21世紀初頭。かつては沖縄本島からはるか南、先島諸島・石垣島に同人誌即売会が存在していたらしい。名前だけは、なんとなく存じている。
残念ながら、この即売会は後継イベントもなく消えてしまった。
以降は那覇市内の同人誌即売会(「おでかけライブ」など)が「最南端」の即売会となった。

2016年、最南端即売会が、那覇から南に移動した。
この年に、先島諸島・宮古島に立ち上がった同人誌即売会「みゃーけっと」
宮古島の「みゃーけっと」が、日本最南端の即売会として君臨(?)することになる。

日本全国数多くの即売会を行脚する筆者が、この即売会に注目しないわけがない。
しかし「11月開催?他のイベント入ってるわ!」だとか。
「8月開催?台風で飛行機欠航したら詰むじゃねーか!」だとか。
そういう理由で回避してはいたものの、12月開催となると、コミケ前でイベント開催数も少なくスケジュールのバッティングも無い。台風リスクも少ないし、観光的にはオフシーズンだから飛行機も比較的安いし。参加しやすい環境が整った、ということでサークル参加を決めた。
…とはいえ、やはり宮古島への道は遠かったw
LCCで下地島空港(注:宮古島空港へはリムジンバスで移動可)に渡ればラクなのだが、運行日が限られ、前日入りは難しい。
天候や機材繰りによる欠航のリスクも高い。渡航できないのが一番困る。
ということで。確実を期すため、便數も多く潰しが利きやすい、那覇乗継を選択することに…。その代わり、乗継時間含め、正味6時間掛かってしまった…やっぱ遠い…。

確実に宮古島にたどり着くべく、前日昼間に宮古島入り。
夜は宮古島で「島料理」に舌鼓を打ち、万全の体制で臨んだw

IMG_20191130_183942


会場は、JAおきなわ宮古地区本部農業情報管理センター。
いわゆる、農協の建物だ。
そこの2階がホールになっている。ステージもある。少し古めの建物だが、即売会向きの会場だ。

IMG_20191201_124642


車社会の宮古島。
宮古空港から市街地に直結するバスは、1日3〜4本。
宮古空港を降りた観光客がほぼ全量レンタカー会社に向かうレベルで、公共交通機関でのアクセスは厳しい。
ただ、会場は宮古空港にも近いので、タクシーならワンメーターで辿り着ける。
会場〜市街地間ならば、バス路線も集中しているので、30〜60分に1本はバスが走っている。車組以外でも、何とかたどり着けるアクセスだと思う。

13時開場。一般参加者は初動20〜30人クラスだが、地方の即売会は、開場時に人出が集中することはなく、むしろ尻上がりの傾向。
常時人が訪れる展開なので、最終的には、200人近く来場していたと思われる。
ちなみに、参加サークルは直接参加が14サークル(25spぐらい)、これに加え委託参加が12サークル。宮古島に足を運ぶのがしんどいようなら、委託参加も一つの手だろう。(筆者も過去3回委託で参加した)

参加者層は、老若男女問わず、多種多様。
家族連れも、決して少なくない。
男性向け・女性向け問わず、「島のオタク」が総出で集ったかのような印象だ。
年1回ペースの開催だが、「島のオタク」にとっては同じ趣味の「仲間」と一堂に会せる貴重な機会だ。今後も何とか継続して、開催いただけることを願ってやまない。

特長的なところは、サークル・コスプレイヤーでなくても、オタクならば能動的に参加できる企画が多いところだ。
自己紹介カードの掲示コーナーは、若い世代中心に10数人が参加。
落書きコーナーも、皆が思い思いのメッセージを残している。

IMG_20191201_151350


そして「ラミカコーナー」は、オリジナルのラミカ作りを体験できる企画。
こういうところから、ものづくり・作品づくりの楽しさに目覚めてくれれば、それが将来のサークル参加にもつながる。
同人という名の「沼」に、若い世代を引きずり込む…ゲフンゲフン同人世界への門戸を開く、意義深い企画だ。

この他、コスプレイヤー向けのコスプレコンテストや、色紙争奪・抽選会も開催。
様々な企画が織り交ぜられ、17時の閉会まであっという間だった。

…いやさ、13時開場・17時閉会とやや遅めのスケジューリングなんで、東京モンは帰るの大変なんよ!w
この日は沖縄マラソンもあって那覇経由便が全然取れなかったので…仕方なく後泊して翌日帰京しました…(汗)