STRIKE HOLE

同人関係者に役立つ補助金の申請を支援します。補助金申請通らなかった方は、ご相談ください!採択される確率を、確実に上げます。 サークルとしては、同人誌即売会・アニメ聖地町おこしの評論中心にやっています。 【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系とアホ評論の二本立てです。

2005年04月

明日の東京のりもの学会

今日のお昼過ぎまで原稿仕上がるどころか原稿完成の目途さえ付かなかったのですが・・・終わってみれば新刊2冊出せそうです。

「愛知万博旅行記」(400円)
 3月の3連休に愛知万博内覧会に参加。その時の様子をレポ。

「電波評論集」(300円・再録本)
 昔自サイトで発表していたお電波な評論の中から、自分的に気に入った電波な評論を自選・編集した再録本。

他、点取り占い(1回50円)などの余興や、他サークルさんの委託本に、某オンリーイベントのチラシ配りもやってるというサークル初参加にしては妙なカオス状態のサークル参加になりそうです。
自サークル紹介のペーパーもご用意。

東京のりもの学会は、同人イベントには珍しく一般参加費用が無料。
気軽に参加できるイベントです。
無料のペーパーやチラシを受け取るだけでも構いませんので、是非お越し下さいませ。
楽しみにお待ち申し上げております。

個人主催イベント開催について

オンリーイベントの開催、というものは非常に難しいものであります。
サークルがちゃんと集まってくれるか、一般さんが来て下さるか。
ある程度の人が来なければ、せっかくのイベントも寂しいものになり、盛り上がりにも欠けたものになってしまいます。
せっかくの「イベント」ですから、賑わいが必要であるように思います。

賑わいをもたらずにはどうすんべか。
参加者を増やす為「告知」が重要になってきます。
チラシを作って、イベントやお店に撒きます。といっても、撒けばいいわけじゃない。効率的に撒かないと費用もかさみます。
チラシだって1枚換算5〜20円、決して安くない金額です。後述しますが大抵のオンリーイベントは普通に頑張っても、平均5〜10万円の赤字です。黒字イベントなんてごく稀です。
赤字を減らす為にもチラシ配布をいかに少なくして、最大の効果(サークル・一般の参加増)を狙うわけですが、匙加減も難しいです。

スタッフ内部の統制も難しいです。
信頼を置いていたスタッフが実は造反者だったという例は枚挙に暇がありません。(ちなみにそのスタッフは、知り合いの他サークルを巻き込み、当該ジャンルの他サークルにオンリーイベントに参加しないよう促した形跡あり)

収支的にも厳しいです。
個人主催のイベントの収支は大抵赤字です。
収入はサークル参加費用、一般参加費用。
支出はチラシ代、会場レンタル代、パンフ印刷費用。他にも備品・小道具代、お手伝いスタッフへのお弁当代(ボランティアでやってくれてるんでこのくらいは持たないと。)などの費用がかかります。

都産貿60sp(1sp3500円)、一般300人(カタログ代500円)と仮定すると
収入は60x3500=210000 300x500=150000 総合計36万円

一方支出はといいますと・・・
チラシ10,000枚(表1面カラー)100,000円
会場費(椅子・机など使用料も含む)240,000円
パンフ印刷費用(500部、20ページとして) 80,000円
お弁当代、その他備品費用 40,000円
総合計は46万円。

酒の入った人間の計算なんで非常にアバウトですが、ざっと計算した限り12万円の赤字かと。
無論、チラシをカラー⇒モノクロにして経費節約を図る事もできますが、見栄えが悪くなるので一般・サークル参加減に繋がる可能性もあります。
サークル・一般の参加費用値上げで収支均衡を図ろうとしても、参加者減に繋がりかねません。

じゃあその赤字はどっから出るのか?
そりゃあ決まってます。主催個人が被ります。
だから余程財力のある人、10万20万持つ覚悟のある人じゃないとイベント主催なんて勤まりません。

サークルさんは複数のイベントに参加したり、通販・店舗で売ったり、コミケもあります。良い作品ならば買い手が付きますから最終的にはつぎ込んだ額を回収できるでしょう(良い作品なら、ですが)
しかし、イベンターはどんな良いイベントであっても、そのイベント一回こっきりでしか投資を回収できる事ができないわけです。
そういう意味では、サークルよりイベンターの方が、構造的に赤字になりやすい体質と言えましょう。
サークル参加はし易いけど、イベンターはやりづらい、とも言えましょうか。

まあ、サークルも売れない時はつらいわけだし。イベンターとは別の意味での苦しさがあるとは思いますが。


そんなイベンターにとっては苦しい状況下。
精力的に数々のイベントを実施、成功させている団体「SDF」
男性向けジャンルのオンリー中心ですが、彼らの精力的な活動ぶりには敬意を表したいと思います。(他にもケットコムさんも精力的かな)

SDF主催前川氏がブログを開設しました。
現時点ではイベント論的なことを述べられておりますが、やはり多くのイベントを成功させた実績と自信の裏打ちか、その言葉には重みと含蓄が含まれているように思います。
今後個人でイベントを開きたいとお考えの諸兄には、前川ブログは必見ですね。

あ、大阪の男性向けオールジャンル「comic cmmunication」より当選通知のメールが来ました。
これでコミコミ参加確定だそうです。
スペースは判り次第お知らせしていきます。
(コミコミも1000spもの規模で個人運営だもんなあ・・・すごいよなあ・・・)
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花羅

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同人イベント評論のポリシーとしては、「否定的な事は極力抑えて前向きな提言を目指す」「男性向け・女性向けの枠、地方・都会の枠に囚われない評論を目指す」の2点を常に念頭に置く所存です。
コンテンツツーリズム・アニメ聖地町おこしの研究・評論も時折やります。
どうぞ宜しくお願い致します。

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