10月1日は、当サークルとしては初のサークル参加となるが、「スーパーヒロインタイム」にサークルとして参加した。
このイベントは、「スーパー女の子オンリー集合イベント」と題し、数々のプチオンリーを併催している。

プチオンリー併催型のイベントは数多いし、それをまとめて一定のボリュームにすることで、即売会としての興行を成立させやすくなるというメリットもある。
昨今、単独開催のオンリーイベントが減少し、この手の集合型イベントが増えているのは、このメリットが大きなウェイトを占めているだろう。
但し、「スーパーヒロインタイム」はそれをある意味徹底させている。併催プチオンリーの数を20以上に増強している点が、大きな特徴だ。
もちろんプチオンリーの中には、参加サークル「ゼロ」とか「1」のイベントもあれば、40〜50集まるイベントもあり、その格差は相当だ。
しかしながら、数多くのこれらプチオンリーを束ねることで、550sp以上の規模のイベントに仕立て上げている点が大きな特徴だ。
今回は、「大田区産業プラザPiO」の大ホールのみならず小ホールも加えての開催だ。

こうなると余りオンリーイベントという雰囲気はせず、どちらかと言えば「オールジャンル」という雰囲気がする。オンリーイベントらしさはどうしても弱い。
ただ、それでもオンリーイベントの開催が滅多にないジャンルとしては、こういう形でも良いからオンリーイベントが開催され、皆が集う機会が創出されること自体がありがたいのかな?という気もする。

特徴としては取り立てたものはなく、「普段のぷにけっと準備会イベント」の延長線上と言えるだろう。定番のDDRが無く、代わりに会場内のスタンプラリー企画を盛り込んだ程度だ。
マンネリと言えばマンネリだろうが、かといって何か企画を出して変化を付けようとしても、多ジャンルを盛り込んだ関係上、ジャンル間のバランスもとりづらく、身動きがし辛いようにも思える。難しいところだ。
BGMも、当該ジャンル作品にまつわるテーマソングを幅広く取り入れ、多ジャンルゆえのバランス取りに腐心している印象だ。多ジャンル合同ならではの難しさを感じさせる。
告知イラストも、各ジャンルごとに絵を描いてもらう分、手間がかかることとお察しする。

そういう多ジャンル合同ならではの大変さはあれ、その分サークルも一般参加者も数多く集い盛況に。13時過ぎまでは常時人でごった返す展開。
苦労も大きい分、動員の多さで報われたのではないだろうか。
当方も「けものフレンス」で新刊を出したが、反応もそこそこ。参加して充分手ごたえを感じさせた即売会であったと思う。
次回は来年春の開催。スケジュールが合い、かつ参加できそうなプチオンリーがあればという条件付きにはなるが、また参加してみたいとも思う。