解説！全国同人誌即売会事情」や、当ブログ記事・2017年07月04日付『スタジオＹＯＵは、「即売会全国展開」の看板を捨てたのか？』でも触れたが、昨今、スタジオＹＯＵ主催・オールジャンル同人誌即売会「おでかけライブ」の撤退が、全国各所で数多く目に付く。
福井でもそれは同様で、
＞2016年12月18日(日)福井商工会議所開催の【おでかけライブin福井55】は、より一層皆様にイベントを楽しんでいただくことを検討してまいりました。
＞その結果、2017年3月26日(日)に開催を予定しておりました【おでかけライブin福井56 春まつり2017】と冬のお祭りイベントとして、合同開催を行なう運びとなりました。それに伴い、イベントタイトルを【おでかけライブin福井55＆56 ウィンタースペシャル2016】へ変更させていただきます。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
という口実で2017年3月の開催を中止。合同開催名目で開催された2016年12月のイベントを最後に、以後即売会が開催されない。
恐らく、事実上の「地域撤退」と思われる。
（この手の「合同開催」を名目に先のイベントを潰し、合同開催のイベントを最後に即売会が開かれなくなる地域は、福井以外でも散見される）
福井でもそれは同様で、
＞2016年12月18日(日)福井商工会議所開催の【おでかけライブin福井55】は、より一層皆様にイベントを楽しんでいただくことを検討してまいりました。
＞その結果、2017年3月26日(日)に開催を予定しておりました【おでかけライブin福井56 春まつり2017】と冬のお祭りイベントとして、合同開催を行なう運びとなりました。それに伴い、イベントタイトルを【おでかけライブin福井55＆56 ウィンタースペシャル2016】へ変更させていただきます。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
という口実で2017年3月の開催を中止。合同開催名目で開催された2016年12月のイベントを最後に、以後即売会が開催されない。
恐らく、事実上の「地域撤退」と思われる。
（この手の「合同開催」を名目に先のイベントを潰し、合同開催のイベントを最後に即売会が開かれなくなる地域は、福井以外でも散見される）
「おでかけライブ」の撤退により、即売会空白地域となる箇所も決して少なくはないものの、幸いにも、福井に関しては、「がーでんえふ」が年2回、定期的に開催されており、空白地域化はかろうじて免れた。
公式サイトを見ると、毎回過去最高の入場数を更新しているとのことで、「おでかけライブ」不在の受け皿として機能しつつあるようだ。
即売会側も、福井市・鯖江市・越前市を中心に、ポスター・チラシ等で宣伝に積極的な様子も伺える。自分としても、気になる即売会の一つであった。
この日は京都市内で東方オンリーが開催。当方もサークル参加を予定していたが、最初の2時間だけスペースを売り子に任せ、当方は初動参加を福井に設定。福井を見てから京都に向かおう、と決断した。
会場は、ＪＲ福井駅から徒歩3分、駅前のハピリンホール。
福井駅西口の再開発工事を経て新たに登場した商業施設施設。ここの３階に備わっている多目的ホールを利用しての開催だ。
駅に近いので、自分のような遠征組とっても、アクセス便利な立地だ。
開場11時前の初動は、約60人ぐらい。地場のオールジャンル即売会が、尻上がりに参加者が訪れる傾向が強いので、初動で60人来てれば相当良い方だ。
実際、用意したパンフレット300部は完売、最終的には350人ぐらいではないかとの観測も、主催側より為されている。
会場は、募集７０ｓｐが満了。
但しこれは企業参加分を交えての数字。実際には３企業で２０ｓｐぐらい埋まっているので、サークル分としては、実質５０ｓｐぐらいであろうか。
驚きなのは、会場からせり出す能楽の舞台。
このホールは能楽にも使える設定で、追加料金を払えば能楽の舞台も利用できる模様だ。
これをコスプレ参加者向けの背景として供用。コスプレイヤーによる集合写真では、３０人以上が集っている。
和風の背景ということもあり、また長物を禁止していないというルールもあってか、コスプレイヤーの多くが「刀剣乱舞」だった点も興味深い。
ただ、能楽舞台に汚れが見つかったとのことで、開催中に使用禁止の措置が取られたとも聞く。残念な話だが、新しく、かつ高額な会場だ。我々参加者も、大切に利用したいものである。
（次借りるときは、何らかの対策が必要に思われる）
年齢層は、けっこうバラけており、若手から年長まで様々。
男女比も、見た目３：７ぐらい。大きな偏りは見られない。
老若男女問わず、地元の同人者が集っていることがうかがえる。
