企業経営者にしてお金持ちの女の子・一条さんが漫画連載を目指す、というコンセプトの4コマ漫画。
著者・garnet氏は、東方界隈でサークル活動もされており、私も氏とはそこでご縁をいただいた。2015年春当サークル刊行の「この同人誌即売会がすごい!」では、表紙イラストでご協力をいただいたこともある。

たぶん1〜2年前のことだと思うが、たぶん何気なくの世界だろう。
突発的に描いてTwitter上にあげた4コマが、この「セレブ漫画家一条さん」である。
その時は「あ、面白い」程度でリツイートぐらいはしたものの、その後の展開があったとまでは想像できず…

その後この4コマは8000リツイートを獲得。
出版関係者の目にもとまったようで、最終的にはweb媒体「@vitamin」での連載が決定。
そしてこの度、単行本として発刊されるに至った。




改めて読んでみて、一条さん、そして脇を固めるキャラ達も少しずつ個性が出てきて、キャラ立ちしている印象。
新米漫画家として連載を目指すも、企業経営とは違った難しさがあり悪戦苦闘しつつも、「夢」に向かい努力している様子が、garnet氏ならではの柔らかな画風の下コミカルに描かれている。
読んでてなかなか面白かったので、今後のweb連載も含め期待したい漫画である。結構オススメ。