年齢がバラバラな分、サークルの頒布物も多様さが際立つ。
50円の小物・アクセサリー類から、1000円単位のアクリルパネルまで、サークルにより様々だ。
同人誌を刊行するサークルも、少なからずお見掛けしており、本を買いたいという方にもなじめそうだ。
ジャンル傾向に関しては、創作に集中しており、全体の1/3を占める。年齢層高めなこのジャンルが、参加者の平均年齢を押し上げ、老若男女問わずの様相を形作っているのかもしれない。
他、「刀剣乱舞」が３サークルの参加。「とうらぶ」は、コスプレのみならずサークル側にも少なからずいらっしゃるようで、ジャンルの「強さ」も感じる。
私は最初の１時間だけ見て京都に向かったが、その後は「イラストオークション」や「ビンゴゲーム」等の企画も為されたと聞く。
次回開催も、来年２０１８年の５月に決定している。
今後も継続の見込みが立っているので、県内唯一（になってしまったのが残念だが…）の同人誌即売会として、今後も継続・定期開催を続け頑張っていただけることを願っている。
公式サイトを見ると、毎回過去最高の入場数を更新しているとのことで、「おでかけライブ」不在の受け皿として機能しつつあるようだ。
即売会側も、福井市・鯖江市・越前市を中心に、ポスター・チラシ等で宣伝に積極的な様子も伺える。自分としても、気になる即売会の一つであった。
がーでんえふ広報部@garden291efu
実は、がーでんえふの宣伝の為に、福井市や、鯖江市、越前市の本屋さん等で【がーでんえふ〜よん〜】のポスターやチラシ置いてもらってます！次回は、9/18です(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))宜しくお願いします！！
2017/07/24 15:28:30
この日は京都市内で東方オンリーが開催。当方もサークル参加を予定していたが、最初の2時間だけスペースを売り子に任せ、当方は初動参加を福井に設定。福井を見てから京都に向かおう、と決断した。
会場は、ＪＲ福井駅から徒歩3分、駅前のハピリンホール。
福井駅西口の再開発工事を経て新たに登場した商業施設施設。ここの３階に備わっている多目的ホールを利用しての開催だ。
駅に近いので、自分のような遠征組とっても、アクセス便利な立地だ。
開場11時前の初動は、約60人ぐらい。地場のオールジャンル即売会が、尻上がりに参加者が訪れる傾向が強いので、初動で60人来てれば相当良い方だ。
実際、用意したパンフレット300部は完売、最終的には350人ぐらいではないかとの観測も、主催側より為されている。
会場は、募集７０ｓｐが満了。
但しこれは企業参加分を交えての数字。実際には３企業で２０ｓｐぐらい埋まっているので、サークル分としては、実質５０ｓｐぐらいであろうか。
驚きなのは、会場からせり出す能楽の舞台。
このホールは能楽にも使える設定で、追加料金を払えば能楽の舞台も利用できる模様だ。
これをコスプレ参加者向けの背景として供用。コスプレイヤーによる集合写真では、３０人以上が集っている。
和風の背景ということもあり、また長物を禁止していないというルールもあってか、コスプレイヤーの多くが「刀剣乱舞」だった点も興味深い。
ただ、能楽舞台に汚れが見つかったとのことで、開催中に使用禁止の措置が取られたとも聞く。残念な話だが、新しく、かつ高額な会場だ。我々参加者も、大切に利用したいものである。
（次借りるときは、何らかの対策が必要に思われる）
年齢層は、けっこうバラけており、若手から年長まで様々。
男女比も、見た目３：７ぐらい。大きな偏りは見られない。
老若男女問わず、地元の同人者が集っていることがうかがえる。
年齢がバラバラな分、サークルの頒布物も多様さが際立つ。
50円の小物・アクセサリー類から、1000円単位のアクリルパネルまで、サークルにより様々だ。
同人誌を刊行するサークルも、少なからずお見掛けしており、本を買いたいという方にもなじめそうだ。
ジャンル傾向に関しては、創作に集中しており、全体の1/3を占める。年齢層高めなこのジャンルが、参加者の平均年齢を押し上げ、老若男女問わずの様相を形作っているのかもしれない。
他、「刀剣乱舞」が３サークルの参加。「とうらぶ」は、コスプレのみならずサークル側にも少なからずいらっしゃるようで、ジャンルの「強さ」も感じる。
私は最初の１時間だけ見て京都に向かったが、その後は「イラストオークション」や「ビンゴゲーム」等の企画も為されたと聞く。
次回開催も、来年２０１８年の５月に決定している。
今後も継続の見込みが立っているので、県内唯一（になってしまったのが残念だが…）の同人誌即売会として、今後も継続・定期開催を続け頑張っていただけることを願っている。